カテゴリー「日記・コラム・つぶやき」の記事

2011年5月 6日 (金)

このところ気になる不審な現象 ~ 私のツィッターやmixiのパスワードが盗まれイタズラされています

※本稿の後半部分を整理し再編集しました。(5月8日 21時30分)

最近、私が使うツィッターやSNS(mixi)で不審な現象が起きていたので、記録として残しておこうと思います。読者のみなさんにも、いつ同様のことが起きるか知れません。十分に気をつけてください。

以下、時系列に起きた現象を振り返ります。

▼4月10日
@kumikouki 貴方の殺人行為を忘れません。 RT @tetsu89314 子供の年間被ばく線量20msVへ引き上げhttp://bit.ly/eM4fhV この人たちが責任者。文部科学大臣 髙木義明/副大臣 笹木竜三、鈴木寛/政務官 笠浩史、林久美子私は絶対に許しません。

これは、福島県の子供の年間被ばく線量20msVへ引き上げとの方針を打ち出したことに対する抗議を、文科省政務官の林久美子に送ったものです。この「貴方の殺人行為を忘れません」とのフレーズに、80名の方からのリツィートがありましたが、私は彼女に投げた過激な言葉とリツィートの数から、林久美子にブロックをかけられるだろうと考えていました。(でもブロックはされていないようです)


話は変わります。
その後、4月17日(日)に外出先から帰宅途中、電車内でツィッターを開くと自分が書いた覚えのない書き込みが、私のアカウント(利他不動:@ritafudou )で掲載されているのを、PCの画面に見て驚きました。
http://twitter.com/#!/ritafudou/status/59498844051865600

▼4月17日
ソフトバンクショップなう

私は、当日はソフトバンクショップに行ってませんし、私が「なう」という言葉を使うことは、絶対にありえません。
まさか家内の悪戯かとも思い後で確認すると、彼女曰く「ツィッターが何であるかも、その使い方も知らないし、忙しくてそんな悪戯をする暇もない」とのこと。考えてみれば当然のことです。休日の家内は、家事と子供の世話で忙しく、また彼女が自宅でPCを使うことは殆どありません。ツィッターが何かも知りません。

では「ソフトバンクなう」などと、私になりすましてツィッターに書き込んだのは誰なのでしょうか? 確認すると、HTC Peep というサイトからツィッターにアクセスされていたようです。
それで、以下の通りツィッターに書き込みました。

▼4月17日
何これ? 気味悪い。ソフトバンクに行ってないしこんなツイートした覚えもない。 なんで私のアカウントで? HTC Peepっていうサイトからツイートされたらしいけど、 HTC Peepって何だ? @ritafudou ソフトバンクショップなう

後で確認したのですが、HTC Peep というのは、どうやらHTCという携帯電話メーカーのツィッター向けアプリケーションのようです。

とにかく、私になりすましてツィッターが使われたということは、私のツィッターのパスワードなどの情報が盗まれていたということを、理解しました。


その後、今度はmixiで異変が起こりました。
私のmixiはツィッターと連携させており、他の方への返信やRTといった記号のない文章がmixiの「つぶやき」に反映されるようになっています。
実は、4月24日の以下の3つのツィートが、最初mixiに反映されていたのですが、翌25日に確認すると全て消えていました。

▼4月24日
【緊急】 オンライン署名 4/25(月)23:00まで ~ 子どもに「年20ミリシーベルト」を強要する日本政府の非人道的な決定に抗議し、撤回を要求します http://t.co/UsKDQ7P

▼4月24日
【顔写真付き】 「年20ミリシーベルト」を子供たちに強要する計画殺人実行犯。 文部科学大臣:髙木義明、副大臣:笹木竜三・鈴木寛、政務官:笠浩史・林久美子  http://bit.ly/enCvwE  (反映されないから再ツイです)

▼4月24日
私は、将来被曝によって子供たちが命を落とした際には(当然国は被曝によるとは認めませんが)、彼らは「殺人犯」で、しかも計画的殺人を犯したという重い事実を、忘れずに記憶し、伝え広めます。 http://t.co/H1fiMxW  「父さんの日記」

※誤記と脱字を訂正しました。

これら消された3つは、子どもに「年20ミリシーベルト」を強要する日本政府の非人道的な決定に抗議し、撤回を要求するためのオンライン署名の呼びかけであり、かつ、福島の子供を犠牲にしようとする計画殺人実行犯たち、文部科学大臣:髙木義明、副大臣:笹木竜三・鈴木寛、政務官:笠浩史・林久美子、この5名を糾弾する記事を告知するためのものでした。
この3つがmixiから消えていたことは、下のツィートがmixiにも反映されたかどうかを確認している際に、気が付きました。

▼4月25日
【あと40分】 オンライン署名 本日23:00まで ~ 子どもに「年20ミリシーベルト」を強要する日本政府の非人道的な決定に抗議し、撤回を要求します ※署名はこちらのサイトから http://blog.canpan.info/foejapan/daily/201104/23

25日の午後10時頃、オンライン署名の締め切り間近であったため、このツィートを行いましたが、なかなかmixiには反映されず、そこで、24日分の3つと、オンライン署名締め切り直前のこのツィートを合わせて4つを、後でmixiのつぶやきに直接書き込んだという状況です。


ツィッターへの悪戯に関しては、私のツィッターアカウントを利用するために、犯人が私のツィッター用パスワードを盗んだもので、これは、ネット経由で私のPCに入り込まない限り不可能なことです。
mixiに一度反映されながら3つのツィートが消されてしまったのは、犯人が私のmixi用のパスワードも盗んでいたか、もしくは、mixi関係者が誰かに依頼されて当該ツィートのみを削除したことによるのか、そういうことだと考えています。
 

