カテゴリー「経済・政治・国際」の記事

2011年10月12日 (水)

民主国家ではなく官僚独裁国家だったのね、日本は・・・ ネットに見る正論~崩壊した三権分立~Caccyo通信111010


Caccyo通信111010です。
初公判後の記者会見で、共同通信の林記者に対し「じゃあ、三権分立を君はどう考えてんの?」と逆質問された小沢一郎氏の言葉。
この小沢氏の記者会見を機に、中学・高校時代に学んだ三権分立について、改めて考えてみたという方もいるのではないでしょうか。

Caccyoさんは本文中「日本の三権分立は形骸化し、民主主義は崩壊同然になってしまっているといえるのではないでしょうか!?」と書かれています。


民主主義に関して、小沢一郎氏の初公判での発言から引用します。

「明確な犯罪事実、その根拠が何もないにもかかわらず、特定の政治家を対象に強制捜査を行ったことは、明白な国家権力の乱用であり、民主主義国家、法治国家では到底許されない暴力行為

「国民から何も負託されていない検察・法務官僚が土足で議会制民主主義を踏みにじり、それを破壊し、公然と国民の主権を冒とく、侵害した

「議会制民主主義とは、主権者である国民に選ばれた代表者たる政治家が自由な意思により、その良心と良識に基づいて、国民の負託に応え、国民に奉仕する政治であります。国家権力介入を恐れて、常に官憲の鼻息をうかがわなければならない政治は、もはや民主主義ではありません


いま我々が目にしていることや過去に起きた事件などを想起すると、私たち国民は日本のことを民主主義国家だと思ってきましたが、実は民主主義国家ではなかったのかもしれないと思えてきます。
「いかにも民主主義らしく体裁だけを整えた独裁国家」だったのだということです。

独裁者は誰か? 官僚です。
国政の要所要所で首を突っ込んでくる宗主国アメリカ様と、阿吽の呼吸で日本国民の富を貪る「寄生虫」。彼らが政治家と財界・マスコミを従え、日本を支配する権力そのものなのですね。

権力者の意に添わぬ者は抹殺される
これはどの独裁国家にもある、我々が見聞きしてきた話だと思います。

中国は共産党、北朝鮮は将軍様、そして日本は官僚様。
"独裁国家御三家、東アジアにあり"だなんて、世界中の笑いものです。


日本が官僚の独裁国家であるならば、その官僚独裁国家は明治以来続くものであり、しかるに、三権の分立も現在それが形骸化しているということではなく、もともと民主国家を装うため、偽装のためにあるのではないでしょうか。
日本が民主主義国家だと信じ日々の生活を送ってきた私たち国民は、アメリカ様と官僚様の掌中にあるのです。
主権者は国民ではなく官僚様とアメリカ様なのです。

【参考】
日本の独立 (植草一秀著)


私は諦めません。日本の自主独立と真の国民主権を勝ち取るために、とことん闘います。小沢一郎と共に。

■ネットに見る正論~崩壊した三権分立~Caccyo通信111010


ネットに接続していると、さまざまなスパムメールが送られてきます。投資系、資格系、アダルト系など数多あります。大半は即削除ですが、中には経済コラムを載せているものもあるので、時々開いてみるものもあります。
つい最近、財政危機問題について「なるほど分かり易い」と思ったコラムが投資系メールにあったので、皆さまにもご紹介します。


111007株レモン《シャトーブリアンのコラム》より

 * * * * * * 以下、引用 * * * * * *


▼財務省がおかしいのか、私の頭がヘンなのか!?

産経新聞にオピニオンという欄があり、対立する2つの主張を対比させています。
先日は、「復興増税」をテーマにしていました。

学習院大学教授岩田規久男氏は「復興費用はどのようにしてまかなうべきか」という問題に対して「復興国債を発行し日銀がそれを引き受ければいい。金融緩和を同時に進めることでデフレ脱却につながる。増税は内需を減少させ一層のデフレになる」と私と同じ(おそらく多くの国民と同じ)意見を述べています。

それに対して大蔵省出身の元金融担当の柳沢伯夫氏は「増税はせずに日銀による復興債の引受で対応すべき」という意見に対して「冗談ではない、財政規律が崩れ、海外市場からの信任が失われる。
ギリシャのように国債の売り浴びせを受け、長期金利が跳ね上がる最悪の事態になりかねない」といっています。

この柳沢氏の考えは国の経済を全く理解していない、ギリシャ債務危機と日本を同列に考えるなど、あまりの無知です。
国の経済と個人の経済とは根底から違うということを知らないようです。

経済について柳沢氏や多くの一般の理解は、共通している物の見方が個人のそれであって、経済全体についてのそれでないという点を理解しえないでいることから、ひどく混乱しているように思われます。

財務省のホームページの中に「日本の財政を家計に例えると」という文言で始まり1世帯あたり6661万円ものローンを家計が抱えているとし「子や孫に負の遺産を残す」という警告文が載っていました。

よく恥ずかしげもなくこのような無知な文言を書けるとは只々あきれ果てます。
家計の債務と国の債務を同列にしか考えられない愚かな人たちが日本を動かす財務省の考えとは情けないかぎりです。

それとも知っていてわざとやってるのでしょうか。
国民には理解できるわけないと。
であるとすれば、人をバカにした話です。


金を借りるということは貸す人がいるわけです。

それでは国は誰から金を借りたのですか?
日本国の場合は明らかに日本の国民です。日本国の債務は日本国民の資産です。つまり日本国債の大部分は日本国民が所有しています。


政府債務の約95%を引き受けているのは日本国民の貯蓄です。つまり我々の預貯金や生命保険、年金の多くは国債で運用されています。

したがって、新しく生まれた赤ん坊に借金を負わせるのではなく、むしろ資産を得ることになります。

それ故「日本国の債務」の場合は日本の経済的苦境の物差しではないばかりかそれらと何ら明確な関係も無いということを、まったく理解してない人たちが日本の中枢にいて、日本国を経営しているのです。
恐ろしいことです。

「次世代にツケを残してはならない」と繰り返して発言をしている無知な野田首相の発言には、どのような真実と重要性が含まれているというのですか?

我々国民が必要とするのはレッテルや決まり文句ではなく、この偉大な日本国の経済マシーンを前進させ続ける技術的な問題を、
基本に戻って議論すること
です。

国債を際限なく発行しても良いとは言いません。
しかし現時点の日本国ではまだまだ余裕があります。

ノーベル賞経済学者のクルーグマン教授は「日本やアメリカのように自国通貨を有する国は、国の借金を返すためには最後は印刷機に頼る事ができる。しかしそこからどれくらい引き出せるかは、限界がある。紙幣の印刷に頼るということはインフレを呼び込むことになる」といっています。

ところが日本は強烈なデフレです。
復興国債を日銀が引受け、金融緩和を進めればデフレ脱却につながり、インフレ率が2~4%まで上昇すれば税収が増え、増税せずとも財政再建は簡単にできます。

緩やかなインフレを拒否し、増税路線を優先させる財務省の考え方は正気とは思えません。


  * * * * * 引用、ここまで * * * * *


いかがだったでしょうか?
ボクはこのコラム氏の論旨に、ほぼ全面的に賛成です。
日本の三権分立は形骸化し、民主主義は崩壊同然になってしまっているといえるのではないでしょうか!?


●行政の歪み ~優秀な官僚がなぜ国を裏切る?

国の経済と個人の経済を同列に論じて、「日本の財政を家計に例えると」なんて出鱈目で乱暴な論理を国民に撒き散らしてきた大蔵財務官僚の悪意は、けっして無知から生じているはずなどなく、国民を小馬鹿にした確信犯だと思っています。

日本でトップクラスの頭脳を持つ優秀な官僚たちが、国を裏切るような行動をしていると思いたくはないのですが、そうとしか考えられません。
行政府の主たる内閣をも舐めきった官僚組織が、行政権を完全に支配し、組織の論理、保身の論理が働くのか?確たる理由は言明出来ませんが、コラム氏が言われるような<国民を馬鹿にした><正気とは思えない><情けない限りの>身勝手な為政を布いていると断ぜずにはいられません。。。

事実に反する財政危機論を背景に、増税路線をひた走ろうとする方向性は彼らがいったい何を目論んでいるのか?大いなる懸念を感じます。
歴史を遡っても、景気後退時の増税策が税収増に寄与した例は一度も無く、増税が消費マインドを冷え込ませ、一層のデフレ深刻化が予見できます。

国会議員の間にも政党の枠を超えて強い反対論が存在し、経済学者など専門家にも大いに議論があるにも拘らず、上記の柳沢氏のような単純で稚拙な議論ばかりが強調されることはとても不合理です。
需要減で苦しんでいる日本経済のさらなる縮減を呼び込むだけなのです。


●政治の歪み ~官僚依存のカン政権ノダ政権=軽量内閣

我が国では、昭和の後半を敗戦からの復興と豊かさを求めての経済成長を大きな目標として一丸となって「経済大国日本」を作ってきました。
昭和の終わりには米国に次ぐ世界第2位の経済大国となり、見事に目標を達成しました。しかしその後バブル景気が過熱し、平成の始まりと共にバブルがはじけ日本経済は混乱期に入りました。

その混乱を規制撤廃など「カイカク」によって新しいグローバリズム時代に対応しようとしました。「コイズミタケナカ」のカイカク路線が支持されたのも、そんな時代背景があったからだと思います。
しかしその耳ざわりが良いだけで、国民に負担ばかりを押付ける「カイカク」への疑念が徐々に国民の間に高まり、ついに09年総選挙で<歴史的な政権交代>が選択され、大きな方向転換が実現できたか?と思われました。

しかしながら既得権勢力は、国民が選択した鳩山新政権を検察メディアによる「政治とカネ」攻撃と官僚のサボタージュによる沖縄基地問題で瓦解に至らせ、新政権が目指した「国民の生活が第一」への政策変更を阻止し、既得権勢力に抱き込まれたカン政権に切り替えられてしまったのです。
もちろんノダ政権もその流れを汲む政権であることは自明です。

カン・ノダ両内閣の素人然とした大臣の顔ぶれを見れば、官僚が操り易い軽量大臣を揃えた<官僚依存内閣>であることが理解できるはずです。議会においても、内閣の場合と同じく、官僚の意に沿わない仕事を進めようとすると、官僚はサボタージュで応えるということです。

そんな官僚支配の本質に気付かないまま「やはり民主党内閣もダメ!」と、斬り捨ててしまうことは既得権勢力の思う壺であり、政権交代で将に手に入れんとしていた「国民主権の果実」を自ら放棄する行為に他ならないと思います。。。


●司法の歪み ~陸山会裁判に見る名ばかりの<司法の独立>

その小沢潰しのために動員されたのが、<正義>を背負った司法の権力でした。法律にのみ拘束され政治にも行政にも影響されないはずの検察官・裁判官までもが既得権勢力の走狗となって、小沢氏の政治的抹殺を図ろうとしたのです。

なんと検察の重要証拠の被告の供述調書(逮捕された佐藤検事の誘導による)が不採用となるなど、検察にとって立証は極めて困難な情勢で無罪は間違いないとの事前予想を大きく裏切り、9月26日は裁判官の<推測>によって有罪判決が下されたのです。<推定無罪>ならぬ<推定有罪>の驚愕判決でした。。。
これは議会制民主主義の根幹を脅かす<司法の暴走>にほかなりません。

それはすなわち<司法の独立>を裁判所自ら放棄したに等しく、司法の崩壊といえるほどの大事件でした。しかしそんな認識を持つ国民は多くはありません。当たり前に考えたら判りそうなことが、なぜ判らないのでしょうか?


●メディアの歪み ~国民は正しい情報を伝えられているのか?

国民が当然知っているべきことを知らないのは、情報が伝わっていないから!!間違った情報が伝えられるために、正しい判断ができないからなのです。
現代の民主主義国家にとって大切なのは、正しい情報が伝えられるかどうかです。メディアは国民目線の視点から、中立公平な情報を国民に伝えているでしょうか?

残念ながら現在の我が国のメディアは、この国の政治を支配している官僚組織の広報機関として、彼らの主張に迎合した御用報道を繰り返しているだけのようです。

本来ならばジャーナリスト精神を発揮して権力を監視すべき役割のメディアが、中立的な立場から、広範な情報提供することを期待されているメディアが、あろうことか、一方的な意見を押付けるばかりで反対意見を攻撃し退けようとする報道姿勢は、国民を意図する方向へ誘導しようと(=洗脳しようと)する《翼賛報道》に他ならないと断言できます。


●まずは歪んだ現状に気付くことから ~メディアリテラシーの自覚を~

このように歪んだ官僚組織が内閣を支配し、立法府である議会や政党を牛耳り、司法をも手中に収め国を支配してしまっている!!というのが日本の現状なのです。
三権分立は形式にしか過ぎず、官僚が全てを握っていると言っても過言ではありません。

しかしそんな酷い実情であるにも拘らず、彼らはメディアも手中に収めて情報を支配している為に、国民にはその実情がなかなか伝わらないのです。
正しい情報が伝わらないだけでなく、間違った情報を実しやかに撒き散らかし、「日本が財政危機である」との大ウソを日本中に拡散させて(海外では全く通用しない)、国民に正しい判断をさせないことが、平成以降の日本経済の低迷の大きな原因である!と断じることができると思うのです。

とにかくメディアの歪みは酷いものです。最近ではこのことに気付きつつある人も多くなってきました。
これは頼もしい状況なのですが、多くは「なんかおかしいぞ!」までなんですよね!?
その酷さの背景にある状況・事情にまで、もう一歩踏み込んで理解が進んだなら「このままでは絶対ダメだ!」と確信して、正しい道を希求したくなる筈です。「酷い現状を改めなければいけない!」と黙ってはいられなくなるでしょう!!

「黙っていることは共犯だ!」
そんな思いで、未熟ながら駄文を積み重ねるCaccyoです(^^)v

最後まで読んでいただきありがとうございました。




【小沢一郎氏の支持拡大ツールです】

下記データを印刷あるいはメール送信などにて、友人・知人・ご家族などにお渡しいただき、小沢一郎氏の支持拡大にご利用ください。

小沢一郎氏の決意表明「私には夢がある」 全文
1009141 1009142

※昨年9月14日民主党代表選挙当日のものです。これを知らない国民が多いのです。
PDFファイルのダウンロードと印刷 ⇒ http://bit.ly/e8fVSx
※印刷は両面印刷でどうぞ。

検察審査会の疑惑と起訴議決について~小沢一郎の正論
(民主党倫理委員会への小沢氏の主張)
1102221 1102222
PDFファイルのダウンロードと印刷 ⇒ http://bit.ly/hBJaIo
※印刷は両面印刷でどうぞ。

 

【政治への参加は個人献金から】

これまで小沢一郎氏が主張されてきた「企業献金の廃止」を実現し、個人が政治家を支援することで国政に参加する政治を目指しませんか?
例えば、政治家小沢一郎を支援することは、「自立と共生」という理念を基盤にして「国民の生活を第一とする」国家形成に参加することです。そしてそれは、子どもたちの未来を築く第一歩であり、親として、大人として、子どもたちへの責任を果たす行為です。

小沢一郎氏への献金は、小沢一郎ウェブサイトの「政治献金のご案内」から「陸山会 入会申込書 送付依頼フォーム」に必要事項を記入し(もちろん、献金する金額も!)、送信ボタンをクリックしてください。

陸山会への寄附は、原則として月額1,000円=年額12,000円以上から(月払い、半年払い、年払いのいずれか)とされていますが、一回限りの寄付( カンパ )も、1000円以上であれば随時可能です。
寄付の額はご本人の意思でいくらでもかまいませんし、回数は、一回限りでも毎月の献金でも、或いは年払いでも、ご都合で判断してください。

※入会申し込みが多数殺到した場合、事務処理が遅延し、申し込み後に陸山会から振込先口座の案内が届くまで、時間を要する場合があります。


■必読! 民主党・小泉俊明議員による「小泉竹中売国政治の総括」

2010年(平成22年)2月9日の衆議院予算委員会での質疑から全文掲載

■必見!必読! 緊縮財政・増税論に騙されるな!消費税増税の必要はない!

   (平 成22年2月24 日 衆議院予算委 員会公聴会から)

▽二宮厚美・神戸大大学院教授
「今 こそ垂直的な所得再分配の再構築で経済復興・格差と貧困の是正・財政改革を」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

▽菊池英博・日本金融財政研究所所長
「経済のイ ロハを知っていれば考えられない旧政権によるデフレ下の緊縮財政」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

▽下地幹郎(国民新党) [消費税に関する質疑]
「旧政権では国民から徴収する消費税が、財 界のための法人税減税の財源に使われていた」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

■私たち国民の声を届けよう!

亀井静香ウェブサイト
小沢一郎ウェブサイト


【お願い】

植草一秀氏のブログ人気ブログランキング 応援のクリックをお願いします。 

 主権者は私たち国民レジスタンスバナー by SOBA@「雑談日記」

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2011年9月29日 (木)

宗主国アメリカ様のご指導とは真逆。日本の再興はブラジルに学ぶべし~中間層拡大のための経済政策~Caccyo通信110925

CaccyoさんのCaccyo通信110925です。

野田新政権が大増税路線へと突き進んでいます。このブログの読者のみなさんは、増税より先に財政出動による復興と経済活性化が先だと主張する方が大半かも知れませんが、財政出動派の方も、財務省・マスコミと同じ財政再建派の方も、とにかく、ご一読ください。
日本の再興をどのように進めれば良いか、その答えが得られます。学ぶべきは宗主国アメリカ様ではありません。日本の再興はブラジルにご指導願いたい。

財政出動 ⇒貧困層救済と中間層の拡大 ⇒消費増大 ⇒経済活性化 ⇒税収増

財務官僚どもの反論を聞きたいものですね。


■ブラジルに学ぶべし~中間層拡大のための経済政策~Caccyo通信110925

※Caccyo通信の配信は陸山会公判判決の前日でしたが、掲載が遅れたため、当該記述の一部を判決後のものへと、手直ししました。


日ごろからCaccyo通信では、ウソを拡散する「マスゴミ!!」などと蔑称で呼ぶ大新聞・テレビのマスメディアですが、先日の朝日新聞夕刊に良い記事が載っていたので、皆さんにもご紹介したく思います。

●メディアのウソとホント~権力とカネに支配された政治部・経済部

メディアのウソを疑い、皆さんに気付きを促がすために、Caccyo通信を配信していますが、決してメディアを全否定しているわけではありません。
メディアの報道に含まれるウソは多くても1~2割で、残り8割以上は事実でしょう!!
世の中の出来事・事件・事故などは、概ね事実を伝えているように思います。
社会部や文化部・科学部などは、比較的まともだと云えるかもしれません!!?

