カテゴリー「「みんなで偽装」党 と渡辺喜美氏」の記事

2010年3月11日 (木)

記事修正のお知らせ

2月14日掲載の 「みんなの党」はこのたび「みんなで偽装」党へと党名変更いたしました 渡辺喜美氏(談)  の一部を、3月7日付で下記の通り修正しました。

【修正前】
そして「経済政策懇談会」の代表者である××××氏は森ビル(株)六本木ヒルズ運営本部タウンマネジメント室の課長職でいらっしゃることまで調べられてます。
まあ、こちらも「だからどうした?」なのですが、この事実はやはり国民の皆様にとっても政治家とつながる企業を知る上での貴重な情報ではないかと。。。

【修正後】
この余談にもまたまたフォローさせていただきますと、「経済政策懇談会」の代表者は森ビル(株)六本木ヒルズ運営本部の課長職(2003年当時)の方と同姓同名 でありまして。。。
まあ、清和会との親密さでは全国的に有名な森ビルさんの社員(現在は次長か部長に昇格されているのでしょうか)でいらっしゃいますので、同姓同名となれば、あらぬ疑念も生じるのではと心配しておりまして。。。 
実はこの件、心配はするものの、皆様と同様、私も疑念を持っております(笑) 
でも、まあ、こちらも「だからどうした?」でありますが、私と同様に欺瞞を売りとする清和会、そして清和会と親密な森ビル、この肝だけは国民の皆様も忘れぬよう、お願いいたします(笑)


当初、森ビル(株)の管理職の方が経済政策懇談会の代表者と同一人物であるとの記述をしましたが、上記の通り該当部分を修正いたしました。
最初に「地獄への階段」様で「経済政策懇談会の代表者と森ビル(株)六本木ヒルズ運営本部タウンマネジメント室の課長さんが同姓同名である」との情報を目にし、ただちに私が思い浮かべたのが植草一秀氏の著書「知られざる真実」 に書かれていた、森ビル社長の森稔氏と売国者・小泉純一郎氏の親密さでした。
「清和会」「小泉純一郎」「森ビル社長の森稔」このキーワードから、私の頭の中のパズルで「経済政策懇談会」と「森ビル」の組合せができあがりました。
しかしながら、ジャーナリストの如く足を運び裏を取っての取材を行ったものでもなく、事実確認を行わずに「同姓同名」であることを「同一人物」とみなし掲載したところに問題があったため、訂正いたします。

植草一秀様「地獄への階段」様 には私の不注意な記述からご迷惑をおかけしましたこと、心よりお詫び申しあげます。
また読者の皆様には、不確実な情報を提供いたしましたこと、重ねてお詫び申し上げます。

※記事修正と併せ、当該記事文末に上記の通り追記いたしました。
※当該記事掲載後のネット上における反響が大きかったため、責任を感じておりました。申し訳ございませんでした。



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2010年2月21日 (日)

連続する検索結果の不具合 犯人は nifty のようである

2月12日前回記事 に書いた通り、どうにも腑に落ちない検索結果の不具合が連続している。
この件、私のブログへの検索エンジンからのアクセスが皆無となった時期と、ニフティのココログ「アクセス解析障害」の時期が微妙に一致していることから「もしかしたら」との疑念は抱いていたのだが、どうも「各検索エンジンへの工作実行犯」はニフティかもしれない。


【現象1】
「みんなの党」が清和会の別働隊であること、そして「みんなで偽装」党への党名変更を記事にした 後の2月17日までは当ブログへの検索エンジンからのアクセスは順調であった。
しかし2月18日以降、「みんなの党」「渡辺喜美」「清和会の別働隊」等のキーワードのみならず、これまで必ず毎日アクセスされた「郵政民営化」「佐々木裕子 マッキンゼー」「年次改革要望書」「普天間基地移設」「検察 クーデター」「週刊朝日 出頭」その他、諸々のテーマに関する検索も含め皆無となった。Google, Yahoo, Goo, BIGLOBE, nifty など検索サイトからのアクセス数はほぼゼロである。
18日と19日の両日に限り、一部「父さんの日記」や「喜世会」などのキーワードで ”1日あたり合計3~4件” のアクセス結果は確認したが、それ以降はココログのアクセス障害のために確認できていない。


【現象2】
ココログのアクセス解析は、検索サイトからのアクセスが皆無となった2月18日午後から障害が発生し、この記事を書いている現在(2月21日午前11時過ぎ)も解決されていない。
現在は、2月18以降のアクセス推移が表示されず。
検索ワード/フレーズやページ別アクセス数など、全ての解析が、当日分(21日)と昨日分(20日)が不能。過去7日間のデータを見てもどこまでの数値が反映されているか不明。
アクセスログも慢性的に遅延しており、現在はまだ2月19日の14時過ぎのデータまでしか確認することができない。

この2つの現象に「何だか怪しいな」などと疑念は持ちつつも、この間ニフティのココログサポートに問い合わせを行い、何度かやりとりをした。
その結果、連続する検索結果不具合については冒頭書いた通り、「各検索エンジンへの工作実行犯」がニフティではないかと、思うに至った。

以下、本日ニフティへ送付したクレームメールを一部転載するので、興味のある方はご一読いただきたい。


<@niftyカスタマーサービスデスク宛メールの内容>


2010年2月21日 10:27

@niftyカスタマーサービスデスク 古谷様

niftyさんはどうなさったのでしょうか?
やっと来た返事がこれでは、全く誠意が感じられません。
正直なところ、この件での対応には最初から不信感を抱いております。