※4月25日のオンライン署名締め切り直前告知については、mixiに反映されなかったことがネットやシステム環境によるものか、作為的なものか、また遅延しても後で反映されたものなのか、それとも反映されないまま終わったのか、私が急ぎmixiに直接書き込んだため、これらの判断はできません。

このような状況ではありますが、昨日(5月4日)、改めて下記の文面を計画殺人犯の一人である、林久美子宛送りました。
http://twitter.com/#!/ritafudou/status/65772142322647040

▼5月4日
@kumikouki 計画殺人実行犯 (文科省政務官) 林久美子殿 即刻福島に転居し、ご子息も福島の学校に通学させたまえ  http://bit.ly/enCvwE   http://bit.ly/jIbHYE

気になることがあります。
昨日のこのツィート が他のユーザーから見ることができるのかどうか、です。
多分、林久美子宛の「殺人犯」という言葉がひっかかり、私以外にはツィッターのタイムラインに流れない仕組みになっているのではないかな?と思っています。
(現在までリツィートはゼロです ^^; )

ところで、どうして、
私のPCに何者かが入り込み、私のパスワードを盗むようなことができたのでしょうか?
今回の不審な現象は、昨年2~3月の一連の「事件」に遡り関連しているように思えます。

実は昨年2月、当ブログが検索エンジンで検索不能となり、ブログ管理ツールも障害で使用不能という不具合が1週間続き、その後執拗なウィルス攻撃を受け(3月6~7日)、以降、私のPCと携帯のメールに、突如として大量の迷惑メールが届けられるようになりました。それまでは皆無だったのに、突然です。
この最後のウィルス攻撃によって私のPCと携帯のメールアドレス等が盗まれたのでしょうが、今回のなりすましツィートやmixiのつぶやき削除などを見ると、ウィルス攻撃を受けた後に施したセキュリティシステムの再インストールとウィルス定義更新も無力であったかと、そのように思え、残念です。

2010年2月18~24日
渡辺喜美とみんなで偽装党の資金管理の実態を晒す記事を掲載した4日後から1週間、検索エンジンでの検索不能、ブログ管理ツールが障害のため使用不能となる。

2010年3月6~7日
執拗なウィルス攻撃を2日間受ける。

2010年3月7日
ウィルス攻撃が止まった当日、再度ブログ管理ツールが、一時的に使用不能となる。

2010年3月7日以降 
大量の迷惑メールが私のPCと携帯に送付されるようになる。

私が受けたウィルス攻撃について振り返ります。

昨年2月14日に渡辺喜美とみんなで偽装党の資金管理の実態を晒す記事 を掲載したのですが、その4日後の2月18日から2月24日までの7日間、Google、Yahoo、goo など全ての検索エンジンから当ブログ掲載記事の検索が不能となり、加えてブログ管理ツールに障害が発生し利用不能 となりました。

それから10日後、3月6日から2日間、私のPCが頻繁に外部から攻撃を受けました。
私はニフティの「常時安全セキュリティ24」というセキュリティサービスを契約していますが、PCを起動している間、数分間隔で「常時安全セキュリティ24」がウィルスによる攻撃を感知し、駆除を続けました。
そして36回目の駆除を終えたのを最後に、「常時安全セキュリティ24」のウィルス検知+駆除という動作が止まりました。記憶では、翌日(3月7日)だったと思います。起床してから朝家を出るまでの時間帯であったか、帰宅後の夜間であったかは記憶も遠く、不明です。
36回の攻撃を仕掛け駆除されたのは「badname」というウィルスでした。
また、このウィルス攻撃が終わった3月7日の夜には、ブログ管理ツールに再度障害が発生、一時利用不能となりました。

私はこのウィルスが仕掛けた攻撃は全て駆除されたものと考えていましたが、どうやら違ったようです。その直後からでした。これまでは全く迷惑メールの被害を受けなかった私のPCと携帯に、毎日大量の迷惑メールが届くようになりました。
私はメールアドレスを変更せず、送られてくるメールに対し個別に対応してきたのですが、最近ではかなり減少したものの、相変わらず迷惑メールは届きます。

私のPC内の情報は全て、昨年3月7日に盗まれていたと思います。この問題の後、私は「常時安全セキュリティ24」を一旦削除し、再インストールのうえウィルス定義も更新しており、その後はこのセキュリティソフトから何の警告もなく、ウィルスの被害も受けていません。
現在も、私のPCはセキュリティソフトが機能しない環境で侵入できる状態なのかもしれません。

今回私のパスワードを使いイタズラをした犯人は、昨年2~3月に検索や管理ツールの障害とウィルス攻撃を仕掛け、私のPC内の情報を盗んだ実行犯、もしくはその関係者であり、その人物にはニフティ内部の人間も関わっている可能性があると思います。


読者のみなさま、くれぐれもお使いのPCのセキュリティにはご注意ください。



【小沢一郎氏の支持拡大ツールです】

下記データを印刷あるいはメール送信などにて、友人・知人・ご家族などにお渡しいただき、小沢一郎氏の支持拡大にご利用ください。

小沢一郎氏の決意表明「私には夢がある」 全文
1009141 1009142

※昨年9月14日民主党代表選挙当日のものです。これを知らない国民が多いのです。
PDFファイルのダウンロードと印刷 ⇒ http://bit.ly/e8fVSx
※印刷は両面印刷でどうぞ。

検察審査会の疑惑と起訴議決について~小沢一郎の正論
(民主党倫理委員会への小沢氏の主張)
1102221 1102222
PDFファイルのダウンロードと印刷 ⇒ http://bit.ly/hBJaIo
※印刷は両面印刷でどうぞ。

