カテゴリー「米国の太鼓持ち「日経」 と マスコミ」の記事

2011年9月22日 (木)

メディアに誘導される民主主義 ~実しやかにばら撒かれるこの世の大ウソ~ Caccyo通信110919


CaccyoさんからCaccyo通信110919が届いておりますので、ご案内します。
先週末の気仙沼大島でのボランティアについては、予定を変更し次稿にて紹介したく思います。

昨年7月にご紹介したCaccyo通信100705 で、私は「日経信者」症候群について以下のように書いています。

本人の認識の有無に関係なく、日経新聞と日経グループ各紙誌を愛読するビジネス人には「日経信者」症候群が発症します。私も、米国の太鼓持ち「経団連広報・日経」の欺瞞を知り洗脳から解放されるまでは、「日経信者」症候群に侵されていました。(日経新聞は既に購読中止してますが、残念ながら日経ビジネスは複数年契約したために毎週配達されてきます)

「日経信者」症候群を発症すると、政治経済・社会問題など日本の山積する課題について思考停止状態に陥り、日経の論説・主張をほぼ全てそのまま受け入れ、自身の考えであるかの如き錯覚にとらわれてしまいます。

自民党やみんなで偽装党、「官」政権(凌雲会政権)の主張に彼等の欺瞞を読み取れない方は、ビジネス人でなくとも、日経読者でなく他紙を購読、或いはテレビだけが情報源の方も、財務省を筆頭とする霞ヶ関と米国の情報操作による「日経信者」症候群を病んでいます。

私は今回配信されたCaccyo通信を読み、テレビ・新聞といったマスメディアからの情報のみに接する「情報弱者」の多くが、「日経信者」症候群を病んでいるのだということを、改めて認識しました。

マスコミの力は強大です。それに対峙する私たち覚醒した市民はまだまだマイノリティであり、非力です。小泉・竹中一派による売国対米隷属政治を後方支援したマスコミは、政権交代後も一貫して、共に利権を貪る米国・官僚・経団連と売国政治家たちを擁護し、自主独立と真の国民主権確立を目指す有志を情報操作(=世論操作)によって悉く抹殺してきました。

私たち覚醒した市民は、それでも諦めず大衆の覚醒を促し、一歩ずつ前進します。
目標達成するまでは、絶対に諦めません。


■メディアに誘導される民主主義 ~実しやかにばら撒かれるこの世の大ウソ~ Caccyo通信110919

これまで足掛け2年に渡って、世の中の知られざる(報道されない)真実を皆さんにCaccyo通信としてお知らせしてきました。ボクが経験した「覚醒」の感覚を、是非とも皆さんに味わっていただきたく思い、駄文を綴ってきました。
皆さんにも必ずや「そうだったんだ!!」ってボクと同じ驚きを感じ、そこからそれぞれに真実を探求する過程を経て「覚醒」に至ってもらえるものと思っていました(^^ゞ

しかしながら、皆さまから覚醒を伝えられることはほとんどなく(-_-)、自分の伝える能力のなさに苦悩していました。。。
と同時に、Caccyo通信をどの程度読んでもらっているのか?どのくらい理解してもらえているのか?・・・などと疑心暗鬼の気持ちを抱いたりもしました。

いろいろ考えた結果、基本的な情報の無い方にはボクの伝える話は荒唐無稽にしか認識できないようだ!ということが判ってきました。

新聞やテレビなどのメディアからしか情報を得ていない人には、とても信じがたい話なのかも知れないと思えてきたのです。日本人一般に皆さん「お上」に対して従順な素養があるうえに、性善説を基本に置く方が多いのか国家などの権威に対してとても寛容で、彼らの権威に対し疑いを持たずに安易に受け入れてしまわれることが問題ではないか!?という思いを強く抱くようになりました。

そして本来ならば権力を監視すべき立場とされている報道メディアが、まったくその役を果たさず権力に取り込まれ彼らの広報機関と化してしまっているために、国民の多くは厳しい現状を認識できていないのが現状のように思われます。

●日本人が陥りやすい権威への無条件降伏
   ~世の中性善説だけでは解決できないことだらけ~

①行政や警察検察など国家権力への盲目的信頼(国家が持つ社会正義への過信)
②大学教授やエコノミストなど知識人への安易な依存(有識者の無謬性への過信)
③そして国家権力や有識者が発信する情報を、我々に伝える媒体である新聞テレビ等マスメディアへの憧憬的な信頼感 (メディアリテラシーの欠如)           

国家権威にひれ伏し、知的権威にひれ伏し、メディアの情報を鵜呑みにして、自分の頭で考えることを忌避し、思考停止してしまっているのではないか?
その結果として、過酷な変化を仕方ないものと受け入れてしまっているのではないかと。

このように決め付けたような物言いが反発を呼ぶことも予想されます。

「私はメディア報道を鵜呑みになんかしていない」~ 
たしかにメディア情報を全てそのまま受け入れてはみえないでしょうが、メディア情報にしか触れていない方は、少なからず その影響を受けざるを得ないのです。
知らない事は考えられないですから、与えられた情報の中でしか思考できないのです。

彼らの対極にどんな真っ当な意見があっても彼らは全く我々に知らせようとしないのですから、ある意味仕方ないのですが、現在ネット上ではメディアが伝えないさまざまな「国民目線の真っ当な意見」を知ることができます。そんな見方考え方をボクは皆さんに発信しているつもりなのですが・・・!?

メディアは彼らの流す情報を正当なものであることを強調するために国家の権威や学問の権威を動員して、これでもか!!?とばかりに情報攻撃をしかけてくるのです。

もちろん官僚や警察官・検察官や知識人・メディア関係者の皆さんが、全員悪意を持って国民を虐げるために活動している なんて云うつもりは毛頭ありません。
もちろん彼ら個人個人は頭脳明晰才気煥発な優秀な人ばかりであることは疑いなく、国のため社会のためと思って日々それぞれの仕事に励まれていると思っています。

しかし、組織としての意思が果たして国民目線から乖離してしまっているのではないか!?という疑念が強くもたれるのです。 
国の根本に大きな誤りがあり、それを押し隠そうとするために、メディアによる情報操作が巧妙に行われ、多くの善良な国民が騙され日本がどんどん悪い方向に引っ張られ、今日に至っているのではないか?と強く思うのです。

特に3つ目に挙げた情報の歪みこそが、国民をだます最大の問題であると思うのです!!


●ジャーナリスト精神を失った日本のマスメディア
   ~「日経よく読む」だけでは日本経済は分からない!!~

a)官邸や各役所ごとに作られている「記者クラブ」が、情報源である役所側と癒着して自由な取材報道をメディア自ら制限し、国家権威に都合の悪い情報は取り上げず、体制側の広報機関として翼賛体制を作っている。

b)新聞や民間テレビ局は、広告スポンサーである大企業が関係するような犯罪や社会的問題を追及したり、彼らに都合悪い報道をすることを自ら抑制する。
NHKを含むテレビ局は放送の根幹となる電波使用権の割り振りをはじめ、国の許認可権限に大きく依存する体質であるため、本来メディアに期待される権力を監視する役割を果たしたり、批判的なスタンスを取りにくくなっているのです。

c)そのため大手メディアの報道する内容は、1つの事象について多面的な見方から分析し論説すべきなのに、a)b)の理由から記者クラブメディアが挙って同じ論調で同一歩調をとり、彼らの主張に反する考え方を決して取り上げようとしない。
そしてその論説の際に、大学教授などの知的権威(御用学者)を巧妙に利用し、彼らの見方に正当性を持たせるべく装う。 このようにメディアは戦後体制の補完システムとして、国民目線であるかのように装いながら、体制と一体化して日本の政治経済の劣化に手を貸し続けてきているのが、日本のマスメディアの悲しい実情なのです。

~コイズミ内閣礼賛の郵政選挙報道や鈴木宗男バッシング・小鳩政権たたきなど~今から考えると異常としか云えない翼賛報道だったと思いませんか!??


●平成になって蝕まれた日本の政治経済の現状とは?
   ~我が富を差出し奪われ日米同盟~

かつては世界第2位の経済規模を誇り、米国にも迫らんとした「豊かな国日本」が、「グローバリズム」を旗印にした悪意ある海外勢力からの略奪的経済攻撃に無抵抗に簒奪された結果、平成以降の日本経済はとても無残な姿になってしまいました。
戦後日本の経済成長を支えた日本的資本主義制度は破壊され、働く者の権利は何十年分も一気に後退させられ、資本家の株主利益ばかりが重視される経済システムになってしまいました。

一人当たりのGDPは93年の世界2位から07年には23位にまで急降下してしまい、(その後の円高で10年は16位)、貧困層が増大して格差は拡大する一方となり、英国の3倍、米国の2倍もの高い自殺率(年間3万人以上)がここ十年以上続いており、生活保護世帯数144万世帯と終戦後の混乱期に匹敵する高さになるなど、見かけの物質的な豊かさとは正反対に国民の生活は年々苦しくなってきているのです。
しかし政府は、そんな国民の痛みををグローバリズム経済の下での「カイカクの痛み」だと言い換え無理やり受け入れさせてしまったのです。


●「平成経済20年史」(紺屋典子著 幻冬舎新書)
   ~コイズミタケナカの売国経済政策を整理するためご一読ください~

これら日本の現状を一番判りやすく説明してくれているのが、紺屋典子さんの「平成経済20年史」(幻冬舎新書)です。新書なので手軽に読んでいただける良書です。
経済に詳しくない方でもわかり易い、ぜひお勧めの一冊です。
下記コメントは著者の紺屋さんがあるブロガーさんに著書を送られた時に添えられた一言だそうです。

「この20年は、改革という名の改悪に明け暮れた20年であったと存じます。改革が進めば進むほど、日本経済と国民生活が悪化するのは不思議でした。国民生活の再建を犠牲にして財政再建のみをめざす財務省、日本経済の正常化を犠牲にして金利正常化をめざす日銀、そしてそれを黙認してきた多くのマスコミと専門家に対して、ささやかな抗議を試みました」

紺屋さんはコイズミ以前はWBSにも出演するなど、森田実さんや植草一秀さんらと同様に人気経済エコノミストだったのですが、彼らと同様自らの主張にメディアからの横槍が入ってもコイズミ批判の正論を主張したために、テレビ新聞でお見かけすることはなくなってしまいましたが、まったく頷ける論説です。
コイズミ時代ってちょっと変だったよな!って思われる方はぜひご一読ください。
胸のもやもやがすっきり晴れますよ!
同時に売国奴への憎悪もめらめらと沸き立ってきますが、、、!!?

【編注】 神州の泉(高橋博彦氏)~
『平成経済20年史』(紺谷典子著)書評!! をご参照ください。


●売国政策実行のために国民にばら撒かれたウソ情報とはいったい?
   ~とりあえず思いつくまま10項目~

①円高って悪いことなの?円高悪玉説は誰のため?
円高とは日本の評価、円に対する信用が高まるからこそ起きる経済現象なのです。
メディアは「歴史的な」なんて枕詞まで付けて日本にとってマイナスであるかのイメージを強調しますが、その裏面にある円高メリットを云わなさすぎ!!
日本全体にとってはプラスの現象なのです!
困るのは輸出産業のみ!!輸出大企業の目線でしか発言しないメディア。。。

②TPPで日本は成長できるの?米国による日本収奪に過ぎないのでは?
薔薇色のイメージばかりを先行させるメディア&御用学者は、全てカネで買われた売国奴ですね。。。
参加国は日米豪の他は小国ばかりで、日本市場を米国に差し出すだけのTPPに参加してもメリットなんて、、、ほとんどありません。

③日本は救いようのない財政危機ってホントなの?
たしかに国債発行残高は大きいですが、そのほとんどは国内から調達したもので海外からの借金とは訳が違うのです!
いわば資産家の祖父が商売で苦戦の父に融資したようなもの。祖父が亡くなれば貸した金も父のものになるのです。隣人に借りた借金は返さないわけにはいけないのですが、この違い分かりますよね!!?財政危機説はウソです。
日本が財政危機だなんて他国の人々は少しも考えないばかりか、ドルよりもユーロよりも円の方が信頼できるから円高になるのです!

④どうして財政難になって国債残高が積み上がり、借金大国と言われるようになったのか?
この20年間の税目別税徴収額の推移のグラフを見れば一目瞭然です!!
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-d3b8.html
新自由主義的経済政策への転換でフラット税制化が進行し最高税率が下げられ累進率が緩和されたために、所得税はおよそ半減、法人税は約4分の1に減少。
その減少分を、強い逆進性を持つ消費税で補う結果となっているのです。
大企業と高所得者層は税負担減で、内部留保や貯蓄が増加の一途!!!史上最高水準!富が金持ちと大企業ばかりに偏り、加えて景気低迷で税収が減ったために、それを補うために国債残高が増えることは当然なのです。

⑤財源難解消のための増税の選択肢は、消費増税しかないのか?
上記④で考察したように所得税と法人税が大幅に減ったために起こった財源難ならば、まず変えたところを戻してみては!?
財務省の主張そのまま消費増税を掲げていたノダ首相でしたが、党内世論や国民の声を聞いて消費増税は無理と考えたようで、消費税ではなく所得税の時限増税案を提案してきましたね!?「何が何でも消費増税!」の姿勢からすれば多少の進歩は認めますが、復興財源を増税でまかなうという基本姿勢がそもそも間違っているのですから五十歩百歩です。
震災復興はそもそも全壊した街のインフラを「0」から作り直すのですから、建設国債発行で賄うのが理に適ったやり方だと思います。
しかしながら、その正論を邪魔するのが③で述べた「財政危機」の大ウソです!
危機でもないのに危機だ危機だと騒いで、自分たちの金を本当に必要なところにつぎ込むこともできないなんて、不幸な棄民国家としか云えないと思います。

⑥原発がないと日本の電気は足らないの?原発は安価でクリーンなエネルギーなのか?

