カテゴリー「2011.3.11 東日本大震災と大津波」の記事

2011年10月 3日 (月)

【被災地の復興支援】 いまの自分にできる範囲内のことを、できる限り精一杯、しかし無理せず息長く。 2

※前稿に続き、気仙沼でのボランティアと被災地の話です。


●震災時の状況と犠牲者の話

地元の方の話では、気仙沼湾の東に位置する大島が天然の防波堤となり、気仙沼市街区(本土)の被害規模を最小限に抑えることができたのだそうです。
大島は、想像を絶するほどの津波のエネルギーをまともに正面から受けたのです。
津波が東西から合流し島を分断したという話について、実は津波が合流した地点では南側の沢からも津波が襲いかかり、三方向からの波がぶつかり合ったという話を聞きました。東から来た津波が沢に流れ込み、その沢から溢れでた海水が南側から押し寄せたということです。

それにしてもこれほどの大津波で犠牲者が30数名程度で済んだ(http://bit.ly/oNbRCo)のは、津波に関する過去の記録が残され、伝承されてきたからだろうと思います。

しかし、その犠牲者の方々を救いたくとも救えなかったみなさんの心は深く傷ついており、一生消えることはないだろうと、ある住民の方は言います。
地震が起きた直後、高台に避難した島民は多かったそうですが、中には仕事場や自宅に戻り、そのまま流された方も少なくはなかったようです。
避難した自分のすぐ近くを、家族や親戚や隣人、友人などが流されていくのを見て、何もできずにただ立ちすくむだけ。そのような経験を多くの島民がしたそうです。
いつも聞き慣れた声で「たすけて!」と叫び流されていく姿が焼き付き、眠ることもできず、心身共に不安定な方もまだまだいるようです。

東北の被災地の方はみな、今もこの重く苦しい心の傷で病んでいるそうです。

ある幼児の話を聴きました。
地震の後、あるお爺ちゃんとお婆ちゃんは孫の男の子が心配で、高台の保育園(幼稚園?)に迎えに行きました。そこの園児は全員その場に避難していたそうですが、お爺ちゃんとお婆ちゃんは、孫を引き取り自動車で自宅に向かいました。
自宅に着いたか、或いは所用で途中どこかに立ち寄ったかは失念しましたが、孫の家に向かう準備のためにお爺ちゃんとお婆ちゃんが車から降りている時に、津波が襲いかかりました。
叫ぶ老夫婦に為すすべはありません。孫の男の子は車に閉じ込められたまま流されていきました。

それから4ヶ月ほどが経ったある日、海で漁をしていた漁師さんが海に浮かぶ自動車の屋根を見つけました。
その日は雲も厚くどんよりとしていましたが、その車のあたりだけが1本の日が差し、まるで神の光のようなもので照らされていたそうです。

車内にあった歯形とDNAから、孫の男の子だとわかりました。
鑑定をした歯科医からは「虫歯が1本もないとても健康な良い歯です。とてもえらい男の子ですね。」と誉められました。


●「頑張りましょう」「うん、頑張んなきゃぁね」

ボランティア終了後は港まで徒歩で向かいました。島で最も高い亀山の麓の高台に光明寺という真言宗の寺院があり、「不動明王が島民の仏性を育んでいるんだなぁ」「地震の後、こちらに避難された島民も多いのだろう」などと思いながら、港に向かい下りていきました。
帰路は、農作業をされる方、壊れた自宅の修理をされる方、他のボランティアの現場など、島民やボランティアのみなさんと挨拶をしながら、港に帰ってきました。

被災した自宅を片付けている年配のご主人の姿がありました。窓にはガラスが一枚もありませんが、家の中は綺麗に掃除され、いかにもリフォーム中であとは壁を塗り戸や窓ガラスを入れるだけ、というようなお宅です。
他の島民のみなさんと同様、我々を見ると「どうもありがとうございます」と感謝の言葉をくださいました。
他のお宅でのボランティアであっても、島民のみなさんはみな、ボランティアに対し感謝の言葉をかけてくれます。

私は右手を突き上げ、このご主人に「頑張りましょう」と声を掛けたのですが、ご主人は「うん、本当に、頑張んなきゃぁね」「みなさんのお陰で頑張れるよ」と返してくださいました。

ボランティアのことを「復興に向けて苦楽を共にできる協力者」というような気持ちで受け入れ、認めてくださっているのかなと思い、とても嬉しい気持ちになれました。

●自動車道から見た仙台市の更地と松林の跡

翌18日の日曜日は、松島から仙台経由で東京に向かいました。
松島方面から自動車専用道路で仙台東インター付近でした。進行方向左側に更地になった緑の平地と、その先には以前は松林だったであろう、数本の松がポツポツと残る風景がありました。津波に襲われた仙台市の若林区です。
そのまま自動車道を進めば名取川が流れる名取市方面です。

気仙沼と同様、若林区の瓦礫はもう殆ど撤去され、更地には何もありません。雑草だけです。 
この地区の瓦礫はもの凄かったそうです。行政と地元のみなさんの努力でやっとここまできたのだと思います。


大勢の方々が被災地支援と復興に向け尽力されている中で、私のできることはほんの僅か、微々たるものです。しかしこれからも、その時の自分にできる限りのことはさせていただく。そのための一歩を、今回踏み出せたのだと実感します。
その時にできること、それは、義援金や支援物資を届けることかもしれませんし、ボランティアへの参加かもしれません。或いは、被災地の製品を購入したり、被災地支援を啓蒙することかもしれません。

その時にできることを精一杯やる。
それを継続する。

こうして一人ひとりが何かできることを実践し、一緒に復興への取り組みをしていきたいと思います。


【参考】

気仙沼市大島HP
http://www.k-macs.ne.jp/~oshimahp/

Wikipedia 大島 (宮城県気仙沼市)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%B3%B6_%28%E5%AE%AE%E5%9F%8E%E7%9C%8C%E6%B0%97%E4%BB%99%E6%B2%BC%E5%B8%82%29

気仙沼市社会福祉協議会ボランティアセンター 
http://msv3151.c-bosai.jp/group.php?gid=10247

気仙沼大島災害対策本部のオフィシャルブログ
http://ameblo.jp/kesennumaoshima-saitai/

河北新聞記事 ~ 証言/気仙沼・大島の津波/伝説の「島三分断」寸前
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1071/20110528_01.htm



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検察審査会の疑惑と起訴議決について~小沢一郎の正論
(民主党倫理委員会への小沢氏の主張)
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これまで小沢一郎氏が主張されてきた「企業献金の廃止」を実現し、個人が政治家を支援することで国政に参加する政治を目指しませんか?
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寄付の額はご本人の意思でいくらでもかまいませんし、回数は、一回限りでも毎月の献金でも、或いは年払いでも、ご都合で判断してください。

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■必読! 民主党・小泉俊明議員による「小泉竹中売国政治の総括」

2010年(平成22年)2月9日の衆議院予算委員会での質疑から全文掲載

■必見!必読! 緊縮財政・増税論に騙されるな!消費税増税の必要はない!

   (平 成22年2月24 日 衆議院予算委 員会公聴会から)

▽二宮厚美・神戸大大学院教授
「今 こそ垂直的な所得再分配の再構築で経済復興・格差と貧困の是正・財政改革を」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

▽菊池英博・日本金融財政研究所所長
「経済のイ ロハを知っていれば考えられない旧政権によるデフレ下の緊縮財政」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

▽下地幹郎(国民新党) [消費税に関する質疑]
「旧政権では国民から徴収する消費税が、財 界のための法人税減税の財源に使われていた」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

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【被災地の復興支援】 いまの自分にできる範囲内のことを、できる限り精一杯、しかし無理せず息長く。

9月17日(土)、ボランティア参加のため気仙沼の大島に行ってきました。16日(金)の夜に東京を出発し、土曜日に、たった1日でしたがボランティア参加、翌18日(日)夕刻に東京へ戻ってきました。

震災から半年も経ってのボランティアでした。もっと早く被災地に行って、何でもいいから手伝えることをさせて欲しいと思っていましたが、しかし、職場は休みを申請できる状況になく、自分の体調にも不安があり、この6ヶ月間殆ど何もできませんでした。

これまで、義援金には取り組みましたし、地元の衆議院議員・木内たかたね氏(http://takatane.com/ )の被災地支援活動に賛同し、支援物資を被災地へ届けていただくこともしました。

けれども、棺直人政権の「無為無策=被災地見殺し政策」への憤りと、「被災地に入り現地でお手伝いをしたい」し「被災者の方々の声を直接聴きたい」との思いも募り、自分は政府や官僚、東電らを非難するばかりで、まだまだやるべきことができていないとの自責と焦燥感から、ストレスも増すばかり。そんな不健康な日々を続けていました。

ですから遅まきながらもこうしてボランティアに参加できたことは、被災地のみなさんがこの半年間大変なご苦労をされた中での、本当にちっぽけな、僅かな援助にしかならなかったとは思いますが、その小さな支援を今後継続していくためのスタートラインに、やっと立つことができたと、そんな気がしています。現地でのボランティアに参加したことで、「義援金や支援物資だけではだめだ」「ボランティアもしなければ」などと囚われる必要はないということに気づきました。

被災地の復興には長い年月がかかります。まだ走ったこともない人がフルマラソンをするようなものでしょう。
ですから、これからは「決して無理せず、いまの自分にできる範囲内のことを、できる限り精一杯させてもらう、そしてそれを継続する」ことが大事だと思います。息切れすることのないように。。。


それにしても時代は変わりました。阪神淡路大震災の頃とは違い、とにかく有給休暇が取りづらいです。
阪神淡路大震災の時には有休をボランティアに割くこともできたのに、(あの当時とは勤務する会社は異なり、業種業態が違えば職場の環境も違って当然ですが)今は、人員削減と効率化のお陰で連続して有休を取れる状況にはありません。
大企業、それもオフィスワークに従事する人たちでなければ、有休消化もなかなか進まない、というのが現状なのではないでしょうか。