 

【政治への参加は個人献金から】

これまで小沢一郎氏が主張されてきた「企業献金の廃止」を実現し、個人が政治家を支援することで国政に参加する政治を目指しませんか?
例えば、政治家小沢一郎を支援することは、「自立と共生」という理念を基盤にして「国民の生活を第一とする」国家形成に参加することです。そしてそれは、子どもたちの未来を築く第一歩であり、親として、大人として、子どもたちへの責任を果たす行為です。

小沢一郎氏への献金は陸山会を通して行い、その方法は2つあります。

1. 楽天の 「 LOVE JAPAN 」 経由での献金
2. 直接「陸山会」に献金

直接「陸山会」に献金する場合は、小沢一郎ウェブサイトの「政治献金のご案内」から「陸山会 入会申込書 送付依頼フォーム」に必要事項を記入し(もちろん、献金する金額も!)、送信ボタンをクリックしてください。

陸山会への寄附は、原則として月額1,000円=年額12,000円以上から(月払い、半年払い、年払いのいずれか)とされていますが、一回限りの寄付( カンパ )も、1000円以上であれば随時可能です。
寄付の額はご本人の意思でいくらでもかまいませんし、回数は、一回限りでも毎月の献金でも、或いは年払いでも、ご都合で判断してください。

※入会申し込みが多数殺到した場合、事務処理が遅延し、申し込み後に陸山会から振込先口座の案内が届くまで、時間を要する場合があります。


■必読! 民主党・小泉俊明議員による「小泉竹中売国政治の総括」

2010年(平成22年)2月9日の衆議院予算委員会での質疑から全文掲載

■必見!必読! 緊縮財政・増税論に騙されるな!消費税増税の必要はない!

   (平 成22年2月24 日 衆議院予算委 員会公聴会から)

▽二宮厚美・神戸大大学院教授
「今 こそ垂直的な所得再分配の再構築で経済復興・格差と貧困の是正・財政改革を」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

▽菊池英博・日本金融財政研究所所長
「経済のイ ロハを知っていれば考えられない旧政権によるデフレ下の緊縮財政」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

▽下地幹郎(国民新党) [消費税に関する質疑]
「旧政権では国民から徴収する消費税が、財 界のための法人税減税の財源に使われていた」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

■私たち国民の声を届けよう!

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2010年8月 6日 (金)

終戦の月に、沖縄の思いを知る2本の動画を見ました

最初にお知らせです。

■8月3日夜から、当ブログのトップページに異常が発生しています。右サイドバーにあった表示項目(最近の記事・最近のコメント・最近のトラックバック他)が全て消え、中央の記事表示スペースの最後に移動しているなど、複数の問題が発生しています。
この件、ニフティのココログサポートに異常発生の報告をしましたが、対応処理できるまで時間を要するかと思います。問題が解決するまでの処置として、ブログトップページでの各記事の概要表示を止め、最新の記事から順に全文掲載するよう、変更しました。 
(※8月6日問題解決したので元のトップページに戻りました)

■左サイドにあるアルバム「釣り(フライフィッシング)」  と「プリザーブドフラワー 」  を更新しました。 私がサボって眠らせていた写真を大挙掲載しました。釣り(フライフィッシング)や花(プリ花)に興味のある方は是非どうぞ!

さて、8月になりました。昨年の8月30日は、主権者国民の手で歴史的政権交代を実現させた総選挙が行われました。しかし、国民の期待と世界中からの注目を受け船出した小鳩丸は、「政治とカネ」と「普天間基地」を標的とした集中砲火を浴び、僅か10ヶ月で撃沈されてしまいました。
あれだけメディアと野党からの集中砲火を浴びた「普天間」ですが、日本が「官」(凌雲会)政権に乗っ取られて以降、「普天間狂想曲」は終演となり、参議院選の争点も消費税増税にすり替えられてしまいました。ここまでメディアに愚弄されても疑問も怒りも持たない国民は、官僚・メディアなど売国対米隷属派と宗主国アメリカから見ると、やはり「去勢された家畜」なのでしょう。

8月は広島・長崎に原爆が落とされた月、終戦の月、本日6日は広島原爆の日です。しかし沖縄には、戦没者追悼式典も行われる「慰霊の日(6月23日)」があり、その日は3ヶ月間で20万人にも及ぶ犠牲者を出した沖縄戦が事実上集結した日であることを知っているヤマトンチュは、実際どれほどいるでしょうか?

「普天間狂想曲」の最中、私は「私たちヤマトンチュが沖縄の人々の苦悩を共有し共に闘える日は近いかもしれない」と思っていたのですが、自ら考えずに情報をメディアのみに依存する多くの国民を見ると、残念ながら、政治の力でメディア改革を実現するまで、まだまだ先の話なのかもしれません。
そんな思いで沖縄と駐留米軍のことを考えている折、貴重なユーチューブ映像を見ることができました。mixiのアントニオロペスさん が紹介してくださったものです。


「島唄(歌詞に隠された意味 字幕付き)」



私はこの動画から、島唄の歌詞に込めた平和への祈りと犠牲者への哀悼・感謝のメッセージを受け取りました。島唄をこのような思いで歌う、その魂に共感しました。
太平洋戦争(大東亜戦争)への歴史認識は人それぞれかもしれませんが、戦場となった沖縄で、家族を、沖縄を、日本を守ろうと犠牲になった人々への哀悼と感謝は、皆が持つものでありたい、そう思います。