⑦そもそも地球温暖化ってホント?またその原因が二酸化炭素ってホントなの?

⑧グローバル化する世界経済の流れは正しい流れ?それは誰が作り出そうとしているのか?

⑨少子高齢化は避けられない日本の運命なのか?子供が増えて活気ある日本を作るための提案はできないのか!?

⑩政治家の失言や政治とカネの問題は、彼らの意に沿わない政治家を退場させるためのメディアの便利なツールなのか?


①~⑩まで各項目ごとに1つの論説にできるようなテーマなので、いずれ詳細に論考したいと思います。今回はさわりだけを書くつもりでしたが長文になってきたので、⑤~⑩は項目だけの羅列としてまたの機会に綴ってみたいと思います。

メディアの大ウソや世論誘導は政治経済全般に渡っていて、それこそ日本の戦後史はメディア主導で作られてきた!といっても過言ではないかもしれません。でもその事実を知り認識することで、これからの日本の将来を少しでも良くしていくことが可能になるかもしれません。
子供たちのために今後とも微力ながら発言を続けていきます。

最後まで読んでいただきありがとうございましたm(__)m 
Caccyo313



【小沢一郎氏の支持拡大ツールです】

下記データを印刷あるいはメール送信などにて、友人・知人・ご家族などにお渡しいただき、小沢一郎氏の支持拡大にご利用ください。

小沢一郎氏の決意表明「私には夢がある」 全文
1009141 1009142

※昨年9月14日民主党代表選挙当日のものです。これを知らない国民が多いのです。
PDFファイルのダウンロードと印刷 ⇒ http://bit.ly/e8fVSx
※印刷は両面印刷でどうぞ。

検察審査会の疑惑と起訴議決について~小沢一郎の正論
(民主党倫理委員会への小沢氏の主張)
1102221 1102222
PDFファイルのダウンロードと印刷 ⇒ http://bit.ly/hBJaIo
※印刷は両面印刷でどうぞ。

 

【政治への参加は個人献金から】

これまで小沢一郎氏が主張されてきた「企業献金の廃止」を実現し、個人が政治家を支援することで国政に参加する政治を目指しませんか?
例えば、政治家小沢一郎を支援することは、「自立と共生」という理念を基盤にして「国民の生活を第一とする」国家形成に参加することです。そしてそれは、子どもたちの未来を築く第一歩であり、親として、大人として、子どもたちへの責任を果たす行為です。

小沢一郎氏への献金は、小沢一郎ウェブサイトの「政治献金のご案内」から「陸山会 入会申込書 送付依頼フォーム」に必要事項を記入し(もちろん、献金する金額も!)、送信ボタンをクリックしてください。

陸山会への寄附は、原則として月額1,000円=年額12,000円以上から(月払い、半年払い、年払いのいずれか)とされていますが、一回限りの寄付( カンパ )も、1000円以上であれば随時可能です。
寄付の額はご本人の意思でいくらでもかまいませんし、回数は、一回限りでも毎月の献金でも、或いは年払いでも、ご都合で判断してください。

※入会申し込みが多数殺到した場合、事務処理が遅延し、申し込み後に陸山会から振込先口座の案内が届くまで、時間を要する場合があります。


■必読! 民主党・小泉俊明議員による「小泉竹中売国政治の総括」

2010年(平成22年)2月9日の衆議院予算委員会での質疑から全文掲載

■必見!必読! 緊縮財政・増税論に騙されるな!消費税増税の必要はない!

   (平 成22年2月24 日 衆議院予算委 員会公聴会から)

▽二宮厚美・神戸大大学院教授
「今 こそ垂直的な所得再分配の再構築で経済復興・格差と貧困の是正・財政改革を」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

▽菊池英博・日本金融財政研究所所長
「経済のイ ロハを知っていれば考えられない旧政権によるデフレ下の緊縮財政」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

▽下地幹郎(国民新党) [消費税に関する質疑]
「旧政権では国民から徴収する消費税が、財 界のための法人税減税の財源に使われていた」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

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2011年9月15日 (木)

「国家権力を動かすのは我々マスコミだ!」ってか? 鉢呂経産大臣辞任に見る劣化したメディア~Caccyo短信110911

2週間ぶりの更新です。m(_ _)m

それにしても野田内閣、酷い組閣でしたね。理念も政治信条もビジョンもなく、経験も知識も能力もないような顔ぶれで、米国と官僚様にひれ伏し隷属するという、野田佳彦氏の意思が前面に押し出された閣僚人事でした。
副大臣や政務官には、期待した人材も抜擢されましたが、挙党体制に積極的とのポーズを取っただけですね。

就任9日で辞任することになった鉢呂氏。しかしその後任が枝野とは、あまりにも国民を馬鹿にしています。

本来ならば、まずは棺政権の総括をしなければなりません。復興も進まず困窮し健康被害もある東北の被災者を無視、東電や経産省など原子力村と二人三脚で福島と国民の生活と生命の危機を引き起こした責任も問わなければなりません。

その張本人である主犯の一人、枝野前官房長官が、鉢呂氏の後任として経産相に就いたのです。これは、脱原発とTPP反対を意思表示した鉢呂氏を排除し、後任を枝野とすることで、経産相と原子力村に対し従順な姿勢を意思表示したものですね。

「マスコミがフォローしてくれるから、どうせ国民は何も考えちゃぁいないし、怒りもしない」とでも考えてるのでしょう。

そしてマスコミは、「国家権力を動かすのは我々マスコミだ。国民は、霞ヶ関と我々マスコミの示す方向に、何も考えず、ただついてくれば良い」と言っているのです。国民は、そのこと気が付かなければなりません。

Caccyoさんが配信されたCaccyo通信110911をご紹介します。
※Caccyoさんが配信されてから数日が経過しており、状況も変化したため、本文の一部を手直ししました。


■鉢呂経産大臣辞任に見る劣化したメディア~Caccyo短信110911


「詳しくは全て官僚にお任せ」の超軽量ノダ内閣が発足しましたが、官僚の敷いたレールからはみだすと首が飛ぶよ!と脅さんばかりに、もう閣僚が一人、犠牲になりました。

ノダ新内閣発足9日目にして、新閣僚の鉢呂経産大臣が辞任しました。
昨日の朝日新聞夕刊一面のの見出しは~「放射能つけちゃうぞ」~前々日には、福島原発周辺を視察して「死のまち」と表現したことを取り上げ、大々的に批判して発言を撤回させたばかりでした。

まる一日の福島視察を終えて23時過ぎに議員宿舎に帰ってきた大臣を取り囲み、コメントを求める記者を相手にして、多少軽率な発言があったにせよ、そんな些事をことさらに大きく取り上げ、辞任に追い込んでしまうメディアの悪意を目の当たりにすると、我々がメディアに期待する「社会の木鐸」としての信頼感なぞはどこにも存在していないように思えてしまいます。

前段の「死のまち」発言にしても、街中から人っ子一人居ない光景を目にすれば誰もが思うことであり、それを被災地住民らに配慮の無い発言だと批判して発言を撤回させたメディアの姿勢に疑問を抱きませんか!??
メディアが批判すべきは、そんな大臣の発言よりも、何十万人の生活を事故以来一変させてしまった東電に対して、さらには住民の抱える生命の不安と生活への不安を解消しようとしない政府の政策に対してであるべきではないでしょうか!??

就任間もなしでメディアへの対応も慣れていない新任大臣に対し、重箱の隅をつついたような些事でつるし上げるような悪意ある報道からは、メディアが「公平公正」な立場に立っているとは、決して考えることはできません!!!

皆さんの中にもメディアの記事を読んでニュースを聞いて、「とんでもない大臣やな!!けしからん!」と感じられた方がみえるかも?ですが、それは実はメディアによってそう感じるよう!!仕向けられているに過ぎない!んだってことを反省してみてください。。。

ボクは鉢呂さんが良い大臣だとは少しも思ってはいませんが(((^^;)、
メディアが意識的に意図を持った報道をすれば、大臣の一人や二人くらい簡単に葬り去ることができるということを分かっていただきたく思います!!

参照:ブログ「日々坦々」9/10記事
鉢呂経産相「失言」報道でわかる、マスメディアがいかに必要な情報を伝えてないか!
http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-1187.html

小沢派でもない鉢呂氏を、メディアが敵視し攻撃するする理由は定かではないで
すが、原発担当の大臣として、脱原発をめざす発言をしたことが、メディアのバックに控える電力会社を含む既存権益勢力・官僚勢力の反感をかったことが作用しているのではないか!!?と推測しています。

最近の円高対応をはじめ増税問題・TPP参加問題などなど、メディアのミスリードによって、日本の「民主主義」が「衆愚政治」に変えられてしまっていると強く感じます。
国民それぞれが「良かれ」と考えて国の方向性を考えるのではなく、メディアが強く旗を振る方向が正しい道筋だと安易に信じてしまって(自ら深く考えようともしないで)促されるまま、国民の利益とは程遠いところに向かって「死の行進」を続けている!

それが21世紀の日本の政治経済状況の現状ではないか!?とボクは考えています。
間違った方向とは、「国民多数の利益を求める政治」ではなく、「既得権益保護と、強いもの勝ち」を推進し、格差拡大を是認する「資本至上主義経済に立脚する残酷な政治」を、今の日本は推進していると思えるのです。「弱者切捨て」「福祉後退」・・・
平成に入った頃からの20年余年間は、日本国民にとってそんな長い「停滞の時代」であり、そして今もその流れが続いていると思えてしかたありません!!!

09年の政権交代は、まさにその流れを変えるべく国民が意思表示をしたことによってもたらされた大変革となるはずだったのですが、、、Caccyo通信読者の皆さまにはあえて詳しく語るまでもありませんね!!?(^^ゞ

次稿以降では、「メディアの罪」「メディアのウソ」について、より具体的に記してみたいと思います。一人でも多くの方々に「メディアの歪み」に気付いていただき、覚醒に至っていただきたいと願っています。それが子供たちの未来の幸せに続くと信じて・・・。

最後まで読んでいただきありがとうございましたm(__)m
Caccyo313



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検察審査会の疑惑と起訴議決について~小沢一郎の正論
(民主党倫理委員会への小沢氏の主張)
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※印刷は両面印刷でどうぞ。

 

【政治への参加は個人献金から】

これまで小沢一郎氏が主張されてきた「企業献金の廃止」を実現し、個人が政治家を支援することで国政に参加する政治を目指しませんか?
例えば、政治家小沢一郎を支援することは、「自立と共生」という理念を基盤にして「国民の生活を第一とする」国家形成に参加することです。そしてそれは、子どもたちの未来を築く第一歩であり、親として、大人として、子どもたちへの責任を果たす行為です。

小沢一郎氏への献金は、小沢一郎ウェブサイトの「政治献金のご案内」から「陸山会 入会申込書 送付依頼フォーム」に必要事項を記入し(もちろん、献金する金額も!)、送信ボタンをクリックしてください。

陸山会への寄附は、原則として月額1,000円=年額12,000円以上から(月払い、半年払い、年払いのいずれか)とされていますが、一回限りの寄付( カンパ )も、1000円以上であれば随時可能です。
寄付の額はご本人の意思でいくらでもかまいませんし、回数は、一回限りでも毎月の献金でも、或いは年払いでも、ご都合で判断してください。

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■必読! 民主党・小泉俊明議員による「小泉竹中売国政治の総括」

2010年(平成22年)2月9日の衆議院予算委員会での質疑から全文掲載

■必見!必読! 緊縮財政・増税論に騙されるな!消費税増税の必要はない!

   (平 成22年2月24 日 衆議院予算委 員会公聴会から)

▽二宮厚美・神戸大大学院教授
「今 こそ垂直的な所得再分配の再構築で経済復興・格差と貧困の是正・財政改革を」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

▽菊池英博・日本金融財政研究所所長
「経済のイ ロハを知っていれば考えられない旧政権によるデフレ下の緊縮財政」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

▽下地幹郎(国民新党) [消費税に関する質疑]
「旧政権では国民から徴収する消費税が、財 界のための法人税減税の財源に使われていた」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

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2011年2月17日 (木)

メディアの欺瞞・世論誘導に気づいて欲しい~「親愛なる庶民の味方 つボイノリオさまへ」 ~Caccyo通信110214.