ただ政治の背景や分析など主観的な記事には、意図的だと感じることがたびたびあります。官僚依存の政治部や大企業目線の経済部は、既得権益勢力と一体化しており彼らの広報宣伝機関だと断言できると思います。
我々市民がメディアに期待するような権力を監視し批判する「ジャーナリズム精神」は、今の大手メディアにはほとんど残っていないようです。もはや国民目線の立場からは、彼らは憎しみや蔑みの対象となっているのではないか!?とすら思えます。

・原発報道のウソ

たとえば最近の例で云うなら、「原発事故関連」~放射能汚染から住民の命を守るよりも、できるだけ大スポンサーである東京電力を悪者にしないよう被害を過小評価するような報道姿勢、重大なことを知っていても報道しない意図的な不作為などが、次々とネット報道によって明らかにされました。
3.11から最初の一週間で恐ろしいほど深刻な事態になっていて、即座に住民(最低限婦女子)を避難させるべきなのを知りながら、混乱を招くからと「直ちに健康に影響は与えない!」と繰り返したエダノ氏の罪深い行状など知れば知るほど、政府も官僚もメディアも彼らの仲間内である東電の利害を、被災住民の命や生活に優先させてきたことが分かり、絶対に許せません。
原発問題といえばドジョウ首相!!!?「年内に冷温停止を達成させ終息させる!」なんて、とんでもない空手形を国連で約束してきましたが、言葉だけで終わるんでしょうね。既に原子炉格納容器は底抜けしていて、核燃料は東電の管理できる状況下にはないのですから、それを年内に終息させるなんて!!?よくもまあ言えたもんです!!!??

・政治報道のウソ

官僚利権、さらにはその背後にある米国利権にまで踏み込んでくるかもしれないと彼らが恐れた小沢一郎に対して、特捜検察とメディアが一体となって執拗に繰り返した「政治とカネ」報道も、悪意に満ちた弾圧でした。いや、過去形ではなく現在進行形の小沢抹殺ミッションですね!!09年3月からのメディアによる小沢叩きを思い起こしてみてください。当時のメディアの狂乱振りが理解できませんか!!?

石川議員の裁判が結審しました。検察による証拠の不採用など公判を維持することすら難儀なデタラメ裁判でしたが、その内容は一切問われないまま「有罪」という不当判決が導き出されました。
これは残念ながら既定路線だったのです。
裁判の内容など関係なく、司法の権威が「有罪」との判断を下せば、メディア依存の「B層」の方々を「やっぱり!」と小沢真っ黒説に落ち着かせることができるからです。

そんな権力中枢からの圧力をはね返して、中立的な立場から無罪判決が下されることを期待はしていましたが、やはり権力の闇は相当に深かった。。。

はてさて、またまた前振りが長くなってしまいました、、、(^_^;)

●ドジョウ首相もブラジルのルーラ大統領に学んでみたら・・・

今日紹介する社会部の記事は、経済低迷の日本にとって再興に向けての手本を示してくれたようで、「そうなんですよね!」って気持ちで読みました。NHKテレビの「明日の日本」シリーズ等、社会部のルポ的記事・番組には良い物も時々あります。

ご紹介するのは9月13~16日の朝日新聞夕刊に4日間連載された<「未来の国」はいま~躍動ブラジル>①-④です。ネット上では全文は読めないようなので、要点をご紹介します。下記サイト《すくらむ》で、その要点が上手くまとめられています。
http://ameblo.jp/kokkoippan/entry-11018614879.html

今、経済急成長で先進国を追い上げているBRICsの筆頭に挙げられるブラジルですが、その成長の原動力が、貧困層を中間層に引き上げて内需を活性化したことだと!!
どこかの演説上手なドジョウ首相も、「分厚い中間層の復活」をめざす旨の所信表明をしましたが、口先だけでなくどうしたら「分厚い中間層を復活」させられるか?
ブラジルのルーラ大統領に学んでいただきたいものです。

●「ボルサファミリア」=貧困層の救済⇒内需拡大⇒経済の活性化=国全体の成長

03年政権交代によって貧困層出身のルーラ大統領が誕生し、それまでの新自由主義的経済政策を転換し、貧困層を救済することでブラジル経済を立て直そうとしました。
新大統領は就任演説で「全ての国民が3度の食事ができるようにするのが私の使命」と貧困解消を訴えました~目玉政策は「ボルサファミリア」という貧困層への現金支給!!
子供を持つ貧困層の家庭に、月当たり数千円ほどの財政援助をすることで、貧困層の購買力を高め消費を拡大させ、一方で最低賃金を大幅に増額することで内需主導による景気拡大を実現したのです。ビールの消費が増え、パソコンや自家用車が売れて、100の財政支出が144の経済効果(乗数効果1.44)をもたらしているということです。

その結果、03年の政権発足時には30%近くもあった貧困層(月収3万8千円未満)が、09年には15%に半減して1億9千万人の人口の半数が、中間層として旺盛な消費を始めたために内需が活性化し、2桁の経済成長が続いて国中が好景気になって、輸出に頼らず内需が景気を牽引する自律的な経済成長を実現したというのです。

09年の政権交代によって、コイズミ主導の「新自由主義」から「国民の生活が第一」を柱に、ドラスティックな政策転換を図るはずであった!?我が国の鳩山政権の無残で残念な結果とまったく好対照で、その理由を考え込まずにはいられません!!!(-_-;)

●貧困の連鎖を断ったブラジル、新たな貧困を生みだす日本
  ~ヘンリーフォードの金言を思い起こせ~

また「ボルサファミリア」による現金支給は、子供に教育を受けさせることを支給条件としていたため、貧困層にも教育がいきわたり無教育による「貧困の連鎖」を断つことができ、結果として「貧困の再生産」を防止した功績も高く評価されています。このことは日本の「子供手当」「高校授業料無償化」と共通する精神が流れているように感じます。

人口1億9千万人のブラジルにおいて、「ボルサファミリア」による現金支給が最大時で4千8百万人もの国民に給付されていたということです。国民の4分の1もが対象だったのです。これは新党にっぽんの田中康夫代表らが提唱する「ベーシックインカム」論にも通じるものがあるようにも思われます。

彼らの成功は、「新自由主義」による競争経済が格差が拡大させるばかりで、新たな貧困層を次々生み出している米国や我が国などの困難な状況と比較してみたときに、その対比は際立っている!と感じられませんか!??
はたして、どちらの国の国民が幸せだと云えるでしょうか?

貧困層への現金給付のため、富裕層や大企業には高い税負担が課せられていて選挙になると不満の声が上がるそうですが、そんな不満を抱く層も「ボルサファミリア」による好景気の恩恵を大いに受けているので、全体としては政府の支持率は高いそうです。

ボクは、米フォードモーターの創始者ヘンリーフォードの残した金言を思い出しました。
「労働者は消費者であり、労働者を厚遇するほど消費力を増し、社会全体に金が還流する」
自動車が、高嶺の花から労働者が買うことができる商品となった時から、生産のための単なる労働者から消費者・顧客となって、爆発的な生産台数となり、自動車産業が国の基幹産業になっていったことを考えれば、グローバリズムに則って人件費を削減し続けてきた我が国の大企業の間違いに、そろそろ気付けないものでしょうか?

●これからの我が国のとるべき進路は如何に?

かつては我が国にも「1億総中流」とも云われるほど「豊かで」「分厚い中間層」が存在し、時々に「三種の神器」なるヒット商品が次々に生まれ、彼らの個人消費が内需を盛り上げ景気をぐいぐい引っ張っていった時期がありました。昭和30年代後半から50年代にかけてだったでしょうか!?冷蔵庫・カラーテレビ・マイカー・マイホーム・・・・・
そんな経済成長が、最後にはバブル景気となって熱狂し「JAPAN AS NO1」だなんて浮かれていたら、昭和が終わりバブルが弾け、長い下り坂の時代が始まりました。

平成時代の幕開けと共に、米国発のグローバリズムを叫ぶ「新自由主義経済」による
日本攻撃がどんどんとエスカレートして、コイズミタケナカらの売国奴を手足としながら「カイカク」という美名の下、日本的なる共存共栄の経済システムを破壊して横暴な資本至上主義が日本経済を蚕食したのです。働く者の権利や賃金は削り取られる一方で、富は一部の富裕層に偏って格差拡大が進行する厳しい時代を迎えました。
貧困率はブラジルを上回るほどに上昇し、生活保護は敗戦後の大混乱期を上回り、先進国一高い自殺率、年間数百人もの餓死者の存在、数知れない引きこもりや鬱・・・暴動が起きないのが不思議なくらい!!?・・・これが今の日本の実情なのです。
依然として世界トップクラスの水準にあるものと思いながら空白の20年間をもがいているうちに、相当に置いていかれた存在になってしまっています。

痛めつけられた国民生活は相当厳しいレベルにありますが、外資に乗っ取られかかっている日本経済そのものは、依然としてGDP規模で世界第3位を保っており、対外純資産もなんと20年連続で世界一という金持ち国なのです!
100兆円規模の外貨準備金を持ち、企業は250兆円もの内部留保を抱えているのです。
復興予算の10兆や20兆を調達するなんて訳無いはずなのですが、財務省とメディアによる30年以上の洗脳のおかげで国民の脳裏に染み付いた「日本は深刻な財政危機」論の呪縛から抜け出すことができなくなってしまっているのです。。。

●イマジネーションを働かせてみてください♪ Imagine all the people …♪

あなたは日々やりがいのある仕事に従事しているかもしれません。
あなたの家計には余裕もあり、少しも窮してはいないかもしれません。
あなたの子供は満足な教育を受け、しっかりした職に就いているかもしれません。
あなたの子供は結婚して、何人かの子供を授かっているかもしれません。
あなたのまわりには幸福な人ばかりが居るのかもしれません。

でも少しだけ視野を拡げて、周りの人々の状況をよく見つめてみてください。
それでも幸せなあなたの周りに、不幸を見つけだす事はできないかもしれません。
しかし、上記の貧困率・生活保護者数・自殺率・餓死者数は、国の機関による発表を基にした間違いない統計上の数値であり、捏造ではない!!(はずです!?)
日本全体を見渡してみると、新興国ブラジルよりも高い貧困率になってしまった!という悲しくも厳しい現実があるのです。

●あなたの意見はあなたの考え?メディアの受け売りじゃないですよね!?
  ~頑張る者だけが勝ちなのでしょうか!?~

そんな厳しさに国民を押付けながら、既得権益を握り締めた米国隷属体制派は、彼らの広報機関であるマスゴミを使って、活字で映像で皆さんに訴えかけます。
厳しい競争の時代ですよ!のんびりしてたら負け犬になっちまうよ!
グローバルな時代ですよ!うかうかしてたら中国人に負けちまうよ!
負けたら終わりですよ!日々精進努力を重ねスキルを高めなさい!
努力しない奴は負けです!一生、食うや食わずの水のみ百姓さ!

そんな厳しさばかりを吹き込まれ、そうすることが人生だ!負け犬にならぬよう、日々頑張るしかない!と頑張るうちは使ってくれるものの、くたびれてきたら「はい、あなたそこまでね!!」と斬り捨てられて、さようなら。。。
あなたの努力不足なんだから自業自得の自己責任!
野垂れ死のうが自殺しようが、弱い個人の問題なんだから知ったこっちゃない!

最後まで頑張ってきた奴だけは、使える奴だ!!と認めてやろう!
それが新自由主義経済の市場の掟だからと、走り続けるあなたを尊敬はします。
でも、あなたほど頑張れない奴を、馬鹿にするのは間違いですよね!!?
つまずいた者には手を貸してやって、共に歩けばいいじゃないのか!??


●洗脳メディアの騙しのテクニックとは?新聞テレビの役割分担!!

今の日本の政策は、米国が望む「グローバリズム」を世界の流れであるが如く是認し、それを基本的な前提として、我が国の在り方を規定しようとしています。
なので、国民一人ひとりの幸せよりも、米国流の競争社会で生き残っていくためにすべき方策(=スキルアップ、たゆまざる努力)を提示し、そこへの適応を呼び掛けることが重要であると云っているようです。
メディアはそれを仕方ないものだと受け入れさせるために、活字や映像を駆使し、さらに学者などの学問的権威を利用して、世の中の厳しさを受け入れさせようと日々画策しているのです。

つまりは「米国の利益が一番!」の政治をやりながら、そのウソや欺瞞に満ちた醜い真の姿を日本国民から少しでも遠ざけるために、新聞は考える国民向けに偏った洗脳情報ばかりを繰り返し流して、もっともらしく解説し洗脳するのです。
そしてあまり考えない国民向けには、テレビが劣悪低俗なバラエティ番組やバカバカしいお笑い番組、スポーツ番組などを流して、いびつに歪んだ日本の政治・経済の本当の酷さや厳しさを彼らに気付かせないように画策しているのです。。。

君たちの生活が苦しいのは、努力が足らないから!
学生生徒が就職できないのは、選り好みばかりしていて熱意が足らないから!
全ては自己責任の世の中なんだから、自分の努力不足を棚に上げて、政治や社会のせいにしようとするのは、負け犬の所業だ!
グズグズ文句言ってる暇があったら、勉強して資格の1つでも取ってみたらどう!?
ネットで文句を垂れるお前らこそ、植草や小沢に洗脳されているんじゃないか!?
・・・そんなふうに考えるように仕向けられているだけなのです。。。

●大胆な政策転換で、積極的な財政出動を日本復活の呼び水にすべし!

今や工業高校や商業高校でも進学する生徒が大幅増だそうです。彼らはさらに学びたくて進学するのではありません。よい就職先が見つかれば就職したいのですが、見つからないのでやむなく大学や専門学校へ進学しているのです。
また懸命に勉強して難関の司法試験を突破し、弁護士事務所へ就職を希望する弁護士の卵ですら、思うように就職先を見つけられない状況なんだとか!?
大卒後に大学院に進み、博士号まで取得した秀才たちが職に就けないという「ポスドク問題」なども、すべて根本には国民のためにカネを回そうとしない政府の、国としての根本的な間違いが原因になっています。
内需低迷によって国内の仕事の絶対量が不足しています。個々の就活の取り組み方や熱心さが問題なのではありません。

つまり国内経済がデフレでシュリンクしてしまい、日本全体にカネの巡りが悪化しているのです。経済の血液であるカネが動かないので、養分が体全体に届けられず、あちこちで血行障害が起きたり貧血になって、ふらついたり立ちくらみを起こしたり、本来の健康とは程遠い弱った状態になってしまっているのです。

およそ20年も続いている、この病的な状態から日本経済を立ちなおす方策は、財政危機という洗脳情報のウソから国民が覚醒し、ブラジルを見習って国民のためにカネを使って内需を刺激し、個人の消費を上向かせ、活発なカネの動きやモノの動きを呼び起こして、新たなる需要を生み出していくような、積極的な財政政策が必要不可欠だと思います。

実質的なゼロ金利が続き、資金需要が冷え込んだ日本において、金融政策が景気対策に機能することはまったく期待できません。震災や原発事故によって民間の設備投資が冷え込んでいる今、政府が思い切った財政出動を断行して復興を推し進め景気を刺激するしか、日本経済の復活は考えられません。

残念ながら「財源財源!!」の官僚主導ノダ内閣に期待は全くできませんが、、、(~_~;)

一人ずつでもこのメディアの流すウソから覚醒する人が増えることが「最初の一歩」
だと信じて、これからも微力ながら発言を続けていくだけです。。。。。(^^)v

長文を最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(__)m



【小沢一郎氏の支持拡大ツールです】

下記データを印刷あるいはメール送信などにて、友人・知人・ご家族などにお渡しいただき、小沢一郎氏の支持拡大にご利用ください。

小沢一郎氏の決意表明「私には夢がある」 全文
1009141 1009142

※昨年9月14日民主党代表選挙当日のものです。これを知らない国民が多いのです。
PDFファイルのダウンロードと印刷 ⇒ http://bit.ly/e8fVSx
※印刷は両面印刷でどうぞ。

検察審査会の疑惑と起訴議決について~小沢一郎の正論
(民主党倫理委員会への小沢氏の主張)
1102221 1102222
PDFファイルのダウンロードと印刷 ⇒ http://bit.ly/hBJaIo
※印刷は両面印刷でどうぞ。

 

【政治への参加は個人献金から】

これまで小沢一郎氏が主張されてきた「企業献金の廃止」を実現し、個人が政治家を支援することで国政に参加する政治を目指しませんか?
例えば、政治家小沢一郎を支援することは、「自立と共生」という理念を基盤にして「国民の生活を第一とする」国家形成に参加することです。そしてそれは、子どもたちの未来を築く第一歩であり、親として、大人として、子どもたちへの責任を果たす行為です。

小沢一郎氏への献金は、小沢一郎ウェブサイトの「政治献金のご案内」から「陸山会 入会申込書 送付依頼フォーム」に必要事項を記入し(もちろん、献金する金額も!)、送信ボタンをクリックしてください。

陸山会への寄附は、原則として月額1,000円=年額12,000円以上から(月払い、半年払い、年払いのいずれか)とされていますが、一回限りの寄付( カンパ )も、1000円以上であれば随時可能です。
寄付の額はご本人の意思でいくらでもかまいませんし、回数は、一回限りでも毎月の献金でも、或いは年払いでも、ご都合で判断してください。

※入会申し込みが多数殺到した場合、事務処理が遅延し、申し込み後に陸山会から振込先口座の案内が届くまで、時間を要する場合があります。


■必読! 民主党・小泉俊明議員による「小泉竹中売国政治の総括」

2010年(平成22年)2月9日の衆議院予算委員会での質疑から全文掲載

■必見!必読! 緊縮財政・増税論に騙されるな!消費税増税の必要はない!