しかしながら、この歌詞に感動する一方で、疑問も一つ浮かびました。
「歌詞に隠されたこの言葉は、島唄の作者・宮沢和史さんのものなのだろうか?」

私は動画のタイトルに「歌詞に隠された意味」という文言を入れるところは賛同できません。この動画には「動画の作者が島唄の歌詞に込めた思い」は表現されていると思います。しかしタイトルを「島唄~歌詞に隠された意味」とすることで、「島唄の作者である宮沢和史さんの、島唄に込めた思いが動画に表現されている」と、そのようにも解釈しそうです。
加えて、動画の中に作者個人の歴史認識がメッセージとして入れられていることに注目しました。例えば「欧米列強支配からの解放のために日本はアジアに進軍した」旨の記述です。

これについては、多くの方が違和感を覚えるのではないかと思います。
しかし、元自衛隊幹部であった佐藤守氏の著書「金正日は日本人だった」 には、戦後30年間ひとりフィリピンで戦い続けた小野田少尉や金正日の父親(金策:畑中理)と同じ帝国陸軍の残置謀者たちが、大東亜共栄圏でのアジア民族解放実現のためアジア各国に潜入していたことが書かれていますし、江藤淳の「閉された言語空間」 を読むと、占領軍がメディアや教育を通し、戦争の史実を変えてまで日本人を洗脳し、それが現在まで延々と続いている事実を知ることができます。

つまり、実は違和感を覚える私たちこそが、米国が変えた史実を教育され育ってきたのかもしれないと、そのようにも思えるわけですが、でもやはり動画を見た大多数の方は、作者の「歪んだ歴史認識」「屈折した歴史観」といった感情を持たれるのではないでしょうか。

こんなことを考えながら「実際、島唄に込めた宮沢和史さんの思いはどうなんだろう?」と検索したら、「海辺のノート」さん(http://bit.ly/9eS4ac )に行き着きました。考えさせられます。

ユーチューブは著作権の問題もあり、投稿する側には著作権者を尊重し注意を払う責任があるはずです。
これほど感動できる動画を作成した作者であれば、もう少し宮沢和史さんと視聴者への配慮を施してもよかったのでは、と思うのですが、思想的に偏ってしまうと、難しいかな?


では、宮沢和史さんが自分の作品「島唄」に込めた思いが動画で見ることができますので、紹介します。


「沖縄慰霊の日 宮沢和史島唄誕生秘話を語る 島唄に込められた思いとは?」



沖縄戦の話と映像・写真。そして5分17秒過ぎからの宮城喜久子さんの話に胸打たれ、次に宮城さんの思いを受け宮沢和史さんが歌う「島唄」(7分30秒あたりから)に圧倒されます。
ひめゆり学徒隊の真実を知ることで、沖縄戦における日本軍が犯した罪への憤りと犠牲者の無念、これがこの歌に秘められた宮沢さんの思いであると認識できます。

私は、宮城喜久子さんの言葉と宮沢和史さんの歌を聴き、犠牲となられたひめゆり学徒隊をはじめ、沖縄のことをもっと知らなければならないと思いました。
しかしこの映像にも、一つ疑問があります。宮城喜久子さんのメッセージは

「"アメリカ人は人間じゃない、平気で人を殺す"という当時の誤った教育が多くの犠牲者を出した」
「真実を知っていればみんな死ななくて済んだ」
「今の若い人には事実を知って命を大事にしてほしい、その原点は戦争をしないこと」

と、心に響く話でしたが、これ意外に宮城さんからのメッセージはなかったのでしょうか?
これはZEROという番組の録画です。生放送の録画ではありません。つまり編集が可能だということですが。。。

私は、メディアの特質は「やらせ・脚色・捏造・嘘」であると考えており、特に政治と社会問題ではどの報道も番組も、必ずどこかで人を欺く行為が仕組まれていると思うのです。
この番組は、宮沢和史さんの「島唄」誕生秘話が主題であり、「ひめゆり学徒隊を無念の自決に至らしめた日本軍の罪」を大きく取り上げたいのでしょうが、受け取り方によっては、宮城さんのメッセージを利用し「日本軍の罪と米軍の正義」という構図をクローズアップしているようにも思えるのです。江藤淳の「閉された言語空間」に書かれている「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム(戦争についての罪悪感を日本人の心に植え付けるための宣伝計画)」が未だ健在である、とも感じてしまいます。

そんなわけで、ZEROとはどの局のどんな番組なのか、と調べてみたら、放送局は「CIA汐留支局」の「日本テレビ」でした。益々疑念が湧いてきます。


この2つの動画を見て沖縄のみなさんはどのような思いを抱かれるのでしょうか。機会があれば、教えていただきたいです。
宮城喜久子さんはじめ、沖縄の戦争体験者のみなさんが語る真実の話を、もっと拾っていきたいものです。



■必読! 民主党・小泉俊明議員による「小泉竹中売国政治の総括」

2010年(平成22年)2月9日の衆議院予算委員会での質疑から全文掲載

■必見!必読! 日本は財政危機ではない! 消費税を上げる必要もない!