疲労のため、しばらくブログを更新できませんでしたが、そろそろまた再開できそうです。
政局は、いよいよ民主党の崩壊と前原誠司+売国対米隷属・新自由主義連合政権樹立へと、シナリオ完結に向かい大きく動き始めたように窺えますが、私たち国民は、日本の自主独立と国民主権を勝ち取るための鍵である、小沢一郎氏の復権をなんとしても実現させねばなりませんね。

さて、Caccyoさんから最新のCaccyo通信110214が配信されましたので、ご紹介します。
Caccyoさんは、これまでも検察やマスコミ各社、官邸、地元の民主党国会議員へと意見や抗議をメール投稿されてきました。今回はラジオパーソナリティに意見メールを投稿され、その全文をCaccyo通信として送ってくださいました。



<以下、Caccyo通信110214>



親愛なる庶民の味方 つボイノリオさまへ

はじめまして・・・正確には三十数年ぶりのお便りです。
いつもCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』を楽しく聞かせていただいているCaccyoと申します。
古くは岐阜放送の「ヤングスタジオ1430」時代からつボイ先生にはお世話になっておりました。
中学生だったヤンスタ時代には何度かハガキを送ったこともありましたが、大人になってからは、営業車の中や仕事場での「聞くだけリスナー」でした。

そんなボクが今回、つボイさんにお便りをしようと思ったのは、少し真面目な理由からです。
日本の民主主義を体現しているような『聞けば…』について、ボクが思ったこと・考えたことをつボイさんにお伝えし、考えていただきたく思ったからです!!!

つボイさんはネットにも明るくてみえると思いますが、今日お伝えしたいのは、日本における民主主義とメディアの関係について、メディアリテラシィとメディアによる世論誘導についてです。
相当な長文になりそうなので、以下に①~⑦までの小見出しを付けさせていただきます。

①つボイさんにお便りしようと思ったのは!?
②民主主義におけるメディアの役割~メディアリテラシィとは?
③ネット情報による覚醒・・・コイズミカイカクへの大きな疑問を感じて
④権力に寄り添うメディアの本質とは?
⑤そして090303大久保秘書逮捕に遭遇し、完全覚醒!
⑥そこで、つボイノリオ氏にも気付いていただきたく!!!
⑦最後に・・・これからも楽しい番組を楽しみにしています!!


①つボイさんにお便りしようと思ったのは!?

『聞けば…』が読者参加型の番組であることは承知しながらも、常にラジオが聞ける状況の仕事でもないので、ずっと「聞くだけリスナー」でいましたが、「これは黙っちゃおれない!」と思ったのは今月始めのことでした。
1月31日の小沢一郎氏の強制起訴という事態への読者の反応・感想がいくつも流されているのを聞いた時でした!

「何もないというなら政倫審でも証人喚問でも堂々と受けて、潔白を主張すればよいのに!?」
「小沢さんは、裏では金で政治を支配しているに違いない!!?だから起訴されたんだ!」
「よくわからないけれどダーティなイメージで私は好きではありません!」
・・・のような、小沢氏に対するネガティブイメージ溢れるコメントが数多く読まれました。しかしその後、数少ないながら小沢支持のコメントも紹介されました。
「小沢のいったい何が罪なのか?ネガティブイメージだけではないのか!!?」
きっと賛否両論届いたコメントの比率に応じて、それぞれ紹介されたことだと思います。

これが、「巨人と中日どちらを応援しますか?」とか「真央ちゃんとミキティどっちが好き?」とかいう問いかけだったならば少しも問題ではないのですが、
この小沢氏の起訴という問題について、読者の声中心に組み立てられた番組構成では、多数の声をたくさん紹介するということにならざるを得ない!!ことは十分理解できるのですが、もしもその多数の声が間違っていたとしても、その間違いを増幅させるような番組にならざるを得ない!!という点で、考え込んでしまいました。。。

番組のやり方や姿勢を非難しようとは思いませんが、
<多数決とは何ぞや?>
<民主主義とは衆愚政治に他ならないのか!!?>
と考え込まずにはいられませんでした!!!


②民主主義におけるメディアの役割~メディアリテラシィとは?

多くの国民にとって、自分の目で見て、耳で聞いて、判断できるのは住居地域の自治会かPTA!?
せいぜい市町村の議題についての事がらについてまでだと思います。国民が国政について直にに触れ、見て、聞いて、判断をくだすということはほとんどありません。
その際に、国民の目となり耳となって日本のあるべき未来・とるべき進路についてのさまざまな情報、選択肢を提示し、それらが持つ特性や利点・欠点などの情報提供を行なってくれるのが、新聞やテレビなどのメディアであると思います。
国民はメディアからの情報を基に利害善悪を考え、さまざまな意見の中から多数意見が形成され、それが『世論』となって国の進路が決められていくのではないでしょうか!!?

たとえば、世論が「消費増税やむなし!」となっていれば、増税路線を選択しやすくなり、逆に「消費増税絶対反対!」の声が世間に満ちているときは、増税を見送ろうとするでしょう!!?
いわゆる『世論』を国民の声と感じ、それに従おうとするのが民主主義の流れだと言えるでしょう!!?

しかし、その民主主義が正しく機能していくためには、『世論』が作られる基になるメディアからの情報が公平で正しいものであることが、とても大切です。
正しい情報が間違いなく伝えられ、正しい現状把握ができなければ正しい判断は下せません。

「メディアリテラシィ」という言葉は、つボイさんもご存知だとは思いますが、メディア情報の真偽を見極め
ることは至難の業ではないでしょうか!??メディアが完全に中立の立場を貫き、様々な情報を色付けなしに我々に提示してくれればよいのですが、残念ながら一定の意図を持つメディアが少なくありません!

権力が暴走して戦争に突っ走っていった太平洋戦争の過ちを繰り返さないためにも、メディアが国民の目線に立って、権力を常に監視し、国民にさまざまな情報を提供してくれる。
そんな「社会の木鐸」としての役割こそが、国民が期待する本来のメディアの役割だと思うのです。

多くの国民がメディアを信じ、NHKを朝日新聞を頼りにしてきたのです。

ボクもついこの間までは、そう信じてNHKのニュース解説を見、朝日新聞の論説で勉強していました。
メディアからの情報をしっかり咀嚼して、日本の将来を自分なりに考えようとしていました。
バブル後の経済停滞はいつまでたっても回復せず、デフレが蔓延し商売は売上減少の一途ながら、「いざなぎ越え」なる好景気も何ら実感もないまま首をかしげ、ただただデフレ下の値下げ競争ばかりの厳しさを実感してきました。


③ネット情報による覚醒・・・コイズミカイカクへの大きな疑問を感じて

「カイカク」を掲げたコイズミ内閣に対しては、「旧来の政治を大胆に変えてくれるのかも!?」と、メディアに煽られるままに期待させられ、05年の郵政選挙において抵抗勢力との烙印を押された郵政派政治家が刺客候補に敗れるさまを小気味良く感じていたことは、今から思えば恥ずかしい限りです。。。

そして熾烈な競争に曝され、勝ち組負け組論が語られる中、全てが自己責任論に帰結させられる「コイズミタケナカカイカク」に不安をいだきながら、徐々にネット情報に触れるようになって、世の中に対する見方が、だんだんと変わっていきました!

まずは、「ミラーマン」として「破廉恥漢」に貶められていた経済学者の植草一秀氏のブログ『知られざる真実』http://uekusak.cocolog-nifty.com/に出会えたことが大きな転機でした!
テレビ東京の「WBS」で親しんでいた氏の優れた経済論説に再会できた喜びとともに、「コイズミタケナカ」の経済政策に最後まで異を唱え続けた植草氏が、3回にもわたって「破廉恥漢」に陥れられるという陰謀めいた薄気味悪い権力による横暴の実態が徐々に実感できるようになってきたのです。
郵政民営化とは、日本の富を米国へ引渡そうとする「とんでもない売国政策」であることに気付くことができたのです。

さらには「コイズミタケナカ」時代を中心に「カイカク」と称された様々な政策
~医療費削減のための保険制度カイカク、
~派遣労働自由化の労働法制カイカク、
~企業会計システムの国際化を謳った会社法カイカク
~企業買収の流動化を促した商法カイカク
~金融ビッグバンといわれた金融カイカク
などなど全て書ききれませんが、平成以降に「グローバル時代に対応するため」等と称して断行された「カイカク」策のほとんどは、米国による<年次カイカク要望書>なる要求にただただ従わされていただけだったということ。
つまり「カイカク」という耳障りの良い言葉で飾られながらも、その実、<日本国民の利益>のためよりも、日本経済の弱体化と日本の優良企業の乗っ取りを企図する<米国資本の利益>のためになされたということ。
その結果、バブル崩壊以降の日本経済は20年経ってもGDPの名目値がほとんど増えないばかりか!?
08年のリーマンショック以降は500兆円を割り込むありさまで、デフレスパイラルから抜け出せないで喘いでいるのです。

新聞やテレビでは語られることのない、そんな『言論空間』が存在していることが驚きでした。
ネット上では、「2ちゃんねる」のように匿名をいいことに誹謗中傷や低レベルの罵り合いばかりがあるもの!? という、漠然とした間違った認識を持っていたことを大いに恥じ入りました。   


④権力に寄り添うメディアの本質とは?

その後はネット上のサイトで、マスコミが語らない世の中の真相についてさまざまなことを学びました。
・コイズミカイカクの売国的本質と米国による属国日本収奪、長期政権はすべからく米国の言いなり政権の実態、
・「911テロの自作自演説」=「イラク戦争」「アフガン攻撃」のウソ、その裏に存在する米国の本音!!
・日航機御巣鷹山墜落事故に隠された疑惑、ロッキード事件による田中首相失脚の陰謀説、
・インフルエンザワクチンはじめワクチンの恐怖と、ケムトレイルによるウイルス散布疑惑、
・そして教科書にさえ載っている、アポロ計画による人類の月面到着の真偽についてすら諸説があることなど、
これまで我々が、常識として受け入れてきたことへの、驚くべき疑念を知りました。

そして広告収入や権力による許認可によって成り立つという、新聞テレビなどメディアの本質を知らされ、また、「記者クラブ制度」という閉鎖的なシステムが、情報源たる権力側とメディアとの癒着を呼び込んで、メディアを単純に国民サイドに立脚点を置く「社会の木鐸」ではありえない実情について学びました。
現代の民主主義における情報媒体としてのメディアの役割の大きさを、実感させられました。
メディアが悪意を持って情報操作をすれば、国民の意識などはどのようにでも誘導できるものであり、大衆を洗脳すれば、「世論」や「民意」なんてものはどんなふうにでも作り上げることができるということ。
つまりは、民主主義は与えられる情報の質によって、権力に都合よく左右できてしまうということ。
に、気付かされたのです。
また戦後の占領期以来の米国による日本支配の実態などについて学ぶことができました。


⑤そして090303大久保秘書逮捕に遭遇し、完全覚醒!

そして極めつけは、09年3月3日の大久保秘書の突然の逮捕劇と、その後1ヶ月余にわたる異常なまでの新聞テレビでの小沢バッシングの報道でした。
その時に初めて聞いた「国策捜査」なる言葉が、まったくすんなりとボクのメディアリテラシィに反応し、検察と一体となって小沢叩き一辺倒のメディアの異常さに、狂気に満ちた「暴虐性」を感じました。
このまま小沢逮捕まで行き着くに違いないと思わせた、その事件の行く末は「大山鳴動、秘書1人逮捕」に留まり、政権交代必至の野党代表(=次期首相候補NO.1)を、秘書の微罪で辞任に追い込む政治的暴虐に間違いない!と確信したのです。

メディアが国民の立場に立脚した、「正当な社会の木鐸」であるのであれば、小沢への疑惑を騒ぎ立てる一方で、「検察の勇み足」についての報道があってしかるべき!?だと考えたのは私のみではないはずです。
しかしながらメディアは検察からのリーク情報による「小沢=ダーティな金権政治家」なる印象報道に夢中でその立場以外からの冷静なジャーナリスト精神を垣間見せることさえありませんでした。
彼らの意図する方向からの風を吹かすばかりで、「反小沢」へ世論を誘導しようとするばかりだったのです。

その後、鳩山小沢体制で劇的な政権交代を果たしたことは、選挙においても何らかの不正が行なわれるのでは!? との危惧は杞憂に終わって安堵し、政権交代を新しい日本の始まりだと喜んだものでした。。。
しかし、3ヶ月と言われた蜜月期間が終わった途端、鳩山小沢に対しての「政治とカネ」の政権バッシングが始まり、翌年1月15日には元小沢秘書の石川智裕代議士を国会開幕前日に緊急逮捕、彼を国会に送り込んだ北海道の12万余の有権者の参政権を封じる、いわば「民主主義に対する大いなる暴挙」を断行しました。
しかしながら、そんな乱暴極まりない検察勢力に対して疑問を投げかけるメディアは一切なく、反小沢一色の報道が国民の脳裏に「小沢=悪」のイメージを印象付けよう(=洗脳させよう)とするばかりでした。

このような一連の小沢潰しの検察権力と一体となったメディアの暴虐的姿勢を目の当たりにして、メディアに課せられた指令をはっきりと認識し、ボクは完全覚醒に至ることができました。
しかしながらネットからの情報を取らない方々は、小沢叩き一辺倒の新聞テレビの報道に辟易しながらも、これだけメディアが執拗に叩くのだから、よほど汚いことをしてきたに違いない! と、「小沢=限りなくクロに近い金権政治家」というイメージが多くの国民の脳裏に埋め込まれてしまったのです。
これこそがメディアによる洗脳報道による成果なのです。


⑥そこで、つボイノリオ氏にも気付いていただきたく!!!