さて、ボランティア当日の話に入ります。
※今回、被災地での写真撮影は行いませんでしたので、記事中、現地の写真はありません。ご容赦ください。


私が訪問した気仙沼市は、宮城県の太平洋沿岸の北端に位置し、南には南三陸町、北は岩手県の陸前高田市、その北に大船渡市があります。
今回は、その気仙沼市の大島でのボランティアに取り組みました。


●9月17日 7:00am 気仙沼港の惨状

17日の午前7時前に気仙沼港のフェリー発着所(エースポート)前に到着しました。
このエースポートは本来観光船の発着所で、フェリーは気仙沼港の埠頭部入り口方面にある気仙沼商港岸壁に発着し、3.11以前はそこで乗船していたようです。しかし商港岸壁が大津波による壊滅的被害を受けたためフェリーの接岸不能となり、現在はエースポートを使用している状況です。
http://www.oshimakisen.com/html/gaiyou/index.html#map

エースポート周辺は、津波で被害を受けた家屋や建物が残されています。傾いたり、2階まで窓や壁が破れたままの建物ばかりです。非常用らせん階段の柵が3階部分まで歪んでいるビルもありました。

エースポートビルでは、2階の壁面が大きく剥がれたところもあります。何か巨大な物が流され衝突した跡のようでした。
観光船用の桟橋が全て海に落ちています。これは津波に流されずに残った桟橋の一部のようです。落ちた桟橋のすぐ先にはコンクリート製の大きな柱8本が海から顔を出していますが、おそらく、桟橋を支えただけでなく乗降用も含めた他の建築物の柱でもあったのでしょう。

港湾部の地盤沈下も顕著です。我々が港でバスを降りた午前7時は、調べてみると満潮の直後だったようですが、岸壁から僅か40~50cm下に海があり、数メートル内側の土は陥没して海水が入り込んでいます。港べりの住宅も地盤が沈み込み、車のガレージなのでしょうが、ボート用ではないかと思うほどに海水に浸っていました。
フェリー乗船後に船上から見た気仙沼市魚市場は、床が海面と同じ高さで、一部は海面下にあるようにも見える状況でした。燃料タンクから漏れた重油で火災を起こした埠頭部も、道路が海に沈んでいるところも確認しました。

この埠頭部では、企業や工場、倉庫などの大きな建築物の骨組みだけが残ったり、大破した壁や屋根しかないものが殆どです。中には、火災で焼け焦げた建物もありました。
津波は埠頭部の先端方面から襲いかかり、工業団地を飲み込み、更にその奥の市街地に向かったのでしょう。建築物の被害状況を見ると、津波の高さは10mかそれ以上だったのだと思われます。津波が気仙沼港入り口の大川河口から川を遡り、川沿いの街並みも飲み込んでいったことが窺えます。

気仙沼港一帯は全体的に、建物よりも更地が目立ち、瓦礫の山は殆ど見受けられません。流された大量の自動車が岸壁に山積みにされている程度です。
震災から半年間の、復興に向けた足取りはどのようなものだったのか? ここまでの、自治体と地元の方々、ボランティアのご苦労はどれ程だったか? 震災後の状況を知らずに今頃現地に入る者には、それを思い描く想像力が求められると、そのように思います。

気仙沼港の地形が理由なのかもしれませんが、最奥部のエースポート周辺よりも埠頭部とその奥の市街地へ向かう方面の被害が、より甚大であったように窺えました。
埠頭部の岸壁を襲った津波のエネルギーは、平地が奥へと続く市街地に向かったのでしょう。最奥部のエースポート周辺へは、エネルギーが拡散され幾分弱まった津波が向かったと、私はそのように想像しています。


●大企業のボランティア活動について思うこと

我々よりも先に気仙沼港に入っていた三菱電機労組のみなさんが、一便早いフェリーで大島へと向かいました。
3.11以降、商社や製造業など大手企業が被災地に社員を送り込んでいますが、企業や団体が組織を挙げて被災地の救援に取り組む姿を見ると、頼もしく感じ、嬉しさがこみ上げてきます。

企業の思惑には、事業継続のための下請けや取引先の支援であったり、復興がマーケット復活に直結することであったり、被災地でのブランド力向上など、自社の業績のためにボランティアに取り組むところもあると思います。

本来、企業人は組織の人間である前に日本人であり、そして一人の人間であるわけです。日本人として、人として、被災地に何ができるかを考える共生の理念がまず先にあり、互いに支えあい共に生きる価値観から人道的行為を行って欲しいとは思いますが、動機は何であれ、実際に行動を起こすことが重要です。
経営者の立場から見れば、被災地の協力企業や顧客を支援することは、業績向上と会社の発展につながり、そしてそれは従業員とその家族を守ることにもなるわけです。必ずしも被災地と被災者の支援が動機の基盤にはないかもしれません。

しかし、とにかく形から入ること、行動を起こすことは大事です。
人が何か物事に取り組む際、それが信条や使命感からではなく別の動機からであったとしても、まず形から入り行動を起こすことで、そこで何かしら気づきがあります。そしてそれを継続していくと行動は習慣化され、次第に健全な心が育まれていくものです。

企業側の動機が何であれ、率先して被災地支援をしてくださることは、嬉しく、頼もしく、大いに歓迎します。


●気仙沼大島に到着

午前9時頃、フェリーで大島に入りました。
大島の港が近づき入港するまでの島の風景には、建物が少なく、「これだけしか人が住んでいないのか?」と思えるほどです。
何も知らず、何も思い巡らすことなくこの情景を見ると、それだけで終わってしまいそうです。しかし目に入る僅かな建物も、高台にある民家以外は全て損壊している状況からは、殆どの家屋や建築物は流され、破壊され、まだ取り壊されていない僅かな建物がこうして残されているのだということを、認識させられます。

島に下りた後は、ボランティアの現場に移動する車中から、建物の基礎だけが残る跡地や基礎もなくなり更地となった多くの土地を確認しました。
港の正面に大きな廃材の山が二つあり、その間で重機が休まず動いています。一つの山は、島中の瓦礫を集め仕分けし木材だけを集約して積み上げたもののようです。もう一つの山は、その木材を重機が飲み込み砕かれた、細かな木片の山です。

島中の更地となっってしまったその上にはたくさんの建物があった。その瓦礫が今は処理され、木材が港に集められ木片の山を築いているのです。

大島の港もやはり沈下しています。一部は海面下に沈んでいます。日本の国土は、今回の震災で沈み込んだ側のプレートの上にあり、そしてこれだけ沈下したという事実を、目の当たりにした瞬間でした。

津波は大島を東と西から襲い、島を二つに分断したそうです(http://bit.ly/oNbRCo)。我々がフェリーから下りた港は分断されたその西側にあたり、ボランティアの場所は東側の浜のすぐ手前あった農地でした。我々が港からボランティアに向かう途中、道路を上りきったところが交差点でしたが、そのあたりが東西からの津波が合流し島が分断された場所だったようです。


●島を去る母子

フェリーが大島の港に到着した際、港の岸壁には小学生とその父兄とみられる集団がありました。どうも島を離れる親子と見送りの人たちのようです。

気仙沼港へと折り返すフェリーに、その中の男児一人と母親が乗り込みました。男児は十数名の子どもたち一人ひとりからの紙テープを握り、母親に肩を抱かれて出航していきました。
フェリーが遠くになるまで、見送りの子どもも親たちもずっと手を振り続けていましたが、もしかして被災のための引っ越し、転校かと思い、涙が止まりません。

見送る子どもたちと親を見てふと思いました。島の人口はいまどれくらいなのか?この十数名の子どもたちはまさかこれで全校生徒なのか?。
ネットから得た情報では、震災前の島民は3200名、数年前の大島小学校の生徒数が199名とありましたが、瓦礫の山と更地になった住宅跡などを見ると、島を出て暮らすご家族もかなりの数と思わずにいられません。


●ボランティア作業


ボランティア作業は農家の手伝いをしました。農地を再生させるための作業です。
他の被災地同様、大島でもこれまでに多くのボランティアが入り既に大量の瓦礫は撤去されていましたが、住宅と民宿のあった場所も農地も、全てが雑草の生い茂る荒れ地になっています。農地の先には海辺近くに積まれた自動車の山が見えます。
海寄りの小高い場所に立つ松の木の高さ5~6mのあたりに、津波で流された別の松の木の幹が1本、竿だけのように横になったまま引っかかっています。

雑草ばかりの荒れ地ではありますが、もう殆ど大きな瓦礫はありません。この半年間、島民も行政もボランティアのみなさんも、大変なエネルギーを使ってここまで来られたことが窺えます。
ライフラインが寸断され、食料などの支援物資も届かなかった震災直後の厳しい寒さでの復旧作業、また猛暑の中での今夏の作業、それらがどんなものであったか、実際にボランティアをして初めて、その厳しさを想像することができました。

我々が手伝いに入った農家は、本宅は残ったものの、津波で全ての戸も窓も損壊し、家中ガラスの破片で足の踏み場もない状況だったそうで、蔵や牛舎は流されて消えてなくなり、農機も全て失ったそうです。
本宅の庭も周辺の土地も農地も全て、津波の塩を被っています。

今回は、塩害にあった野菜も花も全て刈りとり、そして農地を覆う雑草を一掃し、農地から塩と砂を取り払う作業を行いました。
まず草刈り、次に瓦礫撤去と農地の掘り起こしです。

大きな瓦礫はもうありませんが、雑草や砂の中にはまだ、ガラスや金属の破片が隠れています。草刈りと土の掘り起こしの最中に出てくるこれらの瓦礫を集め、所定の場所に廃棄しました。