実は、私のブログへの検索エンジンからのアクセスがほぼ皆無となった時期と、
今回のアクセス解析障害発生の時期とが微妙に一致しているため、強い疑念も持っています。

早急にアクセス解析の復旧作業をお願いいたします。
併せて、何故私のアクセス解析のみがこのような事態に陥ったのか、その理由もお知らせ下さい。

いただく回答次第では、私もIT企業勤務の知人に何が原因でこうなるのかを相談し、その結果も公開します。

さて改めて、まずは状況を整理していただくため
再度私の障害状況を時系列で 「わかりやすく」 まとめましたので 「かならず」 お読み下さい。



■障害通知 第一回  2010年2月19日 0時13分5秒
 (ココログ問い合わせフォームから)

(内容)
"アクセス解析がまた不能となっております。
(18日)午後3時台から記録が反映されておりません。
最後の生ログ表示は 2010/02/18 15:12:55 です。


《解説と意見》

つまり、2月18日 15時12分55秒のログを最後に、アクセス解析が表示されなくなっているということです。
当然、ご担当の方は私のアクセス解析をチェックされ、状況確認と対策を施してくだるものと考えました。



▼回答 第一回  2010年2月19日 11時32分

> 【回答】
> ココログにおいて、現在、アクセス解析の障害の報告はございません。
>
> そのため、大変お手数ではございますが、以下の操作をお試しいただき、改
> 善されるかご確認ください。
>
> 1.ブラウザの初期化をお試しください。
 ~中略~
>
> 2.一時的にセキュリティを無効にして改善されるかご確認ください。
 ~中略~
>
> 3.ココログの再構築をお試しください。
 ~中略~

> 上記の操作にて、解決しない場合は、大変お手数ですが、詳細をご記載の上、
> 本メールにご返信くださいますようお願いします。


《解説と意見》

私からの問い合わせに対し、私の障害状況を確認した旨の記述はありません。
他に障害の報告がないからと、こちらの障害状況を確認もせず、問題発生時のマニュアルを抜粋しコピペで送付しただけだと判断します。
もしくは、
はじめから私の障害状況を認識した上で、形式だけの障害対応マニュアルのコピペを送付したともの考えます。



■障害通知 第二回  2010年2月19日 21時34分

早速ご回答いただき感謝いたします。
残念ながら、ご案内いただいた操作 1,2,3 を全て行いましたが、問題解決には至りません。
また、念のため Internet Explorer 8 でも同様に 1,2,3 を実施しましたが、全く同様にアクセス解析は不能の状態です。

昨日送付いたしました下記症状の通り 2010/02/19 21:32現在も状況変わりません。

~中略~

原因究明をお願いいたします。
尚、私のセキュリティシステムは、貴社サービス「常時安全セキュリティ24」です。


《解説と意見》

FireFox だけの症状かどうかを確認するため、Internet Explorer 8でもアクセス解析を試み、対策も FireFox へのものと同様の対策を試しました。しかし症状は同じでした。
上記の返信メールの通り 2月19日 21:32現在も、障害は変わらず
生ログ(ログ解析)表示は 2月18日 15時12分55秒 で止まっていました。

私が「常時安全セキュリティ24」のユーザーであることを伝えたのは、「一時的にセキュリティを無効にして改善されるかご確認ください。」との回答メッセージに対し私が貴社サービス「常時安全セキュリティ24」のユーザーであることすら確認せずに マニュアルのコピペをそのまま送付する事への抗議の意味でした。



■障害通知 第三回  2010年2月19日 21時47分

先程返信した後に変化がありました。
アクセス解析が進捗しましたが、本日(2月19日)の午前8時台までしか表示されません。

生ログは最後が 2010/02/19 08:45:24 です。

以上、お知らせいたします。
先程買いました通り、原因究明をお願いいたします。
大変不便に感じておりますので、宜しくお願い申し上げます。


《解説と意見》

誤記 買いました→書きました です。
前回の返信(障害通知第二回)の直後、ずっと止まっていたアクセス解析が突然動き始めたものの生ログの最後は 2010年2月19日  08時45分24秒 と、13時間遅延している状況を書いたものです。

昨年12月に発生したアクセス解析遅延障害が継続したものとは書いておりません。



▼回答 第二回 2010年2月20日 2010年2月20日 18時4分

そして今回いただいたメール、下記の通りです。
~中略~

> 【回答】
> アクセス解析のレポートの反映が遅延する障害が昨年、生じておりましたが、
> ○○様の状況が継続とのご連絡ではございませんでしたため、新たな障害の
> 発生の現在ない旨、前回、ご案内させていただきました次第でございます。
>
> ■アクセス解析で一部のお客様のレポートが遅延しております
> http://info.cocolog-nifty.com/info/2009/12/index.html
>
> しかしながら、再構築等の操作でも改善が見受けられないとのことでござい
> ますので、障害の影響の可能性が考えられるかと存じます。
>
> そのため、ご不便をおかけし、大変申し訳ございませんが、今しばらく様子
> をみていただけますようお願いいたします。
>
> 今後、障害についてのお知らせする情報がございます際は、ココログお知ら
> せページにて、ご連絡させていただきますので、何卒、ご容赦いただけます
> ようお願いいたします。


《解説と意見》

上述の通り、12月の障害は継続しておりません。
今回はまず、18日午後3時過ぎからアクセス解析が不能となり、19日の午後9時45分前後に12月のものと同様の遅延が発生したものです。
その直前までは何度もアクセス解析を確認・観察しており、遅延の症状は全くありませんでした。
※ 注)解析そのものがストップした状況の後、9:45pm頃動き始め遅延しているとの主旨。

そもそも、12月に発生した障害が私にだけ3ヶ月近くも継続されていたとお考えですか?
そうだとしたら、私は3ヶ月間アクセス解析の遅延を我慢し続けたユーザーであったわけでしょうか?


