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2011年9月15日 (木)

「国家権力を動かすのは我々マスコミだ!」ってか? 鉢呂経産大臣辞任に見る劣化したメディア~Caccyo短信110911

2週間ぶりの更新です。m(_ _)m

それにしても野田内閣、酷い組閣でしたね。理念も政治信条もビジョンもなく、経験も知識も能力もないような顔ぶれで、米国と官僚様にひれ伏し隷属するという、野田佳彦氏の意思が前面に押し出された閣僚人事でした。
副大臣や政務官には、期待した人材も抜擢されましたが、挙党体制に積極的とのポーズを取っただけですね。

就任9日で辞任することになった鉢呂氏。しかしその後任が枝野とは、あまりにも国民を馬鹿にしています。

本来ならば、まずは棺政権の総括をしなければなりません。復興も進まず困窮し健康被害もある東北の被災者を無視、東電や経産省など原子力村と二人三脚で福島と国民の生活と生命の危機を引き起こした責任も問わなければなりません。

その張本人である主犯の一人、枝野前官房長官が、鉢呂氏の後任として経産相に就いたのです。これは、脱原発とTPP反対を意思表示した鉢呂氏を排除し、後任を枝野とすることで、経産相と原子力村に対し従順な姿勢を意思表示したものですね。

「マスコミがフォローしてくれるから、どうせ国民は何も考えちゃぁいないし、怒りもしない」とでも考えてるのでしょう。

そしてマスコミは、「国家権力を動かすのは我々マスコミだ。国民は、霞ヶ関と我々マスコミの示す方向に、何も考えず、ただついてくれば良い」と言っているのです。国民は、そのこと気が付かなければなりません。

Caccyoさんが配信されたCaccyo通信110911をご紹介します。
※Caccyoさんが配信されてから数日が経過しており、状況も変化したため、本文の一部を手直ししました。


■鉢呂経産大臣辞任に見る劣化したメディア~Caccyo短信110911


「詳しくは全て官僚にお任せ」の超軽量ノダ内閣が発足しましたが、官僚の敷いたレールからはみだすと首が飛ぶよ!と脅さんばかりに、もう閣僚が一人、犠牲になりました。

ノダ新内閣発足9日目にして、新閣僚の鉢呂経産大臣が辞任しました。
昨日の朝日新聞夕刊一面のの見出しは~「放射能つけちゃうぞ」~前々日には、福島原発周辺を視察して「死のまち」と表現したことを取り上げ、大々的に批判して発言を撤回させたばかりでした。

まる一日の福島視察を終えて23時過ぎに議員宿舎に帰ってきた大臣を取り囲み、コメントを求める記者を相手にして、多少軽率な発言があったにせよ、そんな些事をことさらに大きく取り上げ、辞任に追い込んでしまうメディアの悪意を目の当たりにすると、我々がメディアに期待する「社会の木鐸」としての信頼感なぞはどこにも存在していないように思えてしまいます。

前段の「死のまち」発言にしても、街中から人っ子一人居ない光景を目にすれば誰もが思うことであり、それを被災地住民らに配慮の無い発言だと批判して発言を撤回させたメディアの姿勢に疑問を抱きませんか!??
メディアが批判すべきは、そんな大臣の発言よりも、何十万人の生活を事故以来一変させてしまった東電に対して、さらには住民の抱える生命の不安と生活への不安を解消しようとしない政府の政策に対してであるべきではないでしょうか!??

就任間もなしでメディアへの対応も慣れていない新任大臣に対し、重箱の隅をつついたような些事でつるし上げるような悪意ある報道からは、メディアが「公平公正」な立場に立っているとは、決して考えることはできません!!!

皆さんの中にもメディアの記事を読んでニュースを聞いて、「とんでもない大臣やな!!けしからん!」と感じられた方がみえるかも?ですが、それは実はメディアによってそう感じるよう!!仕向けられているに過ぎない!んだってことを反省してみてください。。。

ボクは鉢呂さんが良い大臣だとは少しも思ってはいませんが(((^^;)、
メディアが意識的に意図を持った報道をすれば、大臣の一人や二人くらい簡単に葬り去ることができるということを分かっていただきたく思います!!