   (平 成22年2月24 日 衆議院予算委 員会公聴会から)

▽二宮厚美・神戸大大学院教授
「今 こそ垂直的な所得再分配の再構築で経済復興・格差と貧困の是正・財政改革を」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

▽菊池英博・日本金融財政研究所所長
「経済のイ ロハを知っていれば考えられない旧政権によるデフレ下の緊縮財政」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

▽下地幹郎(国民新党) [消費税に関する質疑]
「旧政権では国民から徴収する消費税が、財 界のための法人税減税の財源に使われていた」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

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■以下の書籍をまだお読みでない方は是非ご一読ください、お薦めします。

小林興起氏の 「主権在米経済」2006年5月刊
関岡英之氏の 「拒否できない日本」2004年4月刊  (小林興起氏はじめ”抵抗勢力”とされた議員が郵政民営化に反対する端緒となった著書)
植草一秀氏 の 「知られざる真実 -拘留地にて-」
植草一秀氏の 「売国者たちの末路(副島隆彦氏との共著)」

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2010年3月 7日 (日)

ビッグイシューを卒業された吉富さんから学ぶべきこと

「THE BIG ISSUE」(ビッグイシュー)日本版 の販売員として品川駅港南口で立ち続けた吉富さん が、3月6日、販売員を卒業された。

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九州から上京したものの挫折しホームレスになったが、ビッグイシューと出会い、自己実現のために販売を始め、毎日駅前に立ち続けた。そして1年3ヶ月。いよいよ人生の再出発である。

今後は、千葉県の館山にある土地で農業を始められる。
九州で営んだ農業のノウハウを、低農薬でも有機栽培でもない、無農薬・無肥料の自然栽培という農法に活かし、再出発される。まずは以前鯉の養殖場であった約2000㎡(600坪)の土地を農地に改良するところから始められるそうだ。順調に運営できるようになれば農地は徐々に拡大されるらしい。

この土地は神奈川県にある修道院の所有で、吉富さんが栽培した農作物は修道院のボランティアに利用されるそうだ。農園経営も修道院が行い、吉富さんは農地開拓と農作物栽培の現場総指揮者となる。まずは一人で農地を整え収穫できるところまで整備し、受け入れ準備が整い次第、農作業にはホームレスの方々も採用される計画であるとのこと。

土地の持つ自然の栄養と作物の生命力を引き上げる「自然栽培」は、私の尊敬する木村秋則さん が、10年にも及ぶ苦難の道を歩み帰結した農法で、木村さんは国内のみならず海外にまで足を運び、その啓蒙と実践指導に奮闘されている。栽培された米・野菜・果物などは、台風などの災害にも虫にも強く丈夫で、腐らず、そして作物が持つ本来の香りと味があるそうだ。

巷間伝えられる有機野菜の安全性も、実際は腐りやすく、そして飼料の配分や質などを間違えると、毒性も強いものになるらしい。今後は自然の生命力に任せた自然栽培・自然農法が飛躍的に広がるのではないかと、期待されているのも頷ける。

この自然栽培を、鯉の養殖場であった土地の改良から始める吉富さん。最初は苦労も多いと思うが、是非とも修道院の希望通りの栽培ができ、ホームレスが労働して自立へと向かい、収穫された農作物がボランティアにより届けられ、みんなに喜んで食べていただけるよう、吉富さんの夢が叶えられるよう、祈りたい。

短期間ではあったが、自己実現と社会貢献という目標に向かい、都会の雑踏の中で人々に無視されながらもビッグイシューの販売を継続され、そして人生再スタートへの第一歩を記された吉富さんから、「夢と目標を持つこと」「そのために必要な、今自分がすべきことを愚直に続けること」の大切さを、改めて学ばせていただいた。

吉富さんは、毎号発売の度に、読者への感謝の手書きメッセージを差し込みビッグイシューを販売されていた。ここに最新号(138号)に入れられたメッセージがある。吉富さんから私たち読者への最後のメッセージである。


<吉富さんからの最後の感謝のメッセージ>

前略 路上より

私がこの仕事をとおして皆様からいただいたものはたくさんあります。
明るい笑顔、あたたかい言葉、厳しい現実、真剣なまなざし・・・。
反対に私から皆様へというものは何があるかなあと考えたら、何もないとはいえないけれど、僕はここにいるよという姿は見ていただけたかなあと思っています。
ただひたすらに走り続けた1年と3ヶ月。卒業はプロセスであって、今やっと再出発の切符を手に入れたところです。普通の暮らしに戻りたい。戻れるきざしを手に入れ、また走り続けます。
最後に「笑顔をいつもありがとう」

H22年3月吉日 大切なお客様へ 「吉富」より


<吉富さんからのメッセージ ここまで>


政治家も特権官僚も検察官も警察官も裁判官も、実業家もサラリーマンも、主婦も学生も、いま、自分の夢と目標が何かを考えていただきたい。
そこに、原理原則から逸脱しない、社会のため人のためになる思想や行動が入っているか、確認していただきたい。
我欲で物事を考え判断し行動することは、周囲を不幸にし、徳を削る行為である。利己ではなく利他の精神で考え行動することは、徳積みの行為である。


小沢一郎という政治家は、主権を官僚と米国から国民に取り戻すために、真の議会制民主主義確立のために、そのゴールから逆算して戦略を練り、戦術へと落とし込んでいる。

その利他の目標達成への必須条件に「選挙での勝利」がある。選挙に勝つことなしに政策実現は不可能である。小沢一郎の常に選挙での勝利を優先する行動は、実業界でもスポーツでも、結果を出す成功者達の思考と行動を見れば、それらと共通したものであることが理解できるはずである。「”正しい”目標を持ち、その達成に拘る強い意思を持ち、そこから逆算して物事の優先順位を決め行動する」ことを理解できない方は、残念ながら仕事でも私生活でも、目標を持ち結果を追求することのない方達である可能性が高い。
そこは皆が認識すべき原理原則である。


吉富さんの卒業から、人生について今一度学びたいものだ。

吉富さん ありがとうございました! 吉富さんとの出会いに感謝いたします!