掘り起こしは最も体力を消耗した作業です。雑草の下には、厚さ30cmほどの砂の層があります。この砂は津波で運ばれてきた海の砂です。
農地の掘り起こしは、この砂を取り除き、砂に覆われ隠れていた田畑の土を戻す作業です。

場所によっては土地が硬く、スコップがなかなか入りません。
スコップが入ると、次は厚さ30cmの砂をすくいます。掘っても掘っても、下の土が出てきたはずなのに、しばらくすると土の表面は砂で覆われてしまいます。なんと表現すれば良いか、土の中から砂が湧きだしてくるような感じです。
その作業を延々と続け、掘り出した砂はカゴに入れて農地の外に運び出します。

この作業を40人ほどのボランティアで手分けして行いました。
昼食時には上着もズボンも汗でびしょ濡れでしたが、腕を曲げると、なんと長袖シャツの肘から汗がポタポタと垂れてくるほどでした。

私は農地での作業は最後まで、スコップでの掘り起こしを専門に担当しました。
砂をカゴで運ぶ作業も、足場が悪い中を重くて大変だったと思いますが、慣れないスコップでの掘り起こしもまた大変で、一日の作業を終えた際にゴム長手袋を外すと、下にはめていた軍手もビショ濡れでしたが、ゴム長手袋からはコップの水をこぼしたのかと勘違いするほどの水(汗?)が溢れてきました。
着ている服は、上から下までずぶ濡れです。

夜、風呂に入る前に体重を量ると2キロ痩せていました。
作業中と作業後、ペットボトルで計2リットルの水を補給しましたから、実質4リットル程の汗をかいたということでしょうか。

当日の天気は幸いなことに曇り空で、気温も30度まではなかったと思います。
私たちと同じ作業をこの夏の猛暑にされたみなさんは、どれほどの体力を消耗されたことか。。。
震災直後の冬の寒さや梅雨空の下、大量の瓦礫を運び撤去された方、ガラス・陶器の破片で怪我をされた方のご苦労は、どんなものだったのか。。。

そのことを思うと、これまでに取り組まれた方々の努力とご苦労のお陰で我々はこの程度の作業で済ませてもらったのだと、申し訳ない気持ちにもなりました。

この日我々が掘り起こした土地はせいぜい、たたみ20畳程度ではないでしょうか。農家1軒の農地を塩害から元に戻すだけでも、気の遠くなるほどの日数がかかりそうです。

大手企業や大学生も含め様々なボランティアの姿が毎日、大島にはあるようですが、気負わず、息長く、坦々とボランティアを継続することが求められているのだと思いました。
気負い無理してやっても、決して長続きするものではない。できる時にできる限りのことを、しかし無理はせずに。まだまだ何年もかかるのですから。 

(続きは次稿にて) m(_ _)m




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小沢一郎氏の決意表明「私には夢がある」 全文
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■必読! 民主党・小泉俊明議員による「小泉竹中売国政治の総括」

2010年(平成22年)2月9日の衆議院予算委員会での質疑から全文掲載

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   (平 成22年2月24 日 衆議院予算委 員会公聴会から)

▽二宮厚美・神戸大大学院教授
「今 こそ垂直的な所得再分配の再構築で経済復興・格差と貧困の是正・財政改革を」
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▽菊池英博・日本金融財政研究所所長
「経済のイ ロハを知っていれば考えられない旧政権によるデフレ下の緊縮財政」
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▽下地幹郎(国民新党) [消費税に関する質疑]
「旧政権では国民から徴収する消費税が、財 界のための法人税減税の財源に使われていた」
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2011年4月 5日 (火)

気象庁の放射性物質拡散予測は公表されず、気象学会は会員研究者に対し公表の自粛を要請

政府・東電・保安院が三位一体となり隠蔽したり偽装工作する、福島原発事故の実態データと放射線量。
そして、海外では発表されているのに、何故日本では発表されないのかと疑問に思っていたら、案の定、でした。放射性物質の拡散予測についてです。

時間もありませんので、記事と資料のみご紹介します。


4月4日の読売新聞から「日本で公表されない気象庁の放射性物質拡散予測
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20110404-OYT1T00603.htm

 東京電力福島第一原子力発電所の事故で、気象庁が同原発から出た放射性物質の拡散予測を連日行っているにもかかわらず、政府が公開していないことが4日、明らかになった。

 ドイツやノルウェーなど欧州の一部の国の気象機関は日本の気象庁などの観測データに基づいて独自に予測し、放射性物質が拡散する様子を連日、天気予報サイトで公開している。日本政府が公開しないことについて内外の専門家からは批判が上がっており、政府の原発事故に関する情報開示の在り方が改めて問われている。

 気象庁の予測は、国際原子力機関(IAEA)の要請に基づくもの。国境を越える放射性物質汚染が心配されるときに、各国の気象機関が協力して拡散予測を行う。

 同庁では、東日本大震災当日の3月11日から毎日1~2回、拡散予測を計算している。具体的には、IAEAから送られてきた放射性物質の放出開始時間や継続期間、どれくらいの高さまで上ったかを、風向きや天候など同庁の観測データを加えた上で、スーパーコンピューターに入力し、放射性物質の飛ぶ方向や広がりを予測している。
(2011年4月4日14時30分  読売新聞)

201104041991261l


▼4月2日の朝日新聞から「放射性物質予測、公表自粛を 気象学会要請に戸惑う会員」
http://www.asahi.com/national/update/0402/TKY201104020166.html
2011年4月2日19時25分

 福島第一原発の事故を受け、日本気象学会が会員の研究者らに、大気中に拡散する放射性物質の影響を予測した研究成果の公表を自粛するよう求める通知を出していたことが分かった。自由な研究活動や、重要な防災情報の発信を妨げる恐れがあり、波紋が広がっている。

 文書は3月18日付で、学会ホームページに掲載した。新野宏理事長(東京大教授)名で「学会の関係者が不確実性を伴う情報を提供することは、徒(いたずら)に国の防災対策に関する情報を混乱させる」「防災対策の基本は、信頼できる単一の情報に基づいて行動すること」などと書かれている。

 新野さんによると、事故発生後、大気中の放射性物質の広がりをコンピューターで解析して予測しようとする動きが会員の間で広まったことを危惧し、文書を出した。

 情報公開を抑える文書には不満も広まり、ネット上では「学者の言葉ではない」「時代錯誤」などとする批判が相次いだ。「研究をやめないといけないのか」など、会員からの問い合わせを受けた新野さんは「研究は大切だが、放射性物質の拡散に特化して作った予測方法ではない。社会的影響もあるので、政府が出すべきだと思う」と話す。

 だが、今回の原発事故では、原子力安全委員会によるSPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測)の試算の発表は遅すぎた。震災発生から10日以上たった23日に発表したときには、国民に不安が広まっていた。

 気象学会員でもある山形俊男東京大理学部長は「学問は自由なもの。文書を見たときは、少し怖い感じがした」と話す。「ただ、国民の不安をあおるのもよくない。英知を集めて研究し、政府に対しても適切に助言をするべきだ」

 火山防災に携わってきた小山真人静岡大教授は、かつて雲仙岳の噴火で火砕流の危険を伝えることに失敗した経験をふまえ、「通知は『パニック神話』に侵されている。住民は複数の情報を得て、初めて安心したり、避難行動をしたりする。トップが情報統制を命じるのは、学会の自殺宣言に等しい」と話している。(鈴木彩子、木村俊介)

 

▼それでは、新野宏・日本気象学会理事長名での自粛要請の通達を、以下転載します。

<転載開始>

2011年3月18日

日本気象学会会員各位

日本気象学会理事長
新野 宏

 このたび発生した東北地方太平洋沖地震とこれに伴う津波では東北地方・関東地方に未曾有の被害が生じました。これらの地域にお住まいの皆様のご無事をお祈り申し上げますと共に、被害に遭われた皆様には心よりお見舞い申し上げます。また、困難な状況の中、救援・復旧に総力を注がれている皆様に深い敬意を表します。

 今回の災害は、私達に2つの重大な教訓を与えたと思います。第一は、災害は想定を越えた激しい現象によって起きること、第二は日頃から十分な防災訓練や対策を行っていても現実の現象の前では十分機能しないことがあることです。二度とこのような災害を繰り返さない防災体制や防災教育をいかに構築していくかは、当学会が関わる多様な気象災害においても共通の課題であり、私達は今一層真剣に取り組んでいく必要があると思います。

 今回の地震災害の影響は、今後も長く継続していきます。避難所に避難されている方々への支援、被災地の復興の支援には、すべての国民と共に力を尽くしていく必要があります。

 一方、この地震に伴い福島第一原子力発電所の事故が発生し、放射性物質の拡散が懸念されています。大気拡散は、気象学・大気科学の1つの重要な研究課題であり、当学会にもこの課題に関する業務や研究をされている会員が多数所属されています。しかしながら、放射性物質の拡散は、防災対策と密接に関わる問題であり、適切な気象観測・予測データの使用はもとより、放射性物質特有の複雑な物理・化学過程、とりわけ拡散源の正確な情報を考慮しなければ信頼できる予測は容易ではありません。今回の未曾有の原子力災害に関しては、政府の災害対策本部の指揮・命令のもと、国を挙げてその対策に当たっているところであり、当学会の気象学・大気科学の関係者が不確実性を伴う情報を提供、あるいは不用意に一般に伝わりかねない手段で交換することは、徒に国の防災対策に関する情報等を混乱させることになりかねません。放射線の影響予測については、国の原子力防災対策の中で、文部科学省等が信頼できる予測システムを整備しており、その予測に基づいて適切な防災情報が提供されることになっています。防災対策の基本は、信頼できる単一の情報を提供し、その情報に基づいて行動することです。会員の皆様はこの点を念頭において適切に対応されるようにお願いしたいと思います。

<転載終了>

上記日本気象学会理事長名の通達をPDFでダウンロード ⇒ 「message_110318.pdf」をダウンロード




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2011年3月31日 (木)