   (平 成22年2月24 日 衆議院予算委 員会公聴会から)

▽二宮厚美・神戸大大学院教授
「今 こそ垂直的な所得再分配の再構築で経済復興・格差と貧困の是正・財政改革を」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

▽菊池英博・日本金融財政研究所所長
「経済のイ ロハを知っていれば考えられない旧政権によるデフレ下の緊縮財政」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

▽下地幹郎(国民新党) [消費税に関する質疑]
「旧政権では国民から徴収する消費税が、財 界のための法人税減税の財源に使われていた」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

■私たち国民の声を届けよう!

亀井静香ウェブサイト
小沢一郎ウェブサイト


【お願い】

植草一秀氏のブログ人気ブログランキング 応援のクリックをお願いします。 

 主権者は私たち国民レジスタンスバナー by SOBA@「雑談日記」

| | コメント (0) | トラックバック (3)

「控訴審で破棄されるのは明らか」なんて、願望じゃなく国家権力の謀略を糾弾するコメントしてよ、小沢弁護団さん


「日本は本当に恐ろしい国だ。事件を捏造し無実の人を無理矢理犯罪人にでっちあげ、無実の証拠すら無視し強引に有罪へと持っていく。今回の陸山会の元秘書3名だけではない。一般市民も同様、実際に服役した人も多い。 こんな警察・検察・裁判所を税金で養い、彼らと利権を貪るマスコミを信じる日本人。」

これは一昨日ツィッターに書き込んだ私の言葉です。http://bit.ly/qGFm9K

今回の判決からは、国家権力側のシナリオには小沢一郎氏の有罪までが既定のゴールとして明記されており、現在はその完結に向け粛々とストーリーを進めているだけだということを、思い知らされました。このままでは小沢一郎氏の有罪は100%確定です。

日本はとんでもない法恥国家です。北朝鮮、中国と共に、東アジアの独裁国家御三家のひとつであることを、今回は思い知らされました。
私たち小沢一郎氏を支持する者だけではありません、日本の自主独立を望む人、真の民主主義と国民主権の確立を目指す市民はみな声を上げ、この国家権力の横暴を糾弾すべきです。権力を握る者が誰でいったい何を企んでいるのかを晒し、大衆の意識を変えなければなりません。

ところがこの判決に対し、10月6日が初公判の小沢一郎氏の弁護団は「証拠に基づく事実認定の代わりに、根拠のない推認を積み重ねた今回の判決が控訴審で破棄されるのは明らか」とコメントしています。まさか「控訴審で破棄される」などと、本気で考えてはいないと思いたいのですが、私はこのコメントを読み、「小沢一郎の弁護団は無能集団か?」と危惧しています。

霞ヶ関と永田町の売国者連合と彼らの背後にいるアメリカ様。この「日本の植民地化推進機構」一派が今回の判決への流れを主導していたであろうことは、日本の政治・外交情報を少しでも入手している方ならば、誰もが理解していることだと思います。
そしてこの絶対的主従関係を堅持する「日本の植民地化推進機構」の広報機関であるマスコミ各社が、今回の結果を「真っ当な判決」との印象付けを行い、小沢一郎を悪の権化の如く国民を更に洗脳し続けていくことも明白です。

裁判官は彼らの人事権を握る最高裁の意向通りに仕事を全うします。その最高裁の長官や判事には、米国と霞ヶ関、自民党清和会らと関係ある人物が就いているのです。残念ですが、元秘書の3名は、これまでの多くの国策捜査と同様、高裁でも敗訴し最高裁では上告を棄却され、それで終わりでしょう。

これは、私たち素人でも読める話です。それをプロ集団である弁護団が「今回の判決が控訴審で破棄されるのは明らか」などと、自分たちの願望を根拠ある確定した話のように表明するのは、いかがなものか。私は小沢一郎弁護団に対する不安と不信を抱き、小沢一郎の政治生命の危機を強く案じています。

小沢一郎氏は、国民の労働の対価を貪り我欲のために国を売り払う売国者どもを駆逐せんとする悪党(=民衆のために国家権力と闘う国士)なのです。
その悪党を支えるべき小沢一郎弁護団は、国家権力の謀略を打ち破るために、国民が「国の謀略」に気づくための行動をいま行わなければならないと、私は思います。

しかるに、検察と組み最高裁から地裁まで意思統一された権力を相手に「控訴審で破棄される」などという絵空事を口にする弁護団には、彼らの現状認識の甘さを痛感し、このままでは小沢一郎氏の敗訴へと突き進むしかないと、落胆してしまいます。

検察は判決前に、小沢一郎氏の政治的抹殺のために無理筋のシナリオを描きそれを先導した2名の検察幹部を処分していました。佐久間達哉・大津地検検事正(54)を「国連アジア極東犯罪防止研修所」(アジ研)の所長へと左遷させ、左遷を拒んだ大鶴基成・最高検公判部長は退職しました。
これは、殆どの調書が証拠採用されないという無理筋の陸山会事件を、シナリオ通りの3被告有罪とするために、最高検がその落とし前をつけたものと推察します。そしてその見返りとして、裁判所に3被告の有罪判決を意思決定させ、今回の地裁判決に持っていたのではないでしょうか。
当然背後には、対米自立を目指す小沢一郎排除という、米国の意向もあるはずです。

小沢一郎氏の無罪は、何か裏取引でもしない限り困難なものと思えます。


本日はこれでタイムリミットです。今回の陸山会事件公判に関する記事は、機会があれば改めて書きたく思います。

予定ではボランティアの報告をするはずでしたが、十分な睡眠時間を取らねば「ただちに健康被害を及ぼす」私の現状において、今だ原稿を書き上げるまでに至りません。ご容赦ください。
次稿はCaccyo通信、その次にボランティアの報告とさせていただきます。



【小沢一郎氏の支持拡大ツールです】

下記データを印刷あるいはメール送信などにて、友人・知人・ご家族などにお渡しいただき、小沢一郎氏の支持拡大にご利用ください。

小沢一郎氏の決意表明「私には夢がある」 全文
1009141 1009142

※昨年9月14日民主党代表選挙当日のものです。これを知らない国民が多いのです。
PDFファイルのダウンロードと印刷 ⇒ http://bit.ly/e8fVSx
※印刷は両面印刷でどうぞ。

検察審査会の疑惑と起訴議決について~小沢一郎の正論
(民主党倫理委員会への小沢氏の主張)
1102221 1102222
PDFファイルのダウンロードと印刷 ⇒ http://bit.ly/hBJaIo
※印刷は両面印刷でどうぞ。

 

【政治への参加は個人献金から】

これまで小沢一郎氏が主張されてきた「企業献金の廃止」を実現し、個人が政治家を支援することで国政に参加する政治を目指しませんか?
例えば、政治家小沢一郎を支援することは、「自立と共生」という理念を基盤にして「国民の生活を第一とする」国家形成に参加することです。そしてそれは、子どもたちの未来を築く第一歩であり、親として、大人として、子どもたちへの責任を果たす行為です。

小沢一郎氏への献金は、小沢一郎ウェブサイトの「政治献金のご案内」から「陸山会 入会申込書 送付依頼フォーム」に必要事項を記入し(もちろん、献金する金額も!)、送信ボタンをクリックしてください。

陸山会への寄附は、原則として月額1,000円=年額12,000円以上から(月払い、半年払い、年払いのいずれか)とされていますが、一回限りの寄付( カンパ )も、1000円以上であれば随時可能です。
寄付の額はご本人の意思でいくらでもかまいませんし、回数は、一回限りでも毎月の献金でも、或いは年払いでも、ご都合で判断してください。

※入会申し込みが多数殺到した場合、事務処理が遅延し、申し込み後に陸山会から振込先口座の案内が届くまで、時間を要する場合があります。


■必読! 民主党・小泉俊明議員による「小泉竹中売国政治の総括」

2010年(平成22年)2月9日の衆議院予算委員会での質疑から全文掲載

■必見!必読! 緊縮財政・増税論に騙されるな!消費税増税の必要はない!

   (平 成22年2月24 日 衆議院予算委 員会公聴会から)

▽二宮厚美・神戸大大学院教授
「今 こそ垂直的な所得再分配の再構築で経済復興・格差と貧困の是正・財政改革を」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

▽菊池英博・日本金融財政研究所所長
「経済のイ ロハを知っていれば考えられない旧政権によるデフレ下の緊縮財政」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

▽下地幹郎(国民新党) [消費税に関する質疑]
「旧政権では国民から徴収する消費税が、財 界のための法人税減税の財源に使われていた」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

■私たち国民の声を届けよう!

亀井静香ウェブサイト
小沢一郎ウェブサイト


【お願い】

植草一秀氏のブログ人気ブログランキング 応援のクリックをお願いします。 

 主権者は私たち国民レジスタンスバナー by SOBA@「雑談日記」

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2011年9月 1日 (木)

小沢一郎は国家再建への一歩へと手を打ちました。我々ももう少し耐え我慢し、戦いましょう。

せっかく復帰したのに、また体調を崩しそうになってしまいました。(苦笑)
もともと4月に体調を崩しここまで長引いたのは、昨年から続く菅政権による1年以上に及ぶ政治空白と、被災者と原発被害者を見殺しにする国および福島県など自治体、これらに対する憤りがストレスとなったことが根本にあります。

昨年の小沢・鳩山ダブル辞任以来の1年5ヶ月にもおよぶ政治空白から、やっと抜け出すことができるかもしれない。今度こそ「国民の生活が第一」の原点に戻り、日本再建へのスタートが切れるかも知れない。やっと被災者支援と復興に手をつけられる。そのような期待も、代表選の結果を知った途端に吹き飛んでしまいました。


それにしても、前原誠司の出馬と同時に突然視界から消えた野田佳彦氏が、なぜまた直前に息を吹き返し、そして代表になり得たのでしょうか?
代表選の結果によって大きなストレスを受けつつも、いつしか私の意識はその疑問を解くことに向かいました。

そして今は、本日発表されるであろう野田新内閣の顔ぶれを見て、また小沢一郎氏の党員資格停止をどう扱うかの発表を待ち、それから新内閣のことを考え判断していこうと思っています。

野田佳彦氏は代表に就任早々、幹事長に興石東氏 国対委員長に平野博文氏、政調会長に前原誠司を起用しました。
驚きました。これは本当のノーサードへの一歩か? それとも小沢一郎追い落としへの序曲か? 党の舵取りを小沢・興石ラインに委ねるのか? 或いは、興石氏を取り込み小沢支持者の分断を図るのか?

興石氏は、党幹事長だけでなく参議院の議員会長もそのまま兼務されるそうです。
野田氏が小沢・興石ラインに委ねる判断を下したのならば、これで小沢氏の力を借りてねじれに対応した国会対策が可能となります。興石氏を取り込み小沢グループ分断を図るとすれば、参議院民主党を分裂させ、自公との大連立に向かう手筈なのだと判断できます。

前原誠司を政調会長に任命したことは、大連立への布石ともとれます。しかし反面、政調会長専任で入閣はないということから、マスコミ報道で前面に出る機会は減少します。これは米国軍産複合体のスパイともロボットとも言える前原誠司が、取り敢えずは押さえ込まれたというようにも受け取れますし、別の見方をすれば、「誠司とカネ」スキャンダルを水面下に沈めるための、将来の前原復活に向けた米国側の意向があるのかもしれません。

まあとにかく、これらのことは組閣人事とその後の政策方針、小沢氏の党員資格停止解除の有無を見て、見極められるでしょう。

国対委員長となった平野博文氏についても触れておきましょうか。どうしてこの人がまた党の役職に就くのか?私には不思議でなりません。鳩山内閣での官房長官時代の前科を考えると、どうにも不安です。この人にいったい何ができるのでしょう?何を期待すればいいのでしょう?

ボスがボスだけに、部下も部下です。政権交代早々に官邸の記者会見オープン化を阻んだのが官房長官に任命されたばかりの平野氏でした。その後の普天間基地移設のゴタゴタについても、平野氏は能力もないのに表に出て、結果、混乱を拡大させ収拾不能とさせた主犯の一人です。
鳩山元首相は、早い時期に平野氏を含む官邸と閣僚人事に手をつけるべきでしたが、優柔不断に何もしないまま包囲網を形成され、退陣へと追い込まれました。

鳩山氏といえば、彼の理念とビジョンはしっかりしていますし信頼できますから、方向性を示すだけでいいので後は何もしないでいただきたく思います。
現在の混迷は、政権交代時に鳩山氏が小沢氏を入閣させなかったことから始まりました。その後いろいろありましたが、昨年9月の代表選も、本年の棺直人政権に対する内閣不信任案提出時も、今回代表選での海江田候補支持一本化も、上手くいくはずの流れを全て、鳩山氏にひっくり返されてしまいました。


コラ、鳩山由紀夫! 
今後一切、一人で動くな!交渉するな!邪魔するんじゃない!! 
小沢一郎の足を引っ張るな!!!



スッキリしたところで話を戻します。問題の、この後に控える組閣人事について。

仙谷や岡田あたりを起用してくるかどうか、そしてどのポストを与えるのか、小沢支持者の有力議員を入閣させるかどうか、注目ですね。

もしも小沢支持者が入閣し、~それでもまだ信じられませんから~ それに加えて、野田首相が代表選でのスピーチ通りに「国民生活が第一」への回帰、マニフェストの理念を守り公務員制度改革にも手をつける方向へと向かうならば、国民は大歓迎ですし野田内閣を支持します。しかしその場合、野田首相は野党とマスコミに「黒いカネ」疑惑を追求され、窮地に追いやられることは、見えていますね。またまた代表選か?或いは解散総選挙か? それで結局、また前原誠司が出てきそうです。(苦笑)
逆に旧体制の利権を守るための、これまでと同様の米国+官僚の傀儡政治を継承するならば野田首相は安泰で、国民と経済は更に疲弊、次期代表選か総選挙で "やはり" 前原誠司が復活し、ようやく "悲願の" 米国の植民地化が完結、最悪の場合、日本は米国が画策する極東での戦争勃発へと引き込まれるかも知れません。

・・・なんとも、私はいつからこんなに暗い人間になったのでしょうか? どうしても前原誠司が復活するシナリオを描いてしまいますね。(苦笑)


さて、冒頭の「なぜ失速した野田佳彦氏が突然復活し代表になったのか?」との疑問について、私は代表選直後からいろいろと考えてみました。

やはり米国は、仙谷に小沢一郎氏と面会させるまでして前原誠司を首相にしたかったのですが、あまりにも汚い「誠司とカネ」の問題が顕在化したため、今回は前原を温存するために、直前になってシナリオを変えたのだろうと思いました。それが代表選直前の28日夜の「野田佳彦が有力」との予想外の報道に示されており、これが米国の意思なのだろうということです。
そういう背景があり、結局、米国と財務省のバックアップで野田佳彦氏が代表に選出されたのだとの解釈です。


話は変わりますが、代表選前に公表された各候補の推薦人について、私は東京新聞に掲載されたそのリストをみた際、首をかしげてしまいました。地元で応援していた江端貴子氏が、よりによって野田佳彦氏の推薦人になっていたのです。同じく地元の小林興起氏は鹿野道彦氏を推薦しています。
因みに、Caccyoさんが心配されている岐阜の阿知波(あちは)某は、しっかりと前原誠司の推薦人になってました。(笑)

鹿野氏の推薦人には、中山義活氏の名前もあります。馬淵澄夫氏のところには高山智司氏もいます。
私の地元の江端貴子氏や小林興起氏をはじめ、これらの議員のみなさんは、前原を除く他の陣営の情報収集と、それに代表選勝利と「国民の生活が第一」の政策実現に向けた、小沢・鳩山グループと各候補者との連携の可能性を探るために推薦人となっているのではないかとも考えましたが、しかし、それ以上に不安が募ります。本当は小沢支持者の間で相当割れているのではないか、海江田さんでは反対する者が多いのではないか、小沢・鳩山グループから脱退者が出ているのではないかと、そのような心理が働いてしまいます。


【参考】2011.8.29 民主党代表選の推薦人リスト

前原誠司

推薦人:
阿知波吉信、泉健太、井戸正枝、小川淳也、小原舞、城井崇、菊田真紀子、黒岩宇洋、小宮山洋子、斉藤進、下条みつ、高井美穂、高橋昭一、仁木博文、古川元久、細野豪志、山井和則、柚木道義、渡辺周(以上衆院)
小川勝也、徳永久志、中谷智司、林久美子、松浦大悟(以上参院)

馬淵澄夫

推薦人:
石井登志郎、磯谷香代子、大西健介、櫛渕万里、阪口直人、杉本和巳、高井崇志、高野守、高邑勉、高山智司、滝実、玉置公良、長安豊、福島伸享、宮崎岳志、吉川政重(以上衆院)
ツルネン・マルテイ、藤末健三、前川清成、横峯良郎(以上参院)

海江田万里

推薦人:
赤松広隆、東祥三、糸川正晃、岡本英子、奥野総一郎、小沢鋭仁、川内博史、小宮山泰子、辻恵、中川治、中塚一宏、初鹿明博、原口一博、福田昭夫、松野頼久、山花郁夫(以上衆院)
小川敏夫、尾立源幸、桜井充、佐藤公治、武内則男、谷亮子、谷岡郁子、藤田幸久、安井美沙子(以上参院)

野田佳彦

推薦人:
荒井聡、打越明司、江端貴子、大串博志、岸本周平、近藤洋介、柴橋正直、武正公一、手塚仁雄、中川正春、橋本博明、花咲宏基、藤村修、牧野聖修、松本大輔、三谷光男、森岡洋一郎、森本哲生、森山浩行、谷田川元、山口壮、山田良司(以上衆院)
長浜博行、広田一、蓮舫(以上参院)

鹿野道彦

推薦人:

池田元久、石田勝之、大島敦、大畠章宏、川村秀三郎、楠田大蔵、小林興起、小山展弘、佐々木隆博、篠原孝、末松義規、田名部匡代、筒井信隆、中山義活、橋本清仁、樋口俊一、松崎公昭、吉田公一、和嶋未希(以上衆院)
大島九州男、大野元裕、白真勲、舟山康江、前田武志、増子輝彦(以上参院)


