#2 原発の実態を知り、国民の命と健康、そしてこれからの日本のエネルギー政策を考える機会にしましょう。 < Caccyo短信110320 >
政府の被災地や原発・放射能汚染への、あまりに人命軽視の対応を見るにつけ、怒りとストレスが増すばかりで体調がいまひとつ良くありませんが、今日も頑張って仕事に行くしかありません。職場は本日もしっかり稼働しています。
さて、前稿に続きCaccyoさんが送ってくださったCaccyo短信です。
被爆や福島第一原発3号炉に使われているプルトニウムのこと、原発で働き被爆して亡くなった平井憲夫氏の告発についてなど、私も紹介したく思っていた情報を配信してくださいました。
配信された当日に掲載できればよかったのですが、2日も経ってしまいました。申し訳ありません。
<原発について学んでみましょうⅡ~Caccyo短信110320>
19日午後からの東京消防庁隊員の方々による命がけの奮闘の結果、福島第一原発3号炉への放水作業は、10時間以上連続して実行され、1500トン以上の海水を放水できたようです。
ひとまず緊急の危機状況は回避できたようで、ほっと一安心できました。
どんどん悪化するばかりだった放射能汚染問題に、何らかの歯止めがかかったようで、少しだけ安堵の気持ちを皆さんも感じられたことでしょう!!?
しかし、そんなメディアの論調に騙されてはいけません!放射能の漏出が少しだけ減りはしましたが、止まったわけでは全くありません!!
☆「安全な被曝などあり得ない」元 放射線医学総合研究所主任研究員 崎山比早子氏
http://ameblo.jp/kokkoippan/entry-10834910961.html
医者として放射線の恐ろしさを詳しく説いてくれています。エダノ氏やテレビに出てくる御用学者(学習院の誰々とか)の無責任な言い草、「直ちに人体に悪影響を与えるものではない」放射能は崎山先生の言われるように、遺伝子を傷付けることで、将来発ガンの可能性が高くなるという点が、一番不気味な怖さなんです。
それを、「すぐに悪影響は現れない」なんて、気休めにもならない解説を垂れ流す政府高官やメディアは、国民を愚弄しているとは思いませんか!!?
そしてこの福島原発事故において、決定的にメディアが報じない事実があります。
福島第一原発には1から4までと、少し離れて5・6の計6基の原子炉がありますが、今回爆発したり損傷が激しい1・2・3・4のうち、懸命な放水作業が行なわれた3号炉だけが、並んでいる1・2・4とは、比べものにならないくらい危険性が高かったということです!!
それは何故か?燃料棒の中身がまったく違っていたのです!
1・2・4号炉の燃料棒は、通常の濃縮ウランですが、片や3号炉の燃料棒は、核兵器の原料にもなる猛毒のプルトニウムだったのです!!!
六ヶ所村で再処理が計画され、フランスで作ってもらっていたMOX燃料ってやつです。角砂糖1つ分で日本人全滅とも、小さじ1つ分で人類滅亡ともいわれる超ど級の猛毒です。
その怖さが判っているからこそ、3号炉だけはまず止めなければならなかった。
それを知っている東京都消防庁の隊長らの覚悟と、安堵の涙はとても重いものでした。
仮にプルトニウムが飛散すれば、津波被害を大きく上回る万人単位の犠牲者が出たことでしょう!!?
しかし、一時の緊張状態こそ無くなったかもしれないけれど、まだプルトニウム飛散を封じ込めたわけではまったくありません!!!
そんな重大な危機を国民に知らせないまま、今回は一時危機を越えたものの、20キロ30キロにしか退避勧告を出さない政府の、国民軽視の姿勢は許せません。
速やかな退避を早急に呼びかけるべきではないでしょうか!!!?
☆【動画】プルトニウム~小さじ一杯~全人類致死量
http://blogs.yahoo.co.jp/isiit178/12432710.html
☆MOX燃料(毒性の最悪なプルトニウム入り)福島第一原発3号機
http://senmaya.at.webry.info/201103/article_12.html
上記にてプルトニウムの怖さを実感してみてください。
また、下記は二十年間、原子力発電所の現場で働いてきて、原発の危険性を熟知した平井憲夫さんの原発についての告発書です。ご本人は長年の被曝のため97年にガンで亡くなっています。
ガン発症後の晩年を、原発の危険性の啓発に尽くされた平井さんによるまさに命がけの訴えは、現代を生きる我々にとって必読の書だと思います。
☆原発がどんなものか知ってほしい
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html#page10
我々は手に入れた便利な生活を手放してでも、原子力の利用については見直していくことを本気で考えていかなければならないと思います。
阪神大震災は年月と共に元通りの街の賑わいが、人々の暮らしが戻ってきた!と思ったのですが、
今回の震災は、決して元通りにはならないのかも!!?