大量のプルトニウムは爆発時に既に飛び散っています。福島原発第一の3号炉は水蒸気爆発だったのだと思います。

※本稿での考察後、4月2日に無人飛行機による鮮明な空撮写真をネット上で確認しました。それを見て福島第一原発の被害状況をより詳細に確認し認識することができました。また4月15日には東電が興味深い写真を公開しました。それらを元に新たな情報や一部訂正などを補足記事にしたく思っていますが、多忙のため時間をつくれずにいます。今後福島第一がどのような展開となっているかにもよりますが、なるべく早く補足をまとめたく思っています。

福島第一原発は、いまや日本の問題ではなく地球規模で、北半球全体の安全の問題にまで発展しそうです。これからの冷却と放射能閉じ込め作業に、いったい何年かかることやら、憂鬱な年月を送ることになりました。

この福島第一原発を、3月27日に自衛隊東北方面隊のヘリが空撮した映像(4分21秒)があります。
この映像から一部写真として映像を抜き取り、福島第一原発の現状がどのような状況にあるのかを考えてみたく思います。


http://www.youtube.com/watch?v=ZKFGavZ_rf4


もしもこの映像が削除やブロックされた場合は下のURLでご覧ください。
上のものとほぼ同じ映像です。
http://www.youtube.com/watch?v=Vi4sp0lrNsU



●冒頭、3号機の空撮映像が20秒程入ります。

中央より少し南側にある大きな窪み(穴)ができており、そこから大量の水蒸気が上がっています。爆発で吹き飛んだ鉄骨や配管などの残骸が、糸か紐のように、ぐにゃぐにゃとねじ曲がっています。
31_110327_2

16~20秒の画面を見ると、建屋上部3階分の鉄骨とコンクリート壁は殆ど吹き飛び、半分ほど残った天井部の鉄骨は折れ曲がるようにして、使用済み燃料プールや格納容器のトップヘッド(蓋)があったはずの下層階に覆い被さるように落ちています。
北側(画面左)は下層部の高強度コンクリート壁までもが粉砕されています。この場所に存在したはずの使用済み燃料プールは、爆発で吹き飛んでしまったのでしょうか、既に3号機の北側には存在しないように見えます。
ですから、私の考えとしては、3号機北側の使用済み燃料プールは殆どが爆発で崩壊し、使用済み燃料は吹き飛ばされているのではないかと、そのように思います。
32_110327

この冒頭画面でも、また後から出てくる画面でも、上層階にあるクレーンの姿が全く見えません。非常に重たい鋼鉄製のクレーンですが、一部は吹き飛び、一部は下層階に落下している可能性もあります。もの凄い爆発エネルギーだったのだと思います。

3号機については、後ほど改めて続きを書きます。


●1号機の建屋上層部は天井部の鉄骨もろとも吹き飛ばされ、側壁の鉄骨が残るだけです。コンクリートの瓦礫と鉄骨の残骸の一部しか見えません。
瓦礫は南側に山のように堆積していますが、これはクレーンが天井から落ち、そこに瓦礫が堆積しているのではないでしょうか。中央から北側は瓦礫がほぼ平に堆積しています。天井部の鉄骨の残骸らしきものが少し見えます。
3号機や4号機の様子とは異なり、「キレイに何もない」ような状態です。
11_110327

1号機の北東の角(北側の海に面した部分)に大きな穴が開いています。
1号機の建屋内の配置が、3号機・4号機と同一だとすれば、このあたりにも使用済み燃料プールがあるはずなのですが、現時点では私の入手した情報が不足しており、不明です。
12_110327


●2号機は、1号機と3号機の爆発を受けて、水素爆発回避のため緊急に海側の壁上部に開けた穴が印象的ですが、そこからかなりの水蒸気が漏れています。
21_110327

また、1号機や3号機の爆発による落下物でできた穴でしょうか、2号機の屋上部分には幾つかの穴が開いており、やはりそこからも水蒸気が漏れています。(映像では2分23秒から)
大きな建屋の上層部2階部分に、高濃度の放射能を含んだ水蒸気が溜まり、それが海側の大きな穴と屋上の小さな穴から漏れ出ている状態です。
22_110327


●4号機は、建屋南面の上部の壁が鉄骨もろとも完全に吹き飛び、建屋内部が見えています。
41_110327

4号機手前に赤いポールのようなものが建屋の上まで伸びていますが、これは民間企業の経営者が政府に提案し導入が決まった、ドイツ製生コン圧送機でしょう。これが放水して冷却しているのでしょうが、それにしても、もの凄い量の水蒸気が上がっています。
おびただしい量の水蒸気の向こう、画面左上に緑色っぽい色の太い梁のようなものが左右(東西)にありますが、これはクレーンの一部でしょうか? 
40_110327

1分8秒から1分24秒にかけての映像では、建屋内の右側に緑色をしたクレーンの一部(足のような形)とも思えるものが傾いているのが確認できます。
これが次の画面では他の部分も含め、鮮明に映っています。
この画像を見ると、南側の使用済み燃料プールがあるはずの場所には、緑色の鉄骨や支柱らしきものがむき出しになっており、プールのコンクリート壁は全く確認できません。プールそのものがなくなっているようです。これを見て内部の使用済み燃料が安全な状態にあるなどとは、誰も説明できないですね。ここにあったはずの使用済み燃料がないのか、下方に落ちて完全に損傷し溶融しているとしか思えません。
43_110327

4号機も1号機と同様、やはり建屋上部の鉄骨三層分が吹き飛んでいますが、鉄くずとなった瓦礫も非常に目立ちます。瓦礫に埋もれているという点では、3号機と同様です。
これは、まず全くの素人の考えであるということをご承知いただきたいですが、後で紹介する映像で比較できますが、1号機は水平方向により強く爆発し、3号機は信じられないほどの威力で、まさに核爆発ではないかとも思うほどのエネルギーで垂直方向に強く爆発している。その、爆発エネルギーの方向に関係がありそうに思えます。
4号機の爆発エネルギーも、3号機と同様、垂直方向に強く向かったのかも知れません。
そうすると、最も強いエネルギーは空に向かっていますから、爆心から横方向にある物体は、損壊、破断、変形などはあっても、吹き飛ばされて元の場所から消えるというところまでは至らなかった。そのように考えられます。
42_110327

4号機で黄色いドーム状のものが破損しているのも見えます(2分48秒から)。この黄色いドーム状のものは格納容器のトップヘッド(蓋)です。定期点検のためにトップヘッドを外してここに置いていたのだと思われます。
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また、3分2秒から3分7秒あたりまで、損傷した黄色いドームの右側(南側)に映っている機械のようなものは、格納容器だと思います。右手前側に傾いています。
4号機の爆発は、頑丈なコンクリートに囲まれた格納容器までも傾く程のものでした。
45_110327


ところで、この映像は4号機を西側(陸側)から撮影した場面であると撮影者は言っていますが、その前(2分30秒から)に見た別の面の映像でも「(約)西側から撮影」と言っています。
同じ西側から映したという4号機の姿ですが、2分48秒からの映像が西側から撮影したもので、その前の2分30秒からのものは、緑色のクレーンの一部らしきものが見える南面を、南西、もしくは西南方向から撮影した、ということのようです。

それにしても、4号機は定期点検のために停止中であったにもかかわらず、これだけ悲惨な状況に陥ったことに、驚愕させられます。
原発の燃料は使用済みになっても永久に冷却し続けなければなければならないわけです。プルトニウム239の半減期は2万4千年、ウラン235では7億年、ウラン238になると45億年というのですから、そういった意味からも、国内の全54機の原発と六ヶ所村の再処理施設について、国としての原発政策を再考すべきである、いや、日本が中心となり地球規模での原発見直しへ向かわねばならないと、私は強く主張します。

4号機の画像をもう一つ追加します。3分19秒からほんの2~3秒間だけ映されている部分です。
建屋の南面をズームアップで捉えていますが、外壁から一歩踏み入れると何もない。ただ深いホールがあるだけ。使用済み燃料プールはなく、下から大量の水蒸気が上がっています。全てが失われています。
46_110327



●冒頭の映像に続き、3分7秒から再び3号機を映しています。
(03:07-03:19 まで。その後一瞬4号機に切り替わり、再び 03:23 から3号機の映像に戻ります)

断続的ですが、3分7秒~3分19秒まで、次に3分23秒からの数秒間、そして3分48秒から4分4秒までと、3号機の映像に四角いホールが見えます。
私はこれは使用済み燃料プールではないかと思います。3号機建屋の北側は下層部の高強度コンクリート壁までもが粉砕され、北側のプールの殆どが崩壊し存在していないのではないかと思っていますが、この海側のものはプールとしての形を留めているようです。しかし中にあるはずの水も使用済み燃料も確認することはできません。
33_110327

プールに水がないのは、地震か爆発か或いはその両方でプールが損傷したためかもしれません。或いは、黒煙が(私の目算で)垂直に500~600mかそれ以上の高さまで一気に立ち上るほどの爆発ですから、プールの水も強大な爆発エネルギーで飛び散ったのかもしれません。そのようにして水位が下がったプール内の使用済み燃料が露出し、その高熱のために水が蒸発し、更に水位が下がったのでしょう。
使用済み燃料は爆発で吹き飛んでしまったものもあるかもしれませんし、映像に見えるよりも更に下に、損傷した燃料があるのかも知れませんが、実態がどうなっているのかは不明です。

しかし、もしそこに使用済み燃料があるならば、冷却水が涸れた状態で溶融するわけですから、ここにも放水しているはずです。放水していないということは、使用済み燃料はないということでしょう。
もしもこれが燃料プールでなければ、「蒸気乾燥機など貯蔵プール」なのかもしれませんが・・・(下図参照:原子力資料情報室の公開資料から)
14cnic   14cnic_2