そして代表選の結果は、第1回目投票の2番手以下の連携による野田佳彦氏の勝利、海江田氏の逆転負けでした。

「馬淵氏が決選投票では海江田氏以外に投票すると発言」などと、NHKが虚偽報道までして小沢一郎氏の復権阻止に動きましたが、私には、海江田氏を支持したことで中間票を取り込めなかったのではないか、これが負けた要因の一つだろうと、そう思えてなりませんでした。

結果に愕然とし、子どもたちの未来が、被災者のみなさんの生活が、日本中の原発周辺住民と福島で被曝された方々のことが思い浮かび、辛く、苦しく、やるせなく、涙が出ます。

民主党の議員たちは、本当に何もわからない馬鹿ばかりなのだろうか? 被災者支援も復興も手をつけず、国際テロ国家ともいえるほどに意図的に放射線の垂れ流しを続け、全福島県民に対し放射線被曝の影響調査のために人体実験を行うなど、自らが選んだ首相の下でこの国難という名の人災を引き起こしておきながら、国家再建に向けた次の首相を決める政権与党の代表選で、この結果です。

こうなると、他陣営の推薦人となった上記議員さん方へも、私の怒りの矛先は向かいます。代表選翌日の30日夕刻、私は江端貴子氏と小林興起氏の事務所に抗議の電話をしました。

江端貴子氏に対する電話は、概ね以下のような内容です。

「何故、野田のようなアホの推薦人になったのか?」

「何も考えてない、財務省だけではなく全ての官僚に言われるがままですよ!」

「こんな大事な選挙で、どうして小沢氏と行動を共にしないのか?」

「米国と官僚の傀儡から政治を国民に取り戻すチャンスだったのに!」

「この国難、全閣僚が小沢さんの指示の元に動く体制が必要でしょう?」

「総選挙では小林興起氏を比例に回してまでして、勝たせてもらったのに!」

「つい先日も駅前で、小沢さんを支えると、返事をしてくれたじゃないか!」

「まさかこのような裏切られ方をするとは!」

延々と電話に出られた秘書の方に怒りをぶつけたのですが、江端氏と連絡を取って下さり、折り返しの電話で説明して下さいました。とても誠実で気配りと心配りのある女性秘書です。
その秘書の方からの話で、なぜ江端貴子氏が野田佳彦氏の推薦人になり、そして野田氏に投票したのか、その理由も経緯も、よく理解し納得できましたので、引き続き江端貴子氏を信じて応援することをお伝えしました。ただし、それでも「野田佳彦を信じるのは甘いと思う」との一言を添えて。

この女性秘書は、小沢一郎氏の理念や政策についてもよくご存じでした。江端氏は素晴らしい秘書をお持ちだなあと、感心した次第です。

江端氏が野田氏の推薦人となり野田氏に投票した経緯について、ここで詳細を書くことはできませんが、関連することを気弱な地上げ屋さんが書かれてました ので、今回の代表選では小沢一郎氏とその周辺で「こんなことがあったんだ」と、そのようにご理解下さい。

江端貴子氏については、政策で小沢一郎氏を支持する当選1回の衆議院議員ですが、北辰会に所属しているわけではありません。どこのグループにも所属せず、自らが信頼し信じられる政策を支持し推進していきたいと考え行動されています。

小林興起氏の事務所へも抗議しましたが、鹿野氏の推薦人であったが決選投票で誰に入れたかは、不明とのことでした。新聞を読んでも、小林興起氏の投票先は公表されていませんでした。
私は小林興起氏を尊敬していますが、小林興起氏が小沢一郎氏のことをどのように思っていらっしゃるかは、よくわかりません。しかし今後も国民のために全力を尽くされるであろうことは、疑う余地も無く、信頼しております。

代表選の翌日、小沢一郎氏は、小沢氏を支える議員のグループを1本化すると発表されました 。当選1回議員の「北辰会」と当選2回以上の「一新会」、それに「参議院グループ」が統合され、小沢氏自らが率いる政策集団となるようです。

野田首相が小沢氏と米国+官僚の間でどのような方向に舵取りをしていくかは、まだわかりません。もしかすると、小沢氏はまたもや騙される結果となるかもしれません。

いまのこの国難を乗り切るのに一刻の猶予もならぬことを、誰よりも理解されている小沢氏は、野田首相に騙されたときのリスクまでを読み、いま自らを支持する議員のグループをまとめ、次の一手を準備しているのだと思います。


私 「日本の再建を、どうか宜しくお願いします」

小沢氏  「はい、わかりました」

(昨年9月の第60回小沢一郎政経フォーラム)

 「私たちも頑張りますので・・・」

小沢氏 「僕も、頑張ります」

(本年8月の第62回小沢一郎政経フォーラム)


小沢一郎は、厚く大きく温かな手で、力強く握り返してくれました。
小沢一郎を信じ支える議員のみなさん、有権者のみなさんとともに、私も諦めずに戦い続けます。




【小沢一郎氏の支持拡大ツールです】

下記データを印刷あるいはメール送信などにて、友人・知人・ご家族などにお渡しいただき、小沢一郎氏の支持拡大にご利用ください。

小沢一郎氏の決意表明「私には夢がある」 全文
1009141 1009142

※昨年9月14日民主党代表選挙当日のものです。これを知らない国民が多いのです。
PDFファイルのダウンロードと印刷 ⇒ http://bit.ly/e8fVSx
※印刷は両面印刷でどうぞ。

検察審査会の疑惑と起訴議決について~小沢一郎の正論
(民主党倫理委員会への小沢氏の主張)
1102221 1102222
PDFファイルのダウンロードと印刷 ⇒ http://bit.ly/hBJaIo
※印刷は両面印刷でどうぞ。

 

【政治への参加は個人献金から】

これまで小沢一郎氏が主張されてきた「企業献金の廃止」を実現し、個人が政治家を支援することで国政に参加する政治を目指しませんか?
例えば、政治家小沢一郎を支援することは、「自立と共生」という理念を基盤にして「国民の生活を第一とする」国家形成に参加することです。そしてそれは、子どもたちの未来を築く第一歩であり、親として、大人として、子どもたちへの責任を果たす行為です。

小沢一郎氏への献金は、小沢一郎ウェブサイトの「政治献金のご案内」から「陸山会 入会申込書 送付依頼フォーム」に必要事項を記入し(もちろん、献金する金額も!)、送信ボタンをクリックしてください。

陸山会への寄附は、原則として月額1,000円=年額12,000円以上から(月払い、半年払い、年払いのいずれか)とされていますが、一回限りの寄付( カンパ )も、1000円以上であれば随時可能です。
寄付の額はご本人の意思でいくらでもかまいませんし、回数は、一回限りでも毎月の献金でも、或いは年払いでも、ご都合で判断してください。

※入会申し込みが多数殺到した場合、事務処理が遅延し、申し込み後に陸山会から振込先口座の案内が届くまで、時間を要する場合があります。


■必読! 民主党・小泉俊明議員による「小泉竹中売国政治の総括」

2010年(平成22年)2月9日の衆議院予算委員会での質疑から全文掲載

■必見!必読! 緊縮財政・増税論に騙されるな!消費税増税の必要はない!

   (平 成22年2月24 日 衆議院予算委 員会公聴会から)

▽二宮厚美・神戸大大学院教授
「今 こそ垂直的な所得再分配の再構築で経済復興・格差と貧困の是正・財政改革を」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

▽菊池英博・日本金融財政研究所所長
「経済のイ ロハを知っていれば考えられない旧政権によるデフレ下の緊縮財政」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

▽下地幹郎(国民新党) [消費税に関する質疑]
「旧政権では国民から徴収する消費税が、財 界のための法人税減税の財源に使われていた」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

■私たち国民の声を届けよう!

亀井静香ウェブサイト
小沢一郎ウェブサイト


【お願い】

植草一秀氏のブログ人気ブログランキング 応援のクリックをお願いします。 

 主権者は私たち国民レジスタンスバナー by SOBA@「雑談日記」

| | コメント (4) | トラックバック (1)

2011年8月29日 (月)

今度こそ、頼みますよ小沢さん! 今回またやられたら、もう日本は終わりです。

なんとも・・・ ベストではなくベターの選択で代表選に臨むことになってしまいました。
小沢一郎氏が誰を支持するか、事前に名前の挙がっていた松野頼久氏か西岡参議院議長に期待していたのですが、両者とも出馬せず、結局は役人の手のひらで踊らされ決断力もない海江田氏です。
仕方がない。小沢一郎氏の決断ならば、それを信じます。民主党代表選はなんとしても海江田氏に勝利して欲しい。

「経験、知識、命を懸ける覚悟」のどれも?が付いてしまいますが、前原や野田といった危険人物ではないし、何よりも、小沢一郎氏が後ろで海江田氏をご指導くださる。そういうことなのですから。
海江田氏には、是非、小沢一郎氏の理念とビジョン、政策を学び、自己変革し、原発問題もTPPも為替も国債も、そして被災地の復興に、取り組んでいただきたく思います。

私の本音は、小沢氏はやるべきでないとの考えかもしれませんが、国難を乗り切るためにも総代分離にて、民主党は海江田代表、総理大臣は小沢一郎氏の体制で、国家再建に向かっていただきたいというものなのですが・・・


とにかく、これで小沢復権が見え、被災地支援と復興、欧米による日本包囲網を打破、国民生活の安定へと向かうと期待したいものですが、しかしまだまだ、代表選の結果を見るまでは安心できません。
その理由は二つ

1.今回の唐突な前原誠司の出馬の陰には米国の意向が働いており、カネも動いていると思うからです。
2.昨年の代表選での不正選挙同様、今回もまた何を企んでいるかわからないと思うからです。


米国のバイデン副大統領22日に来日して、辞任する棺直人と会談しました。
もちろん事前にスケジュールは組まれていたものですが、副大統領がわざわざ退陣する日本の首相に会うために、日本に立ち寄る理由はなんでしょうか?


テレビ番組の収録中にこんなこともあったそうです・・・
https://twitter.com/#!/ritafudou/status/106395869439471616

RT @todamanabu(https://twitter.com/#!/todamanabu ) 勝谷誠彦氏のメルマガに一昨日「TVタックル」収録中ケビン・メア前国務省日本部長と並んで座っているとき、代表選候補を見て「このメンバーじゃなあ」とつぶやいた。するとメア氏は「ああ、前原サン出ますよ」と断言。翌日出馬表明。前原は日本人のための候補ではない

「沖縄の人は怠惰」「ゆすりの名人」などの発言で有名な、このケビン・メア前国務省日本部長の言葉の翌日、前原は出馬表明。仙谷もわざわざ小沢氏に支持取り付けのための面会をしています。

分かりやすくて困ります。
マスコミもあれだけ野田佳彦を持ち上げておきながら、前原出馬と同時に前原最有力へとシフトしました。対米隷属候補以外の者が小沢一郎氏の支持を得た場合の対策も、官房機密費とCIA資金でしっかりと手を打っているのではないでしょうか?

ですから、本日の代表選挙では、前原が勝ち海江田氏が負けることもあり得ます。
いや~な気持ちになっているのは、私だけでしょうか?

そうなれば、首班指名で前原総理誕生を阻むしかありません。
前原首相誕生を阻止しなければ、被災地復興がまた遠のくばかりか、米国による日本の植民地化は完成です。


すみません、時間がありません。
もっと突っ込んで書きたい部分もありますが、本日はここまでとします。


110817_4
第62回小沢一郎政経フォーラム 8月17日(水)

今度こそ、頼みますよ小沢さん。今回またやられたら、もう本当に、日本は終わりですよ。


110817_2_3
第62回小沢一郎政経フォーラム 8月17日(水)

この笑顔を、代表戦後に見せていただきたい。


そして、
110817
第62回小沢一郎政経フォーラム 8月17日(水)

被災地の支援と復興、日本の再建を願う国民みなで、乾杯したいものです。




【小沢一郎氏の支持拡大ツールです】

下記データを印刷あるいはメール送信などにて、友人・知人・ご家族などにお渡しいただき、小沢一郎氏の支持拡大にご利用ください。

小沢一郎氏の決意表明「私には夢がある」 全文
1009141 1009142

※昨年9月14日民主党代表選挙当日のものです。これを知らない国民が多いのです。
PDFファイルのダウンロードと印刷 ⇒ http://bit.ly/e8fVSx
※印刷は両面印刷でどうぞ。

検察審査会の疑惑と起訴議決について~小沢一郎の正論
(民主党倫理委員会への小沢氏の主張)
1102221 1102222
PDFファイルのダウンロードと印刷 ⇒ http://bit.ly/hBJaIo
※印刷は両面印刷でどうぞ。

 

【政治への参加は個人献金から】

これまで小沢一郎氏が主張されてきた「企業献金の廃止」を実現し、個人が政治家を支援することで国政に参加する政治を目指しませんか?
例えば、政治家小沢一郎を支援することは、「自立と共生」という理念を基盤にして「国民の生活を第一とする」国家形成に参加することです。そしてそれは、子どもたちの未来を築く第一歩であり、親として、大人として、子どもたちへの責任を果たす行為です。

小沢一郎氏への献金は、小沢一郎ウェブサイトの「政治献金のご案内」から「陸山会 入会申込書 送付依頼フォーム」に必要事項を記入し(もちろん、献金する金額も!)、送信ボタンをクリックしてください。

陸山会への寄附は、原則として月額1,000円=年額12,000円以上から(月払い、半年払い、年払いのいずれか)とされていますが、一回限りの寄付( カンパ )も、1000円以上であれば随時可能です。
寄付の額はご本人の意思でいくらでもかまいませんし、回数は、一回限りでも毎月の献金でも、或いは年払いでも、ご都合で判断してください。

※入会申し込みが多数殺到した場合、事務処理が遅延し、申し込み後に陸山会から振込先口座の案内が届くまで、時間を要する場合があります。


■必読! 民主党・小泉俊明議員による「小泉竹中売国政治の総括」

2010年(平成22年)2月9日の衆議院予算委員会での質疑から全文掲載

■必見!必読! 緊縮財政・増税論に騙されるな!消費税増税の必要はない!

   (平 成22年2月24 日 衆議院予算委 員会公聴会から)

▽二宮厚美・神戸大大学院教授
「今 こそ垂直的な所得再分配の再構築で経済復興・格差と貧困の是正・財政改革を」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

▽菊池英博・日本金融財政研究所所長
「経済のイ ロハを知っていれば考えられない旧政権によるデフレ下の緊縮財政」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

▽下地幹郎(国民新党) [消費税に関する質疑]
「旧政権では国民から徴収する消費税が、財 界のための法人税減税の財源に使われていた」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

■私たち国民の声を届けよう!

亀井静香ウェブサイト
小沢一郎ウェブサイト


【お願い】

植草一秀氏のブログ人気ブログランキング 応援のクリックをお願いします。 

 主権者は私たち国民レジスタンスバナー by SOBA@「雑談日記」

| | コメント (4) | トラックバック (2)

2011年8月24日 (水)

ポストカン政権はいかに?~Caccyo通信110821~ 民主党議員へのメール

CaccyoさんからCaccyo通信110821が配信されましたので、ご紹介します。
8月21日(日)に届けられたのに、ご紹介する本日は8月24日です。大変申し訳ございません。m(_ _)m

ブログ再開を宣言しながら、気が付けばもう1週間。(苦笑)
先週出席した小沢一郎政経フォーラムの報告も書きたいと思っていましたが、なにもできないまま、あっという間の1週間でした。肝炎からは回復したものの相変わらず疲労は続いています。4月以来の風邪の症状にも週3~4日は悩んでおりまして、仕事から帰宅してもなかなかネットに接続する機会を持てません。

そんな事情なものですから、ぼちぼちお付き合いください。どうぞ宜しくお願いいたします。

Caccyoさんは地元の民主党国会議員に意見メールを送られたようです。送付した相手は、昨年の代表選で棺直人支持をいち早く表明した阿知波(あちは)某と、政権交代の原点に戻るべく活動される小見山参議院議員です。
阿知波(あちは)某に関しては、Caccyoさんもストレスを溜めていらっしゃることと思いますが、私の地元では幸いなことに、小沢一郎支持を貫く木内たかたね氏(東京9区)と、マニフェストの理念を絶対に曲げない江端貴子氏(東京10区)、そして尊敬する小林興起氏が、「国民の生活が第一」実現を諦めず活動されています。

木内たかたね氏と小林興起氏は、松原仁氏らとともに震災直後の3月20日、被災地に救援物資を直接届けられましたが(http://bit.ly/nTD3Mz  http://bit.ly/pJvaIr )、続く木内氏の秘書のみなさんが中心となる第二陣(4月12日出発)には、我が家でも友人知人に声をかけ集まった段ボール15箱ほどの物資を練馬区役所前の事務所に届け、被災地の皆様への想いを託しました。
その時からの木内事務所とのご縁もあり、6月に木内氏の東京第9区総支部から民主党党員・サポーター募集の案内が送られてきた際、私が党員、家内がサポーターとして登録させていただきました。

江端貴子氏も、被災地のボランティアや救援物資の搬送に取り組まれてますが、7月22日には、民主党の女性一期生議員で結成した「子どもたちの未来を守る女性(議員)ネットワーク」の活動で、福島県を訪問し、子どもたちとご家族、教育関係者のみなさんから声を聞き(http://bit.ly/nIQdbx )、8月1には「福島第1原子力発電所事故に係わる〈20ミリシーベルト基準〉の見直し及び被ばく回避、被ばく量の低減のための措置」を求める緊急要請書を、民主党衆参一期生議員の141名の署名と共に、官邸に提出されています(http://bit.ly/p7f7lr )。

そういえば先日、江端氏が駅前で朝の街宣をされていたので、「小沢さんをしっかり支えてくださいね」とお願いしたところ、「はい!」と、力強く答えてくださいました。心強いです。

民主党も自民党も、日本をどうしたいのかというビジョンなど持たず、米国と官僚に従順で利権にしか関心が無く国民を無視、なんとも情けないほどボロボロの政党ではありますが、木内たかたね氏や江端貴子氏、小林興起氏らのような、国民のために悩み汗をかいてくださる政治家は、民主党にも自民党にもまだまだ多くいらっしゃる筈です。

いつの日か必ずそのような有志議員が参集し、民主党を日本と国民のことを思い行動する党に再生してくれるか、或いは新党「国民党」を結成してくれることを、心から願っております。