そんな風に思えてなりません、、、
Caccyoでした!
【小沢一郎氏の支持拡大ツールです】
下記データを印刷あるいはメール送信などにて、友人・知人・ご家族などにお渡しいただき、小沢一郎氏の支持拡大にご利用ください。
「1.10 国民の生活が第一!デモ」のビラ(表)
このビラをPDFファイルで ⇒ http://bit.ly/giqfwj
※表の面にあるメッセージの拡散にご協力ください。
小沢一郎氏の決意表明「私には夢がある」 全文
※昨年9月14日民主党代表選挙当日のものです。これを知らない国民が多いのです。
PDFファイルのダウンロードと印刷 ⇒ http://bit.ly/e8fVSx
※印刷は両面印刷でどうぞ。
検察審査会の疑惑と起訴議決について~小沢一郎の正論
(民主党倫理委員会への小沢氏の主張)
PDFファイルのダウンロードと印刷 ⇒ http://bit.ly/hBJaIo
※印刷は両面印刷でどうぞ。
【小沢一郎氏への一人1,000円献金の呼びかけ】
一人一回、1,000円を
小沢一郎氏に献金しませんか?
小沢一郎氏が主張されてきた通り「企業献金を廃止し、政治家への献金は個人から」を国民の行動で示しましょう!
政治家小沢一郎を支援することは、私たちが本来あるべき生活を取り戻し、子どもたちの未来への責任を果たす行為です。
小沢一郎氏への献金は陸山会を通して行い、その方法は2つあります。
1. 楽天の 「 LOVE JAPAN 」 経由での献金
2. 直接「陸山会」に献金
直接「陸山会」に献金する場合は、小沢一郎ウェブサイトの「政治献金のご案内」 から「陸山会 入会申込書 送付依頼フォーム」に必要事項を記入し(もちろん、献金する金額も!)、送信ボタンをクリックしてください。
陸山会への寄附は、原則として月額1,000円=年額12,000円以上から(月払い、半年払い、年払いのいずれか)とされていますが、一回限りの寄付( カンパ )も随時可能です。
もちろん一回1,000円で統一するつもりはなく、1,000円以上であれば、あなたの意思でいくらでもかまいませんし、回数も、一回限りでも毎月の献金でも、或いは年払いでも、ご都合で判断してください。
※入会申し込みが多数殺到した場合、事務処理が遅延し、申し込み後に陸山会から振込先口座の案内が届くまで、時間を要する場合があります。
■必読! 民主党・小泉俊明議員による「小泉竹中売国政治の総括」
2010年(平成22年)2月9日の衆議院予算委員会での質疑から全文掲載
■必見!必読! 緊縮財政・増税論に騙されるな!消費税増税の必要はない!