ここに至ってこのような欺瞞を回答で示すところに、niftyさんの顧客満足に対する姿勢を見る思いです。



■障害通知 第四回  2010年2月19日 21時47分

尚、現在もアクセス解析が使用できない状態であるため、最新の障害通知をお届けします。

・アクセス推移解析のグラフ: 
 2月20日(昨日)と2月21日(今日)の「集計データがありません」との表示。
 過去7日分を表示すると、2月18~20日の3日間のグラフが非表示。

・生ログ:
 2010年2月21日 10時1分現在、最新データは 2010/02/19 14:17:02 のものです。

・その他の解析
 2月20日(昨日)と2月21日(今日)についての生ログ以外の解析は全て、不能です



《《《 要望と質問 》》》

・再度、原因究明と復旧対策を「早急に」お願いいたします。
・「今しばらく様子をみていただけますようお願いいたします」とはどういう意味でしょうか?
 「自分たちは何ら対策を施すつもりはありませんので、そのままお待ち下さい」と受け止めますが?
・更新情報も含め私のブログのデータが各検索エンジンに反映されぬよう、何か施したのではありませんか?
 今回のアクセス解析障害は、その作業の「副作用」として現れたのではありませんか?
 だから、他に障害報告はなく、私のみに障害が起きているのではありませんか?

尚、貴社の今回の顧客を欺く回答(それとも単なる怠慢ですか?)および障害対応の姿勢は、広くココログユーザーも知るべきであると考えますので、ブログに公開させていただくことを申し伝えます。

以上

<クレームメールの転載 ここまで>



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2010年2月19日 (金)

今度は「みんなの党」も「渡辺善美 清和会」も、どの検索ワードも検索結果に不具合!

「父さんの日記」へのサイトアクセスはこのところ、1日あたり1,500前後でしたが、植草一秀氏のブログで取り上げていただいたお陰で、一気に最高3,691を記録しました(2月15日)。2月15~17日の3日間で9,197アクセス。これまでの2倍以上の数字です。(18日午後から何故かアクセス解析が不能となり集計は17日まで)
植草氏に取り上げていただいた記事「みんなの党」はこのたび「みんなで偽装」党へと党名変更いたしました 渡辺喜美氏(談) には3日間5.095アクセス! 「みんなの党」「みんなの党 清和会」「渡辺喜美 清和会」などでググってみると15~16日まで概ね1~3位など上位に表示されました!(植草一秀様、そして当ブログをご支援いただく皆様には心より感謝申し上げます。)

ちなみにアクセス解析を見てみると、検索エンジン(ほぼ9割がグーグル)からこの記事への訪問者は以下のようなワード・フレーズでアクセスされていました。
「みんなの党」「みんなの党 清和会」「渡辺喜美」「経済政策懇談会 資金管理団体」「渡辺善美 清和会」「経済政策懇談会 喜世会」「渡辺 森 資金管理団体」「喜世会 石川俊夫」「みんなの党 自民党 清和政策研究会」


ところが、17日以降アクセス解析が不能となった18日午後3時頃までの検索ワード・フレーズは?

あれ? 

「みんなの党」は? 
「みんなの党 清和会」は? 
「渡辺善美 清和会」は? 

なんにもない???

Googleだけではない! Yahooも! Gooも! BIGLOBEも! niftyも! なんにもない!!!  検索エンジンからのアクセスがアクセス解析に反映されていない!

Gppgleで検索結果の画面を何ページも進んでみたが、出てこない!
たまに出てきても3ページ目以降である。
こんなものなのかな?

植草一秀氏の 「みんなの党」=自民党別働隊の動かぬ証拠  と 森ビル・清和会・検察の抜き差しならぬ関係  も、アクセス数では他を圧倒しているはずだが、殆ど表示されない。たまに出てきても2~3ページ目である。
地獄への階段さんの喜美と喜朗、謎の政治団体、不思議な共通点 2 も同様であった。

「Googleさ~ん! お~い グーグルさ~~ん!」
あ、いや問うべきはGoogleではない。

「渡辺喜美さ~ん! みんなで偽装党のみなさ~ん! 何かご不満でも???」


もう一つ気がついた点は、2重に誤った情報である「渡辺喜美=経済政策懇談会(資金管理団体)」「森喜朗=喜世会(資金管理団体)」を引用したブログの表示が目立つことである。
正しい情報「渡辺喜美=喜世会(渡辺喜美支持者による政治団体)」「森喜朗=経済政策懇談会(森喜朗支持者による政治団体)」を引用した記事の方が少ない。
後々「ネットの情報は誤った認識に基づくもの」なんて釈明するための既成事実をつくりあげている。なんて書くと考えすぎと言われるだろうか?