ところで、私が今更なぜ国民を欺く民主党の党員になったのか?疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。
私が民主党党員となったのは、小沢一郎氏を支持し応援するためです。小沢一郎氏が民主党に在籍される限りは、党員・サポーターとして支持して行きたい、その思いからです(http://bit.ly/pqXIGU )。

被災地の支援と復興、そして欧米による日本包囲網から脱し、日本を再生させるために、小沢一郎氏の一日も早い復権を望みます。
そのためにもいま私たち有権者一人ひとりが、Caccyoさんのように地元議員に意見していく、その積み重ねが大切だと、そのように思います。

それではCaccyo通信110821をどうぞ。


■ポストカン政権はいかに?~Caccyo通信110821~ 民主党議員へのメール



高校野球も終わった雨の日曜日、今日はとても涼しくて快適でした。
一日中、本を読んだりネットで情報収集したり、のんびり過ごしました。
家人の観ているテレビからは、カン氏に代わる民主党代表(=新首相?)について、乱立しそうな候補者名をあげての下衆の勘ぐりのような報道番組の音声が五月蝿く耳に入ってきました。大連立だの鳩山訪問に小沢詣でなど、大手メディアこそ被災者も被曝者もほったらかしの政局報道に明け暮れているようです。。。

ある女性コメンテーターが「国民の75%は民主も自公も支持していない!!」と、言っていました。たしかにそうでしょう!!?でも「それはあなた方メディアがそんな情報ばかりを流しているからでしょう!!」そうツッコミを入れてしまったCaccyoでした。たしかにカン内閣には夢も希望も奪われました。。。

●「国民の生活が第一」を謳えないカン政権の無為な1年間

被災者対策は仮説住宅の完成と共に避難所を解消した段階で、もう大きなヤマは越えてしまったかのように震災報道は極端に減った印象です。
仮設に入ってとりあえずの住まいは確保できたものの、仕事も生活も震災以前に戻ったわけでは全く無く、避難所生活で支給されていた炊き出しによる食事の供給もなくなり、全て自己責任に押し付けられ反って困窮に陥っている方もみえるとか!??
放射能汚染の問題にいたっては、稲わらや食肉に留まらず、これから収穫期に入る稲作も風評被害はどこまで広がるのか?想像もつきません。

「国民の生活が第一」を掲げて政権交代を勝ち取った民主党政権の心がまだ残っているのであれば、被災者被曝者の生活再建に取り組むこともせず、財源問題で逡巡したり、東電の負担を論じるよりも先にすべき事が山積していることを放置したままでは居られないはずです。

旧来の既得権益勢力が検察やメディアを総動員して、小沢や鳩山ら「国民の生活が第一」勢力を内閣や党中枢から暴虐的に駆逐した後、旧勢力に阿るように首相の座を手に入れたカン氏に、それを望むことは端から無理な話でした。。。
本来なら参院選で惨敗した時点で退陣すべきだったにも拘らず、無責任なオカダ幹事長と共に1年間もの無為な空白期間を作ってしまいました。。。

●大連立による増税内閣は国民への許されざる裏切り

これまで散々ウソを振りまき、震災復興をカタに首相のイスにしがみついてきたカン氏のことですから、本当に今月末までに辞めるかどうか?は、まだ五分五分程度だと思います!!?
もし皆の期待通りにカン内閣退陣となった場合に、次の首相に求められる条件は1つしかないとボクは考えます

~「国民の生活が第一」を掲げられるか?~

それこそが、民主党に対し国民が求めた基本理念であるからです。
困難でも09マニフェスト実現に向け努力していこうという姿勢を打ち出せるのか?それとも大連立に向けマニフェストを引っこめて、官僚主導の増税路線を採るというのか?
後者ならば敢えて民主党を謳う必要も無いので、大連立とか言わず直ちに自民党に合流し、既得権益勢力のための政治をやる!って言った方がよっぽど分かり易いと思いませんか!??

●マニフェスト放棄の増税路線ならば民意を問うべし

ここで再び「国民生活重視」の路線に戻すことは、米国や財界・官僚などの既得権益勢力からの激しい抵抗が予測され、そして彼らの代弁者であるマスメディアによって大いに叩かれることも間違いありません。

しかし、東日本大震災による被災者被曝者に留まらず、残酷な市場原理主義経済の犠牲となって生活に喘ぐ若者や老人など、全国民の命を守り、国民の生活が成り立つようにすることこそが、国民が政権交代に求めた原点であったと思うのです。
「国民の命を守り!生活を守る!」その基本姿勢を財源問題程度で安易に変えることは許されません。
「増税は血が出るまで無駄を絞ってから!!」との財相時代のカン氏の言葉が空しく思い出されます。増税を強行しようとするなら、今、民意を問うべき!ではないでしょうか?

●小鳩勢力は今こそ「国民の生活が第一」のもとに結集すべし

鳩山氏は道半ばで政権を投げ出してしまった身、小沢氏は無実の罪ながらカン執行部により、党員資格停止処分中の身、、、ゆえに2人が前面に立ち新代表選に臨むことは残念ながら期待できません。
しかし、ここで09年の政権交代の民主党を牽引した2人を中心とする民主党の最大主流勢力は、「国民の生活が第一」の旗印とする09マニフェストの下に結集して、政権交代の原点に民主党を引き戻さなければいけません!!
誰を推すかはともかく、売国既得権益勢力からの攻撃にも命を掛けて戦える堅固な政治信念を持った候補を立て、国民中心の政治を取り戻さなければいけません。

●地元国会議員への働きかけ ~新代表選に向けて~

まだ不確定ながら、今回の民主党代表選は、党員サポーターにとる投票は無く、国会議員の投票によって新代表(=新首相)が選出されるようです。
もしそうならこのままメディアが主導するように、官僚の言いなりのノダ財相が「不人気ながらも次期首相に!!?」なんて、とんでもない事態になっては大変!!?と思い、地元岐阜5区の阿知波代議士と小見山参議院議員宛に意見メールを送りました。

両人とも衆参の違いこそあれ同じ若手一年生議員ゆえ、地元選挙民からの意思表示をすべきと考えました。
阿知波議員は昨年の代表選でイの一番にカン支持を打ち出した大○△野郎であるのに対し、小見山議員はつい先日1年生議員の有志として、政権交代の原点を再確認しようと小沢一郎氏を講師に勉強会を企画し、150名もの国会議員を集めたという国民派!!?
両議員へのメールを下記に記しますので、ご覧ください。

 * * * * * * * * *  引用、ここから  * * * * * * * * * 

◎阿知波代議士への意見メール

前回の総選挙では民主党阿知波候補に投票した者です。
当選後は官僚時代の経験を生かし、地元のために熱心な議員活動をされていることは評価しています。

しかしながら昨年9月の党代表選で、カン氏を支持された時点から貴兄の政治姿勢に対し疑念を持ち始めました。何度か疑念や意見を書面やメールにて送りましたが、残念ながら何の返答もいただけませんでした。

阿知波議員が応援されたカン政権が1年以上経過しましたが、どのように評価なされますか?貴兄の言葉で聞いてみたく思います。
そしてカン氏退任が確定的に報じられる今、次期リーダーにどなたを支持されようとしてみえますか?
ノダ氏オカダ氏などの増税やむなし路線を支持されるのか?
「国民の生活が第一」を掲げた09年マニフェストを政治目標として、堅持していこうと考えてみえるのか?

これからの我が国の進むべき針路を明確にするために次期民主党を誰に任すのかは大きな問題だと思います。そこに貴兄の政治姿勢が表されるものと考えます。
どうか阿知波議員の考え方をお聞かせください。

◎小見山参議院議員ブログへの投稿コメント

政権交代の原動力であった小沢一郎氏に学ぼうという姿勢は、当たり前とはいえ、日本のこれからの方向性について考えるためには原点に立ち返ってみることがとても大切だと考えます。

私は現在の民主党執行部の政治姿勢について、09年8月の政権交代時とは全く別物だとの認識を持っています。カン政権は民主党の看板を背負いながらも、中味は全く異なるものになってしまっていると考えています。
すなわち、今のカン政権には「国民の生活が第一」という政権交代時の理念がこれっぽちも残っていないと考えるからです。

きっと小宮山議員ら有志1年生議員も、同様に考えられ勉強会を企画されたものと思います。まったく共感できます。
そして、全民主党国会議員に呼びかけられ、150名もの出席を得たという話に「さもありなん!!」と感動しました。残念ながら勉強会の動画を観ることはできませんでしたが、藤末健三参議院議員がその要旨をブログに書かれたものを「阿修羅」で拝見し、ぶれない小沢さんの「国民主権」の姿勢を非常に頼もしく思いました。

090303の大久保秘書不当逮捕さえなければ、鳩山内閣ではなく小沢内閣が実現していたことは多くの方が知るところですが、小沢内閣を嫌う既得権益勢力による暴虐によって権力から遠ざけられた小沢氏こそが、現在の日本の苦境を救うことができる「本物の政治家」であると信じています。

どうか小宮山議員におかれましては、今後とも小沢先生から政治家としての心得をどんどん学んでいただき、小沢氏を不当な党内処分の汚名を晴らした後、小沢内閣実現に向けご尽力いただけることを期待しております。
勉強会も2度3度とますます盛大になっていくことを祈念しております。

 * * * * * * * * *  引用ここまで   * * * * * * * * *


長い拙文を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。Caccyo。



【小沢一郎氏の支持拡大ツールです】

下記データを印刷あるいはメール送信などにて、友人・知人・ご家族などにお渡しいただき、小沢一郎氏の支持拡大にご利用ください。

小沢一郎氏の決意表明「私には夢がある」 全文
1009141 1009142

※昨年9月14日民主党代表選挙当日のものです。これを知らない国民が多いのです。
PDFファイルのダウンロードと印刷 ⇒ http://bit.ly/e8fVSx
※印刷は両面印刷でどうぞ。

検察審査会の疑惑と起訴議決について~小沢一郎の正論
(民主党倫理委員会への小沢氏の主張)
1102221 1102222
PDFファイルのダウンロードと印刷 ⇒ http://bit.ly/hBJaIo
※印刷は両面印刷でどうぞ。

 

【政治への参加は個人献金から】

これまで小沢一郎氏が主張されてきた「企業献金の廃止」を実現し、個人が政治家を支援することで国政に参加する政治を目指しませんか?
例えば、政治家小沢一郎を支援することは、「自立と共生」という理念を基盤にして「国民の生活を第一とする」国家形成に参加することです。そしてそれは、子どもたちの未来を築く第一歩であり、親として、大人として、子どもたちへの責任を果たす行為です。

小沢一郎氏への献金は、小沢一郎ウェブサイトの「政治献金のご案内」から「陸山会 入会申込書 送付依頼フォーム」に必要事項を記入し(もちろん、献金する金額も!)、送信ボタンをクリックしてください。

陸山会への寄附は、原則として月額1,000円=年額12,000円以上から(月払い、半年払い、年払いのいずれか)とされていますが、一回限りの寄付( カンパ )も、1000円以上であれば随時可能です。
寄付の額はご本人の意思でいくらでもかまいませんし、回数は、一回限りでも毎月の献金でも、或いは年払いでも、ご都合で判断してください。

※入会申し込みが多数殺到した場合、事務処理が遅延し、申し込み後に陸山会から振込先口座の案内が届くまで、時間を要する場合があります。


■必読! 民主党・小泉俊明議員による「小泉竹中売国政治の総括」

2010年(平成22年)2月9日の衆議院予算委員会での質疑から全文掲載

■必見!必読! 緊縮財政・増税論に騙されるな!消費税増税の必要はない!

   (平 成22年2月24 日 衆議院予算委 員会公聴会から)

▽二宮厚美・神戸大大学院教授
「今 こそ垂直的な所得再分配の再構築で経済復興・格差と貧困の是正・財政改革を」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

▽菊池英博・日本金融財政研究所所長
「経済のイ ロハを知っていれば考えられない旧政権によるデフレ下の緊縮財政」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

▽下地幹郎(国民新党) [消費税に関する質疑]
「旧政権では国民から徴収する消費税が、財 界のための法人税減税の財源に使われていた」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

■私たち国民の声を届けよう!

亀井静香ウェブサイト
小沢一郎ウェブサイト


【お願い】

植草一秀氏のブログ人気ブログランキング 応援のクリックをお願いします。 

 主権者は私たち国民レジスタンスバナー by SOBA@「雑談日記」

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011年8月17日 (水)

Caccyo通信110813 ~「小沢一郎事件」とは「日本の米国からの独立」を目指す政治家への戦後最大の政治弾圧!


長らく休んでおりましたが、ブログ再開です。
肝炎に苦しんでおりましたが、ようやく回復いたしました。
皆様にはご心配をおかけし、大変申し訳ございませんでした。

さて、Caccyoさんから Caccyo通信110813 が届いておりますので、ご紹介します。

私はブログ休止の期間中、ネットには殆ど接続せず、またマスコミの情報も遮断していたために、政治や震災・原発問題も含め世の中の出来事については、ほぼ”浦島太郎”状態でした。しかしこの間、日本再生のために、小沢一郎氏の潔白と、米国・官僚・マスコミ・財界および売国対米隷属・新自由主義に染まる政治屋どもの欺瞞について、国民のみなさんに「疑問を持って欲しい」「早く真実を知って欲しい」との想いは募り、そして「小沢一郎支持の拡大」のためには、「国民による国民のための世論調査」を実施しその結果をネットと紙媒体で拡散する運動を展開するのはどうか、などと考えてもいました。

今回のCaccyo通信で取り上げられた情報は、そのアンケート項目作成のために「小沢一郎事件」の問題点と情報の整理をする、簡潔かつ秀逸にまとめられた内容で、資料として使わせていただきたいものです。


■Caccyo通信110813 ~「小沢一郎事件」とは「日本の米国からの独立」を目指す政治家への戦後最大の政治弾圧!



みなさましばらくです。Caccyoです。残暑厳しい中、お元気でお過ごしでしょうか?
この2ヶ月間ほどボクは、共に野球に打ち込む高校3年の長男と中学3年の次男の「最後の夏」を見届けてやることに集中していたために、居直り強盗みたく首相の座にしがみついて離そうとしない日本のガン首相のあきれた行状を、横目で見ながらもあえて皆様に訴えることもせず、「チチロー」みたく子供と一緒に同じ夢を追いかけていました。
今は全国47都道府県代表による「甲子園大会」の真っ最中ですが、わが子たちは悲喜こもごもの思い出を残して、それぞれの球児の夏を終えました。


●停滞したままの日本の政治~ガン政権の居座り

さて、鳩さんのお節介な仲介によって潰された6月2日の内閣不信任動議以降、国民不在、被災者放置の呆れるばかりの政治状況が続いています。
Caccyo通信110423に書いた「やってはいけない①②③④メディアに騙されるな」の状況から何ら進展の様子も見られないまま、復興増税など官僚の筋書き通りに「日本沈没」へのシナリオが着々と進行中です!!?(^^ゞ

日本国内だけでしか通用しない「日本の財政危機」とは違って、世界経済の大問題である米国の財政赤字に起因していよいよ顕在化しつつある「ドル崩壊による世界経済の大混乱」を目前に控え、今こそ「国民の生活が第一」に考える政治体制をしっかり構築しなければ、「世界経済の大混乱」の荒波に日本人の生活は飲み込まれてしまいかねない!!?と危惧しています。
資本万能な超競争主義を是認する「新自由主義」政策を改め、「国民の生活が第一」の観点を政治の柱にしっかりと据えて、自由競争万能の格差社会を変えていくという方向転換を今のうちにしておかなければ、日本国民にとってまったく残酷な世の中になってしまうのでは!!?という危機感をとてもよても強く感じています。

●国民に希望を持たせない高「自殺社会」!!

悲しいことに「自殺者3万人時代」が定着して久しい(消費税5%への増税翌年の98年からずっと続いていることは偶然ではないと思います!!?)ですが、このまま新自由主義を信奉するわが宗主国米国と彼らにひれ伏す官僚勢力、そして彼らの広報機関に成り下った大手メディアに促されるまま、「財政危機論」を信じ込まされ震災からの復興のためには「消費税10%への増税やむなし!!」なんていう愚策を日本国民が受け入れたならば、「GDPの400兆円割れ」「自殺者10万人時代」の到来も遠い先の話ではなく、数年でやってくるに違いない!!と確信しています。

我々の子供世代の多くが、今後十年前後で学生生徒から社会人へと旅立っていくでしょうが、現在の異常なまでの就活状況の過酷さは、多くの若者から夢や希望を奪う格差社会の入り口に相応しい残酷な状況となっています。そんな社会の厳しさに直面する20代の死因のトップが自殺であるということも悲しい現実です。
読者の皆さまの政治信条や、良い政治かどうか!?の尺度は十人十色で人それぞれに違うことだと思いますが、マクロで見た場合に「国民の自殺率が低い」ことは、その国の政治の善し悪しバロメーターになり得るのでは!?と常々考えています。

どんな理由があるかどうか?はともかく、人が自分の人生の先行きに絶望して自ら
命を絶つこと以上に悲しいことはないはずです。経済的理由であったり、病気など健康上の理由であったり、失恋など人間関係のこじれが原因であったりとその理由はさまざまでしょうが、それを社会全体としてみた場合に、自殺者が多い社会は過酷で厳しく生き辛い社会であり、自殺者が少ない社会は多くの人々が明日への希望を持って暮らしていける良い社会と言えるのでは!!?と思うのです。
すなわち、国民の安寧な生活を担保し国民の幸福を最大化するのが政治の役割であるとするならば、絶望して自殺する国民が少ないことは、良い政治の最低条件だといえるでしょう!!!?