ふだんの『聞けば・・・』から伝わるつボイさんには、庶民目線でとても親しみを持っていました。しかしながら、そのつボイさんの番組内で、国民の生活を第一に考える政治を志向する愛国政治家小沢一郎を金権政治家と断ずるような、洗脳された彼への悪印象そのままの市民の声が流されるさまに、大きな悲しみを感じ、つボイさんにもボクが経験したような、「ネットでの覚醒!」を味わっていただくキッカケにしていただけたら!? との思いがボクを突き動かし、このメールを書かせているのです。
ここまで③④⑤のボクの話をにわかに全て信じてもらうことは不可能だとは思いますが、予断を持たず、真理の前には謙虚で居られたならば、必ずや目からウロコがぼろぼろと剥がれ落ちるような経験をすることができるはず!!!? だと思わずには居られません。

小沢氏の真実に迫るには、日本の戦後の議会政治とともに生きてこられ、小沢氏の政治手法を熟知してみえる
平野貞夫氏の最新のこの論説をお勧めいたします。
http://www.asyura2.com/11/senkyo106/msg/603.htmlhttp://www.asyura2.com/11/senkyo106/msg/603.html

また、三度の暴虐的な手法により、「破廉恥漢」にでっちあげられながらも屈することなく、日本の国を思い、日本人の幸せを希求され、正義の発言を続けてみえる国士、植草一秀氏のブログはこちら!!
http://uekusak.cocolog-nifty.com/

ボクが③④⑤と覚醒に至るまで道筋を「Caccyo通信」としてメルマガ形式で綴ったものを、ブログ記事として
掲載いただいている提携ブログ『父さんの日記』もぜひご覧ください!!
http://rightaction.cocolog-nifty.com/blog/


⑦最後に・・・これからも楽しい番組を楽しみにしています!!

ここまで、長文の駄文を最後まで読んでいただいてありがとうございました。
全国紙や大手テレビ局ほどではないものの、CBCという地方メディアに属されるつボイさんに、メディアを全否定するかのようなボクの話に全面的にご同意いただくことは難しいかも!?とは思いますが、メディアが「社会の木鐸」として市民の側に立っているという呪縛のような思い込みから解き放れて考えてみると、必ずや真理に近い姿が見えてくることだと思います。

『聞けば・・・』では、つボイさんが信じるからといって、つボイさんの思想をリスナーに説くような番組作りはされないとは思いますが、本当に庶民の幸せを考えられるのであれば、番組に臨まれる姿勢に何らかの変更が考慮されないものだろうか!? とほのかな期待を抱きながら、今後を見守っていきたいと思います。
今後とも楽しい番組を作っていってください!


Caccyo(かっちょ)

<Caccyo通信110214 ここまで>


【小沢一郎氏の支持拡大ツールです】

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「1.10 国民の生活が第一!デモ」のビラ(表)

110110
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小沢一郎氏の決意表明「私には夢がある」 全文(PDF) ⇒ http://bit.ly/e8fVSx 
※昨年9月14日民主党代表選挙当日のものです。これを知らない国民が多いのです。
※印刷は両面印刷でどうぞ。

 

【小沢一郎氏への一人1,000円献金の呼びかけ】

一人一回、1,000円を
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小沢一郎氏が主張されてきた通り「企業献金を廃止し、政治家への献金は個人から」を国民の行動で示しましょう!
政治家小沢一郎を支援することは、私たちが本来あるべき生活を取り戻し、子どもたちの未来への責任を果たす行為です。

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2. 直接「陸山会」に献金

直接「陸山会」に献金する場合は、小沢一郎ウェブサイトの「政治献金のご案内」  から「陸山会 入会申込書 送付依頼フォーム」に必要事項を記入し(もちろん、献金する金額も!)、送信ボタンをクリックしてください。

陸山会への寄附は、原則として月額1,000円=年額12,000円以上から(月払い、半年払い、年払いのいずれか)とされていますが、一回限りの寄付( カンパ )も随時可能です。
もちろん一回1,000円で統一するつもりはなく、1,000円以上であれば、あなたの意思でいくらでもかまいませんし、回数も、一回限りでも毎月の献金でも、或いは年払いでも、ご都合で判断してください。

※現在陸山会には多数の入会申し込みが殺到しているそうで、事務処理も遅延しており、そのために入会申し込み後、陸山会から振込先口座の案内が届くまでには大変時間がかかっている様子です。



■必読! 民主党・小泉俊明議員による「小泉竹中売国政治の総括」

2010年(平成22年)2月9日の衆議院予算委員会での質疑から全文掲載

■必見!必読! 緊縮財政・増税論に騙されるな!消費税増税の必要はない!

   (平 成22年2月24 日 衆議院予算委 員会公聴会から)

▽二宮厚美・神戸大大学院教授
「今 こそ垂直的な所得再分配の再構築で経済復興・格差と貧困の是正・財政改革を」
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▽菊池英博・日本金融財政研究所所長
「経済のイ ロハを知っていれば考えられない旧政権によるデフレ下の緊縮財政」
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「旧政権では国民から徴収する消費税が、財 界のための法人税減税の財源に使われていた」
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2011年2月 6日 (日)

大相撲の八百長報道に消されてたまるか!名古屋で権力と既得権勢力打破の圧倒的民意を示しましょう!

本日は、愛知県知事選、名古屋市長選、そして名古屋市議会解散の賛否を問う住民投票の、トリプル選投開票日です。

自身の利権死守を目的とした延命装置でもある「世論誘導のための捏造世論調査」を事あるたびに行ってきた大手マスコミ各社ですが、1月末の情勢調査では残念ながら彼らが行ってきた情報操作の甲斐なく、河村・大村陣営に大差をつけられるという実態が鮮明となりました。

名古屋市議会のリコール問題で取った名古屋市選管の対応から、私は河村市長が出直し選挙では不正に落選させられないかと危惧していましたが、しかしその後、河村市長の改革を支持する市民の力で住民投票を実現させ、情勢調査では大差をつけリードしているとの情報に、私の懸念が杞憂に終わりそうとの期待をしているところです。

私は、名古屋市長選での敗北を阻止しようとなりふり構わぬ姿勢を見せる権力と既得権勢力に勝利するには、河村支持の圧倒的な民意を名古屋市民が示さねばならないと考えていました。
そしてその結果が事前の情勢調査に示されました。権力と既得権勢力を駆逐し、自らの力で政治を変えようとする市民の意思と行動が、名古屋の改革推進の原動力になろうとしています。
結果はまだわかりませんが、もう一息、本日この後に出る結果を待ちたいと思います。

小沢一郎氏を「強制起訴=検審むりやり起訴」としても尚権力側の劣勢は変わらず、それならばと彼らは大相撲八百長問題を引っ張り出してきましたが、これはトリプル選で示される反権力・既得権打破への圧倒的民意を隠すための目くらましです。

有権者の意識をトリプル選から外し、投票率も下げ、河村・大村陣営に開けられた差を僅かでも縮めたい。あわよくば選挙管理委員会を動員しての不正選挙で勝利したい。勝利は無理であっても惜敗に持っていきたいと、権力側の魂胆は見え透いています。

多くの市民には、そのことを十分認識された上で、みんなが繰り合わせ投票会場に足を運び、投票率を引き上げていただきたく思います。投票率を落としてはなりません。

本日の新聞各紙のWEB版では、毎日と地元の中日を除き、トップ画面どころかニュースでも社説でも、このトリプル選挙を全く取り上げていません。

投票時間はまだ十分にあります。地元有権者の皆さん、権力と既得権勢力を打破し、市民による市民のための政治を実現させましょう。
決して、権力の不正選挙に敗れることのないように。



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2011年2月 2日 (水)

石川議員も大久保元秘書も知らん?会ったことない? 証人喚問するならこの人からでしょ!? 水谷建設元会長

1億円裏金献金は事実だったのか?
「分かんないよ。知らないよ」

石川・大久保両被告に会ったのだろうか?カネを渡したのか?
「石川・大久保なんて会ったこともない・・・石川の『イ』の字も知らなかった」

大新聞・テレビは『カネを渡したことを証言』と報道したけど?
「何がどうなのか。ワケがわかんないよ」


与野党のみなさん、国会証人喚問するなら、まずこの水谷功氏(65歳・水谷建設元会長)と報道したマスコミ関係者からでしょ?

110201



<以下、2月2日付 日刊ゲンダイから転載>

小沢強制起訴 水谷建設元会長 日刊ゲンダイ本紙に激白

「裏ガネ授受」疑惑のキーマン

 小沢疑惑のカギを握る「キーマン」が日刊ゲンダイ本紙に“衝撃”告白だ。その人物とは、7日に初公判が開かれる「陸山会」をめぐる政治資金規正法違反事件で、衆院議員・石川知裕被告(37)や大久保隆規被告(49)らに「裏ガネ1億円を渡したと証言した」と報じられた水谷建設(三重県)元会長の水谷功氏(65)である。31日、「強制起訴」された小沢元代表の事件でも、核心は「水谷証言」にたどり着く。水谷会長の口から出た言葉は驚きの内容だった――。

●「(1億円裏ガネ証言は)ワケ分かりません」

「水谷建設側が04年10月と05年春の2回にわたって、小沢秘書に5000万円ずつ、計1億円を渡した。岩手の胆沢ダム関連工事を受注した謝礼だった」
 09年11月から、大新聞テレビで一斉報道が始まった「水谷建設裏ガネ疑惑」。大マスコミは「検察リーク」に乗っかり、以来、このカネが「陸山会が購入した世田谷の土地資金の原資になった」と決め付け、「小沢悪者キャンペーン」を展開してきた。検察の“ネタ元”とされたのが、水谷元会長だった。
「脱税で三重刑務所に服役していた水谷元会長に、東京地検特捜部の検事が会いに行ったのは、09年夏ごろ。当時、西松建設をめぐるダミー団体献金事件で、小沢氏の第1秘書の大久保被告を逮捕・起訴したが、検察側のシナリオ通りに裁判が進まず、困り果て、すがったのが水谷元会長だったといわれています」(司法ジャーナリスト)
「水谷証言」が本当なら、小沢は即、逮捕・起訴されていただろう。ところが、検察は1年以上、捜査したが何の証拠も見つけられず、結局は不起訴。「水谷証言」はいつの間にか雲散霧消し、大新聞テレビも報道自体を忘れてしまったかのようだ。しかし、あれだけ国民、世論を“誘導”した重大証言をこのまま闇に葬り去るのは許されない。

●「石川(議員)の『イ』の字もしりません」

 現在、刑を終えて出所した水谷元会長を直撃した。

記者「裏ガネ疑惑、証言内容は本当だったのか」

水谷氏「分かんないよ。知らないよ」

記者「04年と05年の2回、石川、大久保両被告に水谷建設がカネを渡したと報じられています」

水谷氏「石川、大久保なんて会ったこともない。石川被告の顔は報道でクローズアップされて知っているが、それまで石川のイの字も知らなかった」

記者「大新聞テレビでは、これまで、水谷氏が検事に『カネを渡したことを証言』などと報じられてきた。これは誤報ということですか」

水谷氏「何がどうなのか。ワケが分かんないよ」

記者「新聞テレビの記者は、証言の裏付け取材に来なかったのですか」

水谷氏「何人かは来たけど……。『こんな話、聞いたことがありますか』って言うから、『聞いたことぐらいはあるな』とは答えたが……」

記者「“証言”の否定会見はしないのですか」

水谷氏「どうでもエエ。私には分からん。あんた方は私のことを勝手に書いて……」

 いやはや、仰天発言ではないか。報道の中には、大久保被告と懇意だった大阪の建設会社社長が水谷会長を紹介――なんてものもあったが、水谷氏の話通りなら、これらは全部デタラメだったということか。検察が書いたシナリオに水谷氏はうなずいただけなのか。
 検察はなぜか水谷氏を証人申請していない。“主役”を抜きにして、「裏ガネ疑惑」をどう立証するつもりなのか。もういい加減にした方がいい。

<転載終了>


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下記データを印刷あるいはメール送信などにて、友人・知人・ご家族などにお渡しいただき、小沢一郎氏の支持拡大にご利用ください。

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小沢一郎氏の決意表明「私には夢がある」 全文(PDF) ⇒ http://bit.ly/e8fVSx 
※昨年9月14日民主党代表選挙当日のものです。これを知らない国民が多いのです。
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【小沢一郎氏への一人1,000円献金の呼びかけ】

一人一回、1,000円を
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小沢一郎氏が主張されてきた通り「企業献金を廃止し、政治家への献金は個人から」を国民の行動で示しましょう!
政治家小沢一郎を支援することは、私たちが本来あるべき生活を取り戻し、子どもたちの未来への責任を果たす行為です。

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1. 楽天の 「 LOVE JAPAN 」 経由での献金
2. 直接「陸山会」に献金

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■必読! 民主党・小泉俊明議員による「小泉竹中売国政治の総括」

2010年(平成22年)2月9日の衆議院予算委員会での質疑から全文掲載

■必見!必読! 緊縮財政・増税論に騙されるな!消費税増税の必要はない!