まあ、「父さんの日記」も一人前に「操作対象」に加えられたということでしょうか?
もしかしたら名誉なことなのかも知れない。

厚生労働省の村木厚子さんのこと、原口総務大臣の裏金調査指示のこと、ネット上での世論調査のこと、久々に郵政のこと、さて次の記事をどうしようかと考えていたのだが、腑に落ちないことが続くのでこの記事を優先した次第。

どうか皆様、

植草一秀氏の 「みんなの党」=自民党別働隊の動かぬ証拠
地獄への階段さんの 喜美と喜朗、謎の政治団体、不思議な共通点 2
父さんの日記の 「みんなの党」はこのたび「みんなで偽装」党へと党名変更いたしました 渡辺喜美氏(談)

はなかなか検索に引っかからないようですので、積極的に転載してください。
どうぞよろしくお願いいたします。


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植草一秀氏の 「知られざる真実 -拘留地にて-」
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2010年2月14日 (日)

「みんなの党」はこのたび「みんなで偽装」党へと党名変更いたしました 渡辺喜美氏(談)

この度(2月12日)リチャード・コシミズ氏によって晒されました  、 わたくし渡辺喜美の政治団体「喜世会」と森喜朗氏の政治団体「経済政策懇談会」の住所が同一で、しかも収支報告書事務担当者までもが同一である事実につきまして、全くその通りであります(笑)

ただし、誤解のないよう一部訂正させていただきますと、リチャード・コシミズ氏が書かれた「経済政策懇談会(渡辺喜美個人の資金管理団体)」と「喜世会(森喜朗個人の資金管理団体)」というのは間違いで、まずこれら2つの団体は資金管理団体ではございません。渡辺喜美と森喜朗それぞれを支持する方々による政治団体であります。
そして上述の通り、わたくし渡辺喜美の支持団体は「喜世会」であり「経済政策懇談会」ではありません。「経済政策懇談会」は現清和会の元締めであられます森喜朗氏の団体であります。

いずれにしても、このような、わたくし渡辺喜美と森喜朗氏の欺瞞(つまり渡辺喜美は自民を離党しても清和会と一体であること、要するに現在は清和会の別働隊であること)が世に晒されましたことは、光栄なことであり、今後も更に諸々の欺瞞と疑惑を晒していただきたいと、望むものでございます(爆)

1
(喜世会 収支報告書)

1_2
(経済政策懇談会 収支報告書)

さて実はこの件、私どもとしてはその情報収集力と分析力になにかと不満を持っておりますブログのひとつ、「地 獄 へ の 階 段」さんが昨年末に公開されておりました もので、その後ネット上で更なる大きな話題とされるまでに(今回の公開まで)6週以上も待たされた次第であります。

上述の通り、「喜世会」がわたくし渡辺喜美の支持団体であり「経済政策懇談会」は現清和会の元締めであられます森喜朗氏の団体でありますが、「地 獄 へ の 階 段」さんの情報は事実に忠実であり、その誠意に感謝申し上げます(笑)

何が誠実かと申しますと、収支報告書事務担当者が森喜朗氏の「経済政策懇談会」19年分収支報告の表紙にわたくし渡辺喜美の喜世会の電話番号を記入し、その後「経済政策懇談会」の番号に訂正されていることを晒してくださいました(爆)

Photo
経済政策懇談会 表紙

そして「年4回の会員懇談会を開催し1回当たり100~150 万のパー券収入を得る」といった活動方針の酷似した事実まで書いてくださっていることであります。
また、しんぶん赤旗が喜世会の実態を暴き、わたくし渡辺喜美の政治資金の流れを公開された ところまで、記事にされております。
頭が下がる思いです(爆)

Photo_2
(渡辺喜美の政治資金の流れ)

以上、今回世に晒されましたわたくし渡辺喜美と喜世会の実態でございますが、「だからどうした?」「何が問題なのか?」との疑問を多くの方がお持ちかと思いますので、わたくし渡辺喜美がフォローさせていただきます。

わたくし渡辺喜美の支持団体「喜世会」と清和会の元締めであられます森喜朗氏の支持団体「経済政策懇談会」が存在すること自体、そして2つの団体の住所と事務担当者が同一であることは、何ら問題ございません。

国民の皆様にとって問題なのは冒頭の話の通り、”わたくし渡辺喜美は自民を離党しても清和会と一体であること。つまり自民を離党後立ち上げました「みんなの党」は清和会の別働隊であること”なのであります。このことが晒されましたこと、改めまして誠に光栄であります。

余談ですが、「地獄へ階段」さんは森喜朗氏のことで「経済政策懇談会」と森氏の資金管理団体「春風会」、清和会の「清和政策研究会」との関係 も公開されていらっしゃいます。

この余談にもまたまたフォローさせていただきますと、「経済政策懇談会」の代表者は森ビル(株)六本木ヒルズ運営本部の課長職(2003年当時)の方と同姓同名 でありまして。。。
まあ、清和会との親密さでは全国的に有名な森ビルさんの社員(現在は次長か部長に昇格されているのでしょうか)でいらっしゃいますので、同姓同名となれば、あらぬ疑念も生じるのではと心配しておりまして。。。 
実はこの件、心配はするものの、皆様と同様、私も疑念を持っております(笑) 

でも、まあ、こちらも「だからどうした?」でありますが、私と同様に欺瞞を売りとする清和会、そして清和会と親密な森ビル、この肝だけは国民の皆様も忘れぬよう、お願いいたします(笑)

思えば、植草一秀氏から「偽装CHANGE勢力」 と命名されて以来、ネット上ではわたくし渡辺喜美と「みんなの党」の欺瞞が暴かれておりましたが、参議院選に向け準備を整えつつある現在こうして、また広くネット上に公開されましたこと、感無量でございます。
できましたら、わたくし渡辺喜美の迂回献金や江田憲司議員の政治資金での不動産購入など、更に詳細な事実を公開していただきたく、心あるネットブロガーの皆様には、宜しくお願い申し上げます。