このホールの上部後方から漏れ出ている水蒸気は、奥にある格納容器からのものでしょう。
下の写真でも見られるように、3号機建屋の南から撮影した場面に丸い大きなホールがありますが、そこから大量の水蒸気が発生しています。格納容器のトップヘッド(蓋)も、更にその下の格納容器本体も確認できません。格納容器の上部が破壊されているようです。
ホールの手前は普通であれば使用済み燃料プールがあるはずの場所ですが、瓦礫しかみえません。
34_110327

もしかすると、核爆発の如き凄まじい勢いで垂直に爆発した3号機の爆心地はこの格納容器だったのではないかと、想像します。3号機の爆発はメルトダウンが引き起こした水蒸気爆発だったのではないでしょうか。

最悪の水蒸気爆発 が、猛毒のプルトニウムを含む3号機のMOX燃料を大量に飛散させたと、そのように思えてなりません。
いまごろになって、東電はやっとプルトニウムを検出したなどと発表しましたが、14日の3号機の爆発で、既に猛毒のプルトニウムをはじめとした放射性物質が、広域に飛散していた可能性があります。

プルトニウムを検出できる検知器を持っていないのではなく、実際に現場ではしっかりとデータを取っていたのだろう。しかし東電本社はそれを隠蔽した。そのようにも思えます。


また上図を見ると、使用済み燃料プールは格納容器上部と同一のフロアで隣り合わせにありますから、3号機のように爆発で格納容器上部が破壊されたり、もしくは4号機のように格納容器がむき出しで傾いている程の深刻な状況では、その隣にある燃料プールが無事であることの方が、希ではなかろうかと思います。


※3分48秒からの映像では、この映像は3号機の西側から撮影したものとの声が入っています。西側(陸側)から見て、プールはこの位置にないはずです。
この映像は、北側から撮影されたもののようにも思えます。北西方面から撮影したということでしょう。
冒頭に撮影された3号機の全景や、東電が公開した爆発後の3号機と4号機の写真(3・4号機の北から望遠で撮影)を見ても、この3号機の映像は西側からのものではありません。
下図参照:原子力資料情報室の公開資料から
34_2_cnic


●最後の映像を見ると、3号機に隣接(海側)する建物の屋上に大きな穴が開き、コンクリート製の屋上の壁も破壊されています。
おそらく3号機の爆発で吹き飛ばされたクレーンの一部や鉄骨、コンクリートなどの落下物が落ちたのでしょう。
35_11032

●3号機の爆発した瞬間の映像を見ると、1号機のそれよりも遙かに規模の大きな爆発であったことは理解できます。3号機の爆発では、最初に炎のように赤く光るところが1号機のそれよりも、やはり遙かに大きく見えました。
3号機は1号機とは異なり、燃料がプルトニウムを含むMOX燃料ですし、原子炉の出力が大きいからだということは理解できますが、爆発の威力にここまで大きな差が出るものなのか、また水蒸気爆発とした場合、やはり炎が上がるものか、このことについては情報不足で現状わかりません。
http://www.youtube.com/watch?v=pVp2NnY16g0

1号機の爆発は煙が上方よりも横方向に広く拡散したのに対し、3号機の場合は垂直にもの凄い勢いで黒煙が上っています。落下物も大きな塊のものが目立ちます。
また1号機は外壁部の鉄骨を残しましたが、3号機は鉄骨も大量に吹き飛び、残った鉄骨も爆発の威力でねじ曲がっています。

1号機の爆発でとても気になる点が一つあるのですが、2分32秒の映像で、爆発の瞬間、白い円盤のような煙が凄い勢いで爆発の中心から飛び出したところが見えます。

これについて「ソニックブーム」ではないかとの指摘 もあるようです。ソニックブームとは、戦闘機が音速を超える際に発生するもので。音速を超えるような空気の圧縮が生じるには、その前に巨大な圧力がかかるのだそうです。
1号機のように垂直的にソニックブームが生じるのは、縦向きに長い圧力を持つ圧力容器のふたが飛ばないと、直後にソニックブームが起きるほどの爆発は起きないという指摘があるそうです。

もしもこの指摘通りであるならば、1号機は既に炉心の蓋が飛んでなくなっており、発表されるデータ以上の大量な放射性物質を排出していることになりますが、この部分について、私は自分で判断できる情報を持ち合わせていません。


●最後に新聞記事から
15日の読売新聞

東電は15日未明、14日午後9時ごろ、福島第一原発の正門で中性子線を検出したと発表した。放射線量は不明だが、14日午前に水素爆発を起こした同原発3号機の燃料から出た可能性があるとしている。
(2011年3月15日03時30分  読売新聞)

23日の毎日新聞

東電は、同原発敷地正門で11日以降、中性子線が13回検出されていたと発表した。中性子線はウランやプルトニウムが核分裂する際に発生し、他の放射線に比べ透過力が強い。線量は毎時0.01~0.02マイクロシーベルトで人体に影響はないが、核燃料の一部が損傷している可能性が高まった。東電はこれまで検出回数を2回と発表していたが、計測器の数値の読み取りを誤ったのが理由と説明した。
毎日新聞 2011年3月23日 19時14分(最終更新 3月23日 20時20分)

15日に放射線量が不明ながらも、中性子線を検出と発表。
23日には、中性子は11日以降13回検出されていたたと発表。「線量は毎時0.01~0.02マイクロシーベルトで人体に影響はない」そうです。

これは要するに、11日以降(東電としては)それほど問題視する線量ではなかったため、燃料損傷を裏付ける中性子線の検出結果の公表を控えていましたが、「15日未明の数値は線量が見過ごせないもの」となり、そこで「放射線量が不明ながらも中性子線を検出」としたのでしょう。
そして23日の発表で東電は、「線量を毎時0.01~0.02マイクロシーベルト」と、真実のデータを隠蔽し、捏造した数値を公表したと、そういうことだと思います。


「15日未明に東電が問題視するほどの中性子線を検出」したということは、それ以前に核燃料の核分裂反応が外気に触れる状態か、もしくは漏れた状態で起きていたことを意味します。

原発事故に対応する三大原則は「止める」「冷やす」「閉じ込める」が基本であると、後藤政志氏が原子力資料情報室の記者会見で何度も解説されています。

11日の地震発生直後、福島第一原発では当時運転中であった1~3号の全ての原子炉を停止、その時点で制御棒が炉心に入り核分裂は止まっていました。
制御棒は核分裂で放出される中性子を吸収し、臨界状態(原子核分裂の連鎖反応が一定の割合で継続している状態)にならないよう、炉心を制御するものです。

圧力容器内で制御棒が働いて中性子を吸収していれば、炉心は安定して停止している状態ですが、今回の福島原発の事故では、全電源喪失など様々な要因により炉心の冷却不能に陥り、燃料がメルトダウン(溶融)して制御棒と離れてしまったのでしょう。
「止める」ことはできたけれども「冷やす」ことが適切にできなかったということです。

メルトダウンがどこで起きたかというと14日に爆発した3号機で、15日早朝に爆発した4号機も、使用済み燃料が溶融し一時的に再臨解していたのではないかと、私は思います。

1号機がメルトダウンしていれば、「問題視すべき中性子線量」はあと一日早く、1号機の爆発後に検出されたと思います。
ですから、前日に爆発した3号機か、中性子検出の数時間後に爆発した4号機だと思います。

中性子が3号機からのものであれば、3号機のメルトダウンした燃料が水と反応して水蒸気爆発を起こした時のものかもしれません。
4号機から中性子が出たのだとすれば、爆発以前に溶融していた使用済み燃料(一部は直前まで4号機で使用していた使用中燃料)が冷却水のない状態で再臨界していたのではないでしょうか。
この部分については、特に専門家からご意見を伺いたく思っています。
(後藤政志氏は過日、4号機で一次的に再臨界した可能性もある旨の発言をされていました)


以上、自衛隊の空撮をベースに、私なりに現状を見て納得できる解釈をしました。


この惨状を見ると、間違いなくチェルノブイリと同等かそれ以上の、史上最悪の原発事故と言えるのかも知れません。
しかし不思議なことに、発表される内陸部で検出された放射性物質の量や、東京でのそれは、これほどの事故に見合うものではありません。海洋汚染のデータも、更に深刻な数値である可能性があります。
データがひどく隠蔽、捏造されているか、何か人知の及ばぬ不思議な力が奇跡の如く働いているのかと、そのように思っています。



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2011年3月22日 (火)

#2 原発の実態を知り、国民の命と健康、そしてこれからの日本のエネルギー政策を考える機会にしましょう。 < Caccyo短信110320 >


政府の被災地や原発・放射能汚染への、あまりに人命軽視の対応を見るにつけ、怒りとストレスが増すばかりで体調がいまひとつ良くありませんが、今日も頑張って仕事に行くしかありません。職場は本日もしっかり稼働しています。

さて、前稿に続きCaccyoさんが送ってくださったCaccyo短信です。
被爆や福島第一原発3号炉に使われているプルトニウムのこと、原発で働き被爆して亡くなった平井憲夫氏の告発についてなど、私も紹介したく思っていた情報を配信してくださいました。
配信された当日に掲載できればよかったのですが、2日も経ってしまいました。申し訳ありません。


<原発について学んでみましょうⅡ~Caccyo短信110320>


19日午後からの東京消防庁隊員の方々による命がけの奮闘の結果、福島第一原発3号炉への放水作業は、10時間以上連続して実行され、1500トン以上の海水を放水できたようです。
ひとまず緊急の危機状況は回避できたようで、ほっと一安心できました。
どんどん悪化するばかりだった放射能汚染問題に、何らかの歯止めがかかったようで、少しだけ安堵の気持ちを皆さんも感じられたことでしょう!!?

しかし、そんなメディアの論調に騙されてはいけません!放射能の漏出が少しだけ減りはしましたが、止まったわけでは全くありません!!