●新自由主義経済からの脱却こそが「国民生活重視」の基本路線

そのような意味からもボクは、「新自由主義」といわれる資本の論理ばかりが認められ、競争万能で強い者勝ちの今の経済システムは「悪」だと思うのです。能力の有る者が富を蓄え豊かになっていくことを否定するような共産主義を主張するつもりは毛頭ありませんが、能力の有る者だけが富を独占することは許されないと考えます。

産業革命以降の資本主義の歴史は、強大な資本家から労働者の権利をどのように守り、彼らに人間的な生活を保障するなど労働者の権利拡大、待遇改善によって資本家から労働者への分配拡大の歴史だったといえます。労働者への賃金アップだけでなく、労働時間の短縮、労働環境の改善や社会保障の提供など福利厚生の充実など、労働者に対して人間としての生活や権利を保障する方向で「改善」がなされてきたのです。

その流れが反転しだしたのは、財政出動を批判し規制撤廃を主張しより資本主義の原点に返るべきだと訴えるミルトン・フリードマンらの「新自由主義」経済政策を取り入れた「レーガノミックス」「サッチャリズム」が、財政赤字に悩む米英に導入されて以降のことでした。当初は「小さな政府」を標榜し、財政支出を削減し規制緩和を打ちだす程度でしたが、90年前後の東欧諸国やロシアの崩壊による社会主義国家体制の失墜と共に、資本主義の優越性をより主張するようになり、資本主義の原点として、全ては市場が判断するという「市場原理主義」が声高に叫ばれ、メキシコ・アルゼンチン・韓国・タイなど新興経済国の経済が投機資本によって投機の対象とされ、欧米資本に乗っ取られ国家経済は大混乱に陥りました。

また強欲な資本の横暴は規制緩和の美名の下に、過去百年以上かけて築き上げてきた労働者の権利や保護政策すら蔑ろにしようと企て、わが国でもコイズミタケナカ時代に「労働の多用性」などという屁理屈でごまかされ、資本家にばかり好都合な「派遣労働の製造業への解禁」が断行されてしまったのです。

「コイズミカイカク」と称され、メディア絶賛のうちに断行されたコイズミ前後の10年間ほどの間に目まぐるしく「カイカク」が断行された経済システムの変更こそが、資本家重視労働者軽視による日本崩壊の突破口に他ならなかったのです!!!
もっともその背景として、中国など新興国との競争激化に対応するため!グローバル化する世界経済に適合するために!というもっともらしい理由で一時的な痛みも甘受するしかない!!という、まことしやかなメディアによる情報操作がなされていたことは疑いの余地はありません。かく言う自分自身、「グローバル経済」なるものの全体像を把握するに至らぬまま、それを日本として抗いがたい「世界的な潮流」だと思い込まされ、受け入れさせられてきてしまったように思います。

●体制翼賛メディアによって作られる偏った自虐世論

メディアが喧伝する「痛みを伴うカイカク」を仕方ないことだと日本中が受け入れてしまったことが、今日の不幸の始まりだと確信しています。
あのころ、今と同様にネット環境が整っていて、大手新聞テレビなどが垂れ流す大本営発表情報が決して流そうとしない真実の情報を我々が知ることが出来ていたなら、あれほど易々と国民軽視の政策変更をさせずに済んだのではないか!??と思わずにはいられません。
当時、大いなる危機感を以って語られたのが国際競争力の回復であり、輸出重視の産業振興策ばかりが論じられていましたが~輸出競争力のための円高阻止であり、国際競争力のための人件費抑制策が必須条件のように語られていました~
輸出によってしか経済成長できないかのような間違った考えを流布し、大企業偏重の経済政策しか行なおうとしなかった政府の過ちはもっと早くに改められるべきでした。
GDPの2割にも満たない輸出産業にばかり目を向けていて、GDPの3分の2を占める個人消費を減少させながらの輸出振興では、成長路線を定着させるなんてしょせん無理な話だと思いませんか!!?

新聞やテレビなどのメディア媒体は、そもそもその成り立ちからして資金は大企業中心のスポンサーに依拠し、情報の多くは官公庁などから入手していることを考えれば、体制寄りになることは仕方ないのですが、国のため国民のためにジャーナリスト精神を発揮して辛口のコメントをする正義漢が居なくなったのはこの頃からだったように思われます。
破廉恥漢にでっち上げられ口を封じられた植草一秀氏や、秘密情報を知ったために?謎の転落死を遂げたNHKディレクター、さっぱりテレビに呼ばれなくなった森田実氏などやり方はさまざまですが、体制批判の言論は遠ざけられて、戦時中のような翼賛体制が作られていったような気がします。
郵政選挙時の自民圧勝は「コイズミ礼賛」報道によって作られたとは思いませんか!!?コイズミ政権が5年半もの長期政権となったのもメディアの後押しが大きかったと思いませんか!!?

さて前振りのつもりで書こうと思ったことを、ここまでたくさん語ってしまいました!!(^^ゞ
これまでのCaccyo通信でも語ってきたことですが、我々は自分が直接関係していること以外の社会の出来事については、メディアを通してしか見ることが出来ません。
現代社会においてはメディアのはたす役割は極めて大きいものだと言わざるを得ません。
そのメディアには健全なジャーナリスト魂が宿り、国民目線で政治や経済を語ってくれることを我々は期待していましたが、その実態は相当に偏った情報が流されていることが最近になってようやく分かってきました。

政治の場面でもCaccyo通信にて繰り返し述べてきたように、小沢鳩山が牽引して2009年夏の政権交代によって誕生した鳩山政権が、大手メディアによって繰り返し「政治とカネ」問題でバッシング報道され、彼らの標榜する「国民生活が第一」の政策を実行に移すことを阻止されたことは、検察権力を政治的な意図で悪用した政治的暴虐に他ならないのです。

そんな主張を分かりやすく箇条書きで端的に示した論説をネット上で見かけたので皆様にもご紹介しようとしたのですが、前文が本文以上の分量になってしまいました(^^ゞ!!
全く長文となってしまって恐縮ですが、これまでのメディア情報による先入観を一時棚上げした上で、皆さまの良心でもってこの論説の趣旨の正偽をご判断いただきたく思います。
無私の心を持って国を思う小沢一郎の心に気づいて頂ける方が、お一人でも増えることを念願しています。

 * * * * * * * * * * * *  以 下、引 用  * * * * * * * * * * * * * *


杉並からの情報発信です
様から

小沢一郎事件」とは「日本の米国からの独立」を目指す政治家への戦後最大の政治弾圧! 2011-08-03 12:22:52

http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/224dc49a8015d784028de7d502be0096?fm=rss


「小沢一郎事件」とは何か?を明らかにするために重要なポイントを以下に箇条書きにしました。

「小沢一郎事件」を一言でいえば、「日本の米国からの独立」を目指す政治家への戦後最大の政治弾圧だったということです。2009年3月3日東京地検特捜部は「西松建設政治資金規正法違反事件」容疑で小沢一郎民主党代表(当時)の事務所を家宅捜査し、大久保公設秘書を逮捕しました。この強制捜査が現在まで続く「小沢一郎事件」の発端でした。

当時の麻生自公政権は国民の支持が最低で次の総選挙では、小沢一郎代表の「民主党」が自公政権に勝利して「政権交代」する可能性が現実味を増していた時期でした。
もしも小沢一郎代表の小沢民主党が総選挙に勝利して「政権交代」すれば、小沢一郎氏が首相となり「小沢民主党政権」が誕生します。

そうなれば、「国民生活が第一」「対等な日米関係」「官僚支配打破」の小沢政権は、戦後「利権と特権」を独占し肥え太ってきた米国支配層と日本の既存支配勢にとって、その存在基盤を脅かす「破壊者」となるのです。

彼らは小沢一郎氏を抹殺すべき「敵」として戦後最大の政治弾圧を仕組んで実行したのです。
主犯は米国支配層と自民党清話会、実行犯は戦後GHQが闇物資の摘発のために直属部隊として設置した東京地検特捜部、共犯は国民への洗脳を担当した米CIA支配下の大手マスコミ、検察へ小沢氏を告発した排外主義極右市民団体、検察審査会で「小沢起訴相当」議決を誘導した2人の弁護士と「検審起訴」した検察官役の3人の弁護士などです。

「小沢一郎事件」は「ロッキード事件」を上回る戦後最大の政治弾圧なのです。


【重要なポイント】

(1) 日本は1945年の敗戦から6年間米軍(GHQ)によって直接支配された。

(2) 日本は1951年のサンフランシスコ条約締結で名ばかりの「独立国」となった。

(3) 1957年にCIAのスパイであった岸信介氏が首相となり日本は米国の「間接支配植民地」として完成した。

(4) その後自民党清和会出身の政治家が首相となり日本の「植民化」は深化した。

(5) 1972年に首相となった田中角栄氏は「米国の国益が第一」の対米従属ではなく「日本の国益」を重視する政策を実行した。

(6) 田中角栄氏は対米従属の「清和会」に対抗して国益重視の「経世会」を設立した。

(7) 米国は田中角栄氏を「米国の国益」を損なう「敵」と認定し「ロッキード事件」をでっち上げ、直属部隊の東京地検特捜部に逮捕・起訴させた。

(8) 2001年「清和会」の小泉純一郎氏は米国支配層の援助を受けて首相となりブッシュ政権と一体となって「新自由主義経済政策」を強行した。結果日本は貧富の差が拡大し米国並みの大格差社会となった。

(9) 2009年8月の総選挙で「国民生活が第一」を唱える小沢・鳩山民主党が国民の圧倒的な支持を集め「政権交代」する可能性が大きくなった。

(10) 「対米従属」と「官僚支配」に反対する「小沢一郎民主党政権」が誕生すれば、戦後米国が築き上げてきた「植民地日本」での「支配と収奪の構造」 が一気に破壊され「米国の国益」が損なわれると米国支配層は判断した。

(11) 米国支配層と自民党清和会は東京地検特捜部に「西松建設?政治資金事件」と「陸山会土地購入事件」をでっち上げさせ秘書を逮捕させた。

(12) 米国支配層と自民党清和会は大手マスコミを使って「政治とカネ」の小沢バッシング報道を展開させ「小沢は金に汚い」とのイメージを国民の頭に刷り込み世論誘導させた。

(13) 小沢一郎氏は親分の田中角栄氏と同じく「米国の国益」を侵す「敵」と米国支配層に認定され戦後最大の「政治謀略」を仕掛けられた。

(14) 田中角栄氏が「ロッキード事件」の「謀略」の罠に嵌められ最後は憤死した1970-80年代と違い、今はネットメデイアが国民の間に広く普及し、政府や権力や大手マスコミが隠したり歪曲したりしても「事実」と「真実」はたちまちのうちに国民が知る時代となったのです。

(15) 小沢一郎氏へ検察による一連の強制捜査が「でっち上げ捜査」であり、大手マスコミによる「小沢バッシング報道」も検察と一体となった「大本営発表報道」であったことがようやく暴露されてきた。

(16) 今の日本は、小沢一郎氏を代表とする「対米独立」「官僚支配打倒」を目指す勢力と、自民党、公明党、みんなの党、霞が関特権官僚、経団連、大手マスコミ等の「対米従属」「官僚支配」勢力との熾烈な権力闘争の真っただ中にある。

(17) 菅政権や官僚や大手マスコミに騙されない「賢明な国民」は小沢一郎氏の周りに結集して「対米独立」「官僚支配打倒」の闘いに決起しなければならないのです。

 * * * * * * * * * * *  引 用 こ こ ま で  * * * * * * * * * * * *

長文となった拙文を最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(__)m 
厳しい残暑に負けず、我々の子供たちの未来のために頑張りましょう(^o^)丿 
Caccyo



【小沢一郎氏の支持拡大ツールです】

下記データを印刷あるいはメール送信などにて、友人・知人・ご家族などにお渡しいただき、小沢一郎氏の支持拡大にご利用ください。

小沢一郎氏の決意表明「私には夢がある」 全文
1009141 1009142

※昨年9月14日民主党代表選挙当日のものです。これを知らない国民が多いのです。
PDFファイルのダウンロードと印刷 ⇒ http://bit.ly/e8fVSx
※印刷は両面印刷でどうぞ。

検察審査会の疑惑と起訴議決について~小沢一郎の正論
(民主党倫理委員会への小沢氏の主張)
1102221 1102222
PDFファイルのダウンロードと印刷 ⇒ http://bit.ly/hBJaIo
※印刷は両面印刷でどうぞ。

 

【政治への参加は個人献金から】

これまで小沢一郎氏が主張されてきた「企業献金の廃止」を実現し、個人が政治家を支援することで国政に参加する政治を目指しませんか?
例えば、政治家小沢一郎を支援することは、「自立と共生」という理念を基盤にして「国民の生活を第一とする」国家形成に参加することです。そしてそれは、子どもたちの未来を築く第一歩であり、親として、大人として、子どもたちへの責任を果たす行為です。

小沢一郎氏への献金は、小沢一郎ウェブサイトの「政治献金のご案内」から「陸山会 入会申込書 送付依頼フォーム」に必要事項を記入し(もちろん、献金する金額も!)、送信ボタンをクリックしてください。

陸山会への寄附は、原則として月額1,000円=年額12,000円以上から(月払い、半年払い、年払いのいずれか)とされていますが、一回限りの寄付( カンパ )も、1000円以上であれば随時可能です。
寄付の額はご本人の意思でいくらでもかまいませんし、回数は、一回限りでも毎月の献金でも、或いは年払いでも、ご都合で判断してください。

※入会申し込みが多数殺到した場合、事務処理が遅延し、申し込み後に陸山会から振込先口座の案内が届くまで、時間を要する場合があります。


■必読! 民主党・小泉俊明議員による「小泉竹中売国政治の総括」

2010年(平成22年)2月9日の衆議院予算委員会での質疑から全文掲載

■必見!必読! 緊縮財政・増税論に騙されるな!消費税増税の必要はない!

   (平 成22年2月24 日 衆議院予算委 員会公聴会から)

▽二宮厚美・神戸大大学院教授
「今 こそ垂直的な所得再分配の再構築で経済復興・格差と貧困の是正・財政改革を」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

▽菊池英博・日本金融財政研究所所長
「経済のイ ロハを知っていれば考えられない旧政権によるデフレ下の緊縮財政」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

▽下地幹郎(国民新党) [消費税に関する質疑]
「旧政権では国民から徴収する消費税が、財 界のための法人税減税の財源に使われていた」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

■私たち国民の声を届けよう!

亀井静香ウェブサイト
小沢一郎ウェブサイト


【お願い】

植草一秀氏のブログ人気ブログランキング 応援のクリックをお願いします。 

 主権者は私たち国民レジスタンスバナー by SOBA@「雑談日記」

| | コメント (4) | トラックバック (2)

2011年5月 6日 (金)

このところ気になる不審な現象 ~ 私のツィッターやmixiのパスワードが盗まれイタズラされています

※本稿の後半部分を整理し再編集しました。(5月8日 21時30分)

最近、私が使うツィッターやSNS(mixi)で不審な現象が起きていたので、記録として残しておこうと思います。読者のみなさんにも、いつ同様のことが起きるか知れません。十分に気をつけてください。

以下、時系列に起きた現象を振り返ります。

▼4月10日
@kumikouki 貴方の殺人行為を忘れません。 RT @tetsu89314 子供の年間被ばく線量20msVへ引き上げhttp://bit.ly/eM4fhV この人たちが責任者。文部科学大臣 髙木義明/副大臣 笹木竜三、鈴木寛/政務官 笠浩史、林久美子私は絶対に許しません。

これは、福島県の子供の年間被ばく線量20msVへ引き上げとの方針を打ち出したことに対する抗議を、文科省政務官の林久美子に送ったものです。この「貴方の殺人行為を忘れません」とのフレーズに、80名の方からのリツィートがありましたが、私は彼女に投げた過激な言葉とリツィートの数から、林久美子にブロックをかけられるだろうと考えていました。(でもブロックはされていないようです)


話は変わります。
その後、4月17日(日)に外出先から帰宅途中、電車内でツィッターを開くと自分が書いた覚えのない書き込みが、私のアカウント(利他不動:@ritafudou )で掲載されているのを、PCの画面に見て驚きました。
http://twitter.com/#!/ritafudou/status/59498844051865600

▼4月17日
ソフトバンクショップなう

私は、当日はソフトバンクショップに行ってませんし、私が「なう」という言葉を使うことは、絶対にありえません。
まさか家内の悪戯かとも思い後で確認すると、彼女曰く「ツィッターが何であるかも、その使い方も知らないし、忙しくてそんな悪戯をする暇もない」とのこと。考えてみれば当然のことです。休日の家内は、家事と子供の世話で忙しく、また彼女が自宅でPCを使うことは殆どありません。ツィッターが何かも知りません。

では「ソフトバンクなう」などと、私になりすましてツィッターに書き込んだのは誰なのでしょうか? 確認すると、HTC Peep というサイトからツィッターにアクセスされていたようです。
それで、以下の通りツィッターに書き込みました。

▼4月17日
何これ? 気味悪い。ソフトバンクに行ってないしこんなツイートした覚えもない。 なんで私のアカウントで? HTC Peepっていうサイトからツイートされたらしいけど、 HTC Peepって何だ? @ritafudou ソフトバンクショップなう

後で確認したのですが、HTC Peep というのは、どうやらHTCという携帯電話メーカーのツィッター向けアプリケーションのようです。

とにかく、私になりすましてツィッターが使われたということは、私のツィッターのパスワードなどの情報が盗まれていたということを、理解しました。


その後、今度はmixiで異変が起こりました。
私のmixiはツィッターと連携させており、他の方への返信やRTといった記号のない文章がmixiの「つぶやき」に反映されるようになっています。
実は、4月24日の以下の3つのツィートが、最初mixiに反映されていたのですが、翌25日に確認すると全て消えていました。

▼4月24日
【緊急】 オンライン署名 4/25(月)23:00まで ~ 子どもに「年20ミリシーベルト」を強要する日本政府の非人道的な決定に抗議し、撤回を要求します http://t.co/UsKDQ7P

▼4月24日
【顔写真付き】 「年20ミリシーベルト」を子供たちに強要する計画殺人実行犯。 文部科学大臣:髙木義明、副大臣:笹木竜三・鈴木寛、政務官:笠浩史・林久美子  http://bit.ly/enCvwE  (反映されないから再ツイです)

▼4月24日
私は、将来被曝によって子供たちが命を落とした際には(当然国は被曝によるとは認めませんが)、彼らは「殺人犯」で、しかも計画的殺人を犯したという重い事実を、忘れずに記憶し、伝え広めます。 http://t.co/H1fiMxW  「父さんの日記」