そこで、わたくし渡辺喜美から重大な発表をさせていただきます。
このたび私ども「みんなの党」は「みんなで偽装」党と党名を変更いたすことを、ここに発表させていただきます。

わたくし渡辺喜美以下全党員は「欺瞞」を信条とし、いかに国民を欺き官僚と米国に利益供与するか、日夜そのことだけを考え邁進することを、改めてここに宣言いたします。


鳩山新政権が否定する「新自由主義の思想」「市場原理主義経済」「全てを官僚に任せ彼らと利権を共有する文化」「国政の悉くを米国に意思決定してもらう米国隷属」を死守、永続維持するため、解党への道を突き進む自民党(特に清和会)との緊密な連携を図り、そして離党する自民党議員を吸収しつつ、政権交代を目指す所存です。

どうか「米国からの独立」「国民主権」などという夢物語は捨て、「米国と官僚と共に歩む”植民地”日本」への舵取りを、私ども「みんなで偽装」党にお任せいただきたく、よろしくご支援のほど、お願い申し上げます。

以上、2010年2月13日 渡辺喜美氏仮想記者会見より


「経済政策懇話会」
http://www.senkyo.metro.tokyo.jp/shikin/20teiki/pdf/ke/ke_1.pdf
http://www.senkyo.metro.tokyo.jp/shikin/19report/pdf/ke/ke_1.pdf

「喜世会」
http://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/090930/000013398.pdf
http://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/000025328.pdf
http://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/000021638.pdf

※今回の記事に関しまして「地獄への階段」さんから多くの情報と画像を引用させていただきました。
感謝申し上げます。


【追記】

当初、森ビル(株)の管理職の方が経済政策懇談会の代表者と同一人物であるとの記述をしましたが、該当部分を修正いたしました。
最初に「地獄への階段」様で「経済政策懇談会の代表者と森ビル(株)六本木ヒルズ運営本部タウンマネジメント室の課長さんが同姓同名である」との情報を目にし、ただちに私が思い浮かべたのが植草一秀氏の著書「知られざる真実」に書かれていた、森ビル社長の森稔氏と売国者・小泉純一郎氏の親密さでした。

「清和会」「小泉純一郎」「森ビル社長の森稔」このキーワードから、私の頭の中のパズルで「経済政策懇談会」と「森ビル」の組合せができあがりました。
しかしながら、ジャーナリストの如く足を運び裏を取っての取材を行ったものでもなく、事実確認を行わずに「同姓同名」であることを「同一人物」とみなし掲載したところに問題があったため、訂正いたします。

植草一秀様と「地獄への階段」様には私の不注意な記述からご迷惑をおかけしましたこと、心よりお詫び申しあげます。
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2009年11月12日 (木)

郵政民営化とマッキンゼー

まず最初に前回取り上げた件、THE JOURNAL  が募集した「みんなで偽装」党 代表渡辺喜美氏への質問が、昨日(11月11日)再掲載された 。 渡辺喜美氏への取材記事に続き、読者からの質問も掲載されている。
読者に質問を募り掲載したのはよいが、それを一旦削除しまた再掲載するという行為がどうも理解できない。しかし、こうして復活したのだから「素直に感謝」しなければ。

この再掲載された取材記事に、私の前回記事「みんなで偽装」党 渡辺喜美代表への”脱官僚依存と郵政問題について”の質問  をトラックバックしたので、より多くの読者にこの質問を読んでいあただけるようであれば、ありがたい。(THE JOURNAL編集部からの承認が得られなければ没であるが。。。)


さて、マッキンゼーについて。
小泉政権において、マッキンゼーの宇田左近氏 が「郵政民営化に関する有識者会議」のメンバーとなり郵政民営化の骨格づくりに深く関与した。そして彼はそのまま西川体制のもと日本郵政の取締役に就いた 。 (現在は日本郵便の執行役員

宇田左近氏については 原田武夫国際戦略情報研究所公式ブログ  (2008年4月23日)にて、高橋洋一氏の著書「さらば財務省!」 からの引用で触れられている。
この件ではTokyonotes 東京義塾 Orwell氏 も原田氏の記事を転載されている

マッキンゼーは郵政民営化の基本方針づくりの段階から関わり、そのコンサルタントが日本郵政の役員に就いた。そして政権交代し郵政民営化推進に赤信号が灯った本年9月、鳩山内閣発足にタイミングを合わせ郵政民営化見直しの否定と民営化推進を主張するため、マッキンゼーのコンサルタント(当時)佐々木裕子氏がブログ”世界一やさしい「郵政民営化」のお話” を開設した。
最後まで諦めず、ターゲットを落とすまであらゆる手段で攻撃を仕掛けるこの執念は、良い意味では日本人も見習うべきである。

実際のところ稲盛和夫氏は創業時から「目標達成まで絶対に諦めない」文化を浸透させ、京セラを今日の一流企業にまで育て上げられた。しかし同じ諦めない文化を持っていても、「原理原則」に従い判断し実行するのか、「私利私欲」のために国民を欺くのか、そこにゴールの違いがあることは明白である。

その私利私欲集団マッキンゼー(当時)の佐々木裕子氏へ郵政民営化についての疑問点を投げかけ一部回答を得たのであるが、その経緯と内容は下記4連載の記事にある通り。

民主党はこのわかりやすさを学ぼう~郵政民営化推進派のブログ
ブログ ”世界一やさしい「郵政民営化」のお話”さんへの異論反論 1
ブログ ”世界一やさしい「郵政民営化」のお話”さんへの異論反論 2
ブログ”世界一やさしい「郵政民営化」のお話”さんへの異論反論 3