☆「安全な被曝などあり得ない」元 放射線医学総合研究所主任研究員 崎山比早子氏
http://ameblo.jp/kokkoippan/entry-10834910961.html

医者として放射線の恐ろしさを詳しく説いてくれています。エダノ氏やテレビに出てくる御用学者(学習院の誰々とか)の無責任な言い草、「直ちに人体に悪影響を与えるものではない」放射能は崎山先生の言われるように、遺伝子を傷付けることで、将来発ガンの可能性が高くなるという点が、一番不気味な怖さなんです。
それを、「すぐに悪影響は現れない」なんて、気休めにもならない解説を垂れ流す政府高官やメディアは、国民を愚弄しているとは思いませんか!!?


そしてこの福島原発事故において、決定的にメディアが報じない事実があります。
福島第一原発には1から4までと、少し離れて5・6の計6基の原子炉がありますが、今回爆発したり損傷が激しい1・2・3・4のうち、懸命な放水作業が行なわれた3号炉だけが、並んでいる1・2・4とは、比べものにならないくらい危険性が高かったということです!!

それは何故か?燃料棒の中身がまったく違っていたのです!
1・2・4号炉の燃料棒は、通常の濃縮ウランですが、片や3号炉の燃料棒は、核兵器の原料にもなる猛毒のプルトニウムだったのです!!!
六ヶ所村で再処理が計画され、フランスで作ってもらっていたMOX燃料ってやつです。角砂糖1つ分で日本人全滅とも、小さじ1つ分で人類滅亡ともいわれる超ど級の猛毒です。

その怖さが判っているからこそ、3号炉だけはまず止めなければならなかった。
それを知っている東京都消防庁の隊長らの覚悟と、安堵の涙はとても重いものでした。
仮にプルトニウムが飛散すれば、津波被害を大きく上回る万人単位の犠牲者が出たことでしょう!!?
しかし、一時の緊張状態こそ無くなったかもしれないけれど、まだプルトニウム飛散を封じ込めたわけではまったくありません!!!

そんな重大な危機を国民に知らせないまま、今回は一時危機を越えたものの、20キロ30キロにしか退避勧告を出さない政府の、国民軽視の姿勢は許せません。
速やかな退避を早急に呼びかけるべきではないでしょうか!!!?

☆【動画】プルトニウム~小さじ一杯~全人類致死量
http://blogs.yahoo.co.jp/isiit178/12432710.html

☆MOX燃料(毒性の最悪なプルトニウム入り)福島第一原発3号機
http://senmaya.at.webry.info/201103/article_12.html


上記にてプルトニウムの怖さを実感してみてください。
また、下記は二十年間、原子力発電所の現場で働いてきて、原発の危険性を熟知した平井憲夫さんの原発についての告発書です。ご本人は長年の被曝のため97年にガンで亡くなっています。
ガン発症後の晩年を、原発の危険性の啓発に尽くされた平井さんによるまさに命がけの訴えは、現代を生きる我々にとって必読の書だと思います。

☆原発がどんなものか知ってほしい
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html#page10


我々は手に入れた便利な生活を手放してでも、原子力の利用については見直していくことを本気で考えていかなければならないと思います。

阪神大震災は年月と共に元通りの街の賑わいが、人々の暮らしが戻ってきた!と思ったのですが、
今回の震災は、決して元通りにはならないのかも!!?
そんな風に思えてなりません、、、

Caccyoでした!



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「1.10 国民の生活が第一!デモ」のビラ(表)

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小沢一郎氏の決意表明「私には夢がある」 全文
1009141 1009142

※昨年9月14日民主党代表選挙当日のものです。これを知らない国民が多いのです。
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※印刷は両面印刷でどうぞ。

検察審査会の疑惑と起訴議決について~小沢一郎の正論
(民主党倫理委員会への小沢氏の主張)
1102221 1102222
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小沢一郎氏が主張されてきた通り「企業献金を廃止し、政治家への献金は個人から」を国民の行動で示しましょう!
政治家小沢一郎を支援することは、私たちが本来あるべき生活を取り戻し、子どもたちの未来への責任を果たす行為です。

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もちろん一回1,000円で統一するつもりはなく、1,000円以上であれば、あなたの意思でいくらでもかまいませんし、回数も、一回限りでも毎月の献金でも、或いは年払いでも、ご都合で判断してください。

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■必読! 民主党・小泉俊明議員による「小泉竹中売国政治の総括」

2010年(平成22年)2月9日の衆議院予算委員会での質疑から全文掲載

■必見!必読! 緊縮財政・増税論に騙されるな!消費税増税の必要はない!

   (平 成22年2月24 日 衆議院予算委 員会公聴会から)

▽二宮厚美・神戸大大学院教授
「今 こそ垂直的な所得再分配の再構築で経済復興・格差と貧困の是正・財政改革を」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

▽菊池英博・日本金融財政研究所所長
「経済のイ ロハを知っていれば考えられない旧政権によるデフレ下の緊縮財政」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

▽下地幹郎(国民新党) [消費税に関する質疑]
「旧政権では国民から徴収する消費税が、財 界のための法人税減税の財源に使われていた」
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2011年3月20日 (日)

原発の実態を知り、国民の命と健康、そしてこれからの日本のエネルギー政策を考える機会にしましょう。 < Caccyo短信110319 >



東電は福島第一原発に電気を敷設しはじめたようですが、不思議です。
今回の事故は発生当初から、事故の拡大防止対策として炉心の冷却がポイントとされていました。その後4号機の爆発があり、それ以降は各原子炉(特に4号機と3号機)の使用済み燃料プールの冷却も焦点に上がりました。

一方で、東京消防庁の精鋭部隊が放水作業を行った昨日から、各原子炉の電源を復旧させようと、送電線を引き込み敷設工事を行っています。

なるほど、半永久的に冷却し続けなければ原子炉も使用済み燃料も安全な維持が不可能といわれる原発ですから、どこかで温度や圧力が上がる度にモグラたたきのような対応を人の手で行うような現在の状況は、長続きするはずもありませんし、まず可能性はどの程度か不明であろうとも、計測機器や制御システムの復旧を試みなければならないことは、論じるまでもありません。

ならば何故事故発生直後から、原子炉の冷却と並行して電源復旧への対策を行わなかったのでしょうか?
地震発生直後から原子炉の暴走は始まっていたのですから、例え最初の水素爆発を引き起こした遠因が
、現場を翻弄させ一号機の冷却作業に支障を来した"官"直人の現地視察にあろうとも、へたな隠蔽工作などせず11日の震災直後から冷却と電源復旧に集中していれば、福島第一原発の状況は多少は異なる方向に向いていたかも知れません。
東電や原子力保安院の現地職員が作業員を残して真っ先に避難するのはもう少し遅れたでしょうし、何よりも、現場作業員や自衛隊、機動隊員、消防隊員、そして電気工事関係者などがここまでの命がけの環境下で駆り出されることはなかったかもしれません。

全ては、危機の中でのリスク回避への意思決定と初動、そのスピードと質に問題がありました。判断基準に保身と人命・安全のどちらに重きを置いたか、そこに起因しているということでしょう。


さて、いつもCaccyo通信を配信してくださるCaccyoさんが、今回は少し短めの(笑)Caccyo短信を送ってくださいました。
連続して2本配信されましたので、連続で掲載します。

原発の実態を知り、私たちの命と健康、そして今後の日本のエネルギー政策を考える機会になればと思います。
Caccyoさんが紹介してくださる情報にまだ触れていない方は、是非この機会にどうぞ。



<原発について学んでみましょう!!!~Caccyo短信110319>



東日本大震災から1週間が経過しました。
メディアが伝える災害の現実に、悲しさとやるせなさが募ります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

福島原発がいよいよ深刻な事態に立ち至っています。
最新の情報では、福島県内の原乳やほうれん草から基準値を超える放射能が検出された模様!!いよいよ来たか!!?と、思わずにいられません。
米国は80キロ圏外への待避を呼びかけたのに対し、カン政権は、影響が大きすぎることを心配してか?20キロ圏外への待避を指示しました。米国の16分の1の範囲に留めたことは、大ごとにしたくない意向ばかりが感じられます。

消防や自衛隊、東電社員のみなさんの、目に見えない放射線・放射能物質の恐怖の下での、命がけの奮闘振りには頭が下がります。
しかし彼らが何とかしてくれるから、避難は最低限でよい!と考えるのは無茶です。

歯がゆいばかりの政府発表、メディア報道に不満をお持ちの方も多いかもしれません!?
政府がいたずらに不安を煽ってはいけませんが、危険性をはっきり説明した上で冷静な行動を呼びかけるべきであるのに、「大したことはない!!」と楽観論を振りまくだけの情報は罪だと感じます。
下記情報をぜひご覧ください!