   (平 成22年2月24 日 衆議院予算委 員会公聴会から)

▽二宮厚美・神戸大大学院教授
「今 こそ垂直的な所得再分配の再構築で経済復興・格差と貧困の是正・財政改革を」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

▽菊池英博・日本金融財政研究所所長
「経済のイ ロハを知っていれば考えられない旧政権によるデフレ下の緊縮財政」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

▽下地幹郎(国民新党) [消費税に関する質疑]
「旧政権では国民から徴収する消費税が、財 界のための法人税減税の財源に使われていた」
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2010年9月25日 (土)

「今度こそ静かに、しばらく充電します。そしてまた天命が降りることがあれば・・・」(小沢一郎 2010.9.24)

昨日、第60回小沢一郎政経フォーラムに出席しました。
会場は超満員で、懇親会では隣の方の「前回(6月のダブル辞任後)よりも遙かに多い」という会話が聞こえてきました。総理大臣になった小沢氏の記念すべき第1回目の政経フォーラムに期待して申し込みされた方と、代表選の結果に居ても立ってもいられず急遽出席を決められた方と、そのような方が多数参加されたのだろう、そのように思える状況でした。

フォーラムでは最初に田中良紹氏の講演があり、続いての懇親会で小沢一郎氏が挨拶をされました。
今回、その小沢一郎氏の挨拶(要旨)と田中良紹氏の講演内容から興味深いポイントを絞り何点か、また「鳩山政権が廃止した日米規制改革委員会」 について、懇親会の場で田中氏から直接伺った話を合わせ、お伝えします。


▼懇親会での小沢一郎氏の挨拶(要旨)

年齢を増すと記憶力も衰えます。加えて、懇親会の場でメモも取っておりませんので、小沢氏の言葉を忠実に再現することはできておりませんが、ご了承下さい。

「今回の代表選は、自分が出るべきなのかを自問自答し、議員や支持者のみなさんの声をいただいて決心しました。代表選中、マスコミのあれだけの大ネガティブキャンペーンの中、半数の国会議員や、党員・サポーターの支持をいただき(結果は大差でしたが実質は6:4ほどでしたけれども)、私の政治生活の中でこれほど嬉しく感謝したことはありませんでした。今回は、皆さんに大変なご迷惑とご心配をお掛けしたことを、誠に申し訳なく思っております。」
「"静かにしていろ"と言われたけれども(笑)、結果、大変お騒がせしてしまいまして・・・ しかしこれからは、じっと静かにして、しばらく充電したく思います。そして、いずれまた、天命が降りるようであれば、その時はまた頑張らせていただきたい、そのように考えております。私心はありません。みな様へのご恩返しもままならない状況ではありますが、しばし充電期間を持ちたく思います。自分のおかれている状況で精いっぱい頑張ってまいる所存です。今後ともご支援賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。」


しばしの充電ということです。
その間、検察審査会や石川知裕議員と秘書の大久保氏(当時)・池田氏の公判も控えていますから、そちらの対応もありますし、私個人としては、自主独立・国民主権国家実現に向けた政界再編の準備に充てていただきたいと、そのように思います。

現政権下では民主的に誠実な選挙を望むことは不可能です。いかなる選挙も国民を欺き不幸にする結果を招くことは、今回の代表選を見て明らかです。ですから私は、近いうちに日本の将来を決定づける政界再編が起こることを、切望しています。


▼田中良紹氏の講演から

遠くて見えず、演題が不明だったのですが、「平成維新はこれから」といった主旨で話が組み立てられていました。メモを取り、記憶している部分を、簡潔に紹介します。

○今回の代表選で炙り出されたものが2点ある。「対米従属」と「行政権力に迎合する司法・メディアの実態」である。

 (注:筆者はこの部分を聞き落としており、2点のうち「対米従属」については、講演内容から読み取り筆者が加えたものです。)

○明治維新はまだ成し遂げられていない。政治に「理」を求め「利」を否定する風潮があるが、民主主義は「利」を求めるところにある。薩長同盟も互いに敵同士だったものが共通の「利」を求め、維新に向かったのである。
坂本龍馬が描いた維新の姿は「今再び明示され、これから成就していく」

○田中氏はTBSでの新人時代、ドキュメンタリー番組を担当し、大変多くの取材を行った。その後ニュース報道の担当を任され、その直後にロッキード事件が起きた。

司法記者クラブに配属され、そこでわかったことは、「新聞記者は全く取材をしない」ことだった。「ウラを取らない」で「権威ある人物の言葉をそのまま垂れ流すだけ」、「情報を取りたくて個別の検事に取材することは禁止され、もしも取材したことが判明すれば、そのメディアは検察への出入り禁止となる」

田中角栄元首相の逮捕当日から、なぜか全メディアの報道内容が「ロッキード事件」から「田中金脈政治」へと変わった。このロッキード事件では欧州の王族などにもカネが渡ったことが報道されたが、世界中で逮捕されたのは田中角栄ただひとりだった。このロッキード事件は、捜査終了宣言が出されていない。未だ、中締めのままである。

その後発覚したのダグラス・グラマン事件では、岸信介・福田赳夫・中曽根康弘・松野頼三といった政治家への疑惑が上がったが、誰一人として逮捕者が出なかった。

○秘書の早坂茂三氏に見込まれた田中氏はその後、「目白の自宅に引きこもる角栄氏が心配であるため、聞き役になってくれ」と依頼される。

その時に聴いた角栄の言葉から

 「日本には野党がない、それが政治の不幸だ」
 「その証拠に、社会党は選挙で過半数の候補者を立てたことがない」

野党は陰の自民党応援団なのであった。

○当時の予算委員会では、予算の話をせずにスキャンダルなどで野党が与党を追求する最初の数日をNHKが中継、その後は放送もなく、国会も開催されなかった。その間、与野党の代表が1対1で「どの法案を通し、どれを通さないか」の会合を持っていた。NHKの中継がなぜ最初の2~3日で終わるのかを何度問い合わせても、NHKからの回答は「慣例ですから」だった。

○田中氏は米国のメディアを現地で取材し、冷戦終了前後のハンガリーの議会を米国のケーブルTVで見られることに驚き、メディアの未来を感じ取った。日本でも新しいメディアを興そうと思ったが、困難であった。メディアは既得権益を守ることに全力を挙げる。新規参入などは絶対に許さない。

○冷戦時代までは、米国の敵はソ連であった。そのために欧州ではドイツ、アジアでは日本が重要な同盟国で、そこに米軍も多く配置された。日本が世界第二の経済大国になれたのは、安保にただ乗りして金儲けすることができたからである。

しかし冷戦後の米国の敵は日本になった。どうやって日本の経済力を負かすかに重点戦略が置かれた。現在は、安保を利用して米国がカネを吸い上げている。

○湾岸戦争で日本は「カネだけ出して何も貢献しない」と批判されたというが、それは国内の報道。ワシントンDCではそのような話ではなかった。

 「湾岸石油の危機は日本の危機だろう?日本はどうするのだ?」と米国
 「日本はどうしたらよいでしょう?」と日本

その間、湾岸危機対策の国会すら開かない。

ここで日本は米国に「自立しない従属国であることを認識され」馬鹿にされた。
米国は例え自国に対抗してこようとも、自立した相手国には一目置き、相応の対応をする国である。日本は自立しない従属国として扱われている。

○米国はこれまで何度も日本政府の本気度を試している。現在起きている尖閣諸島の問題でも、米国は日本の本気度、新政権の本気度を試しているだけである。


▼「鳩山政権が廃止した日米規制改革委員会」について

懇親会会場で、田中良紹氏に挨拶し「鳩山政権が廃止した日米規制改革委員会」 について質問をしました。
以下、田中氏の言葉(要旨)です。

「日米規制改革委員会廃止の事実は、官僚から直接聞きました。それまでの官僚の仕事は米国からの要望にどう対応するか、その協議の場がなくなったのだから、官僚はもう大変だったようです。官邸にも確認しましたら、"もうやらない"ということでしたから。」

ここで確認のため、以前取り上げた松井孝治氏(鳩山内閣の官房副長官)のツィッターから、「日米規制改革委員会」廃止についてコメントされた部分 を再掲しておきます。

matsuikoji
鳩山内閣としては、規制改革は最重要課題の一つと認識。ただし緩和・撤廃と強化の両面の改革が必要。内外の意見は大いにそして謙虚に聴くが、特定国の声だけに耳を傾け、格段の配慮をする立場にはない。そういうことだったと思います。それに伴い既存の協議体はリセットするべきとの方針でした。
10:37 AM Jul 18th


さて、売国対米隷属・被官僚支配の「官」(凌雲会)政府は、いつ、この「米国からの命令を受けるための会議」を復活させるのでしょうか?
やはり、年次改革要望書も名称を変えるなどして、復活するのでしょうか?



■必読! 民主党・小泉俊明議員による「小泉竹中売国政治の総括」

2010年(平成22年)2月9日の衆議院予算委員会での質疑から全文掲載

■必見!必読! 緊縮財政・増税論に騙されるな!消費税増税の必要はない!

   (平 成22年2月24 日 衆議院予算委 員会公聴会から)

▽二宮厚美・神戸大大学院教授
「今 こそ垂直的な所得再分配の再構築で経済復興・格差と貧困の是正・財政改革を」
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▽菊池英博・日本金融財政研究所所長
「経済のイ ロハを知っていれば考えられない旧政権によるデフレ下の緊縮財政」
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▽下地幹郎(国民新党) [消費税に関する質疑]
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■以下の書籍をまだお読みでない方は是非ご一読ください、お薦めします。

小林興起氏の 「主権在米経済」2006年5月刊
関岡英之氏の 「拒否できない日本」2004年4月刊  (小林興起氏はじめ”抵抗勢力”とされた議員が郵政民営化に反対する端緒となった著書)
植草一秀氏 の 「知られざる真実 -拘留地にて-」
植草一秀氏の 「売国者たちの末路(副島隆彦氏との共著)」

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2010年9月11日 (土)

小沢一郎こそ国難突破のキーマン!!「神州の泉」より~Caccyo通信100909

かっちょさんのCaccyo通信100909です。
国の行く末を決する大事な時期に「神州の泉」の高橋博彦さん が大切なメッセージを発信されています。

そのメッセージをかっちょさんが転載してくださったので、戦後GHQによる統治から現在にまで続く、日本のメディアの本質を理解していただければ嬉しいです。

高橋博彦さんとかっちょさんが紹介してくださっている江藤淳の「閉ざされた言語空間」 は、江藤が米国に滞在して幾多もの米国の公文書を検証し史実をつなぎ合わせ、戦後GHQによる日本統治の実態を暴いた書です。

GHQの検閲で言論の自由を奪われたメディア、そのメディアと連動し進められる学校教育。米国の日本人洗脳計画はメディアと教育を押さえスタートしたのです。
太平洋戦争(大東亜戦争)について、私たち日本人がメディアを通し、あるいは戦後教育で学んだ「史実」には、実は米国によって「変えられた史実」も多々あったことも理解できます。

現在行われている民主党代表選での争点の一つには、沖縄の普天間基地移設問題もあります。
8月にCIA汐留支局(電通の隣ですね)日本テレビの報道番組ZEROの録画(「島唄」の作者・宮沢和史さんが歌に込めた思い )を視聴した際、私には、この番組がひめゆり学徒隊の生存者の女性の言葉から、「日本の罪と米国の正義」という構図が強調される発言のみを取り上げ編集されたものだと思えました。

※すみません。上記ZEROの録画、本稿掲載後に再生しようとしたら「利用規約違反で削除」されたようです m(_ _)m

私が「閉ざされた言語空間」を読んでいなければ、このような疑念もなくただ純粋に感動し、そして沖縄で犯した旧日本軍の罪に対する憎悪だけを増幅させたかもしれません。
太平洋戦争(大東亜戦争)と沖縄戦の「本当の史実」を知る沖縄のみなさんには、沖縄を焦土とした米国への「旧日本軍に対するものとは別の感情」があるはずです。

メディアの本質と、史実が変えられた事実を知るために、私も江藤淳の「閉ざされた言語空間」を推薦します。


<小沢一郎こそ国難突破のキーマン!!「神州の泉」より~Caccyo通信100909>

民主党代表選挙もいよいよ大詰めです。
テレビでの両候補の討論や、街頭演説会での小沢氏への熱狂を見るにつけ、小沢氏の新代表当選は間違いない!との感触を得ていましたが、週が新しくなってちょっと様子がおかしい!?(^_^;) カタカナ教を拝する悪徳ペンタゴン勢力の強力な反攻がなされようとしているようです!!?