前回も書いた通り、世の中には「虚」と「実」があるのだが、「実」を説明して欲しいとの質問に対し、「虚」を主張する回答者は自己とは矛盾する「実」を語らなければならず、回答をパスするか、もしくは回答してもその場しのぎの誤魔化しを施すしかない。
上記4記事をお読みいただければ、そのことをよく理解していただけると思う。

マッキンゼーといえば大前研一氏。この御仁もまたマッキンゼー文化の権化である。日経グループや大前研一氏のこのような論説を目にすると、赤ペンで添削して差し上げたい衝動に駆られる。
KON285 郵政改悪~借金大国日本を作ったメカニズムの復活を許すな~大前研一ニュースの視点~


最後に世界日報が国民新党の自見庄三郎氏に行ったインタビュー記事 (2009年3月4日)がある。非常に興味深い内容なので全文転載する。自見庄三郎氏の言葉から、郵政民営化および小泉構造改革が「実」なのか「虚」であるのかを、読んでみたい。



<以下 世界日報から引用>

利権狙う市場原理主義者
ドイツでは民営化指南役、脱税で辞任


自見庄三郎氏
 ――“改革利権”絡みでは二〇〇八年二月、小泉純一郎・竹中平蔵両氏が手本としたドイツポストのクラウス・ツムヴィンケル社長(当時)が、ドイツ捜査当局から脱税容疑で身柄を拘束された、という事件が持ち上がり、ドイツでは大騒動になったことがある。

 ツムヴィンケル社長は、有名な世界的コンサルティング会社・マッキンゼーの出身で、小泉氏や竹中氏、西川社長も帰依しているカリスマ的「郵政民営化」論者。日本の政府にも「郵政民営化」の指南役として公式に招かれていた。しかし、タックスヘイブン(脱税などのための租税回避地)として名高い欧州のリヒテンシュタイン公国に不正蓄財していたことが発覚、〇八年二月にドイツの検察当局に脱税容疑で拘束されて引責辞任に追い込まれ、ボーフム地裁で執行猶予付きながら禁固二年、罰金百万ユーロ(約一億二千万円)の有罪判決が言い渡された。

 ――ツムヴィンケル氏と日本の郵政民営化推進論者につながりは。

 日本郵政の西川善文社長は、マッキンゼー社出身で「郵政民営化に関する有識者会議」のメンバーだった宇田左近氏を郵便事業株式会社の専務執行役員に登用した経緯がある。西川氏が近いとされる米国の投資銀行のゴールドマン・サックスやメリルリンチ、マッキンゼー、小泉、竹中、西川、宮内の各氏らは市場原理主義者として背後でつながっているとみられる。国有財産を国民のものとは考えず、愛国心のかけらもない。

 ――小泉元首相が「笑っちゃう」と言って、麻生太郎首相を批判した狙いはどこにあるか。

 小泉さんも(ドイツで問題になったように)「郵政民営化」なるものの実態が国民の前に明らかになることを恐れて、意図的にああいう発言をしたのではないか。

 ――第二次小泉政権下に、竹中郵政民営化担当大臣(当時)に近いとされる広告代理店が随意契約によって、約一億五千万円相当の契約金額で政府の「郵政民営化」広報宣伝業務(チラシの企画・製作)を担ったことがある。その際、国民をIQ(知能指数)と「構造改革」に賛成か否かで区分した「B層(IQが低く、『構造改革』に中立から肯定的な層)」をターゲットにした意図的な「広報宣伝戦略」が展開されたとの疑惑が噴出、「国民を愚弄したものではないか」として、国会などで問題になったことがあるが。

 リンカーンの言葉にあるように、多くの人間を一時的にだますことはできても、長期間にわたってだますことはできない。〇五年夏の郵政選挙では、マスメディアの操作で「小泉劇場」にだまされたが、(〇七年の参院選挙の結果に象徴されるように)あれから日本の政治、経済、社会情勢がおかしくなったと、国民の多くがそう思い始めているのではないか(表参照)。

金融資本主義が暴走
真保守主義で経済社会再建を
 ――「郵政民営化」や「構造改革」路線の本質は何か。

 「郵政民営化」は小泉・竹中流「構造改革」路線の一丁目一番地で、その「構造改革」路線は、米国のシカゴ学派の総帥だったミルトン・フリードマン教授がケインズ政策に反発して唱えた「ネオ・リベラリズム(新自由主義)」の流れを日本に適用したものだ。サッチャー、レーガン政権に受け継がれて、ソ連共産主義帝国を崩壊させるなど一定の成果はあったが、その後、暴走してしまった。ドイツの碩学マックス・ウェーバーが名著「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」で指摘したように、宗教が資本主義の暴走を止める一つの支えになってきた。しかし、それが失われ、「ワシントン・コンセンサス」が台頭してきた。伊藤忠商事の丹羽宇一郎会長も同様に指摘している。

 ワシントン・コンセンサスとは、米国の財務省と国際通貨基金(IMF)、世界銀行の間で広く合意された米国流の新古典派対外経済戦略で、「小さな政府」「規制緩和」「市場原理」「民営化」を世界中に広く輸出し、米国主導の市場原理主義的資本主義を押し広げようとするものだ。日本では財務省がそれに乗っかり、小泉・竹中両氏がその手のひらの上で「構造改革」路線を打ち出した。

 ――政治は結果が問われるが。

 極端に言えば“金儲け至上主義”の市場原理主義のため、わが国の良き伝統だった勤労の精神は廃れ、マネーゲームが横行した。都市は一定程度栄えたが、地方経済は疲弊、中産階級も下流階級に没落し、弱者切り捨ても公然と行われるなど、格差が拡大した。