☆3/17 緊急院内集会 福島原発の現状をどうみるか!?

http://www.ustream.tv/recorded/13371747
後藤政志さん(東芝・元原子炉格納容器設計者、工学博士)による衆議院内集会での解説です。福島瑞穂さんや川内博史さんらも質問しています。原発設計に関わった専門家による解説をあなたも直接お聞きください。


☆広瀬隆 氏 ニュースの深層3-17(木)1・2・3
http://www.youtube.com/watch?v=37sStCJjH14
3月17日(木)に朝日ニュースターで放送された、ノンフィクション作家・広瀬隆氏による解説です。
『原子力発電とはなにか......そのわかりやすい説明』(野草社、1981年)『東京に原発を!』(JICC出版局、1981年)の著者が、今回の福島第1原発の事故に際し、改めて原発と放射能の危険を語っています。
ショッキングな内容ですが冷静にご覧頂けたらと思います。


これらの解説を聞いてみると、エダノ官房長官の一見丁寧な説明や、原発周辺の継続的な被曝を、一時的なレントゲンやCTによる被曝線量と比較して、「健康にただちに影響を与えるものではない!!」と、被曝の危険性を過小評価するメディアの説明は、極めて楽観的に過ぎると思えてしまいます。

百歩ゆずって、それらの情報が国民を大混乱に陥らせないための説明だったとしても、日々の被曝によって、どんどん蓄積していく性質を持つ危険な放射能だなけに、その危険性をはっきり説明せずに、「たいしたことない!」との印象を振りまくことは、大いなる欺瞞であり、国民に対する罪ですらある!!と、思わずにはいられません。


さらに関連を見てみると、さまざまな情報があり、夜の更けるのも忘れてしまいました。この問題にご関心ある方は、是非下記サイト・記事もご覧ください。
現代の我々の生活が、原発の電力に大いに依存していることを再認識すると共に、それを前提とした便利な現代生活のあり方について、考え直してみる必要を感じました。

発電時にCO2の排出が少ないことだけを、声高に取り上げて、「原子力=クリーンエネルギー」だとか言って、世界の趨勢に逆らって「原子力推進」を進めてきた日本のあり方、技術に対する過信について、いま一度、考え直してみる必要性を感じます。。。


また、我々の一番近くにある「浜岡原発」こそは、来る「東南海地震」の際には、福島原発とまったく同じ事態に立ち至る危険性を持つ原発であることが認識されます。
原発推進を国是であるがごとく突っ走る産業界と、彼らと一体になって既得権益を積み上げてきた官僚・政治屋、そして彼らの広報担当であるメディアなどには取り上げられることのない情報を、原子力の危険性を現場で見て聞いて知る専門家からのナマの情報を、下記サイト・記事をご覧いただき、原発を取り巻く現実を実感してみてください。

知れば知るほど、核の危険性が理解でき、現在の政府やメディアの説明が、既得権にがんじがらめにされているために、その危険性をそのまま国民に伝えることが出来ないでいる様が判ってきます。
既得権に遠慮して、国民の安全や命に正面から向きあわない彼らの姿勢に対して、怒りがふつふつと沸いてきます。。。
「国民の生活が第一」の政治を、早急に取り返さなければいけない!と、強く感じました。


☆原子力資料情報室(Citizens' Nuclear Information Center)
http://www.cnic.jp/
上記の衆議院での説明集会も、当情報室スタッフが説明役となっています。
核の危険性についての情報満載!!

☆浜岡原発の危険を語る。 1/5
http://www.youtube.com/watch?v=DHblqE6vGeI&feature=related
浜岡に近接する掛川市在住の牧師さんが、市民団体を浜岡原発に案内しながら、その危険性を告発しています。

☆原発Nチャンネル5  地震と原発(2-1) 広瀬隆
http://www.youtube.com/watch?v=7RDWpKy7G8E&feature=related
前出の広瀬隆さんが浜岡原発の危険性を具体的に語っています。


以上この機会に、みなさまも原発について学んでみてはいかがでしょうか!!?
新聞テレビなどメディアの説明だけで分かった気になることが、一番危険です!
メディアの情報が正しいかどうか検証するつもりで、是非覗いてみてください!!

今回は「Caccyo短信」として、メディアでは決して取り上げられることのない
Web上の優良情報を紹介させていただきました。
賢明なみなさまのご判断を期待します。

Caccyo



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2010年(平成22年)2月9日の衆議院予算委員会での質疑から全文掲載

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2011年3月18日 (金)

明日3月19日に予定されていた『3.19 東京一万人集会』とデモ行進は行われません。今は被災者への援助を。



11日に起きた震災と津波以降、人命救助と被災地への援助、そして福島原発事故に私の意識が集中しており、明日の開催が予定されていた『3.19 東京一万人集会』とデモ行進についての告知を失念しておりましたので、ご案内します。
また、この間にいただきましたコメントにお返しもできておりません。申し訳ありません。


『3.19 東京一万人集会』とデモ行進は行われません、延期となっています。


被災地の現状と福島原発事故による放射能汚染の危機という事態を鑑みますと、今の日本は、米国による東京大空襲や沖縄戦、広島・長崎への原爆投下にも匹敵するかそれ以上の壊滅状態から、国家再建に向かい全国民一致し行動すべき時であると、私は思います。
最優先されるべきは、人命救助と被災者への援助、災害復旧、そして福島原発事故被害を最小にし、被爆と放射能汚染対策を実行することです。

『3.19 東京一万人集会』とデモ行進については、震災翌日の12日、実行委員会にて無期限の延期と決定され、その後、先に実行委員会の顧問から実行委員長に就かれた二見伸明氏のメッセージでも発表されています。

3.19 東京1万人集会 延期のお知らせ ⇒ http://3-19.tokyo-10000-demo.jp/



今回の震災は、阪神淡路大震災の教訓を生かすだけでは対応不能です。
多くの市町村の役場は地震と津波で、それ自体が存在していない状況です。死亡や行方不明の職員も多数おり、自治体によっては役場と職員全滅という地域もあるのです。

震災発生から7日が経ちました。この間、食料・水・電機・ガス・石油・灯油・毛布など全てがない状態で寒さと飢えに苦しむ被災者が大変多くいらっしゃるのです。いくつかの情報を見ると、もうかなりの餓死者も出ているように思います。
最初に犠牲となるのは、体力のない高齢者や病人、子どもたちです。

自治体が機能していれば、まだこのような惨状を訴えることも可能ですが、道路も寸断され役場も職員もいない被災地では、一体誰がどのように現状を訴え救援を求めることができるのでしょうか?


多くの善意による救援物資がゴミとなり、受け入れ先の自治体が処理にこまったため、今回は被災地の自治体の支援要請に応じて行うなどと、阪神淡路大震災時の問題を誤った教訓としてインプットし、そこから抜け出せない政府とマスコミに憤りを覚えます。
残念ながら、
人命救助と被災地支援においてまで、"官"直人と政府は何もしないことがわかりました。彼らの頭の中には「国民の命」という言葉は存在しないようです。

即刻"官"直人を引きずり下ろして救国内閣をつくり、救済のための行動を起こして欲しいですが、それをいま行うのは、国会議員一人ひとりの意識と行動によるしかありません。

私たち国民は、今は集会やデモではなく、一人ひとりができる援助を積極的にしていきましょう。



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2011年3月16日 (水)

【重要】福島第一原発は最悪の場合、6機の原子炉全てからの高濃度放射能の飛散を想定しなければなりません。



昨日早朝、定期点検中で稼働していなかった4号機が水素爆発を起こし高濃度の放射能を排出しました。その直後、2号炉の格納容器につながる圧力抑制プール付近で爆発音があり、損傷したようです。


▼停止中の4号機は非常事態、5・6号機も同様の事態に陥る可能性

4号機の爆発と放射能排出は盲点でした。4号機では、格納容器上部に使用済み燃料プールがあり、そこの水が地震で揺れて零れたために水位が低下、燃料が露出し、かつ燃料プールの冷却機能も地震か津波の被害で作動していません。燃料プールの地震による水位低下は柏崎刈羽でも起きたことだそうです。
水が零れ、燃料が露出し高温となった燃料プールの水は蒸発、燃料棒という燃料を包むジルコニウム合金が溶けだし水素が発生、それが酸素と反応し爆発したということのようです。

私たちは、
これまで危機に直面していた1・2・3号機に加え、安全と思われた4・5・6号機までもが非常事態に陥るという、更に深刻な問題を抱え込みました
燃料プールは原子炉格納容器の外にあるのですから、料プールから露出した燃料の高濃度放射能はむき出し状態で排出されている、ということです。使用済み核燃料は放射能が強く発熱量も多いものです。それが格納容器の外で外気に晒されています。
そして4号機と共に停止中の5・6号機にも、全く同様の事故が発生する危険性を示唆しています。既に5・6号機の燃料プールの水温が上昇しいている事実も発表されました。

毎日新聞 から
5、6号機も15日午後4時現在、プールの水温がそれぞれ57.3度、66.0度と通常より上昇している。東電は「冷却機能が復旧していない。4号機より緩やかだが、温度上昇が続けば4号機と同様に高温状態になる」と説明、予断を許さない状況という。

▼2号機は水蒸気爆発の可能性。それが引き起こすと想定される最悪の事態

今朝の東京新聞朝刊「こちら特報部」は、これまでの原子力資料情報室 の記者会見で福島原発の危機を分析・検証された、後藤政志氏(元格納容器設計技術者)と田中三彦氏(元圧力容器設計技術者)を取り上げ、今回の福島原発危機の本質と政府・東電の情報隠蔽について記事にしています。

ここで田中三彦氏は昨日(15日)に起きた2号機の爆発について、
「炉心溶融で燃料棒を覆うジルコニウム合金が溶けて、水素が発生して圧力抑制室に流れ込んだ。水素がたまって爆発を起こし、圧力抑制室の一部が破壊され、放射能を含んだ水や空気が流出した」と説明されています。

しかし当初政府は「爆発音がした」「圧力抑制室の圧力が急に下がったので、損傷した可能性がある」と別々の説明をしています。

このことに対し田中氏は「まるでそれぞれは関係ない現象のような言い方。被害を最小にみせようとしているのではないか」と話しています。

東電と政府の情報隠蔽については、ここでは問題として扱いません。
重要なことは「燃料がメルトダウン(溶融)し、溶けた高温の燃料が圧力容器の底に穴を開け、原子炉格納容器にまで達したのではないか」という問題です。

前稿で懸念した水蒸気爆発は、この状態で起きるということです。
これは、
原子力資料情報室が行ったこれまでの記者会見で後藤政志氏が言及された、想定される最悪の事態です。
「こちら特報部」では、後藤氏が説明された水蒸気爆発について、かみ砕くように分かりやすく、以下のように解説を入れています。