※誤記と脱字を訂正しました。

これら消された3つは、子どもに「年20ミリシーベルト」を強要する日本政府の非人道的な決定に抗議し、撤回を要求するためのオンライン署名の呼びかけであり、かつ、福島の子供を犠牲にしようとする計画殺人実行犯たち、文部科学大臣:髙木義明、副大臣:笹木竜三・鈴木寛、政務官:笠浩史・林久美子、この5名を糾弾する記事を告知するためのものでした。
この3つがmixiから消えていたことは、下のツィートがmixiにも反映されたかどうかを確認している際に、気が付きました。

▼4月25日
【あと40分】 オンライン署名 本日23:00まで ~ 子どもに「年20ミリシーベルト」を強要する日本政府の非人道的な決定に抗議し、撤回を要求します ※署名はこちらのサイトから http://blog.canpan.info/foejapan/daily/201104/23

25日の午後10時頃、オンライン署名の締め切り間近であったため、このツィートを行いましたが、なかなかmixiには反映されず、そこで、24日分の3つと、オンライン署名締め切り直前のこのツィートを合わせて4つを、後でmixiのつぶやきに直接書き込んだという状況です。


ツィッターへの悪戯に関しては、私のツィッターアカウントを利用するために、犯人が私のツィッター用パスワードを盗んだもので、これは、ネット経由で私のPCに入り込まない限り不可能なことです。
mixiに一度反映されながら3つのツィートが消されてしまったのは、犯人が私のmixi用のパスワードも盗んでいたか、もしくは、mixi関係者が誰かに依頼されて当該ツィートのみを削除したことによるのか、そういうことだと考えています。
 

※4月25日のオンライン署名締め切り直前告知については、mixiに反映されなかったことがネットやシステム環境によるものか、作為的なものか、また遅延しても後で反映されたものなのか、それとも反映されないまま終わったのか、私が急ぎmixiに直接書き込んだため、これらの判断はできません。

このような状況ではありますが、昨日(5月4日)、改めて下記の文面を計画殺人犯の一人である、林久美子宛送りました。
http://twitter.com/#!/ritafudou/status/65772142322647040

▼5月4日
@kumikouki 計画殺人実行犯 (文科省政務官) 林久美子殿 即刻福島に転居し、ご子息も福島の学校に通学させたまえ  http://bit.ly/enCvwE   http://bit.ly/jIbHYE

気になることがあります。
昨日のこのツィート が他のユーザーから見ることができるのかどうか、です。
多分、林久美子宛の「殺人犯」という言葉がひっかかり、私以外にはツィッターのタイムラインに流れない仕組みになっているのではないかな?と思っています。
(現在までリツィートはゼロです ^^; )

ところで、どうして、
私のPCに何者かが入り込み、私のパスワードを盗むようなことができたのでしょうか?
今回の不審な現象は、昨年2~3月の一連の「事件」に遡り関連しているように思えます。

実は昨年2月、当ブログが検索エンジンで検索不能となり、ブログ管理ツールも障害で使用不能という不具合が1週間続き、その後執拗なウィルス攻撃を受け(3月6~7日)、以降、私のPCと携帯のメールに、突如として大量の迷惑メールが届けられるようになりました。それまでは皆無だったのに、突然です。
この最後のウィルス攻撃によって私のPCと携帯のメールアドレス等が盗まれたのでしょうが、今回のなりすましツィートやmixiのつぶやき削除などを見ると、ウィルス攻撃を受けた後に施したセキュリティシステムの再インストールとウィルス定義更新も無力であったかと、そのように思え、残念です。

2010年2月18~24日
渡辺喜美とみんなで偽装党の資金管理の実態を晒す記事を掲載した4日後から1週間、検索エンジンでの検索不能、ブログ管理ツールが障害のため使用不能となる。

2010年3月6~7日
執拗なウィルス攻撃を2日間受ける。

2010年3月7日
ウィルス攻撃が止まった当日、再度ブログ管理ツールが、一時的に使用不能となる。

2010年3月7日以降 
大量の迷惑メールが私のPCと携帯に送付されるようになる。

私が受けたウィルス攻撃について振り返ります。

昨年2月14日に渡辺喜美とみんなで偽装党の資金管理の実態を晒す記事 を掲載したのですが、その4日後の2月18日から2月24日までの7日間、Google、Yahoo、goo など全ての検索エンジンから当ブログ掲載記事の検索が不能となり、加えてブログ管理ツールに障害が発生し利用不能 となりました。

それから10日後、3月6日から2日間、私のPCが頻繁に外部から攻撃を受けました。
私はニフティの「常時安全セキュリティ24」というセキュリティサービスを契約していますが、PCを起動している間、数分間隔で「常時安全セキュリティ24」がウィルスによる攻撃を感知し、駆除を続けました。
そして36回目の駆除を終えたのを最後に、「常時安全セキュリティ24」のウィルス検知+駆除という動作が止まりました。記憶では、翌日(3月7日)だったと思います。起床してから朝家を出るまでの時間帯であったか、帰宅後の夜間であったかは記憶も遠く、不明です。
36回の攻撃を仕掛け駆除されたのは「badname」というウィルスでした。
また、このウィルス攻撃が終わった3月7日の夜には、ブログ管理ツールに再度障害が発生、一時利用不能となりました。

私はこのウィルスが仕掛けた攻撃は全て駆除されたものと考えていましたが、どうやら違ったようです。その直後からでした。これまでは全く迷惑メールの被害を受けなかった私のPCと携帯に、毎日大量の迷惑メールが届くようになりました。
私はメールアドレスを変更せず、送られてくるメールに対し個別に対応してきたのですが、最近ではかなり減少したものの、相変わらず迷惑メールは届きます。

私のPC内の情報は全て、昨年3月7日に盗まれていたと思います。この問題の後、私は「常時安全セキュリティ24」を一旦削除し、再インストールのうえウィルス定義も更新しており、その後はこのセキュリティソフトから何の警告もなく、ウィルスの被害も受けていません。
現在も、私のPCはセキュリティソフトが機能しない環境で侵入できる状態なのかもしれません。

今回私のパスワードを使いイタズラをした犯人は、昨年2~3月に検索や管理ツールの障害とウィルス攻撃を仕掛け、私のPC内の情報を盗んだ実行犯、もしくはその関係者であり、その人物にはニフティ内部の人間も関わっている可能性があると思います。


読者のみなさま、くれぐれもお使いのPCのセキュリティにはご注意ください。



【小沢一郎氏の支持拡大ツールです】

下記データを印刷あるいはメール送信などにて、友人・知人・ご家族などにお渡しいただき、小沢一郎氏の支持拡大にご利用ください。

小沢一郎氏の決意表明「私には夢がある」 全文
1009141 1009142

※昨年9月14日民主党代表選挙当日のものです。これを知らない国民が多いのです。
PDFファイルのダウンロードと印刷 ⇒ http://bit.ly/e8fVSx
※印刷は両面印刷でどうぞ。

検察審査会の疑惑と起訴議決について~小沢一郎の正論
(民主党倫理委員会への小沢氏の主張)
1102221 1102222
PDFファイルのダウンロードと印刷 ⇒ http://bit.ly/hBJaIo
※印刷は両面印刷でどうぞ。

 

【政治への参加は個人献金から】

これまで小沢一郎氏が主張されてきた「企業献金の廃止」を実現し、個人が政治家を支援することで国政に参加する政治を目指しませんか?
例えば、政治家小沢一郎を支援することは、「自立と共生」という理念を基盤にして「国民の生活を第一とする」国家形成に参加することです。そしてそれは、子どもたちの未来を築く第一歩であり、親として、大人として、子どもたちへの責任を果たす行為です。

小沢一郎氏への献金は陸山会を通して行い、その方法は2つあります。

1. 楽天の 「 LOVE JAPAN 」 経由での献金
2. 直接「陸山会」に献金

直接「陸山会」に献金する場合は、小沢一郎ウェブサイトの「政治献金のご案内」から「陸山会 入会申込書 送付依頼フォーム」に必要事項を記入し(もちろん、献金する金額も!)、送信ボタンをクリックしてください。

陸山会への寄附は、原則として月額1,000円=年額12,000円以上から(月払い、半年払い、年払いのいずれか)とされていますが、一回限りの寄付( カンパ )も、1000円以上であれば随時可能です。
寄付の額はご本人の意思でいくらでもかまいませんし、回数は、一回限りでも毎月の献金でも、或いは年払いでも、ご都合で判断してください。

※入会申し込みが多数殺到した場合、事務処理が遅延し、申し込み後に陸山会から振込先口座の案内が届くまで、時間を要する場合があります。


■必読! 民主党・小泉俊明議員による「小泉竹中売国政治の総括」

2010年(平成22年)2月9日の衆議院予算委員会での質疑から全文掲載

■必見!必読! 緊縮財政・増税論に騙されるな!消費税増税の必要はない!

   (平 成22年2月24 日 衆議院予算委 員会公聴会から)

▽二宮厚美・神戸大大学院教授
「今 こそ垂直的な所得再分配の再構築で経済復興・格差と貧困の是正・財政改革を」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

▽菊池英博・日本金融財政研究所所長
「経済のイ ロハを知っていれば考えられない旧政権によるデフレ下の緊縮財政」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

▽下地幹郎(国民新党) [消費税に関する質疑]
「旧政権では国民から徴収する消費税が、財 界のための法人税減税の財源に使われていた」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

■私たち国民の声を届けよう!

亀井静香ウェブサイト
小沢一郎ウェブサイト


【お願い】

植草一秀氏のブログ人気ブログランキング 応援のクリックをお願いします。 

 主権者は私たち国民レジスタンスバナー by SOBA@「雑談日記」

| | コメント (1) | トラックバック (4)

2011年5月 4日 (水)

「福島の子供たち緊急疎開のすすめ」 ~ 生きるため、子どもたちのために ~

mixiの、いとなんさんの日記 で知りました。
「NPO法人チェルノブイリへのかけはし」  さんが、福島の子供たちを守るための緊急疎開を提言されています。
http://www.kakehashi.or.jp/?p=2777

全国に54基の原発を持つ私たち日本人みんなが考え、取り組むべき課題だと思います。
子どもたちの緊急疎開を訴える記事の全文と、その後同HPに掲載された関連記事を引用します。
(脱字や誤記と思われる点を修正し、改行を入れました。)


<引用開始>


明るい光
 5月 2nd, 2011

福島県内の父母や大人たちのグループが結成されたとのこと。
「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」

行政は日本中からの避難の受け入れを希望がないと、ことわっちゃっていたらしい。
北海道各自治体も、「人気無いらしい」としょげていました。

そこで親たちが日本全国からの援助の申し出を受けて、子供達を県外に出すためにコーディネートしていく
と。
恐ろしいほどのバッシングが待ち受けていることでしょう。

私たちが、放射能カウンターを持っていわき市の知人宅を尋ねた時も、ご主人がすごい剣幕で怒ってました。
小さい子どもたちを避難させてほしいというお願いをしに行っていたのですが
「みんなに怖い思いをさせにやってきた!」その声は、部屋という部屋の空気を振動させ、福島県のおっとうやおっかあのみんなを代表しているようでした。

若いお母さんたちが夫や親たちに反対されていると聞けば、そのシーンを思い出します。
なんとか、「政府が若い親たちの不安を説得してなだめて鎮めてくれたら」、「前の生活に早くもどりたい」などという老人たちの願いは、若い命に対する犯罪に近づいていく。無知ゆえの。そして、老人たちの身体が異変を感じるには相当の時間が必要。
自分が大丈夫だから大丈夫と思っている。

福島県内のグループの方もおっしゃっていましたが、
「夏休みまでこのままの状態だったら子供達は危ない」
まったく同感です。

だって、福島県人が大切にしてきた家族の絆や伝統をざっくり切り離そうとしているのは、私たちではない。
放射能です。

どんなにガマンしろと吠えたって、放射能は何十年も何百年も、何万年も生き残る。
ヨウ素だって、8日で半分に消えてなくなるわけじゃない。生体に入ったらもっと長くある。誰も言わない。

20年前、チェルノブイリの子供の保養を始めようとしたとき、そりゃもう大反対の嵐でした。
「砂に水をまくようなものだ。やってもしょうがない」
「子供の身体に入った放射能が出ていくわけがない!」(当時はそういう科学力でした)
「全員をつれてこれないなら差別だ」

どうでしょう?なんて恐ろしい言葉の連続ではありませんか。
愛がない。あなたなら、そこに滞在しますか?一分、一秒たりともいやでしょう?
そこに子供達を放置する。

これは、日本人全体につきつけられている問題なんです。

校庭だけが汚染されているわけじゃないでしょう?そのエリア一帯、子供達がウロウロ歩けない汚染地でしょう?
そこで、子供や若い親たちが病気になったらどうするの?

家や土地を汚染されたら、無価値になるんです。チェルノブイリでたくさん見てきました。
ここにいたら病気になると気づいた人から自費で、移住をしていくはずです。

おかしいでしょ?
「あんたたち、怖いなら勝手に逃げなさいよ、政府は安全と言っているんです!」(『補償はでませんから』)と言っているのと同じなんです。
福島市と郡山市、二本松市の人たちをみんな移動させることができないと、政府は思い込んでいる。

でもやらなくちゃいけない。原子力産業がぶっつぶれようが知ったこっちゃない。
今、日本中のエネルギーを総動員して、緊急疎開させなければ、本当に後悔することになります。
日本中で取り組んだらできる。

そして、明日、他の原発の近くの地域で、自分たちに起こるかもしれないこと。
私たちの生命と財産をざっくり奪い取ることができる原発をさっさと止めて、地震が来る前に燃料棒様を冷やして置かなければいけない国だとわかったのではないでしょうか?

今日、福島県の方達が国と交渉すると言っていました。
まずは、それが無事に終わるように、交渉が行われるように祈ります。

この世界、その交渉さえ断られるようなことは山ほどです。
がんばれ、福島の人たち。

汚染のないところにでておやすみなさい。静かに細胞を修復させましょう。
チェルノブイリの子供達の保養だって、ちゃんと放射能が身体から出ていきましたよ。
子供は放射能を蓄積しやすいがでていくのも早い、35~50日、大人は100日前後必要。

これはあくまでチェルノブイリの汚染のベラルーシ共和国の科学アカデミーのお話(15年ほど前にわかっていた)。
放射能から離れれば、DNAの修復のスピードも早くなる。
ペクチンの多いくだものを、お腹の空いたときに!食べてください。
今までのすべての常識やしきたりを捨てて、役所の壁も乗り越えて子供達を守るときです。


アメリカ医師の見解の相違  5月 3rd, 2011

こんなところに2年いたら子供は100人に一人癌>>

日本の政府は総辞職しなされ。世界中からのひんしゅく。いずれ黙っていられない良心の医師たちのコメントが続出するはず。
どこを向いていたのか。
もう言い訳はいりません。

福島で活動されている方から子供達の目の下にクマが入っているという連絡がありました。
ぐっと深い長いクマが入っていたら、甲状腺が悲鳴をあげています!
一刻も早く避難させて。
チェルノブイリの子供達は、小さい時からみんなクマが入っているから、自分たちはそういう人種だと思っていた。

さて、長崎のY教授、アドバイザーとしてもう、失格です。「幼稚園以上の子供ならオーケ」って、やぶどころの話ではない。
飯舘村でもいい加減なことばかり。もうもう辞任願います。
長崎の原爆で犠牲になられた方にどうやって、顔を向けるというのでしょう。
安全だという根拠が何も無いのに!

先生、こっちを見てください。子供たちを。ベラルーシの大人たちだって甲状腺障害になっていましたよね?
先生はテレビで「大人はならない!」とおっしゃっていました。先生、もうぼけちゃったのかと思いましが、あちらの科学者みんなが甲状腺障害になっていたはずです。事故直後汚染地に入って調査を始めたので。

日本では全然、始まる気配がありません。
先生が、長崎の金看板だして、みんなをけちらしているからだと思います。悲しいです。

注:長崎のY教授とは山下俊一教授のことです。この人物については改めて取り上げたく思います。
http://alcyone.seesaa.net/article/199129985.html


もう二度と後悔したくないから
 5月 4th, 2011

~前略~

チェルノブイリでも、「これは放射能のせいじゃないよ、風土病だよ」とヒロシマの医者が言えば、国連の医師たちは納得した。ちょっと考えたらすぐに非科学的なことだとわかりますよね?素人の私たちにだって。

その後、事故後3年~5年に小児甲状腺癌や癌にいたらないけどわけのわからない病気が多発していたけれど、国連は助けませんでした。
しかし、嘘も百編言うと本当になるで、被害を小さくしたい旧ソ連とタッグを組んで、本当に、被害者の数はどんどん小さく見積もられていきました。

もう10年も前からベラルーシでは、「放射能はなくなった」という大統領令が出され、放射能のホの字も言えない。
ヒロシマの金看板をおろせなかった。

そして、チェルノブイリで止められなかったことがまた始まっている。
今、日本のフクシマで、ナガサキの医師(注・山下俊一教授)が、「放射能はぜんぜん怖くない」と安全を振りまいています。
ここまでこの日本でやるのか。しかし、多くの福島県の方々が「安全を信じる根拠」になってしまった。

ヒロシマ・ナガサキの金看板。人の苦しみがわかるはず、という私たちの思い込み。人を肩書きで観るクセにつけこまれている。

~以下省略~

※是非、http://www.kakehashi.or.jp/?p=2816 にアクセスし、この続きをお読みください。

<引用終了>



【小沢一郎氏の支持拡大ツールです】

下記データを印刷あるいはメール送信などにて、友人・知人・ご家族などにお渡しいただき、小沢一郎氏の支持拡大にご利用ください。

小沢一郎氏の決意表明「私には夢がある」 全文
1009141 1009142

※昨年9月14日民主党代表選挙当日のものです。これを知らない国民が多いのです。
PDFファイルのダウンロードと印刷 ⇒ http://bit.ly/e8fVSx
※印刷は両面印刷でどうぞ。

検察審査会の疑惑と起訴議決について~小沢一郎の正論
(民主党倫理委員会への小沢氏の主張)
1102221 1102222
PDFファイルのダウンロードと印刷 ⇒ http://bit.ly/hBJaIo
※印刷は両面印刷でどうぞ。

 

【政治への参加は個人献金から】

これまで小沢一郎氏が主張されてきた「企業献金の廃止」を実現し、個人が政治家を支援することで国政に参加する政治を目指しませんか?
例えば、政治家小沢一郎を支援することは、「自立と共生」という理念を基盤にして「国民の生活を第一とする」国家形成に参加することです。そしてそれは、子どもたちの未来を築く第一歩であり、親として、大人として、子どもたちへの責任を果たす行為です。

小沢一郎氏への献金は陸山会を通して行い、その方法は2つあります。

1. 楽天の 「 LOVE JAPAN 」 経由での献金
2. 直接「陸山会」に献金

直接「陸山会」に献金する場合は、小沢一郎ウェブサイトの「政治献金のご案内」から「陸山会 入会申込書 送付依頼フォーム」に必要事項を記入し(もちろん、献金する金額も!)、送信ボタンをクリックしてください。

陸山会への寄附は、原則として月額1,000円=年額12,000円以上から(月払い、半年払い、年払いのいずれか)とされていますが、一回限りの寄付( カンパ )も、1000円以上であれば随時可能です。
寄付の額はご本人の意思でいくらでもかまいませんし、回数は、一回限りでも毎月の献金でも、或いは年払いでも、ご都合で判断してください。

※入会申し込みが多数殺到した場合、事務処理が遅延し、申し込み後に陸山会から振込先口座の案内が届くまで、時間を要する場合があります。


■必読! 民主党・小泉俊明議員による「小泉竹中売国政治の総括」

2010年(平成22年)2月9日の衆議院予算委員会での質疑から全文掲載

■必見!必読! 緊縮財政・増税論に騙されるな!消費税増税の必要はない!