参照:ブログ「日々坦々」9/10記事
鉢呂経産相「失言」報道でわかる、マスメディアがいかに必要な情報を伝えてないか!
http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-1187.html

小沢派でもない鉢呂氏を、メディアが敵視し攻撃するする理由は定かではないで
すが、原発担当の大臣として、脱原発をめざす発言をしたことが、メディアのバックに控える電力会社を含む既存権益勢力・官僚勢力の反感をかったことが作用しているのではないか!!?と推測しています。

最近の円高対応をはじめ増税問題・TPP参加問題などなど、メディアのミスリードによって、日本の「民主主義」が「衆愚政治」に変えられてしまっていると強く感じます。
国民それぞれが「良かれ」と考えて国の方向性を考えるのではなく、メディアが強く旗を振る方向が正しい道筋だと安易に信じてしまって(自ら深く考えようともしないで)促されるまま、国民の利益とは程遠いところに向かって「死の行進」を続けている!

それが21世紀の日本の政治経済状況の現状ではないか!?とボクは考えています。
間違った方向とは、「国民多数の利益を求める政治」ではなく、「既得権益保護と、強いもの勝ち」を推進し、格差拡大を是認する「資本至上主義経済に立脚する残酷な政治」を、今の日本は推進していると思えるのです。「弱者切捨て」「福祉後退」・・・
平成に入った頃からの20年余年間は、日本国民にとってそんな長い「停滞の時代」であり、そして今もその流れが続いていると思えてしかたありません!!!

09年の政権交代は、まさにその流れを変えるべく国民が意思表示をしたことによってもたらされた大変革となるはずだったのですが、、、Caccyo通信読者の皆さまにはあえて詳しく語るまでもありませんね!!?(^^ゞ

次稿以降では、「メディアの罪」「メディアのウソ」について、より具体的に記してみたいと思います。一人でも多くの方々に「メディアの歪み」に気付いていただき、覚醒に至っていただきたいと願っています。それが子供たちの未来の幸せに続くと信じて・・・。

最後まで読んでいただきありがとうございましたm(__)m
Caccyo313



【小沢一郎氏の支持拡大ツールです】

下記データを印刷あるいはメール送信などにて、友人・知人・ご家族などにお渡しいただき、小沢一郎氏の支持拡大にご利用ください。

小沢一郎氏の決意表明「私には夢がある」 全文
1009141 1009142

※昨年9月14日民主党代表選挙当日のものです。これを知らない国民が多いのです。
PDFファイルのダウンロードと印刷 ⇒ http://bit.ly/e8fVSx
※印刷は両面印刷でどうぞ。

検察審査会の疑惑と起訴議決について~小沢一郎の正論
(民主党倫理委員会への小沢氏の主張)
1102221 1102222
PDFファイルのダウンロードと印刷 ⇒ http://bit.ly/hBJaIo
※印刷は両面印刷でどうぞ。

 

【政治への参加は個人献金から】

これまで小沢一郎氏が主張されてきた「企業献金の廃止」を実現し、個人が政治家を支援することで国政に参加する政治を目指しませんか?
例えば、政治家小沢一郎を支援することは、「自立と共生」という理念を基盤にして「国民の生活を第一とする」国家形成に参加することです。そしてそれは、子どもたちの未来を築く第一歩であり、親として、大人として、子どもたちへの責任を果たす行為です。

小沢一郎氏への献金は、小沢一郎ウェブサイトの「政治献金のご案内」から「陸山会 入会申込書 送付依頼フォーム」に必要事項を記入し(もちろん、献金する金額も!)、送信ボタンをクリックしてください。

陸山会への寄附は、原則として月額1,000円=年額12,000円以上から(月払い、半年払い、年払いのいずれか)とされていますが、一回限りの寄付( カンパ )も、1000円以上であれば随時可能です。
寄付の額はご本人の意思でいくらでもかまいませんし、回数は、一回限りでも毎月の献金でも、或いは年払いでも、ご都合で判断してください。

※入会申し込みが多数殺到した場合、事務処理が遅延し、申し込み後に陸山会から振込先口座の案内が届くまで、時間を要する場合があります。


■必読! 民主党・小泉俊明議員による「小泉竹中売国政治の総括」

2010年(平成22年)2月9日の衆議院予算委員会での質疑から全文掲載

■必見!必読! 緊縮財政・増税論に騙されるな!消費税増税の必要はない!

   (平 成22年2月24 日 衆議院予算委 員会公聴会から)

▽二宮厚美・神戸大大学院教授
「今 こそ垂直的な所得再分配の再構築で経済復興・格差と貧困の是正・財政改革を」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

▽菊池英博・日本金融財政研究所所長
「経済のイ ロハを知っていれば考えられない旧政権によるデフレ下の緊縮財政」
 ⇒衆議院テレビで映像を観る   ⇒質疑の会議録を活字で読む

▽下地幹郎(国民新党) [消費税に関する質疑]
「旧政権では国民から徴収する消費税が、財 界のための法人税減税の財源に使われていた」
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