昨日9月8日、衆議院議員鈴木宗男さんが、悪意ある国家司法権力によって上告棄却を言い渡され、禁固2年の刑がほぼ確定しました。
時は新しい首相を決める民主党代表選の真っ只中!
売国カタカナ教勢力による、愛国漢字教勢力への弾圧がますます厳しく、さらにはあからさまに憚りもなく、強硬に行なわれようとしています!!!

ボクは、鈴木宗男氏のこの裁判記事について、「多くの読者の反応を聞いてみたい!」と、心から思いました。
なぜなら、新聞やテレビからしか社会の情報に触れることが出来ない環境にある読者の多くのみなさんには、たぶんボクのこの「嘆き」「怒り」「焦り」の気持ちを十分に理解はしていただけてないのでは!?との疑念を持っているからです。

では質問です!YES・NOでお答えください(^^♪


①なんだかんだいっても最高裁が最終の判断を下したんだから、ムネオ有罪は当然!
②小沢一郎は古き悪しき金権政治の申し子であり、次期首相にはなって欲しくない!
③小沢が親父と慕い師と仰ぐ田中角栄は、日本一の金権政治家であり悪である!


2つ以上にYESとお答えになった皆さんは、辛抱して以下の論説をお読みください!!
皆さんが「社会の木鐸」として信頼を寄せ、一定の信頼を置いておられるだろう!?「日本のメディア」の本質的なところを鋭く指摘する秀逸な論説です。

さらに文中に出てくる江藤淳の「閉ざされた言語空間」は、戦後史を読み解く上では必読の書だとボクも一押しの書籍です!下記論説を理解されましたら、是非「閉ざされた言語空間」もご一読いただけると、なぜ田中角栄氏が犯罪人にされてしまったか?理解できます。

その背景が理解できると、世の中を動かしている仕組みが理解でき、メディアがどんな使命を帯びた存在であるのか?理解できるようになり、現代社会を読み解くことが楽しくなります!!
それによってもたらされる思考や情報に対する捉え方の変わりようは、「覚醒」といっても過言ではないでしょう!

この「覚醒」を経験されれば、より多くの方が「カタカナ教」に支配された思考回路から抜け出し、真に日本の発展を願う「漢字教」の考え方に共感されるようになること請け合いです!!!
(「漢字教」「カタカナ教」は宗教ではなく、社会経済を読み解く観念的な概念を対照的に名付けただけです)

ではわが師匠と仰ぐ高橋博彦氏の論説をお読みください(^^♪

Caccyo313(^o^)丿


ブログ「神州の泉」 より
▼小沢一郎こそ国難突破のキーマン!!

民主党の代表選が火花を散らしているが、この戦いは日を追うごとにヒートアップしており、出だしはまさに誰の目にも両者の考え方が明白に見えてくる理想的な展開である。印象深いのは、菅直人首相と二人で記者会見や討論をする中で、マスコミ嫌いで有名な小沢一郎氏が実に言語明瞭に自己の考え方を披瀝している姿である。国民にも、国会議員にも、マスコミにも、小沢氏が話し下手だというイメージが定着していたが、どうして、小沢氏の力のこもった鮮明な物言いは多くの人々を驚かせている。

 本来、小沢氏は自己の思考を、有能な政治家がすべて有する前提的能力として無駄なく論理的に説明できる人物だと思う。しかし、メディアの前で、異常に寡黙で口下手なイメージが定着したのは、おそらく竹下政権時代から勃発した、マスコミとの強い確執が存在しているからだろう。彼の政治活動の中で対峙したマスコミとの経験から、マスコミの偏向性、腐蝕性を他の誰よりも強く実感し、その悪辣さを知悉する政治家が小沢一郎氏だと思う。腐ったマスコミが小沢氏の真剣な言説をありのままに報道した事例はほとんどなく、主張の重要な部分は無視されるか、歪曲されて伝えられるという不本意なことが頻発したに違いない。それが、彼のマスコミ嫌いの原体験となっていることは間違いない。

 逆に言えば、御用知識人やマスコミ全体が小沢一郎氏を毛嫌いしていて、氏が対米従属と官僚主導体制の存続を望む一派に強く敵視されていることを示す。この関係を単純に小沢対マスコミの対立と捉えるのは本質を見誤る。三宝会を筆頭にして、戦後日本のマスメディアが、小沢一郎氏の政策や考え方を敵視し、彼の考え方を国民に浸透させないように妨害していることは、実は戦後史の大枠で、奥深い理由がある。それは戦後体制の基層的骨格が、江藤淳の言ういわゆる「閉ざされた言語空間」でできあがっていて、それが今日も続いていることに由来する。

 詳しくは江藤淳の「閉ざされた言語空間」を紐解いていただきたいが、占領統治時代、日本の表現空間、言語空間は徹底的に検閲が施され、米国は日本国民の目を大東亜戦争の真相から覆い隠すことに成功した。この中で、戦争史観はアメリカの正義一辺倒に立脚し、これを逸脱するあらゆる言論表現は徹底的に封じ込められた。これが占領後も継承され、教育現場のみか国政の性格まで規定されることになった。当時の検閲目的として、表面上は治安維持となっていたが、実際は日本人の内的意識における統治パラダイムを、伝統文化から切り離し、アメリカ式の民主主義体制に無理矢理鋳造し直すことにあった。

 これが戦争贖罪(しょくざい)史観(WGIP)と呼ばれるものである。当初、かなりの抵抗があったようだが、苛烈な検閲や報道規制が敷かれ、占領軍の目にかなったことしか、表現ができなくなっていた。つまり、戦争も社会構造も、アメリカが正義であり、本来的な日本は悪であるという基本認識を日本人に植え付けることによって、日本人が再びアメリカに刃向かわないことと、戦後民主主義を受け入れてアメリカの眼鏡にかなう国家体制作りを進める方向性がもたらされた。日本人の弱体化を狙ったのである。このような出発点から戦後の言論空間は踏襲され、それは現在も続く。「閉ざされた言語空間」とは、わかりやすく言えば、言語表現上の強いタブーのことである。それは根幹にアメリカの正義を疑うことへの強い禁忌がある。この禁忌が戦争史観のみならず、政治家や官僚の基層的精神に拡張され今に至っている。この誤った基本を忠実に監視し、見守っているのが、現代マスコミである。そのために本物の愛国的知識人は日の目を見られないようになっている。

 菅直人首相と小沢一郎氏の対決は、戦後史的に見てこういう流れの中で象徴的に現象化した典型的な事例である。それは両者の政策上の基本姿勢に明確に見て取れる。マスメディアによって報道された事象の奥底を見る力(メディア・リテラシー)を殺がれている一般大衆は、文字通り鵜飼いの鵜のように陰湿に加工された報道を丸呑みにする。国家やくざが暗躍する検察とマスコミは、小沢氏に一年以上もまとわりつき、彼を「政治と金」汚染の元凶のように見立てて、ネガティブキャンペーンを繰り返している。これほど大掛かりな人権蹂躙もないだろう。小沢氏が執拗にやり玉に上げられるのは、彼の世界観、政策理念の中に、米国隷従を強く否定する要素を胚胎しているからだ。その意味で希有な政治家である。

 つまり、小沢氏の政策理念の根底には、「閉ざされた言語空間」に敢然と踏み込んでいる先鋭的な姿勢が強くある。だからこそ検察やメディアは上述したように、占領時代から引き継いだ、アメリカに関わる禁忌を死守しようとする力学を小沢氏に向けるのである。アメリカ様の意に沿わない、いかなる政治も絶対に許さないという話である。東西冷戦終結までは、米国は経済的に日本の庇護者、あるいは互恵関係を持っていた面はあるが、それ以降は経済的に日本を敵性国家と見なし、陰に日向に日本の出鼻を挫いてきた。そのうえ、近年は日本の富を収奪する構造造りに邁進し、陰険な内政干渉にいそしんでいる。その典型が郵政民営化という日本国富の略奪計画である。小沢一郎氏と鳩山由紀夫氏は国民新党の亀井静香氏を郵政・金融大臣に起用し、無防備な株式上場寸前のところで郵政民営化に待ったをかけたが、ご存じのように、菅直人首相がアメリカの圧力に押されて、郵政民営化見直し法案の審議が先送りされ、事実上の廃案に持って行かれそうである。その意味でも小沢一郎氏が総理大臣になって、この重大な見直し法案を是が非でも成立させる必要がある。

 日米同盟という美名の陰で、郵政以外でも米国は日本の金を吸い上げることに余念がない。日米両国にこの基本構図が巣くっている限り、日本国民の幸福は絶対にやってこない。本来、日本人のために使われるべき金融資産や企業利益が、国外に流れるからだ。今の日本は「働けど働けど我が暮らし楽にならざり」どころか、働く場所さえ閉ざされている状態だ。この状況で外資企業や米軍賛助費でアメリカに日本の金が移転する現状は、国民の飢渇が目前に迫っていることを示す。国民は目を覚ました方がいい。今の惨状で、国民利益を実現できる可能性を持つ政治家は、小沢一郎氏以外に見当たらない。菅政権の布陣は小泉政権と同様に亡国布陣である。

 今、求められる宰相は、アメリカに対峙して国益を死守する覚悟を持った人物だ。誰がいる?小沢一郎しかいないだろう。菅首相は円高が急速に進んでいる時に日銀総裁と電話でたった15分しか話さなかったことが非難を浴びたが、これは円高傾向を継続しようとするアメリカの顔色をうかがう愚劣きわまる姿勢である。中小零細企業が壊滅の危機に瀕している時、動かざること山の如しでは、棄民と言われても仕方がない。敢然と有効な手段を講じて手を打つべき局面に何もしない無能な宰相である。財務省の操り内閣となって、デフレの困窮時にいきなり消費税率アップを提唱、郵政民営化見直しは潰す算段、雇用、雇用とさえずりながら、何の具体策も出さない。これでは日本沈没を免れない。菅内閣は形を変えた小泉新自由主義内閣である。

小沢一郎氏には明確な国家ビジョンがある。それはアメリカ隷従からの脱却を根底においた国家体制の模索であろう。少なくとも、アメリカの桎梏を外す契機をもたらす人物として、小沢氏の力量は評価されるべきである。従って、小沢一郎氏と菅直人氏の新総裁争いは、目前の政策争いというよりも、国策の方向性を決定する争いなのである。

 もう一度言うが、小沢一郎氏が検察に付け狙われ、マスコミに悪玉扱いされるのは、彼が戦後のタブーを乗り越えて、この日本に新境地を切り開く度量と能力を持っているからにほかならない。

<Caccyo通信100909 ここまで>



■必読! 民主党・小泉俊明議員による「小泉竹中売国政治の総括」

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   (平 成22年2月24 日 衆議院予算委 員会公聴会から)

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小林興起氏の 「主権在米経済」2006年5月刊
関岡英之氏の 「拒否できない日本」2004年4月刊  (小林興起氏はじめ”抵抗勢力”とされた議員が郵政民営化に反対する端緒となった著書)
植草一秀氏 の 「知られざる真実 -拘留地にて-」
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2010年8月29日 (日)

不届き至極!小沢一郎代表選出馬を妨害するAERAの緊急アンケート

明日月曜日発売号に掲載するのでしょう、AERAが小沢一郎氏の民主党代表選出馬に関する緊急アンケート を実施しました。
内容はご覧の通り、小沢・鳩山両氏への批判的な民意を形成しようと、世論操作のための不届きな設問ばかりです。

期限は昨日28日の昼だったようです。時間的にみて回答結果が集計されるかどうかは不明ですが、私も昨夜回答しておきました。今朝ほど家内にも回答してもらったのですが、まだWEB上では受け付けているようでした。

みなさんも、回答し意見も書きこみませんか?

以下、AERAの設問と私の回答です。


■小沢一郎氏の民主党代表選出場に関するAERA緊急アンケート

8月26日、小沢一郎前民主党幹事長が、9月に予定されている民主党代表選への立候補を表明しました。今年5月末に「政治とカネ」問題により民主党幹事長職を退いてから3カ月あまりでの出馬表明は、拙速ではないかとの批判の声もでております。
そこで、以下の点についてご意見をお伺いいたします。


1 今回の小沢前幹事長の出馬に賛成ですか、反対ですか。

>賛成


2 Q1で「反対」と答えた方に質問です。その理由は何ですか。

>未選択


3 Q1で「賛成」と答えた方に質問です。「政治とカネ」問題で辞任してからまだ3カ月しか経過していませんが、そのことについてどう思われますか。
 

>そもそも幹事長を辞任する必要はなかった


4 もし投票権があるのなら、現時点では小沢前幹事長と菅首相のどちらに投票されますか。 

>小沢前幹事長


5 今回の小沢氏出馬を巡る一連の騒動を見て、民主党に対して政権獲得後に比べ、どのような印象をお持ちになりましたか。 

>印象はよくなった


6 当初「菅首相を支える」と明言していた鳩山由紀夫前首相ですが、8月26日になって小沢前幹事長支持に態度を変えました。このことについてどう思われますか。 

>納得できる


7 仮に小沢氏が代表選に勝ち首相となった場合、自民党との「大連立」をする可能性があるのではないかと言われています。自民党との大連立を支持されますか?
 