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鳩山内閣メールマガジン 
ハトミミ.com

以下の書籍をまだお読みでない方は是非ご一読ください、お薦めします。

小林興起氏の 「主権在米経済」2006年5月刊
関岡英之氏の 「拒否できない日本」2004年4月刊  (小林興起氏はじめ”抵抗勢力”とされた議員が郵政民営化に反対する端緒となった著書)
植草一秀氏の 「知られざる真実 -拘留地にて-」
植草一秀氏の 「売国者たちの末路(副島隆彦氏との共著)」



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2010年2月12日 (金)

CIA配下の人物暴露や週刊朝日の検察への出頭問題 検索結果に不具合?

ここ数日、どうも腑に落ちないことがある。

最初に、「神州の泉」さんの最新エントリー「副島隆彦氏が暴露した、小沢氏攻撃を仕掛ける米国人、及びその手下である日本人売国奴たち」 (2月4日)が、ニフティのココログ「記事ごとアクセスランキング(デイリー)」(経済・政治・国際カテゴリー) で全くランキング外なのである。100位までにも入っていない。
「神州の泉」さんの記事は最新記事がアップされる度に「経済・政治・国際カテゴリー」でランキングトップを維持されていた。しかし、今回の記事に関しては全くのランキング外である。過去記事はいまだランキング内に表示されているのに。。。

次に、検察から週刊朝日への出頭要請があった件、私は2つの記事を書いた。
検察(特捜)が週刊朝日編集部に出頭要請 山口一臣編集長本日出頭?
続報 東京地検からの出頭要請 ⇒「出頭はしない」そして上杉隆氏が東京地検へ「厳重抗議書」を逆送付!

この2つの記事へのアクセスは掲載後かなり集中した。特に「続報」の方は当然記事としては新しく、最初の記事よりもアクセス数は多かった。しかし日曜日(2月7日)、「山口一臣 出頭」「週刊朝日 検察 出頭」などの検索キーワードが1桁となるなど極端に落ち込み、アクセス数もその分落ちた。そしてそれ以降は、キーワード検索からのアクセスは多少持ち直したものの、アクセス解析によると「上杉隆氏の逆抗議文の情報」や「山口一臣編集長の事の顛末」を掲載した「続報」には、アクセスはない。

グーグルでこれらのキーワードを入れても、最初の記事は表示されるが「続報」は表示されない。「続報」が日付は若くアクセス数も多いのに、である。

他のブログ記事も、グーグルの検索結果では、「週刊朝日に検察からの抗議文」あるいは「出頭要請」に触れた記事は表示されるが、その後の顛末を書いた記事はごく一部しか上位に表示されない。

そして週刊朝日の2月19日号は、上杉隆氏の寄稿を除くと、これまでよりも小沢批判の内容が表に出ているようである。

さてさて、これらの背景は如何に?

【追記】
本日通勤途中で足を痛め、病院に行くために一旦帰宅したのだが、気になって再度ココログのランキングをチェックしてみたところ、理由は不明であるが、「記事ごとアクセスランキング」(経済・政治・国際カテゴリー)マンスリーには、どういう訳か突然「神州の泉」さんの当該ブログが上位に表示された。(2月12日 午前10時)
不思議なことが起こるものだ。



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以下の書籍をまだお読みでない方は是非ご一読ください、お薦めします。

小林興起氏の 「主権在米経済」2006年5月刊
関岡英之氏の 「拒否できない日本」2004年4月刊  (小林興起氏はじめ”抵抗勢力”とされた議員が郵政民営化に反対する端緒となった著書)
植草一秀氏の 「知られざる真実 -拘留地にて-」
植草一秀氏の 「売国者たちの末路(副島隆彦氏との共著)」



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2009年6月 2日 (火)

天皇陛下にご挨拶

29日は父の命日であった。それで昨日(31日)、家族で横浜の関内陵苑へ墓参りに出かけた。墓参りを済ませた後、童謡”赤い靴”の女の子の像”を娘に見せてあげたくて、山下公園へと向かうことにした。

横浜スタジアム前あたりでタクシーを拾って1~2分、なんだか交差点でなかなか進まない。するとタクシーの運転手さんが「今日は天皇陛下が開港150年式典にお見えになるんですよね。それで今日は警察官の数が凄いんですよ」と。「なるほど、それで大混雑なのか」と納得したところ、ようやく動き出し、横浜税関前の交差点を右折、ところがまたもや渋滞。
渋滞も困るけど、それよりも周囲の様子がおかしい。大勢の人が沿道から道路の先を見ている。「前方から来るみたいですね」と運転手さん。確かにそのような気配。背広の警官か護衛官らしき複数の人も慌ただしく無線で連絡をとっている。

そこからもう少し進み、シルク博物館あたり、山下公園の入り口手前で完全にストップ。周囲のざわめきが大きくなり、白バイが2台ほど通り過ぎた。その数秒後、前方に白バイを先頭にした複数の車の集団がこちらへと向かってくるのが見えた。これは間違いなく両陛下の車だ。ゆっくりとスピードを落とした両陛下の車がこちらへと近付いてくる。周囲の方々へ手を振りながらお応えになり、いよいよ我々のタクシーの前に来られた。こちら側には天皇陛下がいらっしゃる。

我々の前を通過するまでわずか2~3秒のことと思うが、近づいてくる陛下の表情になんとも高揚してしまい、開けてあったタクシーの窓から頭を出し、手を振りご挨拶申し上げた、というより叫んでしまった。(何を叫んだかは、あまりにも間抜けな話であるため、非公開)
家内も娘も一緒に笑顔で手を振った。そして陛下は私たち家族に目を向けてくださり、軽く会釈をされた。。。

