拡散希望 ⇒「八ッ場ダム建設中止ネット署名」の呼びかけ
保坂展人氏が4月30日に「八ッ場ダム建設中止ネット署名」の呼びかけ をされていました。この件で、政権発足からこれまでの八ッ場ダムに関わる動きやニュースをまとめ、その上で「ネット署名」を呼びかけるつもりでいましたが、記事にする時間を取れないままズルズルといってしまいそうなので、お知らせのみさせていただきます。
どうか、この保坂氏のネット署名の呼びかけを拡散してください。宜しくお願いいたします。
ネット署名は「八ッ場あしたの会」 で「オンライン署名」をクリックすれば可能です。
私も家族全員で署名し、親兄弟・知人にもお願いしました。
↓↓↓ 以下、本日(5月22日)追加しました。↓↓↓
上記案内だけでは、「八ッ場ダム建設中止ネット署名」の主旨も八ッ場ダムの現状についても、ご理解いただけないと思いますので、下記の通り、保坂展人氏のブログから「八ッ
場ダム建設中止ネット署名」の呼びかけ を転載します。
ダム建設は、その地域の歴史と文化、自然環境、生態系、そして地域住民の人間関係と地域社会そのものを破壊します。加えて八ッ場ダムの場合、地滑りや土砂崩れ、高濃度ヒ素の不法投棄といった人命に関わる問題まで指摘されていますが、マスメディアはこれらを黙殺し、国交省による工事進展を後方支援しています。
普天間、口蹄疫、官房機密費のメディアとカネ、郵政、そして小沢・鳩山失脚キャンペーンと参議院選などなど、日々考えさせられる問題が溢れていますが、完璧に国交省官僚の手の内にある”軽薄・軽率・KYマエハラ君”こと売国派前原大臣の担当する八ッ場ダムも、これらと同列の、私たちが取り組むべき重要問題です。
八ッ場ダム建設を中止に追い込み、私利私欲の利権追求型ダム行政を否定することは、国民が日本人としての誇りと魂を取り戻すための闘いでもあります。
※署名の第二次〆切は2010年6月末日です。
※保坂展人氏が取り上げてこられた八ッ場ダム問題の記事は、カテゴリー「公共事業チェック」 で読むことができますので、是非アクセスしてください。
<転載開始>
普天間基地問題の影であまり語られなくなった八ッ場ダム問題だが、深刻な事態に陥っている。八ッ場ダムの工事がどんどん進んでいることだ。「コンクリートから人へ」のシンボルとなった感のある「本体事業中止」の前原大臣の方針は土台から揺さぶられている。内閣改造がもしあったら、八ッ場ダム建設再開に舵を切る危険性がないとは限らない。私が年末年始を返上して取り組んだ『ヒ素汚染問題』も、朝日新聞が報道したものの一般的には知られていない。そんな時、八ッ場あしたの会の渡辺洋子さんからメールがきた。ネット署名を始めるという呼びかけを「拡散」させてほしいとのことだ。
〔引用開始〕
八ッ場あしたの会の渡辺です。
昨年の政権交代で「八ッ場ダムの中止」方針が示されましたが、ダム推進派の反発により、八ッ場ダム事業は中止のメドが立っていません。 ダム予定地では今も全国から集まった何百台ものトラックが 山を崩し、沢を埋め立て、ダム事業の完成を目指しています。
八ッ場ダムは1都5県(東京・千葉・埼玉・茨城・栃木・群馬)の知事が推進しており、首都圏のターミナル駅で埼玉県知事、自民党県議らが推進署名を集めています。推進派は集まった署名を前原国交大臣に届け、民意が「八ッ場ダム完成」にあることを伝えるそうです。
私達は、災いをもたらし続けている八ッ場ダムの中止こそ民意であることを鳩山総理、前原大臣に伝えるため、オンライン署名を始めました。
↓
http://yamba-net.org/modules/page/index.php?content_id=1
要望事項
1.八ッ場ダム事業などを中止して下さい。
2.現地住民の生活再建を早期に実施して下さい。