   (平 成22年2月24 日 衆議院予算委 員会公聴会から)

▽二宮厚美・神戸大大学院教授
「今 こそ垂直的な所得再分配の再構築で経済復興・格差と貧困の是正・財政改革を」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

▽菊池英博・日本金融財政研究所所長
「経済のイ ロハを知っていれば考えられない旧政権によるデフレ下の緊縮財政」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

▽下地幹郎(国民新党) [消費税に関する質疑]
「旧政権では国民から徴収する消費税が、財 界のための法人税減税の財源に使われていた」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

■私たち国民の声を届けよう!

亀井静香ウェブサイト
小沢一郎ウェブサイト


【お願い】

植草一秀氏のブログ人気ブログランキング 応援のクリックをお願いします。 

 主権者は私たち国民レジスタンスバナー by SOBA@「雑談日記」

| | コメント (1) | トラックバック (1)

2011年5月 1日 (日)

内閣官房参与を辞任した御用学者・小佐古敏荘氏と、抗議も辞任もせず政府に居座る計画的殺人実行犯たち

4月29日、東京大学大学院教授(放射線安全学)の小佐古敏荘(こさこ としそう)氏 が内閣官房参与を辞任しましたが、原発推進派で御用学者である小佐古氏が、今回なぜ政府に抗議し棺直人への助言役という要職を辞任したのでしょうか。

今後、小佐古氏の言動を観察すればその答えは得られると思いますが、現時点では「小佐古氏にも良心があり、その良心が、彼に初めて国民の立場に立つ行動を起こさせた」ものと、私は受け取ることにしました。

小佐古氏は、「年間20ミリシーベルト近い被ばくをする人は原子力発電所の放射線業務従事者でも極めて少ない。この数値を乳児、幼児、小学生に求めることは学問上の見地からのみならず、私のヒューマニズムからしても受け入れがたい」と主張されました。しかし実は、小佐古氏は過去の原爆症認定集団訴訟に国側の証人として出廷し、国の主張に沿った証言を行ってきました。小佐古氏は国の原子力推進予算を貪る原子力ムラの御用学者だったのです。
原爆症に苦しむ市民の訴えを拒絶し、国の補償を極力抑制しようとの行動は、とても今ヒューマニズムを謳う学者と同一人物のものとは思えません。

ここで小佐古氏のことを肯定的に捉えるならば、「今回の福島第一原発の事故が彼にとって身近なところで起きたため、彼のヒューマニズムが覚醒、人道的立場から言動をするに至った」と、そのように受け止めることもできます。
私はその観点で小佐古氏のことを捉え、小佐古氏が今後も人道的立場から物事を見て判断する人物であるかどうか、彼の言動に注目していこうと思います。

私は人を評価する際、必ず過去ではなく現在を見ることにしています。(参考:http://bit.ly/hAJkUQ
小佐古氏が御用学者の立場から反原発の人道的活動に移行されるかどうかは、彼の今後を見なければ分かりませんが、現時点では政府の原発事故への対応を批判し、政府の要職を辞任するまでの抗議行動を起こしたという事実を、評価します。

翻って以下の者たち。
http://bit.ly/enCvwE

今回は新たに細野豪志も加わりましたが、彼らは彼ら自身の過去の実績を無にする行為(=国家反逆的行為)である、福島県での計画殺人を実行しようとしています。
許しがたい歴史に残るべき犯罪行為です。

細野豪志は、原子力ムラの原子力安全委員会を尊重するのだそうです。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110430-00000006-jij-pol

校庭利用基準、変更せず=年間20ミリシーベルト―細野補佐官

時事通信 4月30日(土)0時46分配信
 細野豪志首相補佐官は29日夜、TBSの番組に出演し、辞任表明した小佐古敏荘内閣官房参与が甘すぎると批判した学校の校庭利用制限に関する放射線量の基準について「われわれが最もアドバイスを聞かなければならない原子力安全委員会は年間20ミリシーベルトが適切と判断している。政府の最終判断だ」と述べ、変更しない方針を示した。
 同時に「通っているお子さんや親御さんの気持ちがあるから、(被ばく量を)できるだけ下げる努力を当然すべきだ」と強調した。 

もし彼らに小佐古氏のような良心があるならば、文部科学省の役人に国民を守る正しい指導を行い、官邸にも抗議、役職も辞任するといった行動をとるべきですが、全くそのような言動は見受けられません。

改めて、計画殺人実行犯たちを顔写真入りで掲載し、最後に、小佐古敏荘氏の辞意表明を全文転載します。


内閣総理大臣補佐官 細野豪志
衆議院議員 当選4回 静岡5区
Photo_9    

文部科学大臣 髙木義明   
衆議院議員 当選7回  (原爆を落とされた)長崎1区
Photo_2

文部科学副大臣    笹木竜三
衆議院議員 当選4回  福井1区 比例北陸信越
Photo_3

文部科学副大臣    鈴木寛
参議院議員 当選2回  東京都選挙区
Photo_4

文部科学政務官    笠浩史
衆議院議員 当選3回  神奈川9区
Photo_5

文部科学政務官    林久美子
参議院議員 当選2回  滋賀県選挙区
Photo_6


<小佐古敏荘氏の辞意表明 転載開始>


平成23年4月29日

内閣官房参与の辞任にあたって 
(辞意表明)

内閣官房参与
小佐古敏荘


 平成23年3月16日、私、小佐古敏荘は内閣官房参与に任ぜられ、原子力災害の収束に向けての活動を当日から開始いたしました。そして災害後、一ヶ月半以上が経過し、事態収束に向けての各種対策が講じられておりますので、4月30日付けで参与としての活動も一段落させて頂きたいと考え、本日、総理へ退任の報告を行ってきたところです。
 なお、この間の内閣官房参与としての活動は、報告書「福島第一発電所事故に対する対策について」にまとめました。これらは総理他、関係の皆様方にお届け致しました。

 私の任務は「総理に情報提供や助言」を行うことでありました。政府の行っている活動と重複することを避けるため、原子力災害対策本部、原子力安全委員会、原子力安全・保安院、文部科学省他の活動を逐次レビューし、それらの活動の足りざる部分、不適当と考えられる部分があれば、それに対して情報を提供し、さらに提言という形で助言を行って参りました。
 特に、原子力災害対策は「原子力プラントに係わる部分」、「環境、放射線、住民に係わる部分」に分かれますので、私、小佐古は、主として「環境、放射線、住民に係わる部分」といった『放射線防護』を中心とした部分を中心にカバーして参りました。
 ただ、プラントの状況と環境・住民への影響は相互に関連しあっておりますので、原子炉システム工学および原子力安全工学の専門家とも連携しながら活動を続けて参りました。
 さらに、全体は官邸の判断、政治家の判断とも関連するので、福山哲郎内閣官房副長官、細野豪志総理補佐官、総理から直命を受けている空本誠喜衆議院議員とも連携して参りました。

 この間、特に対応が急を要する問題が多くあり、またプラント収束および環境影響・住民広報についての必要な対策が十分には講じられていなかったことから、3月16日、原子力災害対策本部および対策統合本部の支援のための「助言チーム(座長:空本誠喜衆議院議員)」を立ち上げていただきました。まとめた「提言」は、逐次迅速に、官邸および対策本部に提出しました。それらの一部は現実の対策として実現されました。
 ただ、まだ対策が講じられていない提言もあります。とりわけ、次に述べる、「法と正義に則り行われるべきこと」、「国際常識とヒューマニズムに則りやっていただくべきこと」の点では考えていることがいくつもあります。今後、政府の対策の内のいくつかのものについては、迅速な見直しおよび正しい対策の実施がなされるよう望むところです。


1.原子力災害の対策は「法と正義」に則ってやっていただきたい

 この1ヶ月半、様々な「提言」をしてまいりましたが、その中でも、とりわけ思いますのは、「原子力災害対策も他の災害対策と同様に、原子力災害対策に関連する法律や原子力防災指針、原子力防災マニュアルにその手順、対策が定められており、それに則って進めるのが基本だ」ということです。

 しかしながら、今回の原子力災害に対して、官邸および行政機関は、そのことを軽視して、その場かぎりで「臨機応変な対応」を行い、事態収束を遅らせているように見えます。

 とりわけ原子力安全委員会は、原子力災害対策において、技術的な指導・助言の中核をなすべき組織ですが、法に基づく手順遂行、放射線防護の基本に基づく判断に随分欠けた所があるように見受けました。例えば、住民の放射線被ばく線量(既に被ばくしたもの、これから被曝すると予測されるもの)は、緊急時迅速放射能予測ネットワークシステム(SPEEDI)によりなされるべきものでありますが、それが法令等に定められている手順どおりに運用されていない。法令、指針等には放射能放出の線源項の決定が困難であることを前提にした定めがあるが、この手順はとられず、その計算結果は使用できる環境下にありながらきちんと活用されなかった。また、公衆の被ばくの状況もSPEEDIにより迅速に評価できるようになっているが、その結果も迅速に公表されていない。

 初期のプリュームのサブマージョンに基づく甲状腺の被ばくによる等価線量、とりわけ小児の甲状腺の等価線量については、その数値を20、30km圏の近傍のみならず、福島県全域、茨城県、栃木県、群馬県、他の関東、東北の全域にわたって、隠さず迅速に公開すべきである。さらに、文部科学省所管の日本原子力研究開発機構によるWSPEEDIシステム(数10kmから数1000kmの広域をカバーできるシステム)のデータを隠さず開示し、福島県、茨城県、栃木県、群馬県のみならず、関東、東北全域の、公衆の甲状腺等価線量、並びに実効線量を隠さず国民に開示すべきである。

 また、文部科学省においても、放射線規制室および放射線審議会における判断と指示には法手順を軽視しているのではと思わせるものがあります。例えば、放射線業務従事者の緊急時被ばくの「限度」ですが、この件は既に放射線審議会で国際放射線防護委員会(ICRP)2007年勧告の国内法令取り入れの議論が、数年間にわたり行われ、審議終了事項として本年1月末に「放射線審議会基本部会中間報告書」として取りまとめられ、500mSvあるいは1Svとすることが勧告されています。法の手順としては、この件につき見解を求められれば、そう答えるべきであるが、立地指針等にしか現れない40-50年前の考え方に基づく、250mSvの数値使用が妥当かとの経済産業大臣、文部科学大臣等の諮問に対する放射線審議会の答申として、「それで妥当」としている。ところが、福島現地での厳しい状況を反映して、今になり500mSvを限度へとの、再引き上げの議論も始まっている状況である。まさに「モグラたたき」的、場当たり的な政策決定のプロセスで官邸と行政機関がとっているように見える。放射線審議会での決定事項をふまえないこの行政上の手続き無視は、根本からただす必要があります。500mSvより低いからいい等の理由から極めて短時間にメールで審議、強引にものを決めるやり方には大きな疑問を感じます。重ねて、この種の何年も議論になった重要事項をその決定事項とは違う趣旨で、「妥当」と判断するのもおかしいと思います。放射線審議会での決定事項をまったく無視したこの決定方法は、誰がそのような方法をとりそのように決定したのかを含めて、明らかにされるべきでありましょう。この点、強く進言いたします。


2.「国際常識とヒューマニズム」に則ってやっていただきたい

 緊急時には様々な特例を設けざるを得ないし、そうすることができるわけですが、それにも国際的な常識があります。それを行政側の都合だけで国際的にも非常識な数値で強引に決めていくのはよろしくないし、そのような決定は国際的にも非難されることになります。

 今回、福島県の小学校等の校庭利用の線量基準が年間20mSvの被曝を基礎として導出、誘導され、毎時3.8μSvと決定され、文部科学省から通達が出されている。これらの学校では、通常の授業を行おうとしているわけで、その状態は、通常の放射線防護基準に近いもの(年間1mSv,特殊な例でも年間5mSv)で運用すべきで、警戒期ではあるにしても、緊急時(2,3日あるいはせいぜい1,2週間くらい)に運用すべき数値をこの時期に使用するのは、全くの間違いであります。警戒期であることを周知の上、特別な措置をとれば、数カ月間は最大、年間10mSvの使用も不可能ではないが、通常は避けるべきと考えます。年間20mSv近い被ばくをする人は、約8万4千人の原子力発電所の放射線業務従事者でも、極めて少ないのです。この数値を乳児、幼児、小学生に求めることは、学問上の見地からのみならず、私のヒューマニズムからしても受け入れがたいものです。年間10mSvの数値も、ウラン鉱山の残土処分場の中の覆土上でも中々見ることのできない数値で(せいぜい年間数mSvです)、この数値の使用は慎重であるべきであります。

 

小学校等の校庭の利用基準に対して、この年間20mSvの数値の使用には強く抗議するとともに、再度の見直しを求めます。

 また、今回の福島の原子力災害に関して国際原子力機関(IAEA)の調査団が訪日し、4回の調査報告会等が行われているが、そのまとめの報告会開催の情報は、外務省から官邸に連絡が入っていなかった。まさにこれは、国際関係軽視、IAEA軽視ではなかったかと思います。また核物質計量管理、核査察や核物質防護の観点からもIAEAと今回の事故に際して早期から、連携強化を図る必要があるが、これについて、その時点では官邸および行政機関は気付いておらず、原子力外交の機能不全ともいえる。国際常識ある原子力安全行政の復活を強く求めるものである。

以上

<転載終了>



【小沢一郎氏の支持拡大ツールです】

下記データを印刷あるいはメール送信などにて、友人・知人・ご家族などにお渡しいただき、小沢一郎氏の支持拡大にご利用ください。

小沢一郎氏の決意表明「私には夢がある」 全文
1009141 1009142

※昨年9月14日民主党代表選挙当日のものです。これを知らない国民が多いのです。
PDFファイルのダウンロードと印刷 ⇒ http://bit.ly/e8fVSx
※印刷は両面印刷でどうぞ。

検察審査会の疑惑と起訴議決について~小沢一郎の正論
(民主党倫理委員会への小沢氏の主張)
1102221 1102222
PDFファイルのダウンロードと印刷 ⇒ http://bit.ly/hBJaIo
※印刷は両面印刷でどうぞ。

 

【政治への参加は個人献金から】

これまで小沢一郎氏が主張されてきた「企業献金の廃止」を実現し、個人が政治家を支援することで国政に参加する政治を目指しませんか?
例えば、政治家小沢一郎を支援することは、「自立と共生」という理念を基盤にして「国民の生活を第一とする」国家形成に参加することです。そしてそれは、子どもたちの未来を築く第一歩であり、親として、大人として、子どもたちへの責任を果たす行為です。

小沢一郎氏への献金は陸山会を通して行い、その方法は2つあります。

1. 楽天の 「 LOVE JAPAN 」 経由での献金
2. 直接「陸山会」に献金

直接「陸山会」に献金する場合は、小沢一郎ウェブサイトの「政治献金のご案内」から「陸山会 入会申込書 送付依頼フォーム」に必要事項を記入し(もちろん、献金する金額も!)、送信ボタンをクリックしてください。

陸山会への寄附は、原則として月額1,000円=年額12,000円以上から(月払い、半年払い、年払いのいずれか)とされていますが、一回限りの寄付( カンパ )も、1000円以上であれば随時可能です。
寄付の額はご本人の意思でいくらでもかまいませんし、回数は、一回限りでも毎月の献金でも、或いは年払いでも、ご都合で判断してください。

※入会申し込みが多数殺到した場合、事務処理が遅延し、申し込み後に陸山会から振込先口座の案内が届くまで、時間を要する場合があります。


■必読! 民主党・小泉俊明議員による「小泉竹中売国政治の総括」

2010年(平成22年)2月9日の衆議院予算委員会での質疑から全文掲載

■必見!必読! 緊縮財政・増税論に騙されるな!消費税増税の必要はない!

   (平 成22年2月24 日 衆議院予算委 員会公聴会から)

▽二宮厚美・神戸大大学院教授
「今 こそ垂直的な所得再分配の再構築で経済復興・格差と貧困の是正・財政改革を」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

▽菊池英博・日本金融財政研究所所長
「経済のイ ロハを知っていれば考えられない旧政権によるデフレ下の緊縮財政」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

▽下地幹郎(国民新党) [消費税に関する質疑]
「旧政権では国民から徴収する消費税が、財 界のための法人税減税の財源に使われていた」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

■私たち国民の声を届けよう!

亀井静香ウェブサイト
小沢一郎ウェブサイト


【お願い】

植草一秀氏のブログ人気ブログランキング 応援のクリックをお願いします。 

 主権者は私たち国民レジスタンスバナー by SOBA@「雑談日記」

| | コメント (1) | トラックバック (1)

より以前の記事一覧