なんとも天皇陛下の慈愛に満ちた優しい笑顔か。その姿に大変な感銘を受けた。
政治家、俳優を含め、著名人の人々に対するそれとは全く質の異なる、特別のものである。野心も我もない、心に1点の濁りもない方の笑顔、この国と国民を愛し心から気にかけてくださる方の慈愛、そのようなものを瞬時に感じた。
美智子皇后は、反対側の沿道に向けお応えになっていらっしゃる優しい後ろ姿を拝することができた。

これまで私は、天皇陛下をはじめ皇室に対し特別な意識もなく、遠い存在に置いていた。しかし本日一瞬(ほんの数秒間)ではあったが間近にお目にかかることができ、両陛下と皇室へのイメージが一変した。私にとって歴史的な1日となった。
当日の式典には麻生総理も出席されたようであるが、両陛下には、我欲に駆られた現在の政治に心労を重ねていらっしゃるのではなかろうか。

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2009年5月27日 (水)

100年に一度は不況ではなく”格差” 日本復活は教育から

先週の土日、家内と娘は実家の父母と共に、家内の従姉の結婚式出席のため軽井沢へ出かけた。
私は残念ながら、仕事で都合をつけられず一緒に行くことはできなかったが、二人が帰宅してからいろいろと楽しい土産話を聴いた。
娘は親戚や新郎新婦に可愛がられ、とても楽しかったようである。
披露宴では、他の女の子と一緒に新郎新婦へブーケを渡したそうで、なんとも微笑ましくもあり、またその成長を思い目尻が下がりっぱなしなのであった。

それにしてもこの不況の中、軽井沢は結構賑わっていたそうである。長野新幹線も混雑していた模様(善光寺の御開帳の影響もあるようで)。
そういえば、休日の都心部も人が溢れ、道路脇の店舗からは呼び込みやら音楽やら、耳障りな雑音が以前と変わらず溢れている。
はたしてこの状況は”100年に一度の大不況”なのであろうか?
たしかにGDPは今年1-3月期マイナス15.2%の落ち込みで、特に中小企業の経営状態は戦後最悪、正に”未曾有(みぞうゆう)笑笑笑”の大不況ともいえる状況なのかもしれない。
なのに、何故街も観光地もこんなに豊かなのだろう?
消費は落ちているかも知れないが、其処此処に沢山の笑顔が溢れている。

以前(たぶん2~3ヶ月前)新聞か経済誌のコラムで”100年に一度の大不況”について書かれていたことを思い出した。
「なるほどその通り」と、コラムの訴えに共感し、子どもの頃、よく父母から聞かされた戦争中のことを思った。
つまり「”100年に一度”などと、政治家も経営者も無責任なことを言ってはいけない。あの不幸な戦争が終結して、今何年だと思うのか。食うものも着るものもなく、活気があるのは闇市くらい。国民みんなが明日の暮らし、今日の飯に飢えていた。痩せた芋のしっぽを生でかじったりもした。そんな史上最悪の状態を忘れ、何が”100年に一度”か。この程度の不況は信念と覚悟を持って自らの職責に全うすべし」と、自分なりの解釈が入ってはいるが、このような内容の記述であったと思う。

そう、100年どころか、あの昭和の時代に戦争があったことを、この国の政治家も学者も経営者も評論家も、皆さんお忘れではなかろう。
大不況などと言ってはいけない。兵士と市民合わせて300万人以上が犠牲となったあの戦争の悲惨さ、惨さ、非情さ、そして貧しさを思えば「死ぬ気でやりゃぁ何でもできる」わけで、戦後の荒廃から世界有数の経済大国にまで育ててくれた我々の父母の世代に心底感謝し、不況を理由に無責任な言い訳をしてはならないと、そう思う。
不況不況といいながら、自動車を買い換えたり、レジャーに出かけたり、スポーツ観戦したり、我々日本人は未だ十分に裕福な国民である。海外では水や食に恵まれず命を落とす人がどれだけいることか。

ただ、安易な非正規雇用の拡大や何も深く考えずに人件費削減のために導入した成果主義のお陰で、社会が崩壊しているような誠に深刻な状況であることも、また確かである。
政治家や評論家のみなさんには”100年に一度の大不況”ではなく”100年に一度の格差社会”と、国民に訴えるメッセージを変えてみてはいかがか?

そういえば、民主党の複数の議員から提唱されていた”高校まで学費無料”という政策が、鳩山新党首から”高校教育を実質無料化”と、正式に公表された。
これは将来の日本の競争力と格差是正、そして平等な社会形成に向けた、素晴らしい政策であると思う。
日本の競争力は近年下りエスカレーターに乗ったように下降を続けているが、まず、家庭の経済力に影響されず、子どもたちが高校教育までを平等に受けられることの意義は大きい。
親は子のために、学校以外の教育費を捻出することもやさしくなる。
しかし高校無料化だけでは不十分で、同時に手を打ってもらいたいのは、指導要領や教員訓練、父母教育をも含めた教育政策そのものである。
試験の点数よりも、暗記力よりも、考察力であり、創造性、読解力、口頭でのコミュニケーション力とその背景にある慈愛心や相手を尊重する心の育成であり、将来に向けた人生のビジョンである。日本人には今、子どもも父母も価値観、人生観、パラダイムの転換が必要なのである。社会性を持ち、自律した社会人、地球人として共存するために。
いずれ、大企業の雇用のあり方も転換期を迎えることもあろうかとは思うが、一人ひとりが自立し、社会の中で生き甲斐をもって生活していける、そのための教育がまずは必要かと思う。

100年に一度の格差社会も、長期的には、国民一人ひとりへの教育によって、みんなが豊かな社会に変革していくことができると考える。

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2009年1月27日 (火)