「炉心と呼ばれる原発の中枢部は、カプセルのような形の圧力容器で包まれている。炉心溶融が起きると、溶けた核燃料は2000度以上になる。高温すぎて圧力容器や、その外側の格納容器の金属壁は溶けてしまう。溶けた核燃料(放射性物質)は外にしみ出す。これが水と反応して水蒸気爆発を起こせば、膨大な放射性物質が飛び散る。」

ここで注意したいのは、
燃料が格納容器までも溶かし外にしみ出すまでもなく、格納容器内で水と反応すれば、そこで水蒸気爆発が起きるということです。

この最悪の事態は、2号機のみならず福島第一原発の全6機におよぶ可能性があります。
一次的には、2号機での水蒸気爆発ですが、二次的な問題として、2号機の爆発により1号機と3号機への冷却対策も不可能となり放置せざるを得ず、両機とも2号機と同様の事態を引き起こすことが想定されます。
そして当然、この状態では4・5・6号機への対策も誰も手がつけられず、むき出しの核燃料が核反応を起こし続けます。


▼水蒸気爆発はなくとも再臨界を引き起こす

水蒸気爆発を免れたとしても、再臨界という問題もあります。
原子炉を停止した状態では圧力容器に制御棒が入り核分裂反応は止まっていますが、燃料がメルトダウン(溶融)して下まで落ちた場合、そこに制御棒は無く、溶けた燃料が核分裂反応してしまう状態です。

1号機と3号機は水素爆発のため、既に原子炉を覆う建屋上部が吹き飛び骨組みだけです。2号機は、1・3号機の爆発を受け、水素爆発を回避するための穴を建屋上部に開けてあります。
つまり、
再臨界はむき出しの状態で起こります。
4号機では既に再臨界が始まっているかもしれません。 そして、5・6号機も・・・

▼3号炉はより甚大な被害をもたらすMOX燃料を使用

3号炉はプルトニウムとウランを混合してできたMOX燃料を使用しています。
MOX燃料燃料は融点がウラン燃料よりも低く、そのため他の炉よりも
低温でメルトダウン(溶融)します。

そしてプルトニウムは、非常に厳しい被害をもたらします。MOX燃料はプルトニウムを含んでいるため、その
毒性はウラン燃料よりも強く、被爆量は2~3倍になり、しかも人体に与える影響は長期化するそうです。



以上、まだまだ不十分ですが、これまでに
原子力資料情報室の記者会見で得られた情報から、ポイントのみまとめました。

国も東電も自己防衛のための情報操作を繰り返し、政府に至っては東電に責任転嫁し、この緊急事態からの逃避の姿勢を見せているようです。
政府と東電幹部には、国民の生命を守るため迅速かつ確実な情報公開をし、非難対象地域の見直しや被爆対策を迅速に行うことを求めます。

私たち国民は決してパニックになることなく、冷静に外部識者からの情報を受け止め、自らの意思で家族と仲間の命を守りましょう。


なんとか国家の危機と国民の生命を救おうと、生命を賭し現場で対策にあたる皆様には、申し訳なく、どのようにお伝えすればよいのか、言葉もみつかりません。
ただただ、ご無事を祈るばかりです。



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2011年3月15日 (火)

【重要】最新情報(3月15日午前3時)を読むと、福島第一原発は大規模な水蒸気爆発と深刻な放射能汚染を起こす可能性もあると思います



被災地の現実が時間を追う毎に明らかにされ、目を覆うばかりの惨状に言葉もなく、津波発生時の映像や被災地の現状を知らせる報道に涙が止まりません。
福島原発の非常事態も、もう既にガイガーカウンターの針が振り切れるほどの放射能が原発周辺で確認されているようで、これが被災者のみなさんに追い打ちをかける結果となっています。

3月15日午前3時現在の状況を知ると、昨夜外国特派員協会で行われた原子力資料情報室の第4回記者会見で、後藤政志氏(第一原発1号機の格納容器設計者)が説明された通りの、想定される最悪の事故になる可能性も否定できなくなったと、心配しています。

以下に紹介する記事によると、海水を注入している2号機の圧力容器内の水位の回復が確認できず、原子炉内の燃料棒は冷却水から露出したままと考えられるようです。この状態が進み炉心がメルトダウン(溶融)すると、2号機は大規模な水蒸気爆発を引き起こし、その影響で1号機と3号機も対策不能、連続しての爆発と深刻な放射能汚染が現実のものとなる可能性があります。
また炉内圧力を下げるために弁を開けたようですが、炉心が露出した状態での弁の解放は、大量の放射能を原子炉から放出したということを意味します。

事故発生以来、最悪の事態を防ごうと命を懸け現場で対応してくださっている方々には本当に申し訳なく、ご家族の心配を思うと心が痛みます。


以下、3月15日午前3時現在の福島第一原発の状況について、INTERNATIONAL BUSSINESS TIMES から転載します。


<転載開始>

東京電力によると、15日午前3時現在、福島第1原子力発電所2号機の原子炉内に燃料棒は露出した状態となっている可能性があると発表した。

東京電力は記者会見で、原子炉の炉心を冷やすための海水注入には成功していると考えられるが、圧力容器内の水位の回復は確認できていないと述べた。そのため、燃料棒は冷却水から露出した状態のままと考えられると語った。

原子炉内の圧力は低い水準で安定しており、東京電力の広報担当者は「すぐに危機的な状態に陥ることはない」との考えを示した。ただ原子炉内の核分裂量を調整する冷却水の水位が十分ではないことは、安全な状態ではないことに変わりがない。

2号機では、14日の午後6時半から2時間20分ほど、燃料棒が冷却水面から完全に露出した状態となっていた。その後、冷却用の海水の注入が進み、水位が回復したものの、炉内の蒸気を逃がす弁が閉じてしまい、圧力が高まったことから注水が出来なくなった。同日午後11時過ぎ、燃料棒は再び完全に露出した。

15日午前1時過ぎに弁を開くことができ、炉内の圧力が下がったことから、海水の注入が出来るようになった。しかし炉内の水位が上がっていることが確認できないことから、東京電力では配管の一部破損や、原子炉圧力容器と格納容器がつながっている可能性もあると考えている。

東京電力の発表によると、14日の午後9時37分、これまでの最高の放射線量となる毎時3130マイクロシーベルトが正門にて観測されたという。NHKによると、CT検査では毎時約6000マイクロシーベルトの放射線量があるといい、福島原発からの放射線はその半分程度であることから、もし放射線を浴びたとしても人体にすぐに大きな影響はないと考えられるという。

<転載終了>


この記事を読むと、冒頭書いた通りの最悪の事態に近づきつつあるという懸念を抱きます。政府には、福島だけでなく他の被災地のみなさんに対する、一刻も早い被爆対策が求められます。被災を免れた私たちは、個人で出来うる放射能対策を考え準備しなければなりません。

原発事故については、その知識がないために不安ばかりが募りますが、原発の基本構造と、今回の事故が何が原因で起きどのように進行しているのかを知ると、少しは冷静に見て判断できるようになれそうです。
是非、事故発生後の12日から毎日行われている、特定非営利活動法人原子力資料情報室の記者会見で、原発技術の専門家による分析と検証をご覧になってください。

本日(3月15日)は19:00から です。昨日まで過去4回の会見の映像も掲載されています。


時間の関係で、この続きは次稿にてお伝えします。



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2011年3月13日 (日)

【重要】本日(3/13)17時から⇒福島原発の緊急事態に関する原子力資料情報室の第2回記者会見(専門家による分析と解説)



昨日 に続き、特定非営利活動法人原子力資料情報室の記者会見が本日(3月13日)午後5時から行われます。
昨日は、後藤政志氏、田中三彦氏など、原発設計に従事された技術の専門家が、官邸の発表とマスコミ報道にはない、原子力技術の専門家としての適確な情報分析と検証をされました。

本日の第一原発は、1号路に続き3号炉も非常に危険な状況に陥っているようでもあり、周囲の住民のみなさんのみならず、国民の生命の問題として非常に不安が募ります。
福島原発のその後の状況把握と今後の対応を考える上でも、この記者会見は必見であると思います。


▼最初に、BBCが公開している福島第一原発1号炉の爆発の模様をどうぞ。
昨日リンクしたURLが映像リンクのトップページだったのか?今朝再度アクセスしたところ別の映像に切り替わっていました。
改めて、福島第一原発の1号炉が爆発した映像をリンクしておきます。
http://bbc.in/e1w5Fd



▼原子力資料情報室の第2回記者会見に関する告知を転載します。


原子力資料情報室 から転載>

2011年3月13日17:00より
(第2回)福島原発に関する原子力資料情報室 記者会見


福島原発に関する記者会見(第2回)を
3月13日17:00より行います。ぜひご取材ください。

また、
ビデオニュース・ドットコム( http://www.videonews.com/  )および岩上チャンネル( http://iwakamiyasumi.com/  )によるUstream中継で記者会見をご覧いただけます。

※12日に行いました会見の中で、次回記者会見を13日12:00とご案内しましたが、変更になっております。お詫びして訂正いたします。


【発言者】(予定)
上澤 千尋(原子力資料情報室・原子力安全問題担当)
後藤 政志(柴田 宏行) 東芝・元原子炉格納容器設計者
海渡 雄一(弁護士・浜岡原子力発電所運転差止弁護団)
伴  英幸(原子力資料情報室・共同代表)

【記者会見会場】

原子力資料情報室
〒162-0065 東京都新宿区住吉町8-5曙橋コーポ2階B
http://www.cnic.jp/map.html

★ビデオニュース・ドットコム( http://www.videonews.com/  )
および岩上チャンネル( http://iwakamiyasumi.com/  )でUstream中継で記者会見をご覧いただけます。

【主催】
特定非営利活動法人原子力資料情報室

【問合せ】
原子力資料情報室
http://www.cnic.jp/  
住所:〒162-0065 東京都新宿区住吉町8-5曙橋コーポ2階B
電話:03-3357-3800 FAX:03-3357-3801


<転載終了>



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