>支持しない


8 Q7で「支持する」と答えた方に質問です。その理由は何ですか? 

>未選択


9 Q7で「支持しない」と答えた方に質問です。その理由は何ですか?

>その他 [ 自民党の清和会系(対米隷属分子)は排除しますが、その他の有志は日本再建への同志として歓迎します。 ]


10 今回の小沢氏出馬のニュースを聞かれて、どう思われましたか。
 

>やっと待ち望んでいた小沢総理大臣の誕生まであと一歩です。
日本の自主独立と国民主権の確立が成就できそうで、嬉しいです。

官房機密費とCIAからの資金を貪るあなた方マスメディアは、私たち主権者から見れば、日本人としての誇りも良心も、アイデンティティも喪失した、そして自分たちの子どもや孫への責任すら放棄した、哀れな餓鬼です。

私は、小沢一郎の力で、あなた方亡国メディアを解体・再構築していただきたいとまで、切望しております。


11 菅支持から小沢支持に態度を変えた鳩山前首相について、どう思われましたか。 

鳩山さんは、あなた方メディアを使って菅さんを欺いたまでです。
100%支持します。

「官」(凌雲会)政権の発足以降、現在まで、菅さんの小沢・鳩山両氏への反逆姿勢が顕在化したことで、民主党内は菅一派(売国対米隷属・新自由主義派)と小沢・鳩山派(自主独立・国民主権派)の情報戦が続いています。そのような状況下での鳩山氏の発言だったのです。鳩山氏はあなた方メディアを信用していません。

2009マニフェストを悉く棚上げし小沢・鳩山両氏に嘯く菅さんに対し、鳩山さんは憤り、民主党政治を政権交代の原点に戻そうとの思い強く、そのために議員辞職を翻意し小沢擁立にも尽力されました。「菅支持」はたてまえであり、鳩山さんの小沢支持は全く変わらず、ぶれていません。

私たち有権者は、菅・千谷・岡田・枝野・福山・玄馬・安住・野田・蓮舫、かれら売国対米隷属分子を排除し、政界追放することを希望しております。 

<設問と回答ここまで>



■必読! 民主党・小泉俊明議員による「小泉竹中売国政治の総括」

2010年(平成22年)2月9日の衆議院予算委員会での質疑から全文掲載

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   (平 成22年2月24 日 衆議院予算委 員会公聴会から)

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2010年5月10日 (月)

「メディアとカネⅡ」日本の未来のために~Caccyo通信100510

Caccyo通信100510をお届けします。
私は先日、かっちょさんとのメールのやりとりで、下記の通りかっちょさんに送りました。

”Caccyo通信は多くのネットユーザーの心を代弁しているのではないでしょうか。いろいろと疑問や怒り、モヤモヤなどあるのですが、なかなか具体的に言葉で整理することができない。それをCaccyo通信が見事に発言してくれている。 そのように思えてなりません。”

前回の朝日新聞への意見メールも、今回掲載した中日新聞宛メールも、使えるようでしたらどうか自由に使っていただき、一人でも多くの方に行動を起こしていただきたいと思っています。

部分引用も、Caccyo通信全文も、意見メールの部分だけでも、ご自由に。
プリントアウトして手渡しや郵送、メールで配信、WEBの投書欄から投稿など、相手はメディアだけでなく、友人知人やご家族などへも。。。 一人も多くの方に旧政権とメディアの癒着を知っていただくために拡散していきたいものです。

メディアは現在、普天間問題で鳩山首相を追いつめようとしています。その次は、また小沢幹事長絡みの検察と検察審議会関連もありますし、参議院選までに何かと小沢・鳩山ダブル失脚への攻撃をしかけてくるものと思います。

今後、普天間基地の海外移設が決まっても、メディアは小沢・鳩山コンビを失脚させるためのネガティブ報道しかするつもりはないでしょう。対して自民党と旧政権に対しては、「核密約」も「政権交代前の官房機密費持ち逃げ事件」も「かんぽの宿」も「郵政民営化や後期高齢者医療制度や診療報酬・混合診療の問題や新会社法や・・・その他諸々のカイカク」も「旧政権の政治とカネ」も、その真実を報道しようなんてことは、あり得ません。

今回、官房機密費疑惑のメディア関係者氏名が列挙されていますが、私は今思いつきました。政治評論家から2名、拓殖大学の森本敏氏と白鴎大学の福岡政行氏も、ここに加えられるべき疑惑の人物であると思います。


私たち国民は主権者です。
自分の意思で選択した現政権を、鳩山首相と小沢幹事長を、守り抜きましょう。
5年、10年とかけて、駄目なところは駄目と教育しながら、国民政権を育てましょう。

そのために、せっかく勝ち取った歴史的な政権交代を無にすることなく、日本再生へのスタートを確実に切るために、鳩山首相と小沢幹事長だけに頼らず、自ら立ち上がり、日本人の心を失った売国官僚、亡国メディアたちと闘いましょう。



<「メディアとカネⅡ」日本の未来のために~Caccyo通信100510>


■メディアに正義はあるのか?
前稿「メディアとカネ」は阿修羅などネット上では多くの皆さまの共感をいただくことができました。しかしながら、メディアは機密費の支出先についての検証はおろか!?不都合なことには触れようとはせずスルーの様子!!?。。。

このような身勝手でご都合主義なメディアを、国民の利益を代表する中立的かつ良心的なものだと信じ、彼らの判断を自らのものとして社会的な事象についての判断を下してはこなかったでしょうか? より多くの国民が、メディアの善人顔の裏に潜む国民統治のための薄ら暗い意図に気付いてもらいたいです。

この官房機密費疑惑については、植草一秀氏も彼のブログで7日・8日と両日にわたって取り上げてみえます。
参照:http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/
植草氏はまた放送法の観点から「カネで言論を買う」という言論統制問題として法的な追求の可能性についても言及されています。

■メディアリテラシーの拡散を!
先日の朝日新聞に続いて、地方新聞としてメディアの魂をまだ少しは残しているのでは!?と考える中日新聞宛に送った意見メールを下記に記し、この問題が忘れ去られないようにしたいと考えます。
もし皆さんも共感していただけましたら、メールを転送したり紙に焼いて配布したり、自分にできるやり方でこの問題を追及すると同時に、したり顔のメディアのご都合主義な実情をできるだけ多くの人に知ってもらいたいと考えます。
それこそが「メディアリテラシー」の拡散に他ならないものだと思うのです。


* * * * 中日新聞への意見メール (5月9日送信) * * * *


今たび重なるメディアによる鳩山内閣批判、小沢幹事長叩きによって、鳩山政権
の支持率は20%台にまで落ち込んだ!と、各メディアでは伝えられています。
マスコミこぞっての反民主・反小沢の執拗な暴虐的報道の下では、よほど確信を持った人でなければ、メディアの勢いに相当な影響を受けてしまいます!
また毎週のように実施されている世論調査も、頻繁な調査実施への疑問だけでなく、その設問にも多分に誘導的ニュアンスが含まれていて、意図する方向へ導こうとするメディアの薄ら暗い意思を感じずにはいられません。
アメリカの支配下で戦後60余年の間、自民党が政権をほぼ独占し続けてきたために様々な澱みができてしまっているようです。

中日新聞5月1日付朝刊総合面3ページに、野中広務氏(小渕内閣時の官房長官)の談話記事「議員や評論家に500万円など配る」が共同通信からの配信記事として掲載されました。
この話はTBS「ニュース23クロス」で4月19日に初めて報じられ、特にネット上では大いに話題になり、政治評論家のみならずメディア対策として、キャスターやコメンテーターを務めるタレントや新聞社の論説委員など、多くのメディア関係者に対してマスコミ対策・世論対策として、機密費が配分されていたのではないか?という疑念が大きく沸きあがっています。

大手メディアで最初に報じられた5月1日からもうすでに一週間以上過ぎましたが、新聞やテレビでその後掘り下げて報道がなされている様子はありません!! つい先日まで「政治とカネ」問題で鳩山小沢の民主党2トップを攻撃し続けたメディアが、自らに疑いを掛けられた途端に沈黙してしまうのは解せません! いわゆる「毒饅頭なる機密費」の供与を受けていたのではないのか?という疑念が日に日に大きくなっています。

官僚に支配される日本の政治の実態を明らかにした「日本国の正体」の著者で、財政審や政府税調の委員などを歴任されて政権内部の内幕についても詳しくご存知であるだろう!?貴紙論説委員の長谷川幸洋氏に詳しくお聞きしてみたいと強く思いました。長谷川氏による、政治の官僚支配の実情はとても判りやすかったです。その流れからすれば、機密費供与でメディアを手なずける方法は十分考えうる手法だと思います。長谷川氏のご見解やいかに?
国民に真実を伝えるのがメディアの精神であり、身内の不祥事だろうが不都合だろうが、社会正義に照し合わせて「非正義」があれば、それを明らかにするのが「ジャーナリスト魂」ではないでしょうか?

ネット上では、昨年の政権交代以降、新政権に対して言いがかりの様な揚げ足取りの印象報道を繰り返していた番組やキャスター、コメンテーターなどを名指しで指弾する声が日に日に高まってきています。
社会正義を背負って「政治とカネ」問題を追求してきたはずのメディア関係者が、実は毒饅頭を喰らっていたために「メディアとカネ」問題にはスルーでは、彼らの言論に正義は認められません。それどころか「機密費というカネ」によって報道が歪められていたのなら、それは「ジャーナリストとしての死」を意味するのではないでしょうか?

権力を監視し、その暴走を見張ることを期待されていたメディアが「カネ」によって買われ、権力に迎合してその補完勢力と成り下がっていたなら、この「メディアとカネ」問題は「政治とカネ」どころではない、国民を愚弄する「メディアの大罪」だと断じざるを得ません。

私は、もしや長谷川氏のように政府関係の審議会委員を務められる方々に対しても、政府の方針に沿った意見を引き出すために、何らかの形で機密費からの金品の供与があったのでは!??との疑問すら感じてています。
どうか国民の前に真実を開示していただけることを期待しています。
本当のジャーナリスト魂を見せていただきたいものだと思います。


* * * * * * 投書引用ここまで * * * * * * *


■機密費疑惑の面々の説明責任は?
山崎行太郎さんや副島隆彦さん植草一秀さんらが、疑惑の方々の名前をブログ上で公開し、アメリカのポチ扱いされています! 彼らによって「カネ」で買われた疑惑あり!とされた方々のお名前を列記します。

・渡部恒夫
・三宅久之
・田原総一朗
・星 浩
・岸井成格
・田瀬康弘
・みのもんた
・辛坊次郎
・古館伊知郎
・岩見隆夫
・浜田幸一
・宮崎哲弥
・財部誠一
・大谷昭宏
・青山繁晴
・池上彰
・屋山太郎
・橋本五郎
・景山日出男
・爆笑問題
・北野たけし
・テリー伊藤

彼らは、国民から向けられた「メディアとカネ」疑惑に対し、自らの潔白を宣言し、疑惑を晴らすための説明責任を果たすべきだと思います!
それができなければ、筆を折りメディア界から身を引くべきではないでしょうか!!?
今後の彼らの言動には要注意!要チェックです!!

■メディアの沈黙は何を物語る?放送法に抵触!?
また植草一秀氏は彼のブログで、電波の公正公平な利用を定めた放送法に抵触するのでは!?という疑問を投げかけ、この機密費供与問題について、法的な問題が存在する可能性を指摘されています。前掲の各氏はジャーナリストとしての倫理問題だけでなく、法的な観点からの問題も指摘されているとするのならば、彼らに「説明責任」を求めるだけでなく積極的に「法的責任」を問うことも可能になるのではないでしょうか!?
有志で市民団体でも結成して検察に告発したら、即、特捜検察が捜査に乗り出して御用キャスターや偏向芸能人を逮捕起訴!?・・・なんてことは100%期待できませんが、市民の側から攻めることも全く不可能じゃないのかもしれません!!!?

野中発言が4月19日に報じられてから、すでに三週間が経過します。ネット上では、非難する声がとても高まっていますが、メディアはまったく沈黙したままで説明責任を果たそうとしているようには少しも思われません。というより、嵐が通り過ぎるのを身を潜めてじっと待っているだけのようです。

話題の主である野中氏を呼んで真相を糺そうとするメディアも見当たりません。
まるで年初の小沢叩きの時に、でっちあげ不当逮捕された石川議員が保釈された際に、メディアは誰も石川氏の話を全く聞こうともしなかったように・・・!!?
都合の悪いことには決して近寄ろうとはしないんですね!!?
無視を決め込みだんまりを続けるのみ!