4歳の誕生日に自作の竹馬

先週の木曜日は娘の4歳の誕生日だった。
「平日は会えないので日曜日にプレゼントを」と思い、いろいろと思いめぐらせ、出た結論は”竹馬を自作”すること。以前に 缶ぽっくり を作ってあげたときに「次回は竹馬を」と考えていたのを思いだした。
何でも買える今の世の中、物づくりの楽しさと自然のぬくもりを教えてあげたくて、また父親としてかっこいいところもみせたいし。。。
昼食後、娘を連れて近くのホームセンターへ道具と材料の調達に向かった。
竹は売ってなかったので、木材で作ることにした。

ラジアータ丸棒 2本 (32mm × 182cm)  998円×2=1,996円
エゾ松角材 2本 (30mm × 14mm × 91cm) 168円×2=336円
のこぎり 980円
針金 198円
木工用ボンド 148円
                         ...合計3,658円

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ラジアータはニュージーランドやチリから輸入されている松の木で、松にしては堅い木材のようである。
図面も何も用意せず、メジャーで測りながら適当に作り始めた。丸棒は竹馬の本体、角材は足を乗せるステップ用。さて、頭の中で図面を描き始めると、あららら、ノミ も 糸のこ もないことに気づいた。 丸棒の両サイドにステップを固定する際、ノミか糸のこがないと凹状に刻めない。しかし、またホームセンターまで出かけるのも面倒なので、結局のこぎりで何とかそれらしい形にもっていった(表面にかなり凸凹はあるけど)。

丸棒は、娘が使える長さにするため2本とも30cmずつ切り落とした。
作り始めると、思ったよりも手際よく、1時間半くらいで組み立て、あとはボンドが乾くのを待つだけ。
しかし、ここでまた誤算が。。。
自宅にあった自己融着テープだが、長さが足りない。
(巻いた針金をこのテープで覆いたけど1箇所しか巻けない)

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早速、近所の西友へ調達に出かける(ホームセンターよりも高いけど自宅から近いので。。。)

融着テープ 1本 397円

そしてようやく残り3箇所を自己融着テープを巻いて。。。のはずが次の誤算。。。
娘が待ちきれず、完成前に、しかも、まだボンドが乾いていないのに「乗りたい!」
父さんに両手で支えられながら完成間近の竹馬を試乗する娘。
恐そうに、でも楽しそうに、初めての竹馬体験なのであった。

でも、おかげで父さんは、緩んだステップの支えなどを再度補強したりして、ようやく最後に自己融着テープを巻き終え、完成!!

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既に日没しておりました。

娘がこれに乗って歩けるようになったら、父さんの分もつくって一緒に遊ぼうっと。

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2008年4月25日 (金)

ブログの名称変更しました

特にこれといった理由はありませんが、このブログのタイトルを変更しました。

「徒然に思うなんでもブログ」から「父さんの日記」へ。

あまり頻繁に更新できませんが、これからもマイペースで続けていきます。

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2008年4月21日 (月)

駅前開発 仙川と千葉

過日、新聞のコラムで”仙川の桜”の話が書かれていました。
仙川駅前を開発するにあたり、古くからある2本の桜を切り倒す計画であったのですが、せっかくの桜の木を何とか残すことができないかと署名運動が始まり、その結果、1本はその場に残し、もう1本は他の場所に移植したのだそうです。
駅前の開発後も、桜の木は人々を和ませ、特に花が満開になる時期は写真撮影をする人たちも多いそうで、住民の力で開発の方針を転換させた素晴らしい事例であると、とても共感しました。

同時に、千葉駅前のケヤキ並木のことを思いました。
私は以前(17年間ほど)千葉市に在住していたのですが、毎晩寝るために帰宅するだけの、代表的な”千葉都民”でした。それでもたまの休日に千葉駅前を通ると、駅前の大通りの両側が、左右それぞれ二列ずつ、ケヤキの古木が連なる並木となっており、その緑多き駅前の美しさに惚れ、自然と共存する街並みに誇りを持っていました。

ところが、千葉都市モノレールの開発工事前だったか、その後だったか、何故かその立派な古木の並木が全て切り倒されてしまったのです。なんということか。。。
もしもモノレールがらみの開発のためにあの立派な緑を失うのであれば、開通時期は遅れても良いので、駅前の並木を存続させる手だてを検討して欲しかった。
ところがモノレールの全路線が開通してみると、並木のあった駅前通りを通るのだろうと思っていた県庁行きの路線は、駅前から迂回し、失われた並木の先にある公園(パルコの前)に戻ってくるルートになっているではありませんか。
とすると、ケヤキ並木はモノレールのためではなく、単に駅前通りの拡張のために伐採されたわけ?
どちらにしても、そこには立派なケヤキ並木がなくなったという事実。

あの頃の私は千葉の住民であっても千葉市政には全く関心を寄せていなかった。住民票を置いただけのとても無責任な市民だったのです。その事件以降、反省し、地域への関心をもっと深めようと思ったものです。都市開発と土木・建築行政のあり方、本当に真剣に考えなければなりません。
このような事例は千葉駅前だけではないですよね。

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2008年4月12日 (土)

釈尊とキリスト様が一緒に働くオフィス

本日4日ぶりに出社し、今週職場で起きた出来事を話題に談笑したときのこと。
なんと、とんでもなくHappyな事実が判明しました。

「4月8日は私の誕生日だったの」と女性社員
「うぉ~! お釈迦様の誕生日じゃないですかぁ!」と私
「僕は12月25日です」と男性社員
「え~~~っ?? キリストさまなの???」と私

なんとも、とんでもなく尊くHappyな職場ではないですか。
融和、協調、共創のできる明るくポジティブなオフィスになるよう祈念しております。

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