 ――どの程度、格差が拡大したのか。

 例えば、一九八四年には、上位20%の所得をすべて合わせた金額は、下位20%の所得の合計の十三倍に過ぎなかったが、二〇〇二年にはその差は百六十八倍に広がった。犯罪も増加し、自殺者は年間三万人以上となっている。人間の尊厳性が軽視され、日本の良き歴史的伝統が破壊された。

 ――今日の米国発国際金融危機と世界同時大不況も引き起こした、との指摘もある。

 米国のウォール街の金融資本である投資銀行がその主犯格。その言いなりになって「構造改革」路線を推進し、(財政超緊縮・金融超緩和政策による円キャリー取引で円安バブルを引き起こし、米国の住宅バブルを助長した)小泉政権時代の日本はその共同正犯だ。

 ――米国のオバマ新大統領は麻生首相を最初に自国に呼んだが、その背景は。

 普通だったら、同じアングロ・サクソンである英国のブラウン首相を呼ぶところだろう。しかし、米国はもともと、日本に「郵政民営化」を要求し、竹中郵政民営化担当大臣(当時)は、その要求に従って郵政民営化関連法案を作成した(城内実自民党衆議院議員=当時=は〇五年六月七日の衆院郵政民営化特別委員会で米国側と郵政民営化準備室が十七回にわたって密談したことを政府側から引き出している)。米国はオバマ新政権が総額七千八百七十二億ドル規模の財政出動を打ち出したが、その際に発行する米国債を誰が引き受けるかという問題がある。中国は世界最大の米国債保有国だが、(ウラでは)引き揚げると米国を脅している。そうすると、米国は一層、ゆうちょ銀行・かんぽ生命が預かっている併せて三百五十兆円の資金を狙ってくるのではないか、と心配しているところだ。

 ――ウォール街を中心とした米国金融資本による“振り込め詐欺”に警戒が必要だ。進行している「郵政民営化」にどう対処すべきか。

 郵政事業を民営化したドイツ、イギリス、ニュージーランドでは郵便料金は上がっているし、ドイツではブンデスポスト(連邦郵政)から分割された金融部門のポストバンクが、米国のサブプライムローンを含んだ証券化商品を購入して膨大な負債を抱えるなど、各国の民営化は失敗ばかりだ。まず、理念なき郵政民営化法は廃止する。株式の上場を一時凍結して、三事業一体にしなければならない。金融・保険もユニバーサルサービスを以前のように過疎地においても等しく受けられるようにしなければならない。そして、国のセーフティネットを確保するためにも、新たな郵政事業での国民の権利を保障するための郵政改革法を制定することが必要だ。

 ――「構造改革」路線の代案は。

 金融危機と大不況に対処するための当面の課題として、国内基準銀行の自己資本比率規制の撤廃や公的資金注入などによる金融安定化対策を講じ、併せて暮らしを守ることを中心とした総額二十兆円規模の大型景気対策として財政発動をする。さらに何よりも、日本の良き歴史と伝統、文化を継承しながら、世界に開かれた郷土愛と愛国心を基盤にして、官(公)と民のベスト・ミックスの経済社会を築くことが、今後のわが国の大きな課題だと思う。真の保守主義でやっていかねばならない。

<引用 ここまで>



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以下の書籍をまだお読みでない方は是非ご一読ください、お薦めします。

小林興起氏の 「主権在米経済」2006年5月刊
関岡英之氏の 「拒否できない日本」2004年4月刊  (小林興起氏はじめ”抵抗勢力”とされた議員が郵政民営化に反対する端緒となった著書)
植草一秀氏の 「知られざる真実 -拘留地にて-」
植草一秀氏の 「売国者たちの末路(副島隆彦氏との共著)」



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2009年11月 9日 (月)

「みんなで偽装」党 渡辺喜美代表への”脱官僚依存と郵政問題について”の質問

たしか11月5日であったと思う。久しぶりに THE JOURNAL  にアクセスしたら、「みんなで偽装」党 渡辺喜美代表への取材を行うということで事前に渡辺氏への質問を募集していた。そこで私は、日本経済新聞社、マッキンゼー(当時)の佐々木裕子氏(ブログ”世界一やさしい「郵政民営化」のお話”) に続き、またまた郵政民営化に関する質問を、いま何かと野党およびマスコミに取り上げられる”脱官僚”の問題と共に投げてみた。
質問内容を多少修正してあるが、基本的に質問の流れと構成はいつもの(ワン)パターンである。
この質問に対し渡辺喜美氏からの回答があるとは思っていない。佐々木裕子氏(ブログ”世界一やさしい「郵政民営化」のお話”) と同様、「虚」をどのように取り繕っても「実」にはなり得ない。質問に回答するためには、これまでの自分の「虚」の主張とは矛盾する「実」を語らなければならないのであるから、回答をパスするか、もしくは回答しても佐々木氏同様その場しのぎの誤魔化しのために軽薄な内容とならざるを得ない。

また私としてはこれらの質問に回答されてもされなくてもどちらでも構わない。
この質問を投稿することで私が期待していることは、たった一人でもよい、郵政民営化と関連する疑惑についていまひとつ理解できていない方が、この質問を通し郵政民営化が誰のために遂行され郵政に関わる犯罪がどのように行われたのかを見つめる機会としてくれる、そのことである。小泉純一郎氏、竹中平蔵氏、西川善文氏らが売国者・反逆者であることを認識してほしいのである。そして郵政民営化だけではなく、過去行われた規制緩和や制度改革についても、郵政民営化と同様に疑問を持ち、見つめ、考えていただきたい。