(平
成22年2月24
日 衆議院予算委
員会公聴会から)
▽二宮厚美・神戸大大学院教授
「今
こそ垂直的な所得再分配の再構築で経済復興・格差と貧困の是正・財政改革を」
⇒衆議院テレビで映像を観る ⇒質疑の会議録を活字で読む
▽菊池英博・日本金融財政研究所所長
「経済のイ
ロハを知っていれば考えられない旧政権によるデフレ下の緊縮財政」
⇒衆議院テレビで映像を観る ⇒質疑の会議録を活字で読む
▽下地幹郎(国民新党) [消費税に関する質疑]
「旧政権では国民から徴収する消費税が、財
界のための法人税減税の財源に使われていた」
⇒衆議院テレビで映像を観る ⇒質疑の会議録を活字で読む
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コメント
【恐れていたこと】
・政府また東京都は“ただちに”しかるべき対策を発表する必要がある。
【これまで,あまりに呑気すぎた“水”の問題】
・とうとう恐れていた問題が現実のこととなってしまった。
・放射性物質による大気汚染,そして我々の命の源である“水源”の汚染。ここまでくると,もう覚悟を決めるしかないのだろうか。
・しかしながら,本当に覚悟しないといけないのは,カン総理と東京電力だ。
◆一昨日の夜のテレビでは,『ミネラルウォーターの増産を』などといった実に呑気な“お門違い”なことを言っていたが,問題ははっきり言ってそのようなことではないのだ。
・飲料水については,ほんの一時的にはしのげるかも知れないが,と言っても東京都民は[12,000,000人]もいるのだ。到底不可能だ。煮炊きの水もミネラルウォーターでまかなえというのだろうか。大変な出費である。いったいこういった生活がいつまで続くのか,見当もつかない。
・しかしながら,こんな時に増税をというとんでもないバカが自民党にいる。そんなことなら,国会議員の歳費を半額にし,国家公務員の給与も二割カットすればよいのだ。完全に狂っている。
・トイレはまだよいが,風呂の水はどうするのか。腎臓病患者の人工透析の水は,といった問題が次々と出てくるのだ。
・カン政権は,そういった問題にまったく無策で,全て後手後手に回っている。こんなことでは,“日本丸”の舵取りを安心して任せられない。阪神淡路大震災の時の村山内閣もひどかったが,それよりも数倍も酷い。本当に劣悪だ。
◆“水”の問題が非常に重要であるという事は,既に[3.16]いくつかのブログにコメント(指摘)しておいたのだが,不思議なことにまったく反応がなかった。
【この期に及んで,ことさら不安を煽(アオ)るつもりはさらさらありませんが,みんな落ち着きすぎて何か大事なことを忘れているように思います。
・それは,今回の福島第一原発の爆発により大気中に放射能を含んだ物質が放出され,関東各地でも通常とは異なる高い数値の放射能が検出されたという。
・ということは,つまり関東に住む人々の命の源である“水源”が既に汚染されたということではないのか。
・そういった事柄がまったくふれられない。いくら屋内に避難しても,汚染された水を飲めば[体内被曝]につながるのではないか。
・政府(総理,官房長官)は,“冷静”にとか,“落ち着い”てとか,まことにノー天気としか思えないような事を言っているが,これがどうして落ち着いていられよう。
・石原“都知ジィ”も都の最高責任者として,この件について早く何らかのコメントを出す必要があろう。】
◆今急がれるのは,人々に一刻も早く,この件についてのきちんとした見解を示すことである。
・しかしながら,時期既に遅きに失した。もう,この水を飲んでしまった人々がたくさんいる。ほとんどの都民は,ここ一週間,これまで同様に水道水を利用してきたのではないか。
・という事は,既に“放射性”物質は体内に取り込まれているということだ。
・初動の判断ミスにより問題を取り返しのつかない段階にまで拡大してしまった以上,いくら弁解しても国民の信頼は得られない。
・既にこれまでの一連の経過により信頼を失ってしまった[カン仙谷・枝野政権]がいくら『安全だ,“ただちに”は健康に被害は現れない』などと言っても,国民は絶対に信用しない。
・そしてまたNHKを含むメディアも政権の[番犬]たるを忘れて,政権に尻尾を振っている現状では,番組に付き合うだけ無駄というよりも“情報”汚染されるだけである。こんなメディアに高い金を払う必要はない。
・“放射性”物質による二次災害だけは何としても避けなければならない。
・現状は一昨年民主党が掲げた『国民の生活が第一』でなく,『東京電力が第一』になってしまっており,完全に国民に敵対している。
・国民は[天災,人災(菅災),政災]にどう向き合えばよいのだろうか。
・ここは“カン政権”にはすみやかにというよりも,“ただちに”お引き取り願って,亀井静香また小沢一郎を首班とする“救国内閣”を立ち上げなければ,今回の災害の罹災者また国民は絶対に救われない。
投稿: 怒髪天の隠居 | 2011年3月25日 (金) 04時47分
初めまして、通りすがりですがコメントさせて下さい。原発で検索したら出てきた記事です。
この記事を読むと東電(全国の電力会社もですが)が嘘ばかりなのではないか?と思いましたので。
エル・ムンド[EL MUNDO:スペインの新聞 ]2003.6.8
調査報告/原子力発電所における秘密
日本の原発奴隷
http://www.jca.apc.org/mihama/rosai/elmundo030608.htm
20年間原子力発電所の現場で働いてた人のHP
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html?c2=3729399542
投稿: 通りすがり | 2011年3月22日 (火) 20時39分