ヤマダ電機が元日営業を取りやめることの意味
ヤマダ電機が来年から元日営業を取りやめるそうです。
人材確保のためにワークライフバランスに配慮することが目的で、最大100億円の減収も予測されるような記事がでてました。これを機に流通業界あげて、元日といわず三が日の営業取りやめの動きにまで発展して欲しいものですね。
もうずっと以前から、日本の正月が正月らしくなくなっていることに、違和感を抱き、有形無形の日本文化が消失していくことに危機感を抱いておりました。
ヤマダ電機には、是非、三が日の営業取りやめまで進めていただきたいものです。そして他の流通各社も一緒に、大義はワークライフバランスでも人材確保でもなんでもよいので、正月三が日の営業取りやめを業界の方針として決めて欲しいです。
もともと談合好きな日本人ですから、これくらいのことを決めるのは容易なことでしょう。
100億円の損失だなんて、机上の計算に過ぎません。
私は、小売業が正月の営業を休んでも年末と初売りの販売が増大し、結果的に売上は変わらないか、逆に上がるのではないか、と直感的に感じました。
消費者も従業員も、みんなが親族一同集まっての正月を迎えられるよう、そして、凧あげ、こま、羽子板と、昔ながらの遊びが復活するよう、期待します。
年末に家族が集い、おせちの準備や買い出しにみんなで手伝い、そして新年を迎える、日本人の心を取り戻す良い機会ではないでしょうか。
いまは日本中どこに行っても、同じような風景、建物、そしてコンビニやショッピングセンターばかりです。その土地の風情や情緒を感じる場面が本当に少なくなりました。商店街が廃れると、そこにあった地域ぐるみの人間関係も廃れます。 (と、すみません、脱線して大店法の方向に向かいそうになっちゃいました)
日本人が日本人としてのアイデンティティを取り戻すために、まずは是非、正月の全面休業から。。。
私が首相なら、国の方針として関係業界に通達しちゃうんですが。。。
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