そのように思い期待していたのであるが、今朝(11月9日) THE JOURNAL  を開いたところ「渡辺喜美氏への質問募集」のページがサイトTOPのリストから消えていた。その直前に実施された11月4日の「津村啓介政務官(国家戦略局)への質問募集」  はいまだ掲載されているのだが。。。
私だけではない、渡辺喜美氏に対する質問や意見は確か20名近い方から投稿されていたように記憶している。日本の政治を真剣に考える読者の声が掲載されていたのだが。

まあ削除されてしまったものは仕方がない。
上記の思いを実現するため、ここに  THE JOURNAL  へ投稿した 「みんなで偽装」党 渡辺喜美代表 への質問を掲載する。
私と同様の目的で以下ご使用になりたい方は、ご自由にどうぞ。
もしもお使いになる上で修正アレンジ等された方は、ご一報いただけるとありがたいです。

<以下 投稿した質問>

渡辺喜美様

元官僚抜擢人事と郵政問題に焦点を絞り質問させていただきます。

■元官僚の人事について
”脱官僚依存”と”脱官僚”の違いについてご説明願います。
次に、鳩山政権が進めているのは”脱官僚依存”ですか、それとも”脱官僚”ですか?

■郵政の問題について

① 何故、米国はお節介にも我が国の国民と国益のためと称し、郵政民営化を毎年のように強く要望してきたのでしょうか? また日本政府は国民にその事実を公表することなく、マスコミも全く報道しませんでしたが、それは何故ですか?

② 何故1990年代、保険業法改正と不況時の時価会計導入のおかげで生保が外資に買収される事態に陥ったのでしょうか?

③ 何故、生保、損保、そして銀行と、日本の金融業が外資に買収された後に、民営化された郵政の株式公開という段取りになっていたのでしょうか?

④ 何故、郵政民営化について日米2国間の会合が18度ももたれ、そのうち5回に米国生保の代表者達が同席したのでしょうか?

⑤ そのことと保険業法改正とはどのような関連があるのでしょうか? また4分社化と株式公開後の簡保はどうなりますか?

⑥ 公開された郵政株を外資が押さえる可能性はあったのでしょうか? またその後状況は変わり、米国発大不況の今、それでも外資が郵政株を抑える可能性があるとすれば、どのような事が考えられますか?

⑦ 郵政私物化を進めたといわれる西川三井住友FGとゴールドマンサックスの関係は、いったいどのようなものなのですか? 何故郵政公社時代からの疑惑にゴールドマンサックスが絡んでいるのですか? 

⑧ 郵政株購入で外資が郵政を支配下に置いた場合、それら外資が2兆4千億円の郵政所有不動産を手にすることを意味していました。そのことで今後何が起こりえたのでしょうか?

⑨ 何故日本に郵政民営化を命令しておきながら、米国は自国の郵政国営化維持と市場独占を保証しているのでしょうか? 米国郵政民営化の障害は何だったのでしょうか? 日本郵政民営化問題を総括するにあたり、米国郵政の案件との比較をお願いいたします。

⑩ 上記質問にお答えいただき、その上で、郵政民営化の正当性をお話しいただきたく。

以上、宜しくお願い申し上げます。

<質問 ここまで>

改めて読んでみると竹中平蔵氏に関する質問がないことに気がついた。今後またどこかで質問する機会があれば、竹中関連の質問を付加し投げかけてみたくも思う。

以前 ”財部誠一氏の稚拙な「魔女狩り」説 と売国政治の本質に触れられない THE JOURNAL” の最後にも同様のことを書いたのだが、私たちが郵政問題を含む規制緩和や制度改革等について考える場合、その裏に潜む本質を知らずに議論している姿が、売国利権集団(政官財+マスコミ)の手のひらの上で日本の現状と将来を議論しているように想像されてしまう。これは釈尊の掌中にある孫悟空の、”釈尊”が”魔”に置き換わった光景でもある。
鳩山政権の取り組むべき重要課題として「売国利権集団(政官財+マスコミ)の解体」がある。
これを達成せずして真の平成維新はないと思っている。
その第一歩として、一日も早くマスコミ改革に手をつけていただきたいものである。

【追記】
http://www.the-journal.jp/contents/politician/  で告知のみ確認できた。後日取材の内容を掲載されるようである。

「神州の泉」の高橋氏が鋭い考察をされています。「オバマ大統領来日の目的は郵政民営化見直しを空洞化させるための揺さぶりにある」
私も米国は間違いなく郵政民営化継続を要請してくると思います。苦境に喘ぐ米国にとり郵政資産収奪は絶対条件となっているはずです。


↓↓渡辺喜美氏と偽装CHANGE勢力について植草一秀のブログから↓↓

自民離党の渡辺喜美氏をめぐる権謀術数
郵政私物化・郵政米営化勢力と渡辺喜美新党

カテゴリー「偽装CHANGE勢力」 



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以下の書籍をまだお読みでない方は是非ご一読ください、お薦めします。

小林興起氏の 「主権在米経済」2006年5月刊
関岡英之氏の 「拒否できない日本」2004年4月刊  (小林興起氏はじめ”抵抗勢力”とされた議員が郵政民営化に反対する端緒となった著書)
植草一秀氏の 「知られざる真実 -拘留地にて-」
植草一秀氏の 「売国者たちの末路(副島隆彦氏との共著)」



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