■メディアの正常化は国の建て直しの最初の一歩
そんな現在のわが国の劣化したメディアの現状を、一人でも多くの人に認識して頂くことが、これからの日本の針路を誤らないための最初の一歩だと思います。
そして一人でも多くの人が今の日本の酷い現状を正しく認識することが、明るい日本の将来を考えていく上での出発点だと思うのです。

正しくない認識例:

平等な競争社会 ⇒
弱肉強食の過酷な格差社会
財政危機の日本 ⇒
統計上のトリックであり、日本人以外誰もそう思っていない
消費税は誰にも平等な税制 ⇒
低所得者ほど高負担となる逆進的な税である
日本の消費税負担率は低い ⇒
食料・医療等生活全般に課税され高負担
いざなぎ超えの戦後最長の経済成長 ⇒デフレが進んだだけで成長なんて大
ウソ!
日本は豊かな国だ ⇒平成の20年間で過去形に変化!
「豊かな国だった!!

・・・etc

現在のような情報化社会において、メディアの果たす役割は想像以上に大きいのです!メディアの歪みは国民生活の酷さに直結していると言っても決して過言ではありません!!
一人ひとりが高い意識を持って、正しい情報から正しい判断を下すことができるよう!そんな社会にできるよう!!常に心がけていきたいものです!!!


最後まで読んでいただきありがとうございました。
一人ひとりが自分で出来ることから何か始めてみましょう!
Caccyo313(^o^)丿

<Caccyo通信100510 ここまで>



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2010年5月 6日 (木)

「メディアとカネ」新聞社への意見メール~Caccyo通信100506

過日、野中広務氏が暴露した内閣官房機密費のメディア関係者への不正利用について、ネット上のニュースでは朝日新聞が野中氏の談話記事 を掲載し、続いて共同通信時事通信  も同様の記事を配信しました。 このニュースは、産経と読売も扱っています。

しかしその後数日が経過しましたが、当然の如くどのマスコミもこの問題を追求する姿勢を見せてはくれないようです。

唯一琉球新報は、野中氏が日本青年会議所沖縄地区協議会主催のフォーラム(4月23日開催)で明らかにした内容 を、朝日や共同の上記ニュースよりも早く4月28日付で報道し、その翌日29日「官房機密費 使途と支出先の公開を」 と、社説で主張しています。

ところで、”いまになってこうした話を明かす理由について、84歳の野中氏は「私ももう年。いつあの世に行くか分からんから。やっぱり国民の税金だから、改めて議論して欲しいと思った」と説明した。”と、朝日の記事にありますが、これは野中氏の本音でしょうか? 
琉球新報の社説に注目してみましょう。

 野中氏は評論家に官房機密費を配ったことについて「日本の政治のむなしさを思う」と心情を吐露している。「私にすべての責任がある」と認めた上で「新し い政権の下でも続けていくことがないように」求めた。この発言は重く受け止めたい。
 民主党は01年、一定期間後に使途公開を義務付ける法案を提出した。そして今政権の座にいる。
 鳩山首相は機密費を将来的に全面公開する方針を示したが、機密費を扱う当事者の平野博文官房長官は公開に慎重で腰が定まらない。
 時の政権の都合のいいタイミングで、いかようにも使え、第三者機関のチェックすら働かない事態は解消すべきだ。

とあります。

野中氏が官房機密費の不正利用を暴露した背景には、どうやら自民党が完全に崩壊し、今後暫くは民主党中心の政権が続くという状況がありそうです。
野中氏は「現政権が自公政権時と同様に、官房機密費をマスコミ対策や選挙対策に使うことを阻止したい」ようです。特に、野中氏が政敵として目の敵とした小沢一郎氏に「最高権力を握らせたくはない」との思いがあるのではないでしょうか。

世の要人は引退後、人生の終盤を意識するようになると、過去に自らが関与した”真実”を証すことも少なくはありません。それは「ひとりの人として自分の人生をふり返り、過去の過ちや業を懺悔し、将来迎える人生の終局を、納得し、満足して迎えたい」と、そのような心理が働くのではないかと思えます。

野中氏の「日本の政治のむなしさを思い」「私にすべての責任がある」と語る姿勢には、彼の表向きの本心を見ることができると思いますが、しかし、敢えて「新しい政権の下でも続けていくことがないように」と求めるところに、野中氏の意図するところか、それとも潜在的に彼が持つ心情からか、反政府・反小沢への意思が働いた、そこに野中氏の本音があると、私は考えます。

野中氏の動機がどうであれ、野中氏の発言を重く受け止め、官房機密費の運用と監視についての正論を書く琉球新報の姿勢を評価します。

今後の課題は、その次の調査報道ができるかどうかです。琉球新報社は「官房機密費のメディアへの不正利用」の当事者ではないが故、正論を社説に書けたのかも知れません。
琉球新報ではなく、全国紙の朝日、読売、毎日、日経が、この問題に真摯に向き合い、調査報道を行って、政治とメディアの浄化に取り組むべきですし、私たち国民は、そのことを抗議し監視すべきです。


以下この問題で、配信されたばかりのCaccyo通信100506を掲載します。

かっちょさん(今回から個人名やブログ名の敬称”様”を以前のように”さん”に戻します。)は、前回のCaccyo通信100429 に続き今回も、「亡国メディア」に対する厳しい批判を展開されています。

今回掲載した、かっちょさんから朝日新聞東京本社への抗議文は、鳩山内閣転覆と小沢一郎失脚に社運を懸ける一方、自らの不正にはフタをするという、”「国家権力を監視し、糾し、国民の幸福と国家の発展に寄与する」ことよりも「自社の発展・延命を優先する」メディアの使命感”に対する国民からの警告文であると、受け止めます。
渾身の、魂を込めたかっちょ節です。

かっちょさんのリーダーシップに共感して下さる方へのお願いです。メディアへの抗議活動を起こしませんか?
「小沢不起訴相当」の検察審査会とそれに関連する報道への抗議 と併せ、メディアへの国民の怒りをぶつけましょう!


<「メディアとカネ」新聞社への意見メール~Caccyo通信100506>

メディア各社が攻撃する鳩山首相小沢幹事長への攻撃理由は「政治とカネ」ですが、野中広務元官房長官が先月明らかにした内閣官房機密費の政治評論家への供与は、単に評論家に限らず広くメディア関係者への「マスコミ対策費」として広範に行われていた可能性が指摘されています。
テレビや新聞の論説委員、ニュース番組キャスター、ワイドショーのコメンテーターなどに幅広く供与され、旧政権勢力への翼賛的なメディア論調を生み出す要素の1つになっていたのではないかと!?

領収書も何も必要ない現金のやり取りなので、当事者以外には知る人もいなくて証拠による立証困難な事柄ですが、検察が立件できない小沢疑惑に対しても憶測報道で国民に一方的な悪印象を振りまき「説明責任」を求めたメディアのことですから、自らに向けられた疑念についても明快に説明責任を果たしていただけるものと、下記メールを朝日新聞社宛に昨日送付しました。簡単に過ちを認めるとはとても思えませんが、黙って見過ごす訳にはいきません。

メディアの歪みの原因は様々な要素があり、機密費はその中の一部に過ぎないとは思いますが、メディアが自らに向けられた疑念を堂々と振り払うことができないならば、政治家を叩く資格は無いものと思います。
読者の皆さまも、国民の声をメディアに届けてみてはいかがでしょうか!?
使える部分がありましたら、コピペフリーですのでメディア宛に抗議のメールを送ってみましょう。

新聞社は部数減に頭を悩ませている最中でしょうから、購読中の新聞があれば記名で送れば効果的だと思います。ウチは長年、朝日新聞を習慣的に購読しているので、下記メールを朝日新聞「声欄」宛てに送ってみました。
小沢鳩山に向けられた「政治とカネ」疑惑よりも、この「メディアとカネ」の疑惑の方が問題は多いのかも!?と思います。


******  5月5日朝日新聞 東京本社 編集部宛て投書メール  ******

貴紙5月1日付朝刊政治面4ページに、野中広務氏(小渕内閣時の官房長官)の談話記事「機密費『月7000万円使った』」が掲載されていました。
この記事では、官房機密費の使途として、国会や野党対策など政治家に対する支出に留まらず、政治評論家などにも配っていた旨の記述でした。

この話はTBS「ニュース23クロス」で4月19日に初めて報じられ、特にネット上では大いに話題になり、政治評論家のみならずメディア対策として、TVキャスターやコメンテーターを務めるタレントや新聞社の論説委員など、多くのメディア関係者に対してマスコミ対策・世論対策として、機密費が配分されていたのではないか?という疑念が大きく沸きあがっています。
私は30年来の貴紙購読の読者ですが、この新聞・テレビ等メディアへの機密費供与疑惑は、日本のメディア界を揺るがす大問題だ!との認識を持っています。

1日の記事以来数日経ちますが、貴紙をはじめとするマスメディアがこの疑惑についてさらに掘り下げて報じてはいないようです。このまま放置しては、読者・国民に対する『許しがたい大きな背信行為』との疑念を拭い去ることはできません。
ネット上で語られているように、官房機密費がメディア側にも配分された事実があって、報道がその影響により政府(当時の自民政権)の方向性に沿ったものに捻じ曲げられていたとするならば、それは中立的な立場から権力を監視するというメディアの使命を放棄した大問題ではないか!?と思うのです。好戦的な記事で戦争を煽った、第二次大戦時の翼賛報道そのままではないか?と思えてしまいます。

特に国民に「カイカク」との美名の下で、多くの苦しみと負担を押し付け続けた小泉政権について、メディアがこぞって礼賛していた当時を思い出す時、そんな疑念が素直に頷けてしまうのです。実態はデフレ不況でありながら、国民の実感とかけ離れた「いざなぎ越えの好景気」だと浮かれていたメディアは異常でした。
政府の方針が、国民から支持されるか?否か?は、政権運営上の重要問題であることは、誰しも否定できないところです。それゆえ「メディアへの官房機密費供与」疑惑が、まことしやかに聞こえてしまうのです。

ネット上には、御社編集委員の星浩氏やテレビ朝日の古館一郎キャスターなど具体的な名前も挙げられています。それが「全くの言いがかりである」のならば堂々と否定し反対の論陣を張るべきです。自らの潔白・中立の立場を、今一度読者に宣言されてはいかがでしょうか!?場合によっては司法の場で白黒はっきりさせることも検討されるべきかもしれません!?

報道に携わる朝日新聞社が、日本の良心を代表される言論の府としての自覚を持ってみえるのならば、この疑惑はその良心の原点を否定されたようなものです。そんな疑惑を掛けられながら、放置したままでは暗に認めているようにさえ受け取られかねません。事実30年来の読者である私でさえ疑念を持っています。どうかこの疑念を紙面で堂々と否定し、すっきりさせていただくことを希望します。

戦後長らく政権中枢にあった自民党との「癒着」「馴れ合い」「もたれ合い」が、メディアの良心・中立性が大きく歪めてしまっているのではないか?と、多くの国民が疑念を抱いているのです。それゆえ自公政権を倒して新たに政権に就いた鳩山政権に対して、大して悪質にも感じられない「政治とカネ」問題を針小棒大に騒ぎ立て、しかも新聞テレビがこぞってまったく同じ論調で鳩山首相・小沢幹事長への個人攻撃に終始している姿は、とても国民の立場からの報道には思われません。

金をもらっていた旧政権への恩義や忠誠心から、打倒新政権を画策しているのでは!?としか思えないのです。日本の言論の府たる朝日新聞が、旧政権勢力の代弁機関に成り下がっているとは思いたくありません。どうか堂々とこのような疑念・疑惑を紙面にて論破していただくことを期待しています。その上で、国民に疑念を持たれている「機密費」という秘密の金について、率先して調査解明することが、朝日新聞に課せられた国民からの課題だと思います。

常日頃から政治家に対して求めてみえる「説明責任」を、言論の府の誇りを持って自ら率先して果たし、国民に開示していただけることを朝日新聞読者として大いに期待しています。
しかしもし仮に、その疑惑が真実であったなら、機密費受領が事実であったならば、刑法的な脱税の罪ではなく、国民のメディアへの信頼を毀損したというメディア倫理に対する罪を隠そうとして身内を守るのではなく、非を認め金の受領者を排除した上で、その詳細を明らかにして読者に伝えるべきです。そして再発防止に向け率先して「メディアの倫理」をリードしていく姿勢を、国民に示していただきたく思います。

それを果たすことが出来ず、この大問題を放置したまま見過ごすような事になれば、購買数減少で厳しい経営環境といわれる新聞という伝統的なメディアが、いよいよ国民から見放され、衰退していくことに繋がってしまうのでは!?と危惧しています。

この意見メールは、特に新聞紙上に掲載を希望するものではなく、読者から編集部に対する意見として聞いていただきたく送らせてもらいました。
是非とも紙面にて朝日新聞の「説明責任」が果たされることを楽しみにしています。
またこの文面は、ネット上の私が時々投稿しているサイトにも公開する予定であることも申し述べておきます。ネット上の同志と共に行く末を見守
っています。

住所氏名記名の上、投稿。以上 

<Caccyo通信100506 ここまで>


■必見! 日本は財政危機ではない! 消費税を上げる必要もない!

二 宮厚美・神戸大大学院教授 
菊 池英博・日本金融財政研究所所長 
下 地幹郎(国民新党) [消費税に関する質疑] 

■私たち国民の声を届けよう!

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