この署名活動をより多くの方に伝えるために、お力添えください。
---
渡辺洋子
八ッ場あしたの会
〔引用終了〕
国交省、ヒ素汚泥を投棄 八ツ場ダム上流の素掘り処分場
朝日新聞・2010年4月22日 16時3分
国土交通省が汚染拡大を防ぐ設備のない素掘りの産業廃棄物処分場を群馬県に設置し、大量のヒ素を含む汚泥を長年投棄していることがわかった。廃棄物処理法などで汚泥の処分は遮水設備のある処理場が必要だが、許認可権を持つ群馬県が無害の「土砂に準ずる」と独自に解釈して、素掘りの処分場への投棄を認めていた。
この処分場は、国交省品木ダム水質管理事務所が、群馬県の許可を得て、同県中之条町の国有林内に2005年に設置した管理型廃棄物最終処分場「C土捨て場」(埋め立て容量32万立方メートル)。ここに運び込まれるヒ素を含んだ汚泥は強い酸性の川水を中和する事業でうまれる。中和事業は下流にある計画中の八ツ場ダムなど吾妻川の構造物を劣化から守るのが目的だ。
吾妻川の上流のpH2~3の水は、石灰液を投入してpH5~6程度まで中和される。このときに汚泥が発生して品木ダムにたまり、年3万立方メートルほどずつ浚渫(しゅんせつ)され、固化剤(セメント)を加えて処分場に投棄されている。
汚泥に含まれるヒ素は、上流の鉱山跡などから流れてきているとみられ、国交省は設置の申請時に「(川の水)1リットル中2ミリグラムのヒ素が含まれ、その8~9割を石灰投入で除去」と県に説明していた。
国交省のダム湖底の汚泥の分析では、04年時点で汚泥1キロあたり最大5.6グラムのヒ素が含まれていた。農地での土壌環境基準の370倍以上にあたる。
産廃処分場には、浸出水による汚染を防ぐための遮水シートや浸出水処理設備のある「管理型」と、それらがない「安定型」がある。安定型処分場は素掘りで建設や管理が容易で安価だが、持ち込める産廃は外部を汚染する恐れが小さい廃プラスチックなど数品目に限られる。
産廃である汚泥は管理型で処分しなければならないが、群馬県は「汚染が広がる廃棄物ではない」として「土砂に準じる扱いになる」と独自の解釈で認定。遮水シートや廃水処理施設のない処分場なのに、名目だけの「管理型」として設置を認めた。
国交省は、この処分場以前にも1989年と92年に2カ所の同様の処分場を設置した。当時は届け出制で、今の許可制のような厳しい審査はなかった。浸出水からヒ素が検出され、排水基準を超えたこともあったが、国交省はC土捨て場設置の申請書類で「浸出水に汚染物質は含まれていない」と記載していた。
環境省は「有害物質を含む産廃を『汚染の恐れなし』とどうして判断したのか関心を持っている。県から事情を聴きたい」と話している。
群馬県廃棄物政策課は「周囲に人家がなく、漏水してもいずれ品木ダムに流れ込むので問題ない。これが問題なら品木ダムの底にも遮水シートが必要になる」と主張。国交省品木ダム水質管理事務所は「県の許可を受けており問題はないと考える」としている。
東京都市大の青山貞一教授(環境政策)は「群馬県が汚泥を実質的な安定型処分場に廃棄してよいと認めるのは非常に脱法的な行為。『不法投棄』を追認しているに等しい」と指摘。福岡大の浅野直人教授(環境法)は「今回の事業者が民間業者だったら群馬県は同じ対応をしたのだろうか。民間と国とで対応が異なれば不公平であり問題だ」と話している。(松尾一郎)
〔引用終了〕
この問題で私は、2月に群馬県前橋市で報告した。その様子をビデオで編集してもらっているので紹介しておく。
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<